移行帯底生魚24 |
刺身、塩焼き、煮付け、何でもござれの美味なサカナとして知られています。旬は冬。脂がのってます。特徴は何と言ってもこの胸びれでしょうね。とくにホウボウは大きくて色あざやかです。そして胸びれの根元に三対ある遊離鰭条(ゆうりきじょう)はこれを脚のように使って器用に海底を歩きます。鳴き袋と呼ばれるうきぶくろから音を出すのもホウボウならでは。英名はSpiny red gurnard(ホウボウ)、通称Searobin(海のコマドリ)とも呼ばれています。同じホウボウ科なんだけどカナガシラ属のカナガシラとカナドはちょっと派手さに欠けるかな。細かいことですがカナドの第一背びれ鰭条は二番目が一番長いという特徴があります。種類を同定するときにはご参考までに。食して美味しい彼ら自身はエビカニが大好物で固い殻も何のその、ばりばり食べています。 |
1.ホウボウ Chelidonichthys spinosus 40p 2.カナガシラ Lepidotrigla microptera 31p 3.カナド Lepidotrigla guentheri 20p |
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