Tenka S について

■ 概要

  Tenka S は画像や文字(墨字)を3種類の変換モードで点図化するソフトです。作成された点図は
 エーデルの点図データになります。これを EDLファイルとして保存したり、エーデルS (他のエーデル
 には対応していません。)のクリップボードにコピーしたり、直接点字印刷したりできます。


■ 準備

  1.画像の種類

    点図化できる画像データの形式はビットマップ(拡張子が .bmp のファイル)と JPEG(拡張子が
   .jpeg か .jpg のファイル)です。スキャナで読み取った画像なども、Tenka S で使うときは必ず
   それらの種類のファイルにしておいてください。
    Tenka S が処理する画像はカラーでもモノクロでもよいのですが、白地に黒のペン書きの図形を
   スキャナで読み取ったもの、あるいは、「ペイント」などの描画ソフトで描いた同様の図形が最適です。
   逆に、カラーの写真などはうまく点図化できないと考えて下さい。
    Tenka S 自身で白地に黒の元図を描き、それを点図化することはできます。そのために「ペイント」
   を簡略化したような描画機能を内蔵しています。また、点図化したい文字は、日本語FEP を使って
   呼び出します。

  2.連携動作のために

    Tenka S は単独で動作できますが、Tenka_S.exe、Edel_S.exe を同じフォルダに置いておくと、
   次の連携動作を利用することができます。

     ・ エーデルS から Tenka S を呼び出す。
     ・ Tenka S で作った点図をエーデルS のクリップ−ボードにコピーする。