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定価 |
税込800円 |
出版社 |
PHP研究所 |
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大阪人が、長い歴史の中で培ってきた「しゃれことば」の意味内容、用法、文化的な背景などを紹介する。現代人が日常会話の中ですぐさま使えるように、「しゃれことば」を含んだ会話の具体例も付してあるので、便利。 |
「しゃれことば」は、「ことばの王国」大阪の華麗なる遺産。それを現代に甦らせるべく腐心した。「しゃれことば」の意味内容を辞書的に羅列した研究書は、従来からごく少数ながら出版されてきたが、懇切丁寧に会話例まで併載したものは、本書が初めて。 |
●どないもなりまへんわ
(仏の碗、夜明けの幽霊、石垣のうなぎ、猿の病気、深草の団扇など)
●口八丁、手八丁でっせ
(蛸の天麩羅、竹屋の火事、やもめの行水、山伏の夕立、鯰の子など)
●ホンマ難儀な人やなあ
(金魚のおかず、お城の堀、八月の槍、幽霊の写真、新しい煙管など)
●しょせんこの世は男と女やで
(鰯煮た鍋、上町の井戸、鼠六匹、ちびた鋸、京の大仏など)
●金の切れ目が縁の切れ目ですわ
(下手な将棋、京細工、夏の蛤、赤子の行水、近江八景など)
●さい先どないでっしゃろ
(時計の針、牛の爪、羽織の紐、師走の蛙、貧乏な魚屋など)
●大阪人の「ことば」とコミュニケーション しゃれことばの誕生と特質をめぐって |
○2005年8月25日付『日刊ゲンダイ』で紹介されました。 |
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