記事タイトル:八正道 



お名前: 観ちゃん    URL
私なりの解釈ですが

正見
 先入観や偏見、常識にとらわれず、白紙の状態で真相を見る。
 いろんな視点から物事を考えて見る。
 自分だったらどう思うか、相手の気持ちになって考えて見る。
 自分の立場から離れて、自分の考え方や行動を見る。
 第三者の立場で、物事を見てみる。
 原因は何か、考えてみる。
 結果として、どうなるか考えて見る。
 現状・状況を把握する。
 最善は何か、中道・中庸の心で考える。
 物事を外見や印象などで判断することがよくありがちですが、
 偏った見方をせず、表面だけで物事を判断せずに、
 よく考えて物事を正しく観ることが大切です。

正思・正語・正業
 正しい見解を元に、正しく思い、正しく話し、正しくおこなう。
 思いやりの気持ちを持って、うらんだりねたんだりそしったりすることのないようにする。
 快適・苦痛というものは、感覚器官からも生じ、また体調などに左右され、
 さらに考え方・イメージなど思うことからも生じます。
 さらに言葉・行動に影響を与え、そして言動による結果を生じます。
 目の前の快・苦に惑わされず、真相を見極め、正しい考え方・正しい気持ちで、
 正しく語り、正しく行動することが大切です。

正念
 正しい目的は、良い結果を生み、誤った欲望を持てば、欲望の虜状態となってしまう。
 ♪千里の道も一歩からはじまることを信じよう♪
 実現をイメージして、肯定的に正しいイメージを強く持って一歩一歩進もう。

正命
 欠点を修正して、長所をのばす。
 人には、習慣による傾向性というものがあります。
 いつもおこなっていることは、すんなりとできますが、変えようとすると、
 苦痛を伴います。はじめのうちは苦痛を伴いますが、耐えて繰り返していくと、
 苦もなくできるようになってきます。
 長い時間でも短い時間でも、自分の行為や考え・気持ちをふりかえり、欠点を探し出して、
 修正していく。
 自分の心・言葉・おこないを見守り、勇気と忍耐を持って変えていくことが大切です。

正進
 常によく心がけ、気をつけて、
 正しく見る心構えで、正しく思い、正しく話し、正しくおこなう。

正定
 精神統一。
 あわていると、正しい判断はできません。
 深呼吸をして、おちつこう。

・・・なんか日本語変になっちゃいましたね。ことばを並べると(^^;
[1998年12月25日 1時11分5秒]

お名前: 織原建   
織原です。約束しました通りコメントをちょっとだけ。

 JUBILOSOさんの書かれた「第三者の立場になってものを考え行動する」
 精神のもとでの八正道、つまり「他のために正しく見」、「他のために
 正しく思い」、「他のために正しく語り」……とするとなんだか、むつ
 かしく思われがちな八正道も意外にわかりやすいですよね。
[1998年12月23日 12時4分7秒]

お名前: JUBILOSO   
観ちゃん、こんにちは。八正道に関することですが、正見、正思について補足しますと、
「囚われのない心で“深く”見、かつ考えること」です。フランシス・ベーコンの言う
「4つのイドラ(幻像)」である諸々の偏見を捨て去ることを土台とします。また、常
に全体を見て正しく判断する態度をいいます。
また、八正道の順番は意味があることなのです。「正見」「正語」「正思」・・・・・
と書いている本が時にありますが、それは正しくありません。人は正見、正思しなければ
正語できないのです。
それから正業は日本語の仏教用語としては(しょうぎょう)とは読まずに(しょうごう)
と読みます。「正業」の業はカルマの業です。もっと卑近な表現をすれば「正しい行い」
ですね。
私の場合、八正道の精神は自分中心に考え行動する癖がついている姿勢を改め、第三者の
立場になってものを考え行動するという思いやりや慈悲の念をわかせるものとなっていま
す。ただ、波動の荒い世界であるほど八正道の実践には困難がともなうような気がします。
地上界が自己浄化や魂の研磨の場と言われる所以です。
[1998年12月23日 10時27分57秒]

お名前: 観ちゃん   
具体的・実践的に と書きましたが、イメージでも結構です。
引用でも、個人的な考えでも結構です。
(そう書くと怒られてしまうかもしれませんが。(^^;)
具体的・実践的なほうが当然いいのですが、
人それぞれどのように認識しているか
ということが表れてもよいと思いますので。(^^)
[1998年12月22日 0時44分58秒]

お名前: 観ちゃん    URL
またまた質問ばかりしているのですが、(^^;
八正道の、「正見」「正思」「正語」「正業」「正命」「正進」「正念」「正定」
それぞれについて、具体的・実践的にどういうことかを教えてください。
[1998年12月22日 0時35分59秒]

TOPページに戻る