コンセプトは自分を美化してキャラクター化する。
【自分を構成する要素＋キャラクターとして好きな要素】を抽出して、可能な限り２次元的な可愛さに寄せました。
おっとりして大人びている、幼い印象、画家のまたは幼稚園のスモック、好きな色、実家の家紋アレンジ、和風のエッセンス、ショートブーツ、リボン、インナーカラー、目隠れ …

イメージは長物を振り回してくれそうな、カッコよくてキレイな同級生。
薙刀部のクラスメイトがあまりにもカッコよかったので、自分の中でキャラクターとして昇華した感じです。

そして、マリエちゃんを語る上で外せないのが、同時に生まれた他のキャラクターたち。
私がキャラクターをデザインするとき大抵２～３人まとめて考えるため、彼女が世に生まれたときは３人組だったのです。

確かお正月の三が日、ボールペンでらくがきをしてるときでした。「ここにもう一人いたほうがバランス良くね…？」という閃きによって３人組は４人組になったのです。
そして、彼女たちはいつもの女子高生４人組として私の中で確固たる地位を築き始めました。

当時、アラド戦記というオンラインゲームにかなりハマっていまして。アラドの世界観やストーリーが面白くて「いつもの４人がアラド世界で冒険者をするならどの職業かな？」と考えたところから、ファンタジー版４人組の妄想が始まりました。
ゲーム内の職業とキャラクターを組み合わせるのが楽しくて良い経験でした。これ以降、ファンタジー系キャラクターを考えるときは、ゲーム内での立ち位置（タンク、ヒーラー、バッファーなど）も併せて考えるようになりました。

描き続けるうちに衣装もマイナーチェンジを重ね、想像の翼を羽ばたかせるうち、少し違った形も見たいな、という閃きからマリエちゃんは盾を持ち、リサは諜報員となり、イオリちゃんは異世界に転移して、カスミちゃんは魔女になりました。

オリジナルの良いところは、IFとか別の世界線とかスターシステムとかやりたい放題できるところですよね。
そうそう、このファンタジー４人組が召喚される聖杯戦争パロのメモが私のPCには眠っています。

一番左の簡単なうさぎちゃん、実は人生初のマウスで描いたイラスト。ここから私のPCお絵かき人生が始まった記念すべき１枚。

ピンクの方は可愛らしさ全開ですが、白い方は高校生の時に誕生した自由なうさぎちゃんです。
クロッキー帳にらくがきしまくってるウチに線数が減っていき、動きを重視したちょっとキショいポーズもできる、とても自由な存在になりました。

そうそう、皆さん小学校の授業などでマグネットを埋め込んだ粘土細工を作らされたことはないでしょうか。その粘土うさぎちゃんがまだ実家の台所で守護神やってます。

オリキャラって個人の癖が出やすいので、どうしても同じような見た目に偏るのが問題だと思っています。無意識に右手が同じような顔を描いてしまう…みたいな…
その辺は、複数人まとめてデザインすると比較的上手くいく気がします。

上の女子高生４人組も並んだときに見分けがつくように、髪型・目・体型・服装・スカートの長さ・靴下・部活・家族構成など、要素をある程度バラけさせています。
自分は男キャラの引き出しが浅すぎてカッスカスなんですけど、こうして並べて描くことでなんとかバリエーションを捻り出している…！

Misskeyのいいところ
たくさんのひとがそれぞれのにゃんぷぷを生み出しているところ

おお　にゃんぷぷよ　えいえんなれ