作文(さくぶん)

解釈を述べる

解釈(かいしゃく)とは?

解釈(かいしゃく)とは、表現(ひょうげん)の意味(いみ)や内容(ないよう)を自分(じぶん)なりに考(かんが)えて理解(りかい)・説明(せつめい)することをいう。

「暑(あつ)いですね。」という表現(ひょうげん)から、(1)『相手(あいて)がクーラーをつけてほしいと思(おも)っている』、(2)『単(たん)なる挨拶(あいさつ)として言(い)っている』、(3)『相手(あいて)が冷(つめ)たい飲(の)み物(もの)を欲(ほ)しがっている』……などと考(かんが)えるのは、いずれも解釈(かいしゃく)の例(れい)である。

解釈(かいしゃく)と要約(ようやく)

解釈(かいしゃく)も要約(ようやく)も、他人(たにん)の書(か)いた文章(ぶんしょう)や他人(たにん)のことば、つまり、他人(たにん)の考(かんが)えをまとめて書(か)くという点(てん)では共通(きょうつう)している。しかし、解釈(かいしゃく)は、自分(じぶん)なりに考(かんが)えて書(か)く、つまり、主観的(しゅかんてき)に書(か)くという点(てん)で要約(ようやく)とは区別(くべつ)される。

要約/解釈
事実(じじつ)を書(か)く他人(たにん)の考(かんが)えを書(か)く自分(じぶん)の考(かんが)えを書(か)く
客観的(きゃっかんてき)に書(か)く描写(びょうしゃ)要約(ようやく)論述(ろんじゅつ)
(意見文(いけんぶん)・論文(ろんぶん)など)
主観的(しゅかんてき)に書(か)く説明(せつめい)解釈(かいしゃく)陳述(ちんじゅつ)
(感想文(かんそうぶん)・随筆(ずいひつ)など)

文(ぶん)や文章(ぶんしょう)の解釈(かいしゃく)を述(の)べる

次(つぎ)に示(しめ)す構成(こうせい)で、解釈(かいしゃく)を述(の)べる文章(ぶんしょう)を書(か)いてみよう。

  1. 解釈(かいしゃく)の対象(たいしょう)となる表現(ひょうげん)を示(しめ)す
  2. 解釈(かいしゃく)の内容(ないよう)を示(しめ)す
  3. 具体例(ぐたいれい)(証拠(しょうこ))を示(しめ)す

たとえば、以下(いか)のように書(か)けばよい。

空(から)っぽの容器(ようき)ほど大(おお)きな音(おと)を立(た)てるということわざがあります。[←解釈(かいしゃく)の対象(たいしょう)となる表現(ひょうげん)]

これは、頭(あたま)の悪(わる)い人(ひと)ほどよくしゃべるという意味(いみ)でしょう。[←解釈(かいしゃく)の内容(ないよう)]

たとえば、成績(せいせき)のよくない学生(がくせい)ほど授業中(じゅぎょうちゅう)に私語(しご)をするものです。[←具体例(ぐたいれい)(証拠(しょうこ))]

次(つぎ)のような文型(ぶんけい)を使(つか)って、解釈(かいしゃく)を述(の)べる文(ぶん)を書(か)いてみよう。

    • ……[人名]は、……といっています。
    • ……だという人がいます。
    • ……ということばがあります。
    • これは……という意味です。
    • これは……ということでしょう。
    • これは……という意味だと思います。
    • これは……ということだと思います。
    • これは……ということではないでしょうか。
    • たとえば、……
    • 実際に……

簡単(かんたん)な例(れい)を以下(いか)に示(しめ)す。

「サルも木(き)から落(お)ちる」ということばがあります。

これは、どんなにうまい人(ひと)も失敗(しっぱい)をすることがあるという意味( み)です。

実際(じっさい)に、私(わたし)の父(ちち)は料理人(りょうりにん)ですが、先日(せんじつ)、ナイフで指(ゆび)を切(き)ってしまいました。


課題:

♦ 次(つぎ)のうちひとつを選(えら)んで、あなたの解釈(かいしゃく)を述(の)べ・具体例(ぐたいれい)を示(しめ)しましょう。

  1. 「芸術(げいじゅつ)とは、見(み)えるようにすることだ。」by パウル・クレー
  2. 「花キャベツ(カリフラワー)は大学教育(だいがくきょういく)を受(う)けたキャベツである。」by マーク・トウェイン
  3. 「必要(ひつよう)なものが重要(じゅうよう)だとはかぎらない。」by ことわざ
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