2006/3/9 東高円寺U.F.O. CLUB

【 金八祭り 第19回目 】


 第8戒 逆慰問ライブ!

 トイレは確かに炎のごとく真っ赤だった。だが頭の中は不思議と冷めていたさ。

 今回は出演者の津波さんに誘われ、ワルソウパクトさん主催のライブに出させていただいた。イベントに呼んでいただくのはとても嬉しい。感謝です!
 こう見えて、うちは色々なタイプの曲があるので大抵のイベントなら対応できるのです。以前にはお笑いライブに出たこともあるしね。
 ただ、最近はバンド・イメージを固めるため、シリアスで暗めの曲を中心にやっているので、今回はちょっと違う感じでやってみました。

1.まずタイトルがタイトルだけにややお笑い的な要素を強めにしたこと(ただし和風の土俗的ブラック・ユーモア。今後はこういう要素も少しずつ出していきたい)。

2.舞踏なし。舞踏の入る曲を演るとどうしても長くなってしまい、他の長い曲ができなくなってしまうのです(特に初期の曲は物語性が強く長い! 平均8分くらいかな)。
  ただ、舞踏の稽古を軽めにしたので、やはり舞台上での躰の感覚が違う。曲ごとにもっと躰の質感を出したかったし、ノリや演奏自体も自分的にはいまいちだった。でも毎回、舞踏の稽古を厳しくやると死んでしまうからね。まあ仕方ないか。

3.タイトルに合わせて、曲ごとに学校の時間割っぽくしてみた。MCも曲単位できっちり作ったが、こういう外枠を作って行う舞台のやり方は、バンド・スタイルになる前に自分が主催して何回か行ったイベントと同じ手法。もちろん当時のイベントとは手の掛かり具合の面で比べものにならないのだが。
  確実に異なるのは以前の物が外枠主体で中身をゲスト・パフォーマーの自由に任せていたのに比べ、今回はあくまで曲が主体ということ(当たり前だが)。昔は自分が気持ちよく踊れるのイベントが皆無と言ってよく、そのため苦労して暗黒系のイベントを主催して、その中で踊っていた。いまは曲やバンドというしっかりしたベースがあり、
純粋に中身へ集中できるのでとても助かる。ちなみにバンド形態になってから2度ほどイベント主催をしたが、どちらも自ら望んで行ったものではない。

 今回は新曲なし。いままで毎回、半分以上が新曲だったので、この辺でクールダウン。その分アレンジを変えてみたりしてみた。

セット
リスト

曲目

寫真

反省文!

1時限目
(保健体育)
露出狂の詩
検閲中

どんなイベントでも1曲はダークな曲をやることにしている。
関係ないが、赤フン吊した日傘を差して喜んでるヴォーカルはちょっぴり変態だと思う。

2時限目
(歴史)
夜叉が池の龍
検閲中

久々にやった。綱引きシーンのある曲なのだが、まえに使った縄が無かったので新調した(古いやつは、数ヶ月前に首をくくった牛村さんに貸しっぱなしだったような気がする。役に立って良かった)。

緊急朝礼
(校長先生のお話)
検閲中
教育者たるもの公序良俗に反してはならない!
ということでいつもの下ネタは封印して、変わりに背後ネタで勝負。そして見事撃沈!
やっぱり男は下ネタだよね。今度は任せろ!
3時限目
(体育)
にょろにょろ女郎
  の怨み唄
検閲中
演奏は前半が手拍子で、後半がギター。
ちなみにヴォーカルのこもだまりはこの曲がやや苦手らしい。私生活が幸せすぎるんじゃないのか?
4時限目
(もう卒業!)
裏切りの甘い蜜
検閲中
ただし、一つだけ授業で教えなかったこと。それは他人を裏切ることぢゃ。社会に出てから学びなさい。
これはわりと軽快な曲。歌詞はけっこう屈折してるんだがね・・・。
  写真撮影:こもだまり
  (携帯撮影だと思う)

終演後、ヴォーカル こもだまり一人と、右側の写真はこもだ&津波さん(白塗り・麻呂眉毛。本番では+アフロかつらだった)。


 今回は奇しくも全ての参加メンバーがソロもしくは2人組ユニットだった。方向性はみんなバラバラで、バラバラといえば一家離散だなあと、想像も膨らむ一日だった。いい加減な感想でゴメン。

 今回は舞台上でリズムとヴォーカルが少し聴こえづらかった。客席での音のバランスは問題なかったようだが。モニターからの返しを大きくしてと言ってあったのだが、自分がギター・アンプに近すぎたのだろうか? まあ、初めてやるところだし仕方ないかなあ。

 終演後に、いままでメールのやりとりだけだった死神さんが観に来てくれていたので話す。わりと気に入ってくれたようで嬉しかった。

 終電がやぱかったので打ち上げに参加せず帰る。高円寺が遠くに感じるド田舎住まいはもうイヤだ。