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『あなたの知らない武術のヒミツ』拝読しました...

長野峻也先生

××県の●●●●です。『あなたの知らない武術のヒミツ』拝読しました。

行きつけの本屋にも平積みで置かれているのを見て、うれしく思いました。

今回のご著書では、エッセーやセミナーで教えて頂いた内容が体系的に、かつ平易に述べられていて武術に対する自分の認識を整理することができました。またサブカルチャーや映画などついての部分も、「現代の生活の中での武術」という観点から、面白く読ませていただきました。

ただし、先生の毒舌エッセーファンとしては「かなり解毒してあるなあ」という物足りなさもあって、「まあ戦術として第1弾は、この抑えめの姿勢がいいのかな。第2弾、第3弾での爆発を期待したい!」という感想を持ちました。

私にとって特に興味をひかれたのは、第6官が開発されて来ることについての記述です。先生は「この部分の意味づけに深入りすると危ない」という極めて理性的な立場をとっていらっしゃいます。私も神秘主義は好きでないのですが、研究テーマとしては大変重要だと感じました。

私は合気道の稽古と並行して、半年前から居合道の道場に通っています。五十の手習いで上達は遅いのですが楽しくやっています。一週間後に試斬会があるので気合いを入れています。

先生のセミナーにまた参加することを励みに稽古をしていますので次回の上京の折りには、よろしくご指導下さい。四月発売のDVD教材を楽しみにしています。ご健康に気を付けて、ご活躍下さい。

取り急ぎご報告まで。

長野峻也の回答

本の方は売れ行きも当初の予想を超えておりまして、ありがたい限りです。おっしゃる通り、初回ですから表現は抑えました。インターネットで好きに書くのと、公刊本で書くことでは影響力と責任が全く異なりますので、筆が滑って我が首を絞める結果にならないよう、注意すべきところはしたつもりでいます。それなりに団体として大きくなりつつあるので、ケジメはしっかりつけねばならないと思っております。それでも、思わぬところからクレームがついたりしますので、今後も不必要な過激さは出さないつもりです。

といいますか・・・もう、武術業界に関することは書く気がしなくなっています。

他人のやることをとやかく言っても何が変わるものでもなく、自分のことだけで精一杯です。武術批評みたいなことは必要かも知れませんが、単なる誹謗中傷合戦にしかならないような論争はしたくありませんから、今後は自主規制するつもりでいます。よそ様との付き合いはややこしくて疲れるばかりなので、正直、ごめんこうむりたいのです。

游心流も、この度、師範代を三名任命しまして、活動を心機一転してやっていく予定でおります。

4月20日にはクエストさんよりDVDが出ますので、是非、宜しく!

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