セミナーに参加された皆様のご感想
丹田歩法の説明を聞いて馬貴派のハ卦掌の走圏の話を思いだしたのですが...
大変遅くなってしまい申し訳ありません。 4月と5月のセミナーに参加させていただいた●●です。お世話になりました。
早速ですみませんがセミナーの感想を述べさせていただきます。
4月のセミナーで教えていただいた歩法ですが、ド素人の私が言えることは、先生に教えていただいた貴重な教えを無駄にしないように練習あるのみ!ということです。あと丹田歩法の説明を聞いて馬貴派のハ卦掌の走圏の話を思いだしたのですが先生はどう思われますか。
5月のセミナーの感想です。 座捕り合気揚げができなかったので先生のDVDでよく観てやり方の間違いに気付きました。相手の力の方向を脱力する事によって感じ取り、一端力をずらしてから体勢を崩さなければならないのに、脱力していきなり体勢を崩そうとしていました。スワイショウで体のセンサーを発達させて相手の力の方向を感知できるようにしたいです。 あと、膝を抜いた後の体重の逃がし方が分からず、足が筋肉痛になってしまいましたのでいい方法がありましたら教えてください。
携帯のメールなので長い文章が書けないので分けて送って読みにくいと思います、すみません。
2回のセミナーとも時間があっという間に過ぎました。6月のセミナーには残念ですが参加できません。機会があえばまた参加させていただきたいです。 文章がヘタクソなので大変読みにくいと思いますがお許しください。
最後になりましたがお体ご自愛ください。
敬具
長野峻也の回答
拝復、●●様。
感想文、有り難うございます。
丹田歩法と馬貴派の走圏法は、原理的に近いものが有ると感じます。あの走圏のやり方は腹圧をかけて歩くものであり、メカニズム的には游心流の丹田歩法と同質と考えて構わないと思います。
ただ、歴史有る伝統武術に伝承するやり方を新興の私どものやり方と比べるのは、ちょっと失礼かな〜?とは思っています。
また、脱力技法は感覚の養成が第一歩ですから、できたら御家族や御友人に協力してもらって練習していってもらいたいですね。
膝を抜いた後の体重の逃がし方については、リラックスしてゆっくりゆっくりとやるようにしていって下さい。速く動こうとすれば瞬間に膝に負荷が集中してしまったりして危険です。
慌てずに、ゆっくりと脱力したまま歩くようにしていれば、体内の重心移動が滑らかになっていき、筋肉に部分的な負荷がかからないように動けるようになっていきます。お試しください。