2006/7/8 神楽坂ディメンジョン

死神、カレイドサウンズ、
神楽坂ディメンジョン合同企画

【結局、いったい何を合同したのか分からないが、個々が独立していることだけは確かである、合掌である】


 第11戒 逆慰問ライブ!

 今回は初めての場所ということや、久しぶりの全身白塗りということでドタバタして、本番中の段取りをいくつかしくじった。だが、その分、勢いでやれて良かったのではないかと思っている。







寫真

反省文!









 復讐の唄。

 異端なものを無視、または排除しようとする現代社会に対する恨み辛みの調べを聴け!











 うちにしてはスピード・ナンバー。徒に速い曲をやる気は無い。一音一音で命を賭けて死に続ける為には、スピード違反の曲は取り締まりの対象になるのだ。









 新曲。
 
 この曲が果たしてブルースなのかどうか分からないが、魂を込めてやれば、それはブルースになると思っている。








 暗黒舞踏入り。
 段取りなんか、ポイ! いままでで一番勢いでガーッとできて良かったのではないかと思っている。

 元々はもっと長い曲だったのだが、いまやショート・バージョンがスタンダードと化している。その為、歌詞中の物語が若干分かりづらくなっているが、よく分からないところはお父さん・お母さんに訊きなさい。



 似たようなタイトルの曲はこの世に数知れずあるだろうが、その中で本当の闇を歌った曲がどれだけあるだろうか?
 俺の中には、星も、月も、希望も無い、真っ暗な夜があるだけ。昼の空に浮かぶ太陽は真っ赤な贋物で、闇こそが絶対的かつ永遠の存在なのだ。
 絶望しやがれ!

写真
撮影:
さくら


 物販ブース。

 例によって無料。その代わり”囚人募金”なる募金箱を設置して、集まった金を出所後の悪の秘密結社造りの元手にしようと思ったのだが、87円しか集まらなかった。
 無料だった葬式饅頭(”無料だけどヒ素入り!”)と、八つ墓村祭り!CD−ROM Ver1.5(前回ライブでやった曲も1曲聴ける。その他、ちょこちょこと更新した)は全部捌けたというのに・・・。
 君たち、只ほど高いものは無いという言葉を知らないのかね?

 ドタバタしているうちに、あっという間に終わってしまった感のあるライブだったが、勢いという意味ではいままでで一番あったのではないだろうか。稽古は稽古で積み重ねて、やっぱり本番では思い切りやらないとね。出演できて、とても良かった。
 ちなみに恒例の下ネタトーク・コーナーはお休み。少し考えるところもあり(下ネタについてか?)、「廃人による廃人の為の俳句コーナー」というのをやってみた。レギュラー・コーナーになるかどうかは不明。

 今回も謎のS嬢が”毒入り葬式饅頭”を作ってくれた。ありがとう!


 対バンの感想。

・遺伝子組換こども会・・・毎度ながら、よくも毎回おもしろいネタを考えてくるものだと感心する。メンバーの裏さんが毒々モンスター大好きというので嬉しかった。私はカブキマンの子供を産みたいよ。憧れのあのアイテムもGET!

・クリトリス・ガールズ・・・全員、馬鹿テクの持ち主ながら、客を煙に巻くような感じの笑える演奏が多かった。ただし、時折聴かせる本気曲は、オッと言わせるようなかっこよさがあった。ギターの人と話したら、梶芽衣子や暗黒舞踏に詳しいので驚いた。ちなみにメンバーは全員、男性。

・王様と下僕・・・メタル系。かっこいいリフがあった。キーボードがいて珍しいと思ったが、ゾンロリにもいるのでそうでもないのかな?

・断絶間・・・あと何回かライブをやった後、活動休止になるらしい。短期間らしいが、勿体ない。今回は全員揃ってリハに遅れてきた。バンドとしてのまとまりが出てきたということだろうか(笑)

・死神・・・何回か観ていて、曲も覚えつつある。その為、次に何をやるかだいたい分かっているはずにも関わらず、次に何が起こるかという期待感を抱かせられ、一挙手一投足に注目してしまう。こういう人は舞踏家にもなかなかいない。