サターン時代
バーチャ・ファイターに代表される、
ポリゴンを利用した仮想立体空間ゲームが続々発売。
四角いリング、完全再現なるか?
キングオブボクシング
ついにボクシング・ゲームの世界でも待望の3Dポリゴンの時代到来!
「ボクシングの立体的な攻防を完全に表現できるのではないか?」
筆者の期待は発売前から異常に膨らんでいった(サターンを購入して準備!)。
結果、ポリゴン・ボクサーたちは皆、不自然だった…。
パンチの打ち方、フットワーク、どれも本物のボクサーの動きには程遠く、
ボクシングに興味のないスタッフによる作品だと痛感した。
ショッキングだったのは左ジャブよりも威力の劣る右ストレート。
(素人でもどっちが強力か、判断できるはず!)
他にも攻防万能のダッキング攻撃(防ぐ手段が思い浮かばない!)、
まったく回避能力のないスウェー、
複雑なコマンド入力を必要とする必殺コンビネーション(まず、当たらない)。
一人用の難易度にも問題があるなぁ(弱すぎる)。
以上、悪い点ばかり思い出されます…。
でも、ボクシング・ゲームにポリゴンを使ったことに意義はあったかなと…。
仕方なくプレイしつづけたけど、得るものは少なかったなぁ。
ファンキーヘッドボクサーズ
登場するボクサー達の顔が立方体という不思議なゲーム。
殴られると顔がビョーンと伸びたり、ぐるぐる回ったりする。
その特殊なポリゴン技術を見せつける作品。
トレーニングして能力値を向上させて王座に挑む…というモードもあるので
それなりに遊べるのだが、最後まで吉本芸人のギャグは分からなかった。
一発当たれば違う種類のパンチが必ず繋がる、というシステムだったので
一度捕まったら大変な状態に…。
隠れキャラでサルとか女子プロレスの選手がいたっけ…。
今思えば「何で買ったんだろ?」のゲーム…
サターン時代(そんな時代あったっけ?)の他のゲーム、知っていますか?
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