セミナーに参加された皆様のご感想

セミナーでの稽古方法で感じたことを述べます...

先日のセミナーの感想を述べさせていただきます。まず内容的なことですが、ややてんこ盛り過ぎたかな、との感はありますが、セミナーという性格上しょうがないのかもしれません。初めての参加者の方は、内容がこんなに豊富だとは…と大変感激していました。

私的には、セミナーにレジュメが用意されたことにただただ感激です。あとから思い出して復習する場合も、レジュメを見ると容易にその時のことを思い出せます。来年から始まる月一セミナーも是非ッレジュメをお願いします。レジュメを綴じておけば「游心流武術秘伝の書」ができてしまうわけですから、ありがたいことです。

セミナーでの稽古方法で感じたことを述べます。普段の稽古でもそうなのですが、空手道場のように廻り稽古方式が良いのではないでしょうか。これですと相手が次々と替わるので、色々な体型やタイプの人と技をかけたり、かけられたりできます。参加者同士が仲良くもなれる副次的効果があります。また廻り稽古ならば、長野先生と師範代が両端にいれば、全体を見渡して指導ができますし、生徒が交代で廻ってくるので、先生が生徒の間を廻らなくて済みます。どうしても先生が生徒間を廻ると、長っちりの生徒さんのところで足止めをされて、引っ込み思案の生徒さんはあまり話ができない難点があります。

さらに廻り稽古は、先生が「ハイ、廻って」と掛け声をかけて進むので、指導のペースが作りやすく、教えることが盛りだくさんのセミナーには特に向いていると思います。 

長野峻也の回答

御感想、ありがとうございました。

一年の総決算のつもりであれこれやり過ぎてしまいましたね。それでも予定内容全部はできなかったんですが・・・。

なるほど、廻り稽古方式というのはいいかも知れませんね。次回は試してみようと思います。

レジュメは、毎回用意してやっていくつもりです。来年一月から一年で十二回分作るとすれば、本一冊分くらいにはなると思います。これは稽古内容の覚書として作ってみようと思っておりまして、一種の游心流の武術秘伝書を作るつもりで考えました。

武侠小説では秘伝書の争奪戦で門派同士の争いになるものですが、これも内容的に極意や秘伝に属することを書いていますから、武術のマニアがこれだけ欲しがるかも知れませんね。でも、十二回参加しないと全部は揃いませんからね。頑張って参加した人だけの特典にしたいと思っています。

(その後…)

提案したから言うわけではありませんが、全体でのまわり稽古は、参加者同士の一体感も生まれ、良かったのではないかと思います。

稽古としてもいろいろなタイプの方と組むことで、自分の欠点や長所(もちろん相手の欠点や長所もですが)も分かり大変有意義だったと思います。  

連続セミナーということもあり、帰りには参加者同士で「また、来月」などと挨拶もしていましたし、連続セミナーを通じて、新しい游心流の核となる人たちが育ってくれるのではないでしょうか。

長野峻也の回答

御感想、ありがとうございます。 御提案のお陰で、セミナーの進行も密度も良くなったように思います。ありがとうございました。 そうですよね。一期一会の人との交流が、どれだけ人を育てる結果に繋がるか?と考えると、単にお金払って技を教えてもらってサヨウナラ・・・というのは、何とももったいないものだと思います。 今年は毎月一回はセミナーをやると決めて、資料も用意することで自分にも喝を入れていくつもりですが、稽古会ではないセミナー参加者同士の心の繋がりができてくると素晴らしいな〜と思っています。

もう、人の心を歪めてしまうような武術修行にはしたくないんです。マニアックに技のことしか考えなくなるような人間は排除して、精神を鍛えるために武術を学ぶという考えを游心流のテーマにしたいと思っています。

御協力を宜しくお願いします。

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