生涯学習の手引き
－高等学校理科 化学Ⅱ－
（2013年10月11日更新）


　数学は基礎をしっかり理解することが大切です。やり方をおぼえるのではなく「なぜそうなるか」理由をよく考えましょう。 基本問題が解けるだけでは理解したとは言えないのです。基礎がしっかり理解できていれば応用問題も自力で解くことができるようになります。

　歴史や科学は知の源泉・知の宝庫です。特に、理学や工学の世界では、その成果が数学的モデル（数学的言語）を使用して表現されることが多い。 また、その数学的言語は世界共通語でもあります。数学の理解なくして、自然界を正しく理解して表現することは困難です。 中学数学から高校数学を経て、大学数学の基礎をしっかりと学ぶことで、理学や工学の専門書を解読することも可能になる。 一定のスキルを身に付け、一定のレベルに達するには、それなりの好奇心と努力が不可欠です。それ以上は未知の世界です。 人生（人類）の歩みを止めずに進みたいものです。
  • 高等学校理科 化学Ⅱ

    高等学校理科 化学Ⅱは、次の５分野（1.物質の構造、2.化学平衡、3.高分子化合物、4.生活と物質、5.生命と物質）で構成しています。
    （物質の構造）　 ①化学結合、②物質の三態、③気体の性質、④溶液の性質
    （化学平衡）　　 ⑤化学反応の速さ、⑥化学平衡
    （高分子化合物） ⑦糖類とタンパク質、⑧合成繊維、⑨合成樹脂、⑩イオン交換樹脂、⑪ゴム、⑫機能性高分子
    （無機材料と生体物質） ⑬金属材料、⑭染料、⑮生体物質
    　　　 －（物質の構造）－
    ①化学結合
    　1) どうして結合するのか
    　2) 結合の種類は
    　3) 関連項目
    　4) 発展的事項
    　　4.1) 化学結合における不確定性原理

    ②物質の三態
    　1) 物質の三態
    　　1.1) 固体
    　　1.2) 液体
    　　1.3) 気体

    ③気体の性質
    　1) 分圧の法則
    　　1.1) 分圧の法則の導出
    　　1.2) 分圧とモル分率の関係
    　　1.3) 水上置換法の分圧
    　　1.4) 平均分子量

    ④溶液の性質
    　1) 親水基と疎水基
    　2) 溶解度
    　3) 再結晶法
    　　　 －（化学平衡）－
    ⑤化学反応の速さ
    　1) 活性化エネルギー
    　　1.1) 触媒
    　2) 反応の速さ
    　　2.1) 多段階反応と律速段階
    　　2.2) 反応速度を変える条件
    　　2.3) アレニウスの式
    　　　2.3.1) 分子運動論によるアレニウスの式の解釈
    　3) 脚注

    ⑥化学平衡
    　1) 化学平衡
    　　1.1) 学習する分野
    　2) 可逆反応
    　3) 平衡移動
    　　3.1) ルシャトリエの原理
    　　3.2) 平衡定数
    　　3.3) 圧平衡定数
    　4) 電離平衡
    　　4.1) 水の電離
    　　4.2) 酸・塩基の電離とpH
    　　　4.2.1) pH指示薬
    　　　4.2.2) pHメータ
    　　4.3) 緩衝液
    　　4.4) 弱酸・弱塩基の電離
    　　4.5) 溶解平衡
    　　4.6) 溶解度積
    　　　 －（高分子化合物）－
    ⑦糖類とタンパク質
    　1) 糖類
    　　1.1) グルコース
    　　1.2) フルクトース
    　　1.3) アルコール発酵
    　　1.4) ニ糖類
    　　　1.4.1) ヘミアセタール構造
    　　　1.4.2) スクロース
    　　　1.4.3) マルトース
    　　　1.4.4) ラクトース
    　　1.5) 多糖類
    　　　1.5.1) デンプン
    　　　　1.5.1.1) ヨウ素デンプン反応
    　　　　1.5.1.2) アミロースとアミロペクチン
    　　　1.5.2) グリコーゲン
    　　　1.5.3) セルロース
    　　　1.5.4) セルロースの誘導体
    　　　　1.5.4.1) ニトロセルロース
    　　　　1.5.4.2) コロジオン
    　　　　1.5.4.3) セルロイド
    　　　　1.5.4.4) アセテート類
    　　　　1.5.4.5) レーヨン
    　2) タンパク質
    　　2.1) アミノ酸
    　　　2.1.1) アミノ酸の一覧表
    　　2.2) タンパク質
    　　　2.2.1) ペプチド結合
    　　　2.2.2) 一次構造と高次構造
    　　　2.2.3) タンパク質の特徴
    　　　2.2.4) 検出反応
    　3) 天然繊維
    　　3.1) 化学繊維
    　4) 酵素
    　　4.1) 失活
    　　4.2) 最適温度
    　　4.3) 最適pH
    　5) 油脂や脂肪

    ⑧合成繊維
    　1) ポリアミド系合成繊維
    　　1.1) ナイロン6,6
    　　1.2) ナイロン6
    　　1.3) アラミド繊維
    　2) ポリエステル系合成繊維
    　　2.1) ポリエチレンテレフタラート
    　3) 付加重合
    　　3.1) アクリル系合成繊維
    　　　3.1.1) ポリアクリロニトリル
    　　3.2) ポリビニルアルコール系合成繊維
    　　　3.2.1) ビニロン

    ⑨合成樹脂
    　1) 高分子とは
    　2) 熱可塑性樹脂
    　　2.1) ポリエチレン
    　　　2.1.1) 低密度ポリエチレン
    　　　2.1.2) 高密度ポリエチレン
    　　2.2) ポリプロピレン
    　　2.3) ポリスチレン
    　　2.4) ポリ塩化ビニル
    　　2.5) ポリ酢酸ビニル
    　　2.6) フッ素樹脂
    　　2.7) ポリメタクリル酸メチル
    　3) 熱硬化性樹脂
    　　3.1) フェノール樹脂
    　　　3.1.1) ノボラック
    　　　3.1.2) レゾール
    　　3.2) 尿素樹脂
    　　3.3) メラミン樹脂
    　　3.4) アルキド樹脂
    　　3.5) シリコーン樹脂
    　　3.6) その他の熱硬化性樹脂
    　　　3.6.1) エポキシ樹脂
    　　　3.6.2) 不飽和ポリエステル樹脂

    ⑩イオン交換樹脂
    　1) 陽イオン交換樹脂
    　2) 陰イオン交換樹脂
    ⑪ゴム
    　1) 天然ゴム
    　2) 加硫
    　3) 合成ゴム
    　　3.1) 付加重合による合成ゴム
    　　3.2) 共重合による合成ゴム
    　4) シリコーンゴム

    ⑫機能性高分子
    　1) 吸水性樹脂
    　2) 感光性樹脂
    　3) 生分解性樹脂
    　4) 導電性高分子
    　　4.1) 共役二重結合系
    　　4.2) イオン伝導性樹脂
    　　　 －（無機材料と生命物質）－
    ⑬金属材料
    　1) 鉄鋼
    　　1.1) 銑鉄
    　2) 銅
    　3) アルミニウム
    　　3.1) バイヤー法
    　　3.2) アルミナの融解塩電解
    　4) 合金

    ⑭染料
    　1) 物質の色
    　2) 色素
    　3) アゾ化合物
    　　3.1) ジアゾカップリング
    　4) 染料の分類

    ⑮生体物質
    　1) 学問領域
    　2) 核酸とその関連物質
    　3) タンパク質とその関連物質
    　4) 糖とその関連物質
    　5) 脂質
    　6) その他の生体物質
（謝 辞・御 礼）
　生涯学習の手引きとして、公開された代表的なＷｅｂやＹｏｕＴｕｂｅなどを参考にリンクを張らせて頂き、皆様の学問に対する姿勢と質のレベルアップに寄与したいと考えています。 ここでは、学習塾や各大学などでの現実的な授業内容を紹介し、その基本的なレベルと内容を紹介しています。

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