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毎年一回開かれる「五月大行事」には、全国各地からまた世界 各地から、世界平和のためにたくさんの人が集まります。 私は、新宿からバスでいつも行きます。新宿の出発は午前7時。 当然、家を出るのはもっと早く、更に起床するのは午前3時50分 です。そんなに早くとも、世界平和のためなら苦にならないので す。 富士聖地に着くと、まず受付です。奉謝金を支払い入場します。 奉謝金を支払う、と聞いて首を傾げた方はいらっしゃいませんか。 私たちは、世界人類の平和のために、休日一日を捧げ、奉謝金 を捧げ、祈りと印を捧げているのです。それでも不平不満などあり ません。参加不参加はまったく会員の自主判断に任されているの です。 |
受付から野外会場を望む。ここはpeace pathといって、道の両 側にピースポール(各国の平和を祈る言葉が印刷されている) が立っています。ここを通るとき、一日も早く世界の平和が達成 されますように、と祈らざるを得ません。 |
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ピースポールの前には、講師が各国の平和を祈る言葉が書かれ たプラカードを持って立っています。一国一国合掌をして、その国 の平和を祈りながら、会場へと向かいます。 本当に一日も早く、世界平和が達成されてほしい。そのために今 日もお祈りをし、印を組むのだ。 |
会場脇に、ちょっとした花畑があります。そこに、多分会員の方 が作ったのであろう、お伽の国があります。小人のおじいさんは いつもひげを貯え、にこにこしています。私たちも、常ににこにこ していられたらいい。 |
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聖壇横から見た会場風景。行事開始1時間前なのにもうこんなに 集まっていらっしゃいます。天気にも恵まれ、青空の下でお祈りを する事ができる。無限なる感謝。 |
聖壇上に昌美先生他がご入場になり、行事の開始です。 参加者も上の写真の倍くらいになりました。 因みに私の担当は、「ジンバブエ」でした。 私は、ジンバブエに行ったこともなく、多分アフリカ諸国であろう、 くらいの知識しかありませんが、私の祈り・印で少しでもジンバブ エの平和に貢献できれば、これ以上の喜びはありません。 |
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いよいよ、会場後方から全世界の国の国旗がご入場になります。 昌美先生は「各国の国旗の後ろには、それぞれの国の国津神様 が、付いていらっしゃいます。」とお話されました。毎年この国旗 入場は、感慨深いものがあります。今日も、一心不乱に世界各国 の平和を祈らねば。 |
次から次へと、入場が続きます。全部で実に190カ国もあるので す。ふと隣の人を見ると、ハンカチを目に当て感激で泣いていらっ しゃいました。それを見ると私も思わず胸が熱くなりました。 国津神様が一生懸命になって、人類を平和にしようとなさっている のに、人類のエゴによってそれが果たされない。そればかりか、同 胞同士が争い命を落としてしまっている。神様はそれをご覧になっ て、きっと悲しんでらっしゃるでしょう。われわれ人間がもっと祈り、 印を組み、マンダラを作成することによって、世界を平和に導かね ばならないのだ。世界の完全平和は、人類一人一人の意識を高 めあげて行かねばならない。 |
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真ん中は「永世中立国スイス」の国旗でしょうか。平和の国スイス にも軍隊はあると言う。人間だけの知恵では、もう世界の完全平 和は達成できない。神のお力をいただき、神にすがることによって 平和を実現するしかない。新世紀はそうした考えで望まねばいけ ない。 |
各ブロックに国旗(国津神様)が到着されました。参加者は敬意を表 し、如来印の合掌でお迎えいたしました。 |
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各国別に祈りが始まりました。自分の担当以外の国のときは、座 ったまま「簡略印」でその国をお浄めします。自分の担当の順番が 来たら立ち上がり、「正式印」を組んでその国をお浄めします。 190カ国+その他のすべての地域を入れて191回、印を組むこと になります。 |
快晴の空の下、富士山も私たちの平和の行事をご覧になっています 。富士山の低周波振動が問題になっていますが、昌美先生は「我々 が富士のたもとでこのように平和の行事を行っているから、低周波振 動程度で収まっているのです。」と私たちの祈り・印・マンダラの威力 を力説されていました。 |
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すべての国と地域の印によるお浄めが終わり、国旗も退場されま した。これから昌美先生のご法話が始まるのです。 |
昌美先生は聖壇から降りられ、会場を歩いて回られました。ちょっと小 さいですが、画面のちょうど真ん中に立っていらっしゃるのが昌美先生 です。昌美先生のご法話は常に的確で、私たちの胸の奥深くまで入り 込んできます。 途中で「いつもは行事が終わるとすぐに各国にお帰りになる国津神様 も、今日は残っていらっしゃり、神様同士世界平和についてのご相談を していらっしゃる。そして、これからは中東に見られるような、民族と民 族の紛争に際して、武力を使わないことで約束がなされた。」と解説して くださいました。この事は、インターネットで発表しても良い、ともおっしゃ いました。 ぜひ、そうあって欲しいものです。 |
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すべての行事も終わり、閉会しました。今日の行事が、世界平和の 実現に大きく貢献したことを願って、参加者はそれぞれ帰宅の途に 着いたのです。 昌美先生は最後に「今日は、国津神様が皆さんの肉体をかなり使 いましたから、自宅へ戻られたらお肉をお食べになってください。」と のお話がありました。そう言えば身も心もだいぶ軽くなったと同時に 、快い疲労感を感じたことでした。 こうして、21世紀初めての「5月大行事」は終了しました。 世界人類が平和でありますように。 |