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定価

税込2310円

出版社
技報堂出版
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『蛇と女と鐘』(2012年)
内容
蛇と女と鐘・・・。神仏の加護も及ばぬ妖しい三角地帯へ分け入る、知と美の旅!
目次

まえがき
1.鐘という宇宙
(1)日本文化は鐘づくし
(2)天下の三名鐘の伝説
①東大寺の鐘、正しい吊り方は?
②平等院の鐘、ホンモノはどこに?
③三井寺の鐘、砕いて直して・・・・・
(3)かねがね気になっていた鐘のはなし
①三名鐘でなくて四名鐘
②豊臣家を滅ぼした鐘
③饅頭にもなった四天王寺の鐘
④朝鮮鐘をめぐって
⑤大坂の時鐘
⑥無間の鐘のご利益

2.鐘と蛇と水のトライアングル
(1)沈鐘伝説とは
①越前国と筑前国が二大名所
②なぜ沈んだのか 
③沈んだ後も大変
(2)龍蛇と鐘
①狙われる鐘
②雨乞いとの関係

3.鐘に恨みはかずかずござる
(1)追う女、逃げる男
①『大日本国法華経験記』の 「寡婦」
②『今昔物語集』の「寡にして若き女」
③『元亨釈書』の「寡婦」
④『賢学草子』の「遠江国橋本の長者の娘」
⑤『道成寺縁起』の「紀伊国牟婁郡真砂の清次庄司と申す人の娵」
(2)道成寺の鐘の因縁

4.芸能にみる道成寺伝説
(1)文楽『日高川入相花王』の激流
(2)能『道成寺』の跳躍
(3)歌舞伎『京鹿子娘道成寺』の変幻

5.無間の鐘の呪縛

あとがき

主要参考文献一覧

マスコミ
●2012年12月19日(水)箕面FMラジオ・タッキー81.6『植田洋子とtea for two』で紹介されました。