2.一般人にも必須の環境整備
1. PDA編
何はともあれ、PDAを購入したらそのPDAのメーカーのHPに行って修正パッチを探しましょう。
また、MicrosoftよりActiveSyncの最新版や各種アップデートのファイルをダウンロードしてください。
特に直リンク禁止ではないはずなので、リンクしておきました。(不都合がある場合はご連絡を)
G-FORTのアップデートパッケージ
<CASIO>
http://www.casio.co.jp/pocketpc/GFORT/support/
CASSIOPEIA各機種
<CASIO>
http://www.casio.co.jp/
GENIO各機種
<TOSHIBA>
http://genio-e.com/pda/
PocketGear等
取りあえず無いようです。
iPAQ、jornada
<HP>
jornada
http://japan.support.hp.com/drivers/051.html
iPAQ
http://h18007.www1.hp.com/support/files/handheldiPAQ/jp/
Microsoft
PocketPC関連(ActiveSyncやWindowsMediaPlayer7.1など)
http://www.microsoft.com/japan/mobile/downloads/default.asp
PPC用PowerToys
http://www.microsoft.com/mobile/pocketpc/downloads/powertoys.asp(英語のみ)
いろいろ遊ぶときに必要です。説明は別の場所で。
<ソフトのインストールの順番>
1. Microsoftへ行ってActiveSyncの最新版を落として接続するPCにインストールする。
インストールの仕方は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックすれば自動的に始まります。
あとは全部「次へ」、か「はい」だけでOKです。
ここからは、PDAをActiveSyncで接続して作業を行うことになります。
PDAをクレードルに挿してクレードルのUSBポートをPCにつなぐか、USBケーブルで
PDA本体とPCを接続してください。はじめに接続するときはパートナーシップに関する
設定画面が出ますので、自分の好きなものを選んでください。
2. メーカーHPへ行ってアップデートパッケージがあればそれを適用する。
説明をよく読んで指示通りにアップデートを行ってください。
3. Windows Media Player(以下WMP)の最新版を入れる。
このとき、PPC2002搭載機種はWMP8を入れられますが、それ以外の機種は7.1止まりです。
4. その他ソフトを入れる。ゲームやアプリなどは最後にして、タスク&ファイルマネージャーなどの
システムやOSに近いソフトから入れましょう。
その際は、ソフトの開発者やメーカーのHPの解説ページや、ソフトについて来るReadmeファイル
(解説のファイル)をしっかり読みましょう。読まないで、カンでインストールするのは失敗のもとです。
<便利なソフトウェア紹介>
■タスクスイッチャー(タスクランチャー)の導入
PPCの一番の問題は「標準でプログラムを完全に終了できない」ことにあります。
PPC2002では×ボタンが用意されていますが、押したからといって完全に使用メモリを開放しているわけでは
ありません。また、PPC2002以前の機種ではさらにひどく、×ボタンすらありません。勝手に終わるのを待つか
プラグラム→設定の奥まで行って終了させなければなりません。
これでは、常に快適な環境で各種ソフトを使えるとは言いがたいものです。
というわけで、タスクつまりプログラムを完全に終了させるソフトが必要になってくるわけです。
基本的には、ソフトを完全に終了させる機能のほかに、メニュー、ランチャーなどの機能が付いているのが
一般的です。色々種類はありますが、ここでは2種類のソフトを紹介します。
・SQ Pocket
入手先
MONO-Q Branch
http://homepage2.nifty.com/qta/index.htm
このソフトは非常に多機能で、バッテリーの残量を表示してくれたり、スタートボタンの横に
ショートカットアイコンを表示できたりと便利なものです。基本的にはこれを入れてもらえば大体の
要求にはこたえられると思います。
ただ、逆に多機能すぎて、画面がごちゃごちゃしてしまうので、シンプルな機能のみ手軽に欲しい
という方には向きません。ただ、カスタマイズできる方ならシンプルな構成にも出来ますので、
やる気のある方やいろいろ機能が欲しい方などはぜひこちらをインストールしてください。
GENIOなどにはこちらが良いです。
インストールはダウンロードをして展開した中の「SQPC.TXT」をよく読んで、指示通りに行ってください。
・GSPocketMagic
入手先
絶版ソフトのページ
http://www83.sakura.ne.jp/~geometric/ce/soft_dead.htm
先述のSQとは対照的に、非常にシンプルなソフトです。
プログラムの終了とタスクのスイッチのみに特化したおかげで非常に軽く出来ています。
絶版で、後継ソフトもありますが、シンプルかつ軽いという点ではこれが最高だと思っています。
G-FORTにはこちらをお勧めします。GENIOとは相性が悪く逆に使いにくかったですね。
インストールは解凍して出来る「GSPocketMagic.txt」をよく読んで行ってください。
さて、これでタスクスイッチャーがインストールできました。
■ファイラーの導入
ファイラーとは所謂エクスプローラーと同じものです。標準のエクスプローラーでも良いのですが、あまり
使いやすくないため別のファイラーをインストールしたほうが良いと思います。
特別強くお勧めするわけではないので、個人の好みでインストールしてください。
・GS Finder+TQ
入手先
MONO-Q Branch
http://homepage2.nifty.com/qta/index.htm
下記のGS FinderをSQ Pocketの作者さんが改造したものです。
こちらは2画面でドラッグ&ドロップによるコピーなどが出来ます。
お勧めのソフトです。
・GSFinder
入手先
絶版ソフトのページ
http://www83.sakura.ne.jp/~geometric/ce/soft_dead.htm
前述のGSPocketMagicと同じ作者の方のものです。シンプルで起動も早いのですが、分割画面に対応して
いないのでファイルコピーが少し面倒です。
分割画面とは、2画面で別のフォルダを表示させてドラッグ&ドロップでコピーなどができるものを指します。
基本的に上記2つのソフトがあればほぼ快適にPPCを使えます。
WMPのインストール等は簡単ですのでご自分でお願いします。
(2003/2/26作成、2004/2/26改訂)
文責:TAM
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