菌床添加剤テスト(2006-2007)

幼虫データ

 8月21日 断念、、、

 

添加剤のテストをしていたヘラクレスの幼虫が、この猛暑の中多数落ちてしまい
比較が出来なくなってしまいました。

使用は続け、無事に羽化までいけるのか?ということは確認して行きますが、
このコーナーは中断することにしました。

後日、Breedingの中にしまいます。


 7月24日 マット交換 

 

ちょっとマットが乾燥ぎみになってしまいました。
飼育数が増えてきて、目が行き届かなくなっちゃいました。
なかなか、思い通りには行きませんね。

それでもマット交換し、体重を測定すると添加剤入りマットで飼育中の幼虫は75g、無添加マット飼育の幼虫は66g
に成長しています、しかも体重も逆転して、もしかしてという気にもなりますが、、、
♀幼虫は、いずれも50g前後と際立った差は見られませんでした。

今後は、この♂2頭の比較に絞り、経過を追うことにして、残りの3頭ずつは衣装ケースにて多頭飼育にします。
現在孵化から4、5ヶ月経過した所ですのでまだまだこれから、約1ヵ月後どうなってるか?

 

 6月15日 ヘラクレスマット交換、体重測定

 

添加剤を混ぜた方のケースには線虫が大発生!
嫌な予感がします、、、

体重を測定し、マットは全交換で次のケースに移しました。
結果は、 添加剤を加えていないマットで飼育した幼虫のほうが
期待をよそに わずかながら成長しています。

   

右の2頭が添加剤を加えたマットで飼育した幼虫です。
孵化から、3ヶ月たったところでこれから急激に伸びてくると思われます。
次回、マット交換時に体重の変化を見て、今後の使用について判断しようと思います。
また、失敗かもね、、、

 

 6月12日 経過報告

 

添加剤配合の菌糸瓶で飼育していたオオクワも羽化しています。
他の比較対象となる個体が出揃わないとなんともいえませんが、
優位に大きさの変化は見られませんね。
羽化不全でなくとりあえず、完品で羽化していますので、後日比較してみましょう。

なかなか、簡単には結果が出ませんね、
ヘラクレス幼虫に与えたの添加剤配合マット に期待しましょう。
近々、マット交換予定。

 

 5月9日 ヘラクレス幼虫のマット交換

 

2令初期でテストを始めて、1ヶ月が経過しました。
1回目のマット交換をすることにしました。

今の所、成長に優位差は見られません。
次回交換時には変化が現れるといいのですが、、、

 
左ー 無添加マット飼育群(♂1、♀3)
右ー添加剤混合マット飼育群(♂2、♀2)

 

 4月25日 その後、オオクワの幼虫達は、、、


暴れた♂幼虫もそのまま蛹室を作って気づくと蛹化していました。
1頭暴れずに蛹室を作っているのもいますので、(しわが入っているように見えました。)
結果が出るのにはもう少し時間がかかりそうです。

今期分としては、赤い粉を混ぜた菌糸瓶を用意しました。
菌糸もしっかりと回ったようなので、今期は初、2令幼虫時から使用していきます。



 4月3日 ヘラクレスに効く?

 

現在飼育中のヘラクレス♂2頭にはどちらも赤い粉を食っているので添加することにより
成長に差が出るのか分からなくなっています。無事に羽化できるのか?を確認したいのと
初、2令時から添加することにより差が出るのか?を確認したいので、
同時進行していき、旨くいくようなら自己ブリードに挑戦しようと思います。


オークションにて購入したほぼ2令幼虫8頭が届きました。(1頭だけ初令)
2令に加齢していますがまだ小さくて雌雄の判別が正確に出来ない私は、4頭ずつプラケース中に移しました。
ひとつは1種のマットに15gの赤い粉末を混ぜ、1週間ほど寝かしていたもの、
もう 片方は1種のマットのみ の比較対象としました。

マットもいろいろ変えて行きますし、厳密には管理できないので今回は中ケース1杯分のマットに
添加剤を加えそこに2令4頭入れ成長に差が出るのか?見ていきます。
とりあえず交換は1ヶ月後、出来るだけ同時にマット交換し同種のものを使っていこうと思います。

  種親画像提供 biendy1さま

 4月1日 暴れ気味か?

暖かくなってきて大暴れしている♀が1頭出ています。
もう交換用のボトルを用意していなかったので、
今回はこのまま放置かマット飼育へ、
他の瓶はこんな感じです、このまま羽化までいけそうな瓶と羽化までにもう1本用意しないといけないかなぁ?
といった感じです。

 

まだ結果が出ていないのですが、今期のブリードを開始する時期になりましたので、
ちょっと前回と違った使い方をしてみようと考えています。
前回使用した粉末は余計な添加物を多く含んでいたので、
その後見つけた単味混じり物のない赤い粉末を使ってのマット飼育を初令時に行い
2令に加齢後に添加剤を混ぜた菌糸瓶に移してみようと考えています。

それと、この粉末がヘラクレスに効くのか?
去年途中から使用して問題なく大きくなっているようなので、少しサンプルを増やして
初、2令から使用することにより成長に差が出るのかテストしてみようと思います。
(カブトは減らそうと考えていたのですが、ヘラクレスは捨てきれない、、、)

しかし、使用量の判断がまた難しい。
マット5L又は中ケース分のマットに対して○○gといった
アバウトな感じになりそうですが、、、

 

 2月18日 暴れたため菌糸交換

 

1頭(幼虫、岡山県産B)暴れてしまった幼虫が出たため、菌糸の交換をしました。

掘り出してみると、かなり暴れたようです。
上から下までみごとにグダグダになっていて、一番底に居ました。
19g→19gと増減なし、、、
もう1頭暴れた出したのがいたのですが、そちらはぐるぐると2週した後中段に落ち着き
菌糸が再発菌して、何事もなかったように見えます。

サンプルが少ないながらも、いろいろな動きを見せてくれたため
さらに結果が楽しみになってきました。

最悪の結果だけにはならないで欲しいところです。

 2月4日 3本目に様子見の交換

  

2/2、MGの幼虫Gが2本目投入から2ヶ月経過という状態ですが、食痕の見え具合から
だいぶ食べていそうな感じなので様子を見るためにこれを暴いてみました。
幼虫の体重は12g→23gと落ちることなく縮むことなく、それなりの成長が見られましたが、
判断が難しいところです。

2/4、とりあえず交換用の菌糸瓶を3本用意していたのでもう1本暴いてみることにしました。
ボトルの外見からするともう少し引っ張りたいところですが、今回は様子見ということで、
伴ホーぺの幼虫Dを掘り出すことにしました。

食痕の糞の状態がなんだか期待させます、そしてなかなかいい状態で居座っています。
体重を量ると20g→27gとこれは!と思わせるかなり太く育った幼虫が出てきました。

サンプル数が少なく、幼虫自体の素質が大きいのだろうから、まだ大きいことはいえませんが、
今回とりあえず2本交換し、落ちずに成長が確認が出来ましたので他の瓶の交換は出来るだけ
引っ張りたいと思います。

とりあえず、先へ繋がりました。
あとはこのまま無事に、蛹化、羽化と不全なく変体できることを願います。
そして、極太尻すぼみなんて、、、期待が膨らんできました。
さてさて、、、


 1月25日 準備OKか?

 

前回と同量を添加した瓶を3本作りました。
菌糸は回ったのでしっかりとガス抜きをして、
2月初旬 あたりに交換をして見ようと思います。

 

 

 1月18日 3本目の準備

 

菌糸が回ってからしっかりガス抜きしてから使いたいので、
まだ幼虫の姿が確認できていませんが3本目用のボトルを3本詰めました。
6頭でテストしていますが、どうなっているのか気になるので3頭分用意し、
3ヶ月サイクルで交換するのと、菌糸交換を引っ張れるだけ引っ張る3頭に分けてみます。


H.19/1月11日 少し食痕が、、、

幼虫を入れてから、約2ヶ月が経過しようとしています。
目立った菌糸の劣化はなく、茸の発生もなく、暴れも見られなくて外見はいい状態を保っているように感じます。
♂のボトルに少し食痕が広がりだしました、♀の方は少し生存を感じさせる程度の食痕しか見えません。
もともと3ヶ月の交換サイクルを予定していましたので、そろそろ交換用の瓶を用意するか?もう少し様子を見て引っ張るか?
ちょっと、悩みます、、、

今回の狙いとしては、居喰い狙っているのですがこれを居喰いと言っていいのかは、次回交換時に出てくる幼虫を見ないと分かりません。
さて、見事に大きく育った幼虫が出てくるのか?
それとも、拒食に陥った縮んだ幼虫が出てくるのか?
どちらにしても、楽しみになってきました。

 

 12月20日 カリカリ、ポリ、、、

 

 

先日、添加剤配合の菌糸瓶に潜り込んだ幼虫達はどうなっているか?と見てみるとなんともいえない状況です。
瓶越しには確認できず、食痕はあるものの生きているのか?微妙な感じです。

年末も近づいているので、クワ棚を整理していると聴診器が出てきました。
これは、いまではすっかり気にならなくなり使っていませんでしたが、
去年幼虫の飼育開始したころ、菌糸瓶に入れた幼虫が生きているのか心配で、
聴診器で音を聞くという方法を教えてもらい購入したものです。

早速、音を聞いてみることにしました。
すると、「ガリ」とか「ポリポリ」とか「コリ」と音がします。
(子供が見たら、聞きたがって大騒ぎになってしまいました、、、)

とりあえずは無事のようです、あとは大きく太くなれば、、、
またしばらくこのまま放置します。


 11月26日 どうなってるの?

 

♂幼虫を投入から1週間経過しました。
瓶越しに見えるのと、見えないのがいて少し心配ですが、もうこのまま2ヶ月間は放置でしょう。
最初に投入した♀幼虫は瓶の外側からは生存が確認できるところには、
いなくなってしまいました。
あまり刺激をしないように経過観察はしばらくお休みです。

次回は倍量に増量してみようか?

それと、ヘラクレスに試した赤い粉も今回の物より悪影響はなさそうなので菌糸に混ぜてみることにします。

 11月19日 ♂幼虫でテスト開始

投入から、1週間経ちなんとか中段に落ち着いたようです。
(瓶底、投入時荒らしたところも再発菌しています。こんなに菌糸が強かっただろうか?)
一応、無事そうなのでこのまま、♂幼虫を投入してテスト開始します。

いろいろ、添加剤について検索し調べてみるといろいろ説があり、
菌糸環境を整えるものであって幼虫を大きくする栄養素ではないという説もあり、
遺伝子、環境が与える影響の方が大きいのでしょうが、それらを誰でも持てるわけでもなく、
親は小さくてもそこそこの大きさには育つようなので、
何か手を加えてそれ以上の成長を促すことができることを期待したい。

なかなか、個人のサンプル数のレベルでは効果、結果が出せないのかも知れません。
(失敗だけははあからさまに分かるのに、、、)
それでも、個人的な飼育の楽しみ方のひとつとして添加剤についていろいろと試して行こうと思います。

それと、生オガを加えて菌糸の持ちを良くするという気になることがひとつあるのですが、
殺菌、水分調整など難しいことは今のところ頭の片隅においておいて、
いまのところは簡単にブロックを崩した時に発菌に影響が出ない程度の添加量で、どんな結果が出るのか?
これから少しサンプルを取って行きます。

 

 11月15日 幼虫投入後3日目

投入から3日経ち瓶底を一周したあと、中段に落ち着きそうですが、、、
勢いがよく、暴れてしまいそうな感じもします。
瓶越しに見えた姿が黒っぽい気もしました。

先日のアンテ幼虫が落ちたのも見ているので、一発目としては強烈だったか?
単味のものを加えた方が良かったか?
焦り過ぎたか?もう少し置いてから使用した方が良かったのか?
ちょっと、ビビッてます。

麦芽を添加する効果について考えてみると、ビタミン、ミネラルの補助という役割もあるようですが、あえてここは「ケンピ」、「甘・平」ということに着目しています。
栄養面は既存のブロックで足りているとし、カビなどによりすぐに劣化してしまわないようなケンピを目的とした添加剤を加えれば、、、
なんて、思いつつ、、、

 11月13日 とりあえず、♀を投入

   

菌糸を詰めてから6日経ち、素の瓶とかわらずに菌糸が回りましたので、逆さにしてガス抜きをしました。
(やはり独特な匂いがしますが、薄らいだような気も、鼻が麻痺してるかも、、、)
添加量が、どれだけ必要か?難しいところです、、、

とりあえず今回は、粉末A+Cを一定量添加したボトルで
国産オオの♀幼虫に実験台になってもらうことしました。
(もし問題なければ、もう少し増量も考えるとして、、、)

交換後、普段通りに潜っていき、翌日朝覗くと瓶底に落ち着いていました。
このまま1週間様子をうかがい経過をみて、♂幼虫でテストして行こうと思います。
さて、どうなりますか?
毒瓶か?それとも、無意味か?居食いを期待していますが、、、

 

 11月5日 テスト開始

菌床添加剤の利用を思いたったので早速テストしていくことにしました。
ある方とのメールでのやり取りのなかでヒントを頂きやってみようかと思いました。
使って見たいと思ったのは4種で、うち1種は一般的に使われている栄養剤(粉末B)なのであまり問題ないとして、
今回2種の粉をテストしてみることにしました。

1種は白い粉末で、甘い匂いがする粉(香料がちょっと気になるが、、、)・・・粉末A
もう1種は薄茶色の顆粒状のものをすり潰し粉末にしたもので、独特のにおいがします。・・・粉末C
残りの1種は粉末Cと同じ系統でさらに強力なものを予定・・・粉末D(粉末Cが使えたら試します。)
今回は、これを混ぜても菌糸が回るかと、無事に回った場合幼虫を入れて落ちないかをテストしてみます。

左から無添加の物、粉末C添加、粉末A添加、粉末A+C添加のボトルになります。
添加した目的と量はまだ公開しないでおきます。

菌糸を詰めてから3日経過し、うっすらと白く菌糸が回りだしました。
どれも同じように回りだしたので、大丈夫そうな気がしますが、、、
匂いをかいで見ると、粉末Cを添加した瓶はちょっと危険な香りがします。
とりあえず、このまま菌糸が回るのを待ちます。

テストに使う幼虫はとりあえずあまり余裕はないのですが、
国産オオとホペイから3令初期の♂を選び試す予定です。
同条件で比較飼育できるように少し棚を整理しておかないといけませんね。

粉末A 

粉末C

詰め後3日経過

幼虫データ

伴ホーぺ(スタイル)
♂65×♀45
 
NO
割出日
1本目
2本目
3本目
4本目
蛹化
羽化
♂♀
サイズ
9/13
9/13、D
11/23、Dn、20g
2/4、Dn、27g
5/上
6/5
72mm
9/13
9/13、Dc
11/17、Dtn、11g
5/上
6/上
47mm

 

岡山県産F4
♂66×♀41
NO
割出日
1本目
2本目
3本目
4本目
蛹化
羽化
♂♀
サイズ
8/27
8/29、B1
11/18、Dn、19g
2/18、Dn、19g
4/下
6/上
71mm
8/27
9/9、Dc
11/12、Dtn、8g
4/24
5/中
46mm
8/27
8/29、D
11/18、Dt、11g
4/中
5/中
45mm

 

森田G
♂71×♀46
NO
割出日
1本目
2本目
3本目
4本目
蛹化
羽化
♂♀
サイズ
9/11
9/12、B1
11/23、Dt、12g
2/2、Dtn、23g
4/下
5/23
71mm

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