コンクリート護岸の川沿いに立つ住宅。
1階と2階の箱をちょっとずらすことで
リビングが空に浮いたような場所になる。

川の流れ、公園の緑、都会の中の自然を感じさせる別荘のような小住宅。
DATA
所在地/神奈川県川崎市 
構造・階数/木造軸組み・2階建
敷地面積/151.56u
延べ床面積/91.08u
本体工事費約/2130万円

表紙 略歴 仕事の進め方 作品集 雑記 地図

■外観

コンクリートの護岸の上に立つシンプルな箱
同じ外形の1階と2階の箱がずれて重なった状態がそのまま表れたユーモラスな外観

 

■遠景


工業製品であるフレキシブルボードをビス止めした工場のような質感は
ドライな表情のコンクリートの護岸にあわせて選択
逆に川自体が建物の前庭のように見えてくるのが面白い

 

■室内


川に面して張り出した2階の居間
天井高さ4m、画家のアトリエのような白い部屋
春には大きな窓からは対岸の公園の桜並木を眺めることができる
京都の川床のような、都会の中の特別席


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