米沢有為会・会誌 アーカイブス

明治22年の有為会創設時の会則第4条では、「今回雑誌欄ヲ分チテ論説・雑録・奇書・批評・小説・文苑及会報ノ七トス」とうたったように、会誌は米沢有為会において会員の情報共有・啓発・創発手段として、重要な役割を担っています。現在は、年1回の刊行ですが、戦前は月刊で会員は活発に執筆しておりました(下掲No.4参照)。
ここでは、過去の会誌から、興味深い記事などを掲載、順次拡充してゆきます。
PDF形式で掲載します。目次は「しおり」機能でご覧下さい。

No タイトル(著者) 掲載年 解説
米沢有為会 百年の歩み
(松野良寅)
1989年 明治維新からの米沢出身者や上杉家の東京進出や「米沢教育会」発足など、有為会創設以前の歴史から掘り起し、明治22年の伊東忠太ら同郷学生による有為会創設、その後の育英事業などの展開、そして戦後の活動再開・展開を、多くの資料で綴る大作・米沢有為会100年史。当時の米沢市史編集委員会委員長・松野先生(略歴はNo.3記事の末尾参照)の力作。
創立100周年記念号アルバム(戦後の本部・支部写真集) 1989年 創立100年記念号でのアルバムを掲載。昭和30年代以降の本部・支部の催しや興譲館寮風景が満載。
PDF文書をA4横で表示・閲覧下さい。
回顧・米沢有為会の110年
(松野良寅)
1999年 No.1同様、松野先生による、米沢有為会活動の源流やDNA、我妻榮記念館創設など百年史以後の歴史にふれる。
米沢有為会 会誌考
(新野昌生)
1999年 明治22年有為会創設以来の会誌の歴史をたどる。戦火を免れた会誌は、米沢市史編纂にも寄与した
続・米沢有為会 会誌考
(新野昌生)
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2004年 前回での「誰が会誌が戦火から免れるよう指示したのか」などの疑問・謎が明らかになる
赤穂事件の考察
(上杉虎雄)
2003年 「米沢としては、上野介は善玉・悪玉のどっちだったかは、大変に重要な問題なのである。果たして真相は如何に----」
米沢藩の解剖事跡
(近 厚)
1999年 米沢藩は全国的にも早くから人体解剖は取り組んだ先進地であった