４５度に隅切りされた角地のかたちのまま立ち上がった単純な箱のような外観。
ランダムに開いた窓は大小の正方形で周辺からのプライバシーを保ちながら
周辺の街並みの景色を切り取って室内に取り込む。

右側が縦に２台入る駐車場の入り口。隣家との距離を設けることで敷地内に暗い裏をつくらない方法。

居間は外周に吹き抜けを設けて高窓から採光・通風を確保。
１階でも明るく、周辺からの視線も気にならない場所に。

床はコルク、アイランドキッチンは白ラワン合板、階段はポプラのチップを固めた集成材、
色は着けずに素材感をそのまま残した。

吹き抜け上の家事スペースから吹き抜けを見る

左側の窓の外には周辺の街の風景の断片が見える。
右側は寝室につながる窓、上はトップライト。

正方形の繰り返しのモチーフ。美術館のような白い部屋。
洗濯物にアイロンがけしたり、本を読んだりするのでも、気持ちよい場所のほうが良い。