★何のために、誰のために?
元々会計とは、財産を管理するために発達してきたと考えられます。
今私の手元にはどれだけの財産が蓄えられているのか知りたい。
もっと正確に知りたいから、この作業を何度も繰り返し行っていく。
そうするとこれらの比較が可能となり財産がどれだけ増えたかわかってくる。
それならば手元には無いがあの人に貸した財産も数えておこう。
ついでに増えた原因も探っておけば、この先役立つことだろう。
これだけ分かっているんなら、来年の予想も先に立ててみよう。
★記帳が全てだ!
その為にはとにかく記録しておかないと忘れてしまいますよ。
日々起こった出来事をきちんとその日のうちに書きとめていく。
数字を使ってお金の動きを表現すれば現金出納帳が出来上がる。
この時同じ項目別に別途集計し続けていけば、総勘定元帳が完成してしまう。
そしてそれら項目別の残高を一覧表に仕上げれば試算表となり、
財産グループと損益グループに分ければ貸借対照表と損益計算書に大変身。
こうして知りたいことが見えてくるのでした。
★財産目録こそ大事だ!
だけどここで一寸待ったがかかります。
それらの数字は本当の姿を表してくれているのでしょうか。
財産という奴は傷みもするし、無くなる事もありますよね。
そこで時々現物を確認して大切な財産を評価しなおす決算の必要が生じます。
さあこれで知りたいことは全て手にすることが出来ました。
将来の不安も解消した事でしょう。
明日も1日頑張ろう。
★オマケも付けときます
会計という奴は好奇心旺盛なので、今も形を変えながら増殖を繰り返してます。
単細胞なくせに落ち着きが無く、輪郭がぼんやり滲んでいます。
けれど面白い性格なので、飽きることがありません。
どうかこの楽しい世界を一緒に共有してください。
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