記事タイトル:倫理道徳について考えよう 



お名前: てんとうむし   
NAOさん

>「国民の歴史」というと、「つくる会」ですが、小林よしのり氏が
今週の新ゴー宣で「つくる会」を辞めるということを・・
------------------------------------------------------------
私も、広告かなんかでそのこと知りましたが、
何があったんでしょうか。
それぞれの歴史の捉え方が違っていて、方向がそろわないんでしょうか。
良い活動でも意見が合わなくて別れていくのは、
ちょっと悲しい気がします。
関連のHPをみるといろいろ出ているかもしれませんね。
[2000年2月16日 1時38分40秒]

お名前: NAO   
てんとうむしさん

>「国民の歴史」の17・GODを「神」と訳した間違い---の章も合わせて
>読むと面白いと思います。
-------------------------------------------------------------
「国民の歴史」って、まだ全部読んでないんですよね〜
GODの章だけでも読んでみますね。

ところで、「国民の歴史」というと、「つくる会」ですが、小林よしのり氏が
今週の新ゴー宣で「つくる会」を辞めるということを、ちらっと目にしたんだけど、
これからどうなるんでしょうかね。
「戦争論2」は、今年の夏に出るんですかね。
[2000年2月15日 15時39分0秒]

お名前: てんとうむし   
NAOさん

宗教について考えてみるのにあと、最近、ベストセラーの上位にはいっている
「国民の歴史」の17・GODを「神」と訳した間違い---の章も合わせて
読むと面白いと思います。
本来の日本人の神と一神教の神の違いを見ることで、日本人の宗教観が
わかるような気がします。
[2000年2月11日 7時55分39秒]

お名前: NAO   
みなさん、こんばんは。

「心理分析-なぜ、人は、宗教にすがりたくなるのか」の本は、書店で私も見つけました。
なかなか興味ある本で、ちかいうちに私も読んでみようかと思います。

著者の小田晋さんは、有名な方ですね。
最近、精神異常者の犯罪が多いので、テレビでよくコメントをしているのを見かけます。
こういう事件が多いと「犯罪心理学者」という方たちが解説する必要があるんですね。

最近、日本人と宗教に関する本も多くなってきました。
  『日本人はなぜ無宗教なのか』
  『脱宗教のすすめ』
とか、いろいろ出てます。
オーム関連のニュースが多いので、「宗教」とは何かを問う本が多いのも
納得はできますがね。
[2000年2月7日 10時59分42秒]

お名前: JUBILOSO    URL
てんとうむしさん、こんにちは。

世界的な視点でいくと宗教が倫理道徳を支えているという現状は否定できないところです。
ただ、日本に限定すれば、純粋に倫理道徳のみに視野を定めた宗教は広がっていきにくい
傾向にあります。
その理由は実際にその通りかどうかは別として、「私たちは基本的にモラリストであり、
良識を理解出来ている。」という意識でいる日本人が大勢を占めているからです。
これは残念なことに儀式や奇跡や御利益ばかりをうたった胡散臭い類の新興宗教が日本国
内にはびこる原因になっています。
既存の世界宗教の勢力圏の中ではこれらの新興宗教は発生しにくいです。
また、宗教や家庭が倫理道徳について教えないから、特に戦後の日本人の若い世代におけ
るモラルの崩壊は行き着くところまで行ってしまったという有り様です。
先日の新潟の少女監禁事件は特異なケースでしょうが、監禁していた男は幼い頃から母親
に溺愛され、年齢が大きく離れた父親がほとんど父性を発揮できず、そのまま社会性を身
につけることなくあのような事件を起こしてしまいました。
この男よりもずっと若い世代の今の少年少女達の中には父性の不在、母親の溺愛、倫理道
徳を身につける機会の欠如という状態に置かれている人がかなりいると思われます。
最後に仏教、ヒンドゥー教とキリスト教・イスラム教の違いは一神教かそうではない(多
神、汎神、無神)かの違いがその救いのシステムに影響しているということが言えるかと
思います。
仏教は原始仏教に限れば無神論ですが、精神上の救いのシステムが悟りによるのに対し、
キリスト教には原始仏教のような自力による悟りという考えはなく、福音書等のイエス様
のお言葉による教えの実践以外は一神教としての帰依を信者に求めています。
[2000年2月6日 12時11分41秒]

お名前: てんとうむし   
いま、「心理分析-なぜ、人は、宗教にすがりたくなるのか」
小田 晋著・三笠書房・1400円
という本を読んでいます。

現状では、やはり、世界をみると宗教が、倫理道徳を支えていると
いうことをきちっと、とらえないと、いけないんだなあと
この本を読みながら考えているところです。

理想としては、分けてきちっと地球環境主義のような姿勢で
倫理道徳観がみてとれればいいのですが、世界の現状は、そうではないという
感じですね。

日本の現状を
「幼児期にしつけられず、少年期に教えられず、思春期に考える習慣が
ないという現状では、自身の行動をコントロールする方法が
身に付かない・・」
ということを指摘していますが、たしかに、昨今の青少年の事件を
みるとこの状態であるようで、なんとかみんなで、倫理道徳の
教育を回復しないと、日本の行く末が心配になります。

ここで、話は、変わりますが、面白い指摘がありました。
「東洋的なヒンドゥー教・仏教」などの宗教と「キリスト教・イスラム教」
の宗教は、違っていて、東洋的なものは、「それ自体精神療法」であるという
捉え方です。

たとえば、仏教ですと、私達が体験するものは、実体がなく、
そこには、関係が存在するだけだという捉え方。
そうして、そのことに気がつけば日常のことに思い悩むことは、
なくなる。世の中の矛盾を悟ることが、仏教的な救いの考え方といいます。

それに対して、ユダヤ・キリスト教は、イスラム教も含めて
一神教の神に帰依することによって神から救われるという考え方になっています。
この違いは、読んでいて、ユダヤ・キリスト教にサタンが経略した
現実を見なくなる価値観を植え付ける方法としての一神教というものを
想起させました。

この本は、心理学者の書いたものですが、いろいろな問題点を
引き出すのに良い本だと思います。
もう少し読んで、テーマを出して見たいと思っています。
[2000年2月6日 2時12分26秒]


「過去ログ集へGO!」に戻る

「過去ログ第8集一覧」に戻る