2006.8 青梅線・鶴見線オフ会

こころのたびさん、yujitさんとともにオフ会を企画し出かけてきました。この写真は私の出発点となる吉川駅に入線する武蔵野線府中本町行普通列車です。最終的な集合は「むさしの奥多摩号」の始発駅大宮と言うことになっていましたが、すでにこころのたびさんとyujitさんは武蔵野線のこの列車に乗車されていたので、実質的なスタート地点はこの吉川ということになりました。ここから南浦和まで乗車し、京浜東北線に乗り換えて大宮に向かいます。
快速むさしの奥多摩号のサボです。見た感じまだ作られたばかりのようですね。
御嶽に停車中の「むさしの奥多摩号」です。ヘッドマークまで作られていてずいぶん力を入れている感じです。車両は小山車両センターの115系です。
今度は正面の写真です。編成長を失念してしまったのですが、パンタが1丁しか見えないので4連のような気がします。
この写真では種別幕が「快速」になっていますが、この直前まで「臨時」になっていました。どちらでも正解なんですけどね(^^;
1982年5月の御嶽駅の風景です。上の写真と比較しても屋根の構造が現在と当時で同じなのがわかります。車両は103系4連で方向幕は101系から流用されたような感じですね。
手動方向幕、JRマークのない前面、ATS−Bの車上子・・・何もかもが懐かしい気がします。
御嶽駅を出発する豊田電車区H14基本編成6連の回送電車で、ホリデー快速の引き上げだと思われます。
長年中央快速線の主として君臨してきた201系ですが、233系への置き換えでいよいよ終焉を迎える状況になってきました。101系の後を継ぐべく「省エネ電車」として華々しくデビューし、「初物の西局」を印象付けた車両ですが、1979年に試作車が誕生、1981年から量産されましたが、約四半世紀の活躍に幕が降ろされようとしています。武蔵野線でも活躍した形式ですが、もうじき103系同様、西日本に行かないと見られない形式になってしまいそうです。
青梅・五日市線用の201系4連です。種別幕がない分、原形に近い感じがします。そろそろ青梅・五日市線用の233系も登場するようで、豊田電車区(豊田車セ)からオレンジバーミリオンのモノトーン車両の姿が見られなくなってしまいますね。
快速むさしの奥多摩号はこの列車の交換を待って発車します。
快速むさしの奥多摩号の車窓から撮影した景色です。とても東京都内にいるなんて信じられない風景ですよね。
奥多摩駅に到着し、一旦回送列車で拝島まで引き上げます。
1982年当時は車が止まっているスペースすべてにレールが引かれていました。石灰石輸送の貨物が廃止され、すべてレールを外してしまったようです。
奥多摩駅構内は急曲線にあるため、見ての通り車両とホームの隙間が大きく空いてしまいます。この場合だと車両中央の扉はかなり空いているためちょっと乗り降りするのが怖いですね。
「現在」の奥多摩駅駅舎とホームの様子です。
1982年に撮影された奥多摩駅の様子です。当時は1番線に停車していた車両を駅ロータリーから見ることができました。
停車している車両はモハ103−1です。
奥多摩駅1番線に停車中の201系「四季彩」編成4連です。オフ会一行はこの奥多摩で日帰り温泉を楽しんで奥多摩駅に戻り、この車両で青梅まで戻り、武蔵五日市を目指します。
1982年の奥多摩駅の様子です。停車中の列車の左側は豊田電車区(当時)の103系(クモハ103)4連、右側が武蔵小金井電車区の101系(基本編成)6連で、特別快速おくたまのヘッドマークが付いています。
1982年の写真です。まだ当時はED16牽引の貨物列車も多く残っていました。101系にED16・・・ホント懐かしいです。
これも1982年の写真で、八高線が電化される前の様子です。キハ35とキハ40の3連ですが、電化後は209系、103系4連となり、現在では209系と205系で運転されています。
武蔵五日市を経て立川に戻ってきました。中央快速用のH編成10連ですが、青梅線内で折り返し運用に充当されているようです。
この後は中央快速線、湘南新宿ライン、京浜東北線を乗りつぎ鶴見を目指します。
鶴見線鶴見駅です。鶴見線はこの鶴見を起点に3つの終点が存在するので、乗り潰すにはちょっと面倒くさいですね。
まだ103系が使用されていた時は行先ごとに方向幕のバックの色が変えられていましたが、205系ではLED表示機なってしまったため、海芝浦は緑、その他はオレンジと言う文字の色で判別できるようにしています。
工場地帯を走り抜け、海芝浦近くになると海のそばを走ります。見えているのは鶴見つばさ橋です。
鶴見線に充当された車両はすべてモハとサハから先頭車化改造された車両です。そのため、このように今まで存在しなかったクモハが誕生しています。
この車は種車の形式・車号がこのように読み取れますが、秋田総合車両センター等で改造された車両は種車の形式・車号の跡がきれいに消されているため、現車を見ただけではわからなくなってしまっています。なんでそんな手間をかけたのか・・・そのクセ、車側灯の部分は帯切れしているんですよね。手間をかけるところが違っているんじゃないかと思うのですがねぇ。
海芝浦駅ホームの様子です。ホントに海の真横にあります。四国の下灘駅のキャッチフレーズは「海にいちばん近い駅」なんですけど、これにはかないませんね(^^;
しかし悲しいかな、一般人はこの駅の改札口を出ることができません。改札を一歩出ると私有地であるため出られないのです。ですのでホリデーパスや18きっぷのようなフリーキップを持たない人は注意が必要ですね。
こちらは次の「終点駅」扇町駅の駅舎です。ずいぶんちっちゃな駅舎ですが、鶴見線は鶴見駅以外全て無人駅扱いとなっています。そのため、鶴見駅の京浜東北線との通路には中間ラッチが設けられています。
でも駅にバラのアーチが造られているなんてシャレていますねぇ。
扇町駅ホームの様子です。ここもそうですが、鶴見線の鶴見を除く終着駅はすべて1面1線で交換はできません。
すごいです。JR東日本、JR貨物の連名で管理されているカメです(爆)。「カメ用日よけ」と書かれていますが、こうでもしないと間違えて処分されてしまうんですかね(^^;
しかし、このカメの絵が笑いを誘いますねぇ。
どうもこのねこちゃんは扇町駅の「主」のようです。最近(2007年8月)発行された鉄道誌の写真にも写っていましたが、今でも元気そうですね。こんど、「扇町駅長」と書いた首輪でもプレゼントしたらどうでしょう?
最後の終着駅大川を目指して大川支線の分岐駅安善で撮影した大川行です。その昔は大川支線へは鶴見からの直通運転は無く、武蔵白石と大川の1駅間の区間運転でした。まさか大川駅に3連の列車が運転されるなんて当時は想像できなかったですね。
大川駅の駅舎です。もちろん、ここも無人駅です。
大川駅の駅名標です。となりの駅名が「あんぜん」になっているので、これは1996年に作成されたものです。しかし、JRになってから市町村名の入った駅名標が作られたのはめずらしいような気がします。
1981年当時の大川支線に充当されていたクモハ12です。こちら側は乗務員室が増設された側ですね。
大川駅に停車中のクモハ12です。こちらは種車のクモハ11(31)時代からあった乗務員室の側です。
武蔵白石駅に停車中のクモハ12です。ごらんの通りの急曲線に設けられたホームで、17m車でも裾がいっぱいな状態(魚腹台枠のせいもある?)なのでとても20m車を投入できる状態ではありませんでした。しかしすごい車ですね・・・車体はリベットだらけで、床下を見るとATS−Sの車上子は双方向用共に並べて設置され、ATS−Bの車上子はかなりごっついフレームに装着されています。注目はサボで、この時期は通常、黄色のサボが使用されていましたが、何故かこの時はそれより以前に使用されていたサボが使われていました。
後期は本線で単行運転に用いられたりしましたが戦前の車両故に老朽化が進み、1996年に退き、このホームが取り壊されて鶴見から安善で分岐するように運行形態が変わり、103系3連で運転されるようになりました。その後クモハ12(2両)は東京総合車両センターに転属し、うち1両が今でも車籍を有しています。
こちらは現在の南武支線浜川崎駅です。ここは以前から2両編成で運転されていましたが、現在ではモハ205・204改造のクモハ205+204で運転されています。
モハ205改造のクモハ205−1001です。種車は武蔵野線M1編成の総武線時代の同僚、モハ205−279です。
1981年の南武支線クハ16です。後ろにある道路も現在と当時とでは変わっていないんですねぇ。
こちらは現在のクモハ204−1001です。
1981年のクモハ11です。鶴見線のクモハ12の1・2エンドと造りは同じです・・・と言うか、クモハ12はクモハ11(モハ31)から改造されているから当然と言えば当然なのですが・・・。
浜川崎駅を発車するクハ16+クモハ11の2連尻手行です。
現在の浜川崎駅に飾られている絵です。近隣の学校で作成されたものでしょうか。旧型国電が恐竜の時代から飛び立っているのが面白いですね。となりには101系バージョンの絵も飾られていました。
1981年の尻手駅に入線する101系6連です。南武線は支線もそうですが、本線も冷房改造車など101系が比較的最後まで残っていた線区でした。元モハ90(101系試作車)の編成も南武線で最期を迎えており、バリエーションにも富んでいました。

Last update 2007.9.17


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