記事タイトル:新潟の拉致監禁事件 



お名前: JUBILOSO   
NAOさん、続きです。

この事件で男の母親は少女が監禁されていたことに気づかなかったとされていましたが、
母親の供述に不自然なところがあり、気づいていた可能性が濃厚になってきたようです。
いくらなんでも気づいてないことはないだろうと思いましたが、だとしたら知らんぷりを
決め込んでいる場合ではありません。
息子の暴力がいくら怖かろうが、精神に異常が認められようが、世間体がどうあろうがこ
の母親は少女救出のアクションを起こさなければならない立場にあったと言えます。
[2000年2月2日 1時46分4秒]

お名前: JUBILOSO    URL
NAOさん、こんばんは。
全く生きて発見されたのが不思議な位です。
長期間まともな食事も与えられず、運動も外出もできないとあっては次第に筋力が
弱まり、物理的にも逃げられなくなります。
食事や部屋の状況によっては脚気やクル病になっていてもおかしくないのです。
そうなると気力が弱まっている上に男の暴力への恐怖心も重なってますます脱出は
困難です。
なぜ男がいない時に逃げなかったんだという疑問への答がこの辺にありそうです。
[2000年2月1日 23時6分50秒]

お名前: NAO   
こんばんは。

「風呂、トイレなし」だそうで、9年以上も衛生的によく耐えたものです。
今回の事件は、たいへんショックな出来事でしたが、少女が生きていたことが
まだ救いだったと思います。
[2000年2月1日 9時9分26秒]

お名前: JUBILOSO    URL
最近最も驚愕したのが、あの新潟の拉致監禁事件です。
拉致当時9歳の少女を9年2ヶ月にもわたって監禁し続けたというのも驚きですが、
更に信じられなかったのが少女を拉致監禁した男の母親がそのことに全く気づかな
かったという事実です。
しかも、この事件は「隣は何をする人ぞ。」という無関心がまかり通る都会の話で
はなく地方都市での出来事であったということに背筋が凍る思いです。
また親子の断絶、知人友人とのふれあいの欠如がここまで来てしまうことがあるの
かということに私は少なからず衝撃を受けております。

監禁していた男が罪に問われるかどうかですが、構成要件の該当性および行為の違
法性の条件は満たすものの、責任能力がどの程度認められるかで結論が異なってき
ます。
それにしても9年2ヶ月もの長期間監禁されていた女性の心の傷はいかばかりなも
のでしょう。一日も早い心の傷の回復と社会復帰を祈らずにはいられません。
また、行方知れずのまま深い悲しみを9年以上も抱き続けられた(一日とて忘れら
れる日などなかったことでしょう。)ご親族の方々のお気持ちも私の想像を絶する
ものがあったことでしょう。
私にはこの事件は隔絶と無関心が招いた悲劇のように見えてなりません。
普通の家庭ならば9年以上も見つからないなどという事態は発生しないからです。
しかし、今回の事件はその「起こらないはず」の事態が発生してしまいました。
私にはこの事件になにか当事者に限らない教訓があるように思えます。
[2000年1月31日 23時9分20秒]


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