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クリアした感想ですが、

 

難  し  か  っ  た

 

 発売日に手に入れて約2ヶ月かけてクリアしたんですけど、ところどころどうしたよいか分からず頭を抱えたマップが少なからず・・・
序盤は命中率に悩まされ、中盤は経験値の少なさに悩まされ、終盤は敵の固さに悩まされました。なに、ギガースナイトって。

同時ターン制のSRPGは初めてでしたが、これは結構性に合っていたようです。楽しかった。難しいのが楽しかった。

こんなに面白かったゲームは久しぶりかもしれません。

 

以下、クリアした人向け。

 

 でも、このゲームでお金使ってもなぜか使った気にならないんですよね・・・

ご存知のとおり、13章以降はナルヴィアに戻ってこられないので買い溜めするんですけどね、このゲームお金使った気にならない。なぜ?

馬は死んでないと買い換えられないので買わなかったんですけど、

ミスリスソード、カリスソード、アポロの弓、シルフボウ、リガ駿馬、各種+の矢、ミスリルの矢、雷神の矢、ミスリルアクス・・・・

在庫尽きるまで買いました。お金も尽きましたね。
でも、これまでの鬱憤を晴らすかのごとく湯水の如くお金使ったんですけど、なんか買った気がしませんでした。

槍を売ったのがいけなかったんでしょうか。もしかして戦死したラレンティアの呪い?ちっ、しつこい女だ・・・

それともトラ7で帝国経費を使い込んだ挙句武器をリーフ軍に買ってくるたびに没収されて、仕舞には殺されたフリージ兵の呪いでしょうか。

 なんにしても、お金のやりくりは大変でした。貧乏リーフ軍に負けません。寧ろ奴らよりやばかった。

馬は盗まれ、上からの給与もなく、待ち望むのはシノン本国からの義妹(ヒロイン)からの仕送りのみとは・・・

真面目に破産を考えた時も有りました。だって仕送りが現物の時があったんですもん。金くれよ、リネット。

 リネットといえば、賛否両論ヒロインですね。この世のゲームにお金と手紙でプレイヤーを支えるヒロインがいた事にびっくりですが、

それはそれで・・・と思います。戦闘画面の生脚が眩しいよ、リネット。ミニスカだよ、リースの視線釘付け作戦か?

ていうか、最初からリースパパがリースの嫁さんとしてリネットを保護すれば賛否両論なんて事にはならんかったでしょうに。

シェンナの強制結婚命令だってさ、ロミジュリっぽくすれば全然違ったのに・・・。

まぁ、TSの頃から義妹が萌えDNAのゲームですからね、そこら辺はいいってことにしておきましょう。

 

 リネットのことで言及しましたが、シナリオは(特にメインシナリオ)はちょっとイマイチでした。

ユニットごとの個別シナリオはとてもよかったんですけどね。なんかこう・・・もっとガンガン攻め込みたかったと言うか。

これは今まで迎撃→攻め込むというお約束を経験してきたからでしょうか。

守り一辺倒は好かんとです。そりゃ、リースは田舎モノの若輩リーダーだけどさ。リアルすぎてつまらんというか。

 個人的には、リネット救出後にベルナードと一緒にバレムタインまで攻め込みたかった!

これまで上に押さえつけられて戦ってきたリースへのサプライズが足りません。ラスボス弱いし。

次回作があるなら、次こそガンガン行かせて欲しいですね。

歴史の表舞台で活躍するリースが見たかった。この一言に尽きます。

 

 

 

戦闘面で一番活躍した人は誰でしたか?

うちの軍ではディアンとアーサーの捨て身コンビとシルウィスとシロックの射待コンビでした。

え、ダウドやラレンティア、それにフェイはどうしたかって?あ、イストバル?

彼らの処遇は

     ダウド→4章出撃任務にて同盟軍死亡にて仲間にならず

     ラレンティア→12章出撃任務にて増援の石弓兵のリピターを喰らい昇天

     フェイ→非力さのあまりに終盤は使い物にならず(ヴリトラを装備したにも拘らずカオスにダメージ2・・・)

     イストバル→育てるのが面倒な為、イベントをこなした後は放置(パスカンはシルウィスへプレゼント)

このようになりました。勿体無いって?いいんです、クリアできれば・・・

え、ラレンティア?リセットしろ?いなくても何とかなるもんですよ。彼女、普段は出撃してなかったし。

 最多殺人大賞には、ディアンが輝きました。一人だけ3桁の154勝を挙げてました。殺しすぎだ。

次点でペルスヴェルの77、3位はシルウィスの76で、みんなよく殺したものです。

主人公最強説も有りますが、うちのリース君は箱入りで最終レベル25の癖に本体はロードグラムでした。

ロードグラムがないと何も出来ない。攻撃は当たらないし、連続は出ないし、避けないし。

主人公最弱伝説はこうして語り継がれていくのですね・・・(嘘

そんな彼も、ヒロインを従えてロードグラムの必殺でヤーカーラムを元気に倒しました。めでたしめでたし。

 それにしても、今回の戦闘システムはいいですね。何といってもスキルシステムがいい!

メインシナリオがダメな分(ひどい言い草だ)、戦闘には力が入っていて好きです。

お気に入りのスキルは射待、強弓、捨て身、手加減でした。待ち伏せも好きなんですけど、アデルがなぁ・・・。

今回は槍が軒並み使えなくてちょっとショックでした。槍って命中いいはずなのに。使い手も槍自体もダメダメだ・・

それどころか、まさか斧が一躍全軍のエースに輝くとは思いもよりませんでした。

弓は前回のTSレニーから続いて復権しましたね。本当に嬉しいことです。

剣は使い手次第と言ったところでしょうか。フェイは前述のとおり使い物になりませんでしたが・・・。

 

 

 

 難易度が高く、世間様からは叩かれがちな作品とは思います。まぁね。そりゃね。
でもよい作品でした。少なくともこれだけ燃えた作品は久方ぶりに触れました。アンサガ以来です。

 

ま、人様にはお勧めできないんですけどね(笑)。