2008/5/25 新宿URGA
「裏窓presents」

 第25戒 逆慰問ライブ!

 前回のJAMに続き、今回のURGAも初めて出る箱。ステージは思ったより広く、ドラムを下手に移せたので個人的には非常にやりやすかった
 それとMARSHALLアンプが2000か900があるという事前情報を得ていたのだが、行ったら、今回呼んでくれた裏窓のギター久保田さんが800で歪ませて弾いていた。800はクリーンを出しづらいような噂を聞いていたのでやべえ!と思っていたら、ちゃんと2000のヘッドがあったのでホッとした。
 あと、ベースの703号が当日に新カツラ(いままでのよりもさらにロン毛?)を買いに行き、そのまま使っていた。栗山千明をイメージしていたらしく、サラサラ・ヘアーだと喜んでいた。

セット
リスト


寫真

反省文!










(検閲中!)

 今回は普段と曲順のパターンをかなり変えてみた。よって、いつもは1曲目にやることのまず無い、この曲から開始。
 アレンジも少し変え、マリさんの語りから始め、徐々に曲になっていくという形にした。703号のベースがかなり生きていると思う。





(検閲中!)

 寸劇から始まる。
 自分(犬吠埼)の台詞はもうちょっと感情を欠いた一本調子で喋りたかったが、その辺がいまいちで、ただの犯罪者っぽくなってしまった。

 俺はおまえの死神だ!

 俺はおまえの天使様だ!
 
 ガッツンガッツン行く曲で、特に最後の方のマリさんは狂気が感じられて良かったと思う。
 だが、この曲は完全語りで行くはずだったので、唄ってしまってはいけない。輪切りにしちゃうぞ。





(検閲中!)

 こういう重くてスローな曲が好きである。弾いていて気持ちがいいのと、ギターを弾きながらの舞踏がやりやすいのだ。





辿

(検閲中!)
 最後の方で5弦が切れた。
 でもあとはパワーコードで弾くパートだけだったので、そのまま6弦だけで弾いた。後でライン録りを聴いたら、やっぱりちょっとおかしかった。
撮影:


 URGAはステージや客席の広さや形状などが丁度良く、初めて出る箱にも関わらず、すんなりと落ち着いて演奏出来た。
 

対バンの印象
 えー、実はこの日、舞台の大先輩に当たる方が観に来てくれていて、うちの舞台後に、今日は時間がないからいまちょっと外で飲もうと言われて一時的に外へ出ていた為、全てのバンドの本番を観られませんでした(楽屋で音だけ聴いていたバンドもあり。)。すいません。
 そういう訳で以下の感想はリハも含めての感想です。

・真世界おめこ倶楽部
 三味線やサックスが入ったりして技術的にはもちろん、その音の構築など非常に高度でした。こういう上手いバンドで凄い名前を付けるところってたまにあるんだよね。クリトリス・ガールズとか。

・Satan Soup
 てっきりメタル・バンドだとばかり思っていたら、ミディアム・テンポのかっこいいロックだった。速すぎないバンドが好きです。

・組織暴力幼稚園
 残念ながらドラムのムチオさんが抜けてしまったそうで、この日はドラムだけ打ち込み。新ドラマーが入ったら、また改めて観たいなあ。

・ZombieLolita
 この日はマミーさんのソロ・ヴォーカル。本人にも言ったのだけど、(メンバーにデス声で良いヴォーカリストはいるものの)マミーさんヴォーカルだと曲がストレートに伝わってきて、しかも声の基礎がしっかりしていて”唄っちゃわない”歌い方ができていていままで観たゾンロリで一番良かった。

・裏窓
 なんというか、すんげえなあ!
 グルーヴ感(この言葉、ほんとは嫌なんだ)というより、うねるような圧倒的な演奏で、しかもリズムがずれないし、なんかもう言葉に出来ないや。


 その後、もんじゃ焼き屋で8人くらいで打ち上げ。テンション高いよ、太郎さん!
 ここではマリさんが外国人(外人扱いされるのを嫌ってたが)のジョーさんに口説かれまくっていたが、軽くあしらっていた。男泣かせだよ、この女は・・・。
 その後、富める者はバーへ。貧しき者は新宿噴水広場で朝まで飲んだり喋ったり寝たりしてた。さながら人生の勝ち組と負け組の差がはっきり出た瞬間という感じ。俺はもちろん負け組さ。
 翌日は酒ともんじゃと韓国料理(ライブ途中に外出したときに食べた)が胃の中で格闘している感じで、しばらく活動不能だった。
 もう無理が利く年齢ではないのであるよ。

 ああ、この後はあまり休む暇もなくレコーディングだなあ。