スマトラオオヒラタ飼育記録2007

 2007年種親紹介

 

「むし」ショップ ティタヌスさんより、スマトラオオヒラタ アチェ産F3(CBF1)
体長の割りになかなかのバランス(顎が太くて短め)と店長おすすめでした。
サイズ:♂:85mm(内歯幅:10.5mm・頭幅:30.5mm・前胸幅:31.9mm) ♀:46mm(同腹)

サンジ…!の昆虫広場さんより、
有名な極太血統で、今回アウトブリードを試みるため♀単品 
極太軍曹/A−LineF4 ♀:46.3mm

この1♂2♀の2系統で極太逆三角を目指しブリード開始します。

   幼虫データ(2008)  幼虫データ(2007)

 3月27日 ♂計測 内歯幅11.2

  

おしりも収まったようなので、気になるサイズを計測しました。

体長84mm、内歯幅11.2mm(左)11.0mm(右)、顎基6.8mm
頭幅30.3m、胸幅32mm

途中、暴れて縮んでしまったのがすごく悔やまれますが、
このサイズにして、この顎の太さはかなりイケてると思います。

親を少し上回る太さにバージョンアップ!!
期待通りの極太短歯!!

次世代では、もう少し数を採ってやってみましょう。

 3月17日 ♂羽化

 

露天掘りにしたまま、放置していましたが、
ここ数日どんどん顎、頭と黒くなり 、足もだいぶ黒くなってきて

ついに!羽化!!

 

 3月8日 ♂蛹

 

蛹化から1ヶ月経過、露天掘りにしました。

それなりのいい感じかな?

 

 09年2月5日 ♂蛹化

 

期待の♂幼虫ですが、
その後暴れだし1/7に再度、菌糸交換
41gにダイエット成功・・・

気付くと蛹化してました。
さらに縮んだか・・・

少数精鋭のつもりでしたが、玉砕・・・
少数過ぎましたね^^;

次世代に期待!!

 12月2日 ♀羽化

 

ちょっと早い気もしますが無事に羽化。
小さめですが、いちおう完品でしょう。

先日の51gの♂幼虫は、
1400pp内で変化なし。

 

 11月14日 ♀蛹化

2本目に菌糸瓶への交換後、
下まで潜っていかずに上のほうで
グダグダしていた♀幼虫は、
見てみると すでに蛹化していました。

羽化不全を防ぐため、オアシスに避難させました。

 

 

 11月12日 暴れてしまいました。

 

前回交換時、2Lの瓶に入れたのですが、
1ヵ月半経過し、少しおかしな動きを見せた後
一気に暴れだしました。

こうなると手が付けられない・・・
あっという間に菌糸はグダグダ、

手持ちの菌糸瓶は1400ppしかないので
対応に戸惑うも、交換をすることにしました。

掘り出してみると51g!

あれだけ、暴れといてこの大きさ・・・
悔やまれます・・・

 

少数精鋭といいつつ、このありさま・・・
あわてて3Lボトル作成用菌糸ブロックと注文しました。

 9月21日 2本目へ菌糸交換


5頭しか採れなかった幼虫の菌糸瓶を交換しました。

初令で投入し、2ヵ月半経過していますが、
2本まったく食痕が見えず・・・
掘り進むも、何もなし・・・
結果3頭となってしまいました・・・

1頭は間違いなく♂42gと大きく育っています。
1頭は♀、幼虫Eの16gは♀斑がしっかりと確認できました。

そしてもう1頭、幼虫Dは18gなんだか♂のような感じ・・・


はっきりと分かりませんでしたが、
少数精鋭 1ペアとして大事に飼育していきます。

 

 7月2日 幼虫回収
 

産卵セットを組んだまま、ほぼ1ヶ月放置状態でした。
ケース底を覗くと、幼虫2頭を発見!

採れすぎ厳禁ですので、早速ケースをひっくり返し幼虫回収してみると
結果は初令幼虫5頭、ちょっと産み渋られてしまいました。

それでも、スペース的に限界が近いのでこれで累代できればいいかな?
即、菌糸瓶に 投入、また2ヵ月後。

 

 6月3日 産卵セット

 

普通に5日ほど同居させ、無事ペアリングを終えましたので、産卵セットに投入しました。

あまりいっぱい採れても困るので、小ケースに使い古しの余り物のマットで、格安コストセットです。

10頭ぐらい採れれば十分でしょう。

 3月19日 84mmまあまあ?いいかも?

 

出揃ったようなので、一番大きいのを計測しました。

全長84mm、頭幅29.1mm、胸幅31,2mm
内歯幅右10.6mm、左10.8mm

頭幅がもう少し欲しい感じですが、
顎は期待した太めな短歯タイプが出てきました。

今期は途中で数頭落としたり、
サイズにかなりばらつきが出てしまいました。

羽化までのサイクルがオオクワに比べ早いようなので、
ひと工夫すれば、という気がしています。

♂種親がいまだ健在で、去年早期羽化した♀47mmとそろそろペアリングできそうので、
これで今期もう一度チャレンジしてみようと思います。

 

 2月18日 続々と羽化しています。

 


先日羽化しているのを確認した81mm

大きさ、太さ共にいまいちですが、
まぁとりあえず次につながりました。

大きくするには、あと何が必要なのだろうか?
前蛹でかな?
溶けてしまった♂が2頭、 原因は何だっただろうか?

早期羽化した♀が春にはブリード出来そうなので、
そいつで、もう一度チャレンジします。

 

 

これに続いて2♂の羽化しているの掘り出しました。

途中までの計量時は同体重だったのですが、
菌糸瓶で飼育した個体とマット飼育に変更した個体とで差が出ました。

 

 11月18日 1♂蛹化


オオヒラタの飼育は初なので、ちょっと勝手が分からないところがあり、戸惑いながらやっています。

1♂が蛹化しました。
2本目への菌糸瓶交換の後、 しばらくして蛹室を作ってしまいそのまま蛹化しちゃいました。
初令投入から、5ヶ月半というところですから、早熟なのかな?

こいつ大きさは期待できませんが、とりあえず顎の様子が見れたのでまあいいかな?
内歯下がりの先端まで太い顎いい感じです。

もう1♂蛹室を作っているのと、 まだまだ幼虫というのがいくつかいて、、、
今年は猛暑の影響も受けているので、ベストなオオヒラタ飼育方法?
ちょっと判断しづらく、まだまだ分からないことばかりです。

 10月25日 早期羽化♀



1頭早期羽化してしまった♀を掘り出してみました。
割り出しから4ヶ月半 で羽化してしまいましたが、サイズは48mm!
親♀より大きく、太いのが出てきました。

♂幼虫のほうは期待ほど体重が乗ってきていませんが、
見た感じまだまだ成長しそうな雰囲気ですので今後に期待 しておきます。

 

 10月1日 菌糸か?マットか?

 

今期は、1本目550と650ccの菌糸瓶で飼育し2ヶ月から2ヵ月半で2本目に交換しています。
現在2本目は ♀は800ccの菌糸瓶又はマット飼育 、
♂は1400ccの菌糸瓶で飼育しています。

改めていろいろネットで調べてみるといくつか 気になる記述が見つかりました。
2本目から3000ccの瓶で成長途中での菌糸交換をしないほうがいいという記述、
また、ある程度成長したタイミングでマット飼育にすることで
そのまま早期に蛹化し大きな成虫に、なんてのも、、、

1本目に投入するタイミング、季節、1本目の瓶の大きさ、飼育環境などにより、
変わる部分もいろいろとあるのでしょうが、
今期この後は、喰い上がりの早い♂を3本目にG3000 に、
2本目を低温でうまく 引っ張れたのを最後マット飼育にて飼育してみようと思います。
うまく予定通りにいけばいいのですが、、、

 

喰いの早い♂1頭の菌糸を交換しました。
さすがの太さG3000、幼虫の大きさを全然感じさせない太さです。

 

 

 

 

 

先日再セットした♀がひっくり返っているのを見つけ、
回収しましたが、なんだか軽くて2箇所の符節が取れてしまっていました。

産卵セットもなんだか期待薄、、、

 

 9月19日 3本目用G3000



オオヒラタ♂3本目用にガラスの3000ccの太い瓶を注文しました。
これは、か〜な〜り、太い!
でぶ1500と比べてもこの太さ、 直径16cmあります。
菌床も注文しましたが、うまく詰められるかな?

喰いの早いのが1頭、2本目の1400ppでは狭そうな感じです。
早めに仕込んで落ち着いた瓶で3本目で
羽化までいければいいのですが、、、
もう1本か?


 8月29日 菌糸瓶2本目へ 



喰いのいい瓶から順に交換していますが、今年の猛暑の被害がここにも出ていました。2頭ほど黒くなって★になっています。
パラワンの幼虫も3頭★に、、、
今年は、温度管理の重要性について思い知らされましたね。
許容範囲を超えて、ちょっと増やしすぎたのもいけなかった、、、

それでも、すっぽり空いたスペースに少し追加しようと、
極太軍曹♀にもう一度産卵セットに入ってもらいました。

 

 6月22日 ティタヌス♀46mmのセットの割り出し

 

♀を産卵セットに入れてから、1ヶ月ちょっと経過しました。
採れ過ぎてもあとで困るので 割り出してみることにしました 。

結果は、初令5頭と卵が1個マットには産まず材から全部出てきました。
マット産みを期待して小さな材しか入れていなかったのでこんな少ない結果に、、、
(来期はちゃんと材をセットした方がいいですね。)
今期飼育スペースをすでにオーバー気味ですので、この種はこれで良しとします。

 

 6月5日 軍曹♀セット割り出し


月末、棚卸し、その他いろいろと人の出入りがあり忙しくて放置していました極太軍曹♀の産卵セットの割り出しをしました。
結果は初令幼虫11頭と卵が6個と自己飼育分としましては十分な数が採れました。
(雌雄の比率は?ですが、、、)
マットから初令8頭卵4個、材から 初令3頭卵2個という内訳でした。
(割り出した感想は、ちょっと材が硬すぎだったですね。)

もう1セットの方も材を齧っているようなので大丈夫かな?

 

 5月28日 極太軍曹♀セットは?

 

ケースの底に見えてた卵が孵っています。
幼虫の姿が3頭確認できました。
今週は、忙しくて何も出来ないでしょう、来週割り出しできるか?

 

 5月12日 もう1♀も産卵セットに

 

無事にペアリングも1週間経過し、♀を取り出し産卵セットに入れました。
♂の顎を固定したプラスチックを外してあげました。
約2週間、不自由だったかもしれませんが、もうしないと思うから許してくださいね。

先に組んだ極太軍曹の♀のセットのケースの底に卵が見えたので、
これが孵ったのを確認して割り出しをしようと思います。


 5月3日 極太軍曹♀を産卵セットに


♂の顎もしっかりと固定されたまま約1週間のペアリングを終え、
交尾シーンを直視していないのでしっかりとかかっているのか不安ですが、とりあえずこのままこの♀は産卵セットに いれ、もう一頭の♀をペアリング開始します。

 

 4月26日 ペアリング開始


昨晩、輪ゴムにて顎の固定を試みましたが、やはりうまくいかず前に
パラワンに使ったグールガンを使い固定しました。
なかなか力が強くてこずりましたが、なんとか固定できたようで
一晩様子を見て、今朝そのまま固定されていたのでペアリング開始してみました。

とりあえず、1週間このまま様子を見たいと思います。

まだ早いか?

 

 3月30日 ♂が後食を開始

1月初旬羽化の個体なので羽化からちょうど3ヶ月ぐらいでしょうか、
温室内でずっと大人しくしていましたが、昨日から後食を始め活動的になってきました。
あとどれくらいしたらペアリングできるのだろうか?
♀の方は2頭ともゼリーをバリバリ食べ、やる気満々といった感じなのですが、、、
まあ、焦って最悪の事態が起こってもしょうがないので、オオクワのセットが一通り終わってから考えましょう。

 

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