2006/10/29 神楽坂ディメンジョン

「IMBRUE / IMBUE」


 第13戒 逆慰問ライブ!

 個人的にこの日は、リズムが出ないという最悪のトラブルに見舞われた7回目の逆慰問ライブに次ぐ、かなりのトラブルに見舞われた。
 ライブの4日前に引っ越しをしたのだが、運送屋の手抜きにより色々と計算外の重労働を強いられた挙げ句、ライブ2日前に強烈なぎっくり腰が炸裂したのだ。
 どのくらい強烈かというと、あまりの苦痛にバファリン(バッファリンて書いたら、ヴォーカルに年寄りだと言われた。だったらもっとお年寄りを労れよ)を飲んでは吐き、飲んでは吐きの繰り返しで3日間ほとんど稽古ができなかった。
 もちろんそんなことは舞台をやる上で言い訳にならないのだが、
直前になって稽古が出来ないというのは物凄く悔しい。ハンデを取り戻す為に前日から稽古を再開。身体と相談しながらのやや軽めの調整だったが、果たしてその結果は如何に・・・。

セット
リスト

曲目

寫真

反省文!







(検閲中!)

どうでもいい雑音だらけの世の中なので、多少(じゃないか)のノイズは我慢して下され。

まりさんが小技を披露。
ちなみに放火の隠語は赤馬・赤猫など色々ある。どうやら彼女はその辺が趣味らしい。




(検閲中!)

この曲にもやっと慣れてきた。
こういう暗黒系の曲をもっと作っていきたい。






(検閲中!)

綱引きシーンはさあ、お客の応援も頼みたかったんだけど、縄の長さが足りなかったのと客が乗ってくれなそうだったので断念。オレは根性なしさ。まあ、客より自分の表現の方が大事だけどね。
長い曲だが、結構ガーッと勢いでやれた。










(検閲中!)

ややスタミナ切れかな。

写真撮影:

CDは確かに無料だったが、ステッカーまで只だと思われて、2枚ほど持ってかれていた。貼ると不幸になるよん。

 せっかくの第十三回目のライブだというのに、十三という数字を利用するのをすっかり忘れてた。無念・・・。

 身体は、予想に反してかなりいい感じで、暗黒舞踏の身体意識ができていたように思う。トラブル前の稽古の積み重ねが役に立ったのではないだろうか。最後の方ではちょっと失速した感があるが・・・。
 
 この日はFUZZ(ギターの音を歪ませるエフェクターの一種で、ディストーションをもっと破壊的な音にしたもの)を使ったとき、ノイズがかなり酷かった。強烈にハウってしまう。以前と同じセッティングのはずなのに・・・。
 帰り道の途中でその理由に気付いたが、あまりに馬鹿馬鹿しいミスなので内緒にしておく。全ては私の責任である。一時でもディメンジョンの環境の所為かと疑ってしまって、たいへん申し訳なかったです。ごめんなさい(まりさんも歌い辛くなってゴメンね)。
 ただディメンジョンに関してはちょっと疑問点がある。舞台前面の幕(緞帳)が無くなってしまったのはいただけない。セッティングしている恥ずかしい姿を見られてしまったではないか。幕が無くなって女の子の大切なものを失った気分だ。
 それと物販用の机が少しずつ減っているような気がする。
 とはいうものの、サブ・マネージャーの小嶋さん(肩書きとか名前とか間違ってたらごめんなさい)の熱意は充分伝わってきた。 問題はうちの側でその気持ちに応えられるかどうかだ。その辺、上手く遣り繰りしていけるといいのだが。


 そして、対バンの人々。

・死神・・・以前より肉声や生演奏が増えていた。今まで観た中で一番良かったと思う。表現したいことがストレートに伝わってきた。でも短いね。もう少し長く観ていたい気がした。

・ルービーズ・・・なかなかのポップ・センス。この日、一番お客が入っていたように思う。

・クリトリス・ガールズ・・・みんな、このバンド名で偏見を持っちゃダメだよ。全員バカテクの持ち主のくせに、客をおちょくってるとしか思えない超ショート・ナンバーなどで笑わせつつも、ノイズ・ギターなど、かなり良い感じ。2ndCD、もらちゃった。ありがとございます。

・キュベレイ・・・前回、たまたまステージを観たときはパンク・ロック風に感じたが、この日は結構ポップな一面を見せてくれた。


 この日の廃人俳句は、種族を超えた純愛について熱く語ってみました。これって3曲目にやった「夜叉ヶ池の龍」にも通じることなんだよね。
 ちなみに今後はボーイズ・ラブに走るつもりだ。中学生のときに、本屋でそれと知らずにサブを開いてしまった時の衝撃がいまもオレの身体の中に息づいているぜ!
 そして、その愛の結晶を句集という形で出そうかと思う。期待してくれ!!