CMC ルガー・マーク1

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CMC が52年規制後の昭和53年(1978年) に発売した力の入ったモデルである。
以下の3タイプが発売された。写真は6インチとブルバレルだ。

ブルバレルとは、射撃競技用に重い銃身を備えたモデルのこと。ブルタイプはあとから製品に加わった。

4 3/4 インチ・モデル\8,000
6 7/8 インチ・モデル\8,500
5 1/2 インチ・ブルバレル

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なんとも中途半端な銃身長のようだが、向こうのスケールは1/2、1/4、1/8といった分け方をするので 7/8 インチなんて当たり前なのだ。フットボールも第1クォーター、ハーフタイムなどという区切りだ。 写真のスケールは上側が8等分に区切られたインチ用で下がセンチである。米国から購入した。

12インチで1フィート。これは12進法だ。アメリカ人の頭の中は計り知れない。10進法しか知らない私には 理解できない。


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反対側はこうなっている。実銃のルガーは、登場時ガスパイプを切断して作ったような安物と言われたそうだが 現在では安価で信頼されていると思う。ちなみにRuger とは、設計者のビル・ルガーさんの名前で ドイツのLuger とは全然関係ない。資金協力のスタームさんとスターム・ルガー社を起こした。

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徹底的に実物を模した造り。CMC のマニア向けのこだわりが見える。もともと独自の機構でもモデルガンを開発していた会社だが 実物志向を強める事で生き残りを図ったものと思われる。この発想は、MGC の対極にある。

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私が以前持っていた物は、分解プレート部分が割れてしまった。強度のない亜鉛合金だから仕方が無い。
実物志向を強めるとよく壊れるという矛盾を生じる。これは、どのモデルガンにも言える。
したがってMGC のように実物無視した造りでも「遊べるモデルガン」を供給するという強い意味合いがあった。 (オトナになった今だからそう思える)

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刻印もバッチリ。このルガー拳銃は、昔ハワイで商店街の中で撃ったことがある。22口径なので 反動なんて無きに等しいが、面白かった。観光客にはおなじみの銃だろう。

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よく南部拳銃を参考にしているといわれる。 並べてみると確かに雰囲気は似ている。

左から世界初の軍用自動拳銃 Luger、そのスタイルを参考にしたであろう南部式小型拳銃、そしてRuger マーク1。


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似ているはずだ。ビル・ルガー氏は、起業する前に22口径のベビー南部モデルを自作している。
南部式小型拳銃に惚れて作った物だろう。このイメージが頭にあったことはルガー・マーク1のデザインに 強く影響していると思われる。

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CMC純正の木製グリップを装着している写真を頂きました。有難うございます。
指乗せの盛り上がりが強烈で実銃をよく模しています。でも、すこしズレているようですが・・。


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このページに登場する本は、R・L・ウィルソン氏の「RUGER & HIS GUN」。amazonなどで購入できる。

おまけ

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