〜アルミ缶レポート〜
◆◆レポート アルミ缶が野宿者の生活費になります◆◆

◇みたかボラセンでアルミ缶を集めてます◇
年末より、みたかボランティアセンター（ボラセン）が、アルミ缶や銅線を集めて生活している野宿者のために、 アルミ缶の集積所になってくれました。みなさんにボラセン入り口のスロープの下にあるカゴにアルミ缶／アルミ 鍋などのアルミを入れていただき、野宿者が回収して生活費にする仕組みです。ボラセンの１月号通信でも周知し ていただきました。
　１月２４日（木）、Tさんの初めて回収に、私も同行させてもらいました。計ってみると全部で４.８Kg。アルミ は１Kg＝８０円で引き取ってもらえるので、４００円弱になりました。缶は１Kg＝約６０個で、この日はだいたい ３００個弱ありました。「スチール缶がたくさん混じっていたら大変かも」と思っていたのですが、わずかに２個 ほどしかなく、「缶を入れて下さったみなさんがちゃ〜んと分別して下さったんだなあ」ととてもうれしかったです。

◇アルミ缶がお金にかわるまで◇
　２４日は、Tさんがアルミをお金に換えるまでの作業に、私も参加させてもらいました。 Tさんは、アルミ缶やアルミ製品をゴミ袋に詰め、だんだんたまっていくゴミ袋を台車に乗せながら、 集めて歩き続けます。雪が凍っている道も多いし、歩道が細い道は通れないし、 台車を積んで歩き続けるのは大変そうに見えました。　集めたアルミは、引き取ってくれる業者に 渡す前に、別の袋に入れ替えながらスチール缶やペットボトルが混じっていないかを しっかりチェックします。以前、間違ってスチール缶を混入したまま業者に渡してしまったことが あって、引き取ってもらえなくなりそうになったからです。私も作業してみると、 いろんな飲み物の缶があって、見分けるのはなかなかややこしいのです。そして、 科学的理由は私にはわからないものの、「酒とブラックコーヒーはアルミ缶が多い」という 法則をみつけました。分別したアルミを入れた袋を業者に持って行き、重さを量ってお金になります。 この日は、２０００円弱になりました。　作業風景を、写真にも撮りました。 みなさんが寄付して下さったアルミがどんな風にお金になるのか、いずれ詳しくレポートします。　 これからご協力いただけるみなさん、アルミ缶には必ず三角のリサイクルマークが 印刷されていますので、よろしくお願いしますね！　それから、アルミ缶じゃなくても、 アルミ鍋とかアルミならなんでも大丈夫です。

◇アルミ缶を集めくれているお店があります◇
アルミ缶を提供して下さっているお店をご紹介します。 ２４日も、Tさんにたくさんのアルミ缶を提供して下さりました。
三鷹駅北口からすぐ。ぜひ、行ってみてください！

◆カレーレストラン　「草の実」◆
油をいっさい使わないヘルシーなカレーは毎日食べても飽きないと地元の客に大評判。 20種類以上の香辛料を絶妙なバランスでブレンドした香ばしい薫りも魅力だ。 夏期限定のタコライスやドライカレー、冬期限定シチューなどカレーが苦手な人でも楽しめる メニューも用意されている。野菜ミックス、ほうれん草 などのトッピングメニューは 全17種類（200円〜）。大きな窓からの陽光で優しい雰囲気の店内。 音楽好きのオーナーが主催するミニコンサートが2ヶ月（偶数月）に一度行われ、 店内で30人程の少人数でしっとりと素敵な音楽を楽しめる。

• チキンカレー800円
• ひよこ豆カレー（ライスは玄米を使用）750円
• ビーフカレー900円
• 定食（18:00〜21:30）850円