セミナーに参加された皆様のご感想

当日は、長野先生から直接ご指導...

当日は、長野先生から直接ご指導していただき、少々興奮気味でした。又、会員の方々にもご指導していただくことができ、大変幸運でした。

帰宅後、下腹部が大きく”ぽっこりと”出ていてびっくりしてしまいました。これは長野先生が、丹田歩法で「こうなっても構わない方はどうぞ」といったものなのか、それともいつのまにか太っていたのか判別が付かなかったのですが、日々、少し萎んできたようです。

セミナー以来、発勁の練習のつもりで、長野先生が「武術のシクミ」でおっしゃっていた骨盤を意識するようにしながら、平起平落を心がけ、一歩一突きするようなイメージで、重心移動を意識して歩くようにしています。雨の日には、やたら滑るので履かなかった靴を引っ張り出し、滑りやすい道を選んで歩いています。

・・・ということは、履物も道の状況も突きの威力には余り関係ないとですね。

サンドバック代わりにデパートなどの重い扉を重心移動を意識して押し開けると、力量感がないのに派手に開くので病み付きになりました。が、先日、まだ開店前の扉を勢いよく開けようとしてしまい、大変大きな音がしてしまいました。

警備員がドアの向こう側に吹っ飛んでやって来るのが見えたので、そ知らぬ顔して逃げました。ガラスが割れなくて良かったです。反省しきりです。

昔、太極拳?の本で、後ろ側の足が柔らかく緩んだ状態で突いている写真を見た時、違和感があったのですが、あれは重心移動を使っていたのですね。

「武術と生きる日々」読ませていただきました。得るものがたくさんあり、大変おもしろかったです。ありがとうございました。感想を述べればきりがないのですが、長野先生は、武術というものの素晴らしさと同時に、危険性についても、よく言われておられます。

私もそのお話を読み、充分理解していたつもりだったのですが、アフガンに義勇軍として参加された方のお話は、胸にしみました。改めて考えさせられました。

突然ですがお願いがあります。

「武術のヒケツ」で片足立ちで押されても動かないというのを是非、教えていただきたいのですが、セミナーの予定には入っているのでしょうか?

もし、なければ、セミナーで質問をしてもよろしいでしょうか?よろしくお願いいたします。

最後になってしまいましたが、「お誕生日おめでとうございます。」

長野先生の本当のご活躍はこれからだと私は確信しています。

長野峻也の回答

拝復、●●様。

 お返事遅くなって申し訳ありません。

 丹田歩法をやると、早い人で、ものの数分やっただけで腹がグググッとSFX技術でも使ってるのか?と思うくらいせり出してきた例があります。

 普通、下丹田が膨張してくるには年単位の修練が必要な筈なので、私も最初は仰天してしまったものでした。

 丹田感覚も実際に自分がそうなってみないことには全く理解できません。

 しかし、恐らく、骨盤の可動が良くなり、姿勢で腹圧を高めるようにした結果、CRC556を吹き付けた錆びだらけのネジが突然キュキュッと回るみたいな感じで丹田感覚が芽生えてくるものだろうと考えています。

 もちろん、丹田歩法をやらなければ日常生活で癖になった形で骨盤の可動は悪くなる筈なので、丹田感覚は消滅すると思いますが、一度そうなると身体が覚えるので、腹圧がかかりやすくはなると思います。

 私も少しばかり丹田ができてきたかな〜?と思うくらいに、この歩法を思いついてやっているうちに、丹田から動くとか丹田から技をかけるということの意味が理解できるようになり、動きも技もガラッと変わってきたような感触があります。

 発勁の威力が変わったのが一番驚きました。本気で打つと危ないように思うので、それからは大分、遠慮するようになりました。ドアを壊さないように注意してくださいね。

 具体的なことは丹田の回にやります。

 頑張ってやりましょう。

↑ページトップへ