はじめに 2001年3月18日公開 　ある日、とあるサイトでPL-Renaissance/98Betaなる製品の記事を見つけました。なんでも古い９８をＡＴ互換機にアップグレードする、オールインワンマザーボードとのこと。マニュアルや紹介サイトをみると、一般的なデスクトップ型の９８なら、特に半田こてを使うことなく改造できてしまうようです。 　これは面白いと早速一枚購入し、手持ちの９８に組み込もうとしたのですが、考えてみるとマニュアル通りに改造しても面白くも何ともありません。作るなら、何か一つ特徴のある工作をしたいものです。そこで目に付いたのが、最近ジャンクで購入したPC-9801UV11。非常にコンパクトな筐体で、PL-Renaissance/98Betaと組み合わせれば、流行の省スペースＰＣができそうです。一見、工作は簡単そうですが、3.5inchベイしか無くしかも空間的余裕のない筐体、42Wしか取れない電源など、問題は山積みだったりします。 　しかしそれは逆に工作のやり甲斐があるというもの。なんとかＵＶ１１を現在の省スペースＰＣ並みに改造すべく、製作に着手することにしました。 　目指すスペックは以下の通りです。 Case PC-9801UV11筐体 この製作記の発端。 MotherBoard PL-Renaissance/98Beta これは必須。 CPU AMD K6-2+(500MHz) UV11の42W電源の使用はまず無理。 Memory PC100 128MB以上 妥当なところ。 HDD 4.3GB以上 2.5inchにするか3.5inchにするかはまだ未定。 CD-ROM ノート用IDE 普通のCD-ROMを入れるのは無理でしょう。 どこに装着するのかが思案のしどころ。 FDD 3.5inch 2mode ９８のFDDと交換するだけなので簡単。 その他 ９８ピポ回路 やはりこれが無くては・・・。 次→ 「PL-Renaissance/98BetaでＵＶ１１をＡＴ化」の目次に戻る トップページに戻る