記事タイトル:17歳などのキレル犯罪者の脳に異変あり |
お名前:
JUBILOSO URL
こんばんは。
そう言えば、授業中にマンガを読んでいて先生に注意されたのを根に持ち
「パソコンを教えて欲しい。」とその先生を呼び出してナイフで先生の首
に斬りつけ、逮捕された愛媛県の工業高校の少年の報道がなされていまし
たが、彼等の行動を見ていると、こらえ性がないとか倫理観、道徳感や常
識の欠如とかそういった次元を通り越して、もはや病気なのではないかと
思ってしまいます。
東京・大手町でオヤジ狩りをやっていた少年は「スーツを着ている人なら
金を持っていると思ってやった。」と供述しており、これなど、今の少年
の常套句「迷惑をかけなきゃなにやってもいいじゃん。」のつもりなので
しょうが、思いっきり迷惑をかけているどころか犯罪になっているという
自覚は彼等にはないようです。
自覚がないなら、ここにオヤジ狩りとはナンボのものなのかを書いておき
ましょう。(読んでないと思いますけど。)
ちなみに成人で同じ行為をした場合、刑法第240条(強盗致死傷)が適
用され、怪我を負わせて金品を強奪したら無期又は7年以上の懲役に処さ
れ、致死となった場合は死刑又は無期懲役に処されます。
ただし、少年の場合は少年法で守られ、死刑をもって処断すべきときには
無期刑を科し、無期刑をもって処断すべきときには10年以上15年以下
の懲役又は禁錮を科すことになっています。
現行法では少年には死刑はなく、最も重い刑罰は無期懲役となります。
無期懲役となれば7年で仮釈放の可能性が出ますが、これは資格が出来る
というだけのお話で、実質15年は出られないでしょうから刑務所を出る
時には40歳近くになりますか。
オヤジ狩りをやっている少年は自分がオヤジになった頃に失ったものの重
さを知ることになります。
[2000年9月7日 0時1分9秒]
お名前:
へロー天気 URL
やっぱり尊敬する人の語る事は良く聞くので
教育者がいかに尊敬されるか
[2000年9月6日 11時52分58秒]
お名前:
てんとうむし
節制・沈黙・規律・決断・節約・勤勉・誠実
正義・中庸・清潔・平静・純潔、そして、謙虚。
具体的にこれをどう子供の中に育てるか。教師は、
道徳をいうとそれは、授業のなかでの、生徒との交流や、課外活動の中で当然
教えていくとおっしゃるでしょう。
ところが教師が友だちのようになることを望んでいる、心得ちがいの教師が
増えているのでは、なりたたなくなる。
体系的なやはり、科目として、設けるべきだと思っています。
[2000年8月24日 10時44分22秒]
お名前:
てんとうむし
ニュースでやっていたのですが、17歳など、青少年の犯罪などの精神鑑定
を何十年もやってこられた精神科医の方がある発見を述べていました。
精神鑑定のときに、どうもこの子は、どこかが変だという直感から、
導体反射っていうんですか、ゴムの金槌みたいなので、身体の
関節などをたたき反応をみたそうです。
すると、右手などの反応が普通の人とちがう・・
そこで、MRI、CT、などで脳を輪切りにし、脳の部位を観察
すると・・・
脳に、影があらわれていて、傷のようなものが見つかったそうです。
何人もの人を見た結果、こういうキレル、異常な犯罪、とくに、
一度に何人もの人を殺してしまう犯罪者の実に87%の者が
脳に異常があったということです。
ただし、この脳の傷は、普通の人でもある人がいて、そのせいで
かならず、キレルということでは、ないそうで、普通に生活を
送り、一生をすごす人もいるそうです。そこに
ある種のストレスがかかりすぎたときにでてくるそうです。
やはり、このストレスを調整する「自我」の発達のなんらかのバランスの
悪さが、でてしまうんでしょうね・・
ついで、ある千葉の精神科医の開業医のところへ、やはり、15、16の
少年が入院している例を取り上げていましたが、
その子の親は、彼が小学校、中学校の年代に別れたかで
たとえば両親がけんかしたり、いろいろ問題がおきているところへ
直面せずに育ったらしく、あるとき、突然、キレタ状態がやってきて
大暴れに暴れたそうです。本人が現在は、その開業医のところで
気持ちが落ちついているので、その当時の状況をきくと
突然その状況がやってきたということです。そうして、前後のことが
判らなくなって覚えていないということです。
精神科医のかたは、普通は、やはり、
育った環境で、いろいろストレスがあり、それに、自分が対処を
見つけながら、育っていくが、この子は、それがない状態で、
ある年齢まできてしまい、その結果、過度のストレスにであったとき
対処法が身についていず、暴れることしかなくなった。
と分析していました。
これで、思い出すのは、小室直樹さんが、アノミーの状態になると
暴れ出すしかなくなるという論をおっしゃっていたことです。
これは、社会学者の人が見つけた、理論だそうですが。
人間が育つときには、よらば大樹の影で、強い力の下にたよっているほうが
楽だそうなんですが、それを無菌状態のように、育てられると
たよるものがなくなって、方向が見えなくなる・・・
そうして、あとは、野獣のようになるしかなくなる・・ということです。
吉田松陰の例をあげていましたが、彼は、小さい頃から、藩の
教授役の家のために、厳しく、育てられたそうです。
物心つくころから、将来は、教授役にならなければという方向を
示され、育てられたそうです。決して、自由な雰囲気のなかで
育ったのでは、なく、がんじがらめの強制の教育のなかでそだったそうです。
そんな中で育っても彼は、自由な発想と、豊かな人間教育をできる人物に
なっていった・・・ここに小室氏は、着目していました。
そういう、強烈な力での中での方向を指し示すことがある年代までは、
大切なんだということのようでした。
私は、日本の戦後の道徳教育の手抜きを感じます。人間としてどういう
生き方が良いのかを示した教育がなされていないのでは、ないんでしょうか。
知識の情報教育は、なされていますが、日本人としての教育がないですよね。
戦後、GHQに戦前の軍国主義の部分でない人間教育も、骨抜きにされましたし、
輪をかけて、左翼、日教組が日本人としての教育というものを阻止してきた
んでしょうから・・・
日本人としての教育といっても軍国主義の様なものでは、なく、
道徳面の教育ですよ。節制・沈黙・規律・決断・節約・勤勉・誠実
正義・中庸・清潔・平静・純潔、そして、謙虚。
こういったものです。
ところで、これは、日本人の特質面にみえるでしょう?
でもこの徳目は、フランクリンの十三徳と同じものです。
つまり、日本人の教育をやることは、他の国の人間として大切なものと
同じということなんです。
[2000年8月23日 12時28分25秒]
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