下部漸深底帯底生魚05

シンカイエソは二千数百Mの海底でじっとしている姿が観察されています。ヒメ目ミズウオ亜目エソ科に属しこの仲間は口が大きく歯が鋭く眼が小さい、といった特徴を持っています。頭が上下に扁平、体が円筒形、尻尾が左右に扁平、なのでサメに近い体型ですね。ソコクロダラとキタノクロダラはチゴダラ科の中でも大型になる種類でエサの少ない深海でも必死に生き抜いています。腹びれの一部が糸状になっているのが特徴でソコクロダラは左右2本ずつ、キタノクロダラは1本ずつ伸びています。そしてもっと長く伸びているのがソコダラ科の仲間ヒモダラです。糸状腹びれの長さは頭長の二倍あります。頭長って何だ、ですが鼻先(吻端)からエラ蓋(主鰓蓋骨と言います)の後端までの長さを指します。ついでですが体長と全長の違いはどうでしょうか。体長は鼻先から尾びれの根元(つまり肉のある部分)まで、全長は尾びれの先まで含んだ長さを言います。
1.シンカイエソ
 Bathysaurus mollis
 65p

2.ソコクロダラ
 Lepidion inosimae
 100p

3.キタノクロダラ
 Lepidion schmidti
 85p

4.ヒモダラ
 Coryphaenoides longifilis
 86p