セミナーに参加された皆様のご感想
交叉法について是非セミナーに参加したいなと思いました...
先日はお世話になりました。
終了後も、長野先生からお話しが聞けて良かったです。逆縁の意味がよく分かりました。
交叉法について是非セミナーに参加したいなと思いました。予算的には毎回がきついですけど。。。。
直近では、7月の読みについて参加したいと思いました。
武術シリーズの本は、何度読んでも発見があり、これまでにない視点で書かれているので色んな方に進めています。
貴会の益々のご発展をご期待申し上げます。
長野峻也の回答
拝復、●●●●様。
御感想、ありがとうございました。
長く武道を修行されている方にとっては、初心者向けの脱力技法ではなくて、歩法の回に来られた方がずっと参考になられたのにな〜?と思っていたのですが・・・。
予算的なことは複数回参加される場合は回数券にすると割安になりますよ。
読みと交叉法、それと歩法をしっかり理解すれば、武術の基本から極意にまで到ることができると私は考えています。
例えば、身体つきから武術の心得があるかどうか類推するとか、目付きから心の状態を探るとか、話ぶりから性格や考え方を知るとか、話の内容から真偽を見極めるとか・・・そういうものを含めて“読み”です。これが武術の本来的な意味での極意でしょう。
また、交叉法は、その流派の戦闘理論を見抜くことができます。遠中近の間合と構えから戦法を探り出すとか、槍や棒の間合・刀の間合・短刀の間合・素手の密着した間合・あるいは手裏剣の間合・弓の間合・拳銃の間合・散弾銃の間合・ライフルの間合・・・とかいった具合に、武器の機能によって間合は変わりますね。
最近、銃の種類とか操作法の研究もしようと思ってガスガンとか買ってきていますが、現代で武術について真剣に研究する場合は、銃を無視するわけにはいかないと思っています。
手裏剣も5m以内の近距離なら三本同時に打つとか色々と工夫して打てるようになりましたが、やはり、ガスガンの方が遥かに迅速に正確に遠くまで打てるんですね。拳銃タイプで30発くらい撃てるものもありますし、目に当たらなければ致命傷を負わせる心配もなく、薄着になる夏場の護身用には結構なるだろうと思っています(山間部の農家は畑を荒らす猿の撃退用に使っているし・・・)。
また、ガスガンや電動エアガンは操作法が実物の銃に極めて近くなっているので、これで練習しておくと実銃の操作にも困らないと思われます。
日本の武道家は護身(セルフ・ディフェンス)に関する認識が物凄く弱いので、私のような探究タイプの人間は異常者扱いされたりしがちですが、正直、日本武道の将来が心配になってしまいますね。