2006年12月17日(日)
指導者の悩み

下記、ある指導者のコメントです。(決して、決して私ではありません。)でも、参考です。

※役割分担

練習試合の調整
大会抽選会
試合日程調整
グランド確保
学校連絡係り
選手の出欠の連絡
備品購入
練習の連絡
年間予定、計画
合宿などの行事準備
ホームページ更新
落し物,忘れ物係り
全てのコーチ
その他雑用

そして監督

これ全部、私一人の役割でした。
連盟の代表者会議以外は全部やってきました。
審判部長
事業部長
経理部長
この3つの役割分担を、昨年から作りましたが、結局私に回されました。

私が監督を降りることで,
やっとチームは、役割分担を考え始めてくれました。

正直に、監督を辞めたいと思ったことは、
何度もありました。

練習はまかせっきり。
活躍する試合だけを見たい。
審判は疲れるから椅子に座ってゆっくり見たい。
手伝いはお母さんに任せておけばいい。

誰でもそうですが、自分の息子の活躍を楽しみにしています。
私もその一人です。

「仕事が忙しい」

この一言で全てをごまかす大人達、
この一言で全てが解決すると勘違いしてる大人達
この一言を言われて、どれだけ家庭を犠牲にしたか
この一言を言いたくて、どれだけ苦しんだか

2006年7月31日(月)
新しい記事見つけました。(「監督・コーチ」少年野球指導者覚え18カ条)

1. 
日々、子供達の成長と行動を注意深く観察すべし。
子供の才能の発露を発見すべし。
2. 
子供の健康と安全を第一に考えるべし。
準備運動も子供と同時に行うべし。
練習前の子供の変調に気を使うべし。
3. 
ピッチャー投球数原則。
Cチーム(4年生以下)の試合では投球数50球でピッチャー交代。
Bチームでは70球、Aチームでは100球で交代させるべし。
練習でストライクが入れば 試合でピッチャーをやらせてみるべし。
ピッチャーを多く育成すべし。己ずと練習内容が構成できる。
4. 
昔の間違った練習方法を即刻止めるべし。
30分インターバルで練習を工夫すべし。
昔、監督・コーチらが年配者達に行われた練習方法に疑問を持て。
熱中症に気をくばり、子供の成長の度合いに注意すべし。
5. 
子供を誉めて育てよ。 怒鳴るばかりでは萎縮してしまうばかりである。
どなりつけて育つ子供は誰もいない。
6. 
怒鳴ってばかりいる指導者は無能と見られている事を自覚すべし。
怒鳴る指導者は自分の自らの指導方法の稚拙さを恥じるべし。
強豪チームの監督コーチらは静かで寡黙である。
7. 
コーチや保護者とよく意見交換・説明などを行い意思疎通、風通しを良くすべし。
尊敬される立場の人間あればこそ頭を垂れ、腰を低く、日々勉強。
8. 
子供達とチームのために滅私奉公すべし。
子供が王様である。監督コーチは子供の下僕。
9. 
グラウンドで自分の子供だけ見るのでは無く、周囲の他の子供やその子の保護者の事も考えるべし。
自分の子供しか見れない監督・コーチは指導者を辞めるべし。
10. 
下手な子供を上手な選手にしてこそ本物の指導者と心得るべし。
センスのある子供は勝手に伸びる。教えなくても自ら伸びる。
下手に指導して才能をつぶすな。
11. 
地域全体がチームの行動に耳をダンボ状態である事を意識すべし。
悪い噂は千里を一夜で走る。
12. 
子供同士のイジメに注意を払うべし。裏で泣いている子供に注意すべし。
イジメッ子に注意。
13. 
新規入部の学童・選手獲得のための活動を怠るべからず。
チームは9人以上いないと登録すらできない。
14. 
監督・コーチ・指導者はチーム全ての選手、その保護者、兄弟、家庭、祖父母、に気を配るべし。
勝手きままに備品や揃えの物品を決めるべからず。入部の際の金銭負担の大きさで
入部させない保護者も多い。
15. 
監督はチーム代表によって選任される存在である。
自己推薦、保護者推薦では結果的に尊敬される監督になれない。
監督は尊敬される立場・職位・である事を自覚すべし。
16. 
ユニフォームを着てグラウンドで野球する子供に下手はいない。
指導者の指導の方法が未熟なのである。
スカタンコーチがスカタン選手を作り出している事を肝に命じるべし。
常に勉強。
17. 
少年野球のチームの監督などドえらく、しんどい仕事を引き受けようとする者は心底、子供大好き、野球バカな人間である事を自覚すべし。
18. 
試合に勝てば子供の手柄、負ければ監督・コーチの責任である。
試合に負けて大声で子供を叱責罵倒し、なおかつ腹いせにしごきもどきの猛特訓する監督・コーチは大馬鹿者で排除すべきである。
自分らの指導の結果が 試合に現出しただけである。叱責罵倒されるべきは自らである事を自覚すべし。
自分らの指導の稚拙さを恥じるべし。
得られるのは子供の笑顔だけ。を自覚・覚悟すべし。
背番号30番、29番、28番の責任は重いのである。
監督・コーチ・がんばってください。

2006年6月25日(日)
大声の勘違い(記事抜粋)

※指導している側の経歴が少年野球、草野球程度でよくあるパターン
指導者の現役経験が少年野球程度しかなければ、大昔に習った野球が指導者の知識としてすべてになってしまいます。大人にいつも怒鳴られた、怒られた、殴られた、こんな記憶のもと少年野球指導はこんなものだと勘違いして暴言、暴力が慢性化してしまうのでしょう。本物の野球を経験していれば暴言、暴力がデメリットなことだと理解できるはずです。指導方法は常に進化しています。20年遅れの指導方法は時代遅れですよ。
※補足
終った、失敗したワンプレーに未練を残してガミガミ大声で叱りつけて選手を追いこむことは試合中にはデメリット。終ったことより次のワンプレーに集中しましょう。試合は止まってはくれません。流れの中で進んでいるのです。試合中にその流れを滝つぼに追いこむのも、静かな湖に導くのも指導者しだいなのです。ベンチが沈んでいるときほど明るく励まし能力をひきだしてあげましょう。選手に平常心を持たせ自主的に戦う姿勢がもてる指導努力が指導者の役目ですよ。
※大声が試合中に聞こえてくる。
◎ここが一番、大切◎
素人指導者はプレー後、結果に対しての大声をだしています。
経験者指導者はプレー前に大声をだしているのです。予測させる、集中させるために的確な指示が大声ですよ。そしてプレー後には結果を問わず激励の大声が聞こえてくるのです。
指導者のみなさん、応援の親のみなさん、あなたはプレー前、プレー後、どっちに対して大声をだしていますか。
その言葉が、ワンプレー後に、なにやってんだ、バカヤロー、ちゃんと取れ、ちゃんと投げろ、なんで打たないんだ、こらあああ、などなどでしたら、あえてその言葉は封印されたほうがいいですよ。
そのかわりワンプレー前に、内野にはゴロいくぞ、外野には4番だぞ、投手には一球目は全力でいけ、捕手にアウトコースだぞ、などなど用心、集中させる言葉は山ほどあります。ワンプレー後もナイスプレー、ドンマイドンマイ、気にするな、次いってみよー、など豊富に言葉を用意しておくことも大切です。
ただ、緩慢なプレー、油断のプレー、気持ちのないプレー、ボーンヘッドなどにはわたしも雷は落としますよ。落とされた本人もよく理解できてますしね。
言葉選び、タイミング、この2点を心がけるだけで楽しく勝てるチーム作りができるようになりますよ。
どーしても指導者同士で方針がちがう場合、この声をかけるタイミングを先に練習でも試合でも発していくことです。
野球には監督とコーチと言う立場があり越権行為は許されません。ですが、練習でも試合でも激励応援用語を先手先手に発してプレー後発言を封印させるという方法があります。率先して激励応援をし続けると素人監督のスパルタ方式から合理的な方向へと動き出すはずですよ。チームの雰囲気はガラっとかわりますよ。
また、逆もあります、わたしが高校などで短期間に空気の入れ替えをするためによく使う手ですが、コーチとして自分が一人で選手からの憎まれ役をカって出ることです。常にコーチからなんらかのゲキが飛んでいれば監督は暴言、暴力を出すタイミングをなくしてしまいます。このような障害をコーチが作ることにより選手の心のよりどころ逃げ場が監督となり頼られる監督は暴言、暴力を使う必要がなくなりチーム全体を暖かく指導することができるようになるのです。これは短期間に勝つという目的だけの方法ですから少年野球には取りこみずらいかもしれません。コーチとしても卒業生から一生怨まれるのは本意ではないのですが、鬼コーチの役目をまっとうすることにより必ず結果がついてくるものです。でも、嫌な役回りですよ。
※最後に一言
試合をしているのは選手です。でも、身体を動かして疲れきるのは選手だけでいいのでしょうか、指導者も応援者も試合に集中し、声だけの指揮、声だけの応援で倒れるくらいヘトヘトになってみましょう。チーム一丸の空気が生まれるはずです。大人も声を出す勇気と声だけで汗がかけるがんばりを持ちましょうね。1プレー前の応援と用心させる掛け声、言葉、..........1プレー後の結果に対する誉め言葉と失敗があったときのドンマイという掛け声。このサイクルを繰返すことで志気はあがります。また、このサイクルが逆転しまっていると志気は下がります。絶対に子供をおびえさせる言葉は選んではいけませんよ。空気を締めるにもプレー前に罵声ではなくゲキを飛ばしてあげましょう。
グランドに立ってる子供達は、もっと大変な戦場で緊張と闘い、自分と闘い、相手チームと戦っているのです。その中で、あの小さな身体で大人以上の大声でがんばっているのですよ。
グランド、ベンチ、スタンド【ネット外】この距離を近くするのも遠くしてしまうのも大人しだいです。9人で戦うより、みなさんで戦うことによりチーム力は2倍にもは3倍にもなるのです。スポーツ選手は応援されることが大好きなんですよ。人間は誉められることが大好きなんですよ。
大人は我慢に我慢が必要なのです。
どんなに子供達が機能しない1日でも、そーなった理由を反省すべきは指導者であり選手ではありません。機能させるための方法を改善し日々、最善の努力が必要なのです。
思いどーりにならないからといってブチ切れるなんて子供以下のすることですよね。選手は指導者のストレス発散の道具ではありません。
また、チームの中には声が出やすい、大声を出せる子供が必ずいるはずです。特にその子を声出しのキーマンに使っていくとチーム全体の温度はあがります。ガムを噛むプロ選手が多くみられますよね、アゴを動かし続けることは脳が機能し、リラックスもできるのです。守備中に困ってる、緊張して篭ってるなーと見えた選手には、大人がまっさきに声をかけてあげることです。フライがとんでくよ、強いゴロがいきそーだよ、守っている選手はハイっという返事ひとつでもアゴはうごかせるのです。また、選手たちだけでも守備をしていて一番近くにいる選手に声をかけあっていけばディフェンスの温度もあがりはじめます。
打席でも投球前の一球一球に用心と激励の言葉をかけてあげるだけで、選手は納得できる空振り三振ができるはずですよ。ナイススイングの一言.........決して怒ったり、あああああああなんて残念な態度はみせないことです。
緊張しすぎて身体が動かない、吹っ切れない、手が出ない、見逃し三振。次は動けるように、バットが振れるようにリラックスできる言葉をさがしてげましょうね。
わたしも現役時代には満員なスタンド、観客席を見渡しただけで見下ろされてる孤立感、テレビカメラの旋回が目に入る、相手校からの集中ヤジ、集中できない、逃げだしたくなる場面もありましたが、出てこない声を絞り出すことによりなんとかしのいだものですよ。

2006年2月12日(日)
指導者へのの良い記事を見つけましたので紹介します

根拠がなく怒鳴る指導はさけるべきです。怒れる指導者とはプレイヤーとして同じ苦労をしてきたから子供達に怒鳴ること怒ることの理由があり大声となります。
自分が不足していた部分の補充をしてあげようという姿勢の現われ愛情のあらわれ、できることに対しての期待、集中力の不足などが見えてしまった時に大声はでるのですが、できない子にできないことをさせてできなければ怒るというのは指導ではありません。
ちゃんと取れ!!
フォアボール出すな!!
よく考えろ!!
とにかく打て!!
なにやってんだ!!
こんなことをよく言うのが素人指導者ですよ。
一球、一球に指導が含まれてないということなのですよ。
コーチ
とにかく監督にどこまでのことをやればいいかを確認することです。また、気がついたことなどの提案はどんどん話し合うべきです。
個性を殺すような過剰指導はいけません。型にはめようと思わない事です。個性を殺すと指導者と同じところまでは成長しますがそれ以上には決してなりません。 
良いところはほめて伸ばし、悪いところは丁寧に修正してあげることです。根気よく何度も何度も説明することが一番、大切なのです。
また、子供達の自覚をうながすためには何でも親や指導者が手をかさないということです。自分で考えさせる、子供達だけで行動させることが大切です。
尻をたたいても動かなくていいという環境をつくるとサボリ組が必ずでてきます。これは指導者側にも見うけられます。指導者の指揮を高めるためにも適度に傍観することも大切なのです。なんでもしてもらえると勘違いさせてしまうことはいけません。自主性をもたさなければ自宅での個人練習をする子供はいなくなってしまいます。
時間配分
練習時間は限られています。
子供達の疲労度と相談しながら休憩をまじえて内容の濃い練習をしましょう。ダラダラと無駄なノックやバッティング練習をしていても成長はしません。できなかったことの補充練習が大切なのです。
見つける眼
どこをどうコーチするといいのかわからないコーチが多いようです。瞬時に選手のロスを発見できる眼を養いましょう。
指導は言葉がいいのか実践がいいのか、短時間で伝える訓練も必要です。訂正場所、方法、をすぐにみつけてあげましょう。打てればいい、投げれればいいでは子供が潰れる可能性が高くなります。
こんなふうにとか、こうしたほうがなどとアバウトな指導ではなく的確に修正していきましょう。選手経験がない指導者でも訓練により眼を養うことはできます。基本のスタイルを充分に勉強し、伝えることをしてください。
グランドに入ると各ポジションを回りひとりひとりに声をかけていくだけでも選手の能力はあがるものです。ノックだけして方法を教えない指導者、一球一球に対話のない指導はさけましょう。
悪い例
守備コーチ
取れ、暴投するな
打撃コーチ
フライ上げるな、空振りするな、ボールをよく見ろ
バッテリーコーチ
コンチロールだけ見ている結果オーライ指導
悪い指導とは結果や失敗ばかりを見つけては、つっつく暴言を吐くやり方です。
良い例
守備コーチ
今のはこーするといいよ。などなどノックをしながら対話を交える方法指導。また、ノッカーの腕ひとつで守備力はアップします。取らせるノック、ギリギリ取れるノック、狙ったところに打てるノックを練習しましょう。どー見ても取れそーにないノックをしているコーチをみかけますが、時間は大切に密度の濃いノックをしてあげましょう
打撃コーチ
一球一球に修正させる方法の掛け声をかけている。
バッテリーコーチ
投手、捕手に対して一球ごとに良い所、悪いところを見つけてわかりやすい言葉で指導している。ストライクかボールかなどは結果でしかないのです。そこにいきつくまでに何がおかしかったかを見つけてあげること。
良い指導者は結果ではなく結果までの過程を観察し、ロスの訂正方法を教えているのです。大声をだしているのは結果を怒っているのではなく精神指導もかねて気持ちの盛り上がりをうながしているのです。
指導者は選手の精神、技術をレベルアップをさせてあげるための方法を伝授していくことが大切なのです。
目先の結果にとらわれず将来をみすえた指導をお勧めします。
瞬時にプレーを見せる指導よりスローな行動で足さばき、腕の振りぬきなどを指導しましょう。素振りもポイントを静止させて指導すると選手は理解しやすいですよ。