(この日は”ヂル・ザ・ヴァギナ・ファック”というユニット名で出演)
この日はSEX-virgin killer-さんのレコ発&復活祭イベントに出させてもらった。手刀経由で話をもらったので、直前までそういうイベントだと知らなかったが、どういう路線のイベントかは名前で大体想像がついた。このタイトルと、手刀のホリイ氏命名のユニット名を聞いた時は爆笑したけどね。 犬吠埼ヴォーカルもこれで2回目。前回より進歩したのか、退化したのか、突然変異したのやら。イベントとユニット名に合わせた曲もやりつつ(基本的にうちはあまりイベントや対バンに合わせて舞台の内容を変えるということはあまりしないのだが、こういうイベントは嫌いじゃないのでノリノリで合わせた)、今後のバンド展開をにらんだ新機軸もテストしながら渾身の舞台をやった。
これも一つの愛の形だよね〜! イベントに合わせた感じのヴァギナ・ファッキン!なロックンロール。 今回はかねてより考えていたDJパートを挿入してみた。ついでに別の物も挿入したかどうかは定かでないが、内容的には挿入したも同じだと思う。 リズムがかなりヤバかった・・・(俺の所為さ。ごめんよ、恋太郎)。
前回JAMでもやったので、より密度の濃い演奏ができたと思う(歌詞もほぼ完璧)。 半漁人が出てくる曲なので、事前に荒川で河童を観察して舞踏に生かした。
・ ・ ・ 影 男 よ り ・ ・ ・
今後どんどん取り入れていく予定の猟奇的な暗黒舞踏音楽劇の為の実験。 将来やる予定の暗黒舞踏音楽劇【影男】の1シーンを抜き出し、なおかつ単独作品としてアレンジしてやってみた。 本当は上半身諸肌脱ぎでやるはずだったのだが、脱ぎ忘れた。ちゃんと全身白塗りしたのに・・・。背中の表情を出したかったので、このミスは痛い! ちなみに男の生首はヘアカット用の未使用品を入手した物で、ロンゲだったのを玄関でヘアカットした。近くで見ると毛先ギザギザである。
・ ・ ・ リ フ 地 獄 ・ ・ ・
今回は曲は2曲だけに抑え、後半は今後の展開への布石とさせてもらった。基本的に舞踏シーンではギターを置くことにした。ギターを弾きながら”踊らない”踊りをすることに慣れたつもりではあったが、やはり身軽になって踊るとかなり舞踏に集中できる。特に身体と空間の質感には拘ってみた。 それとMCは今回全部下ネタで統一した。ただ下品なだけでなく、エスプリとペーソスと基本ジェントルマンぽさをさりげなく忍ばせた内容である。と自分は思っているのだが、あまり自信ないや。 仕方なく(でも死ぬ気で)歌っている犬吠埼ヴォーカルだが、中学生棺桶界隈の人々からかなり気に入ってもらえているようで凄く嬉しい。リスペクトしている人から褒められると励みになるね。 でもヴォーカルは探す。暗黒舞踏の世界で探せばきっと良いヴォーカルが見つかると思う。 とりあえず、2008年のライブはこれでお終い。来年は何本ライブをやれるか不明だが、ヴォーカル探しと平行して、無理なく経済的に、自己破産とか闇金に手を出してミナミの帝王・竹内力に追い込みをかけられるリスクを避けながら頑張ってゆきたい。