記事タイトル:中川八洋氏の「正統の哲学 異端の思想」 



お名前: JUBILOSO    URL
NAOさん、こんにちは。
ロジュさんのHPの批評文、私も読みました。(^^)
次回から転生のお話がテーマになるようですね。これは私も手がけようかなと思っている
テーマなのですが、現時点で深入りすべきなのかなぁと迷ってるデリケートなテーマでも
ありますね。
もっと霊魂生成への科学的説明のベールが開かれていかないと難しいですね。ディープに
語るならばですが。(「ではJUBI、君がやれ。」なんて突っ込まれそうです。)(^_^;
現ジェイアイの論文を取り上げることにもなりますし、そうなると本当にデリケートにな
りますね。私はこれらの論文につきましては賛同できる点とそうでない点があり、疑似科
学的な面は割り引いて、真摯かつうなずける研究成果のみを語るべきなのかなと今は考え
ております。
でも、書き方を誤ると単純な現ジェイアイ賛成論になってしまいます。
それは私の望むところではありません。こまったですね。もっと頭を整理させてかかった
方がいいですね。(^^;

スカラー波関連の研究は、それが生命生成の起源・システムの鍵を握る重大な研究となる
ことであろうといったことは「波動性科学」の著者、故大橋正雄氏やニコラ・テスラ研究
家の実藤遠氏も直感されてる(あるいはされてた)ようですね。現ジェイアイの研究論文
はその流れをくんでいますが、疑似科学の色がついていたり、論理の飛躍があったりする
ため、やや割りびいて読む必要があるのではないかと私は考えています。
もっとも、現ジェイアイの論文がスカラー波実在の根拠として例に挙げてます日立中央研
究所の外村彰博士の研究成果は注目に値します。
私は疑似科学に毒されない、真摯なスカラー波研究が開花していくことをこそ望んでいます。
[1999年4月29日 13時38分16秒]

お名前: NAO   
こんばんは。

ロジュさんの「天の真実」が更新されてました。
「神との対話」批判の最終回でした。

そういえば、ヘロー天気さんの掲示板で「神との対話3」が5月中旬に発行されると
いう話がされてました。
またまたロジュさんの批判が聞けるのでしょうか。
[1999年4月28日 9時57分37秒]

お名前: JUBILOSO    URL
NAOさん、こんにちは。
「報道と教育の夜明け」はちょくちょくチェックしとかないといけませんね。
ロジュさんが「旅」に出られて、最近は日が経つのが妙に早く感じます。
もう4月も下旬に入ろうかとしています。
で、ここ最近の私の投稿はと言えば・・・結構好き放題な発言をしてますね。
奔放な発言をしていると、Eメールでいろいろご意見が届きます。
HP管理人としての充実感と、対話の楽しさが毎日の時間の経過を早くして
いるかのようです。

さて、へロー天気さんが「神理は一つ、だがやりかたは一つにあらず!」と
いうお言葉を御自身のHPにお書きになられてました。
私のやり方・・・・・それは恐らくは正法の大衆への浸透の間口となること、
そして正法の正しさを科学性を前提に(しかし専門家以外の方々にも分かる
表現で)述べ伝えることだと思います。また、容共的なものを排した現代的
センスへの肯定的な姿勢(やはり、かっこ悪いのはいやなんです。外観云々
というより、ポリシー、生き方の問題で。文章に色気が入り過ぎなのが正法
者としては問題がありますが、この傾向は今後改善しないといけないですね。
大衆性を重視するあまり、自分のナルシス的なとこが膿のように出た文章を
書く事が時にありますから。)、そして読者の方々がお持ちの健全なる精神
(内なる善我)への共感という要素も重視したいです。
あとは娯楽性ですね。同じつくるなら面白くしたいです。私のはちょっと下
品ですけど。(^^;
[1999年4月18日 16時44分50秒]

お名前: NAO   
こんばんは。

>ユーゴ空爆が世界大戦になって、恐怖の大王につながらないことを祈ります。
-------------------------------------------------------------------------
最近報道で、NATOによる民間人誤爆が放送されますが、報道はNATOが悪という
イメージで放送しているらしい。
そのことは今月更新の「報道と教育の夜明け」でも言ってました。
[1999年4月16日 9時15分27秒]

お名前: JUBILOSO    URL
てんとうむしさん、こんばんは。
中川氏の論述は、分からない人には構わずという面もなきにしもあらずですので、私は
注意しながら聞いたり読んだりします。論としては鋭いのですが、ユーモアとかの色が
時に万人受けしないところがあったりしますので、誤解されたり、反対者をつくったり
しているかも知れないですね。
あと、ノストラダムスの予言ですが、これって西暦2000年問題のことを言っている
という方が増えつつあるようですね。
西暦2000年問題(Y2K)は本当に何が起こるか分からないところが実に不気味で
す。

<お詫びと訂正>
二つ前の私の投稿文で私はカシエル様(預言者ヨセフ様本体)と書きましたが、これは
逆ですね。
ヨセフ様にカシエル様が合体され、ヨセフ様はご逝去された後、菩薩界に行かれたとい
うのが正しいです。
間違った記述をいたしましたこと、この場にてお詫びと訂正をいたします。m(_ _)m
[1999年4月15日 22時37分40秒]

お名前: てんとうむし   
JUBILOSOさん
NAOさん

話題がノストラダムス論になってきましたね。
ユーゴ空爆が世界大戦になって、恐怖の大王につながらないことを祈ります。
--------------------------------------------
本当に、そうですね。米国の落合信彦氏の指摘する軍産複合体、WASP、
アシュケナージユダヤ・・など、裏表の動きがあるので、
恐怖の大王もこういった動きが意図的に悪霊などと
結託して、どうなるか・・・そういう心配もありますね。

「正統の哲学 異端の思想」にもどりますと、私も
『人の器量(うつわ)を考える』の本は、読んでました。

谷沢さんの
「....しかし、何を守るかという点、伝統や習慣を擁護することに関して、
少なくともこの本の中では、中川さんが拠って立つ理論的根拠が解明されていません....」 

ここ覚えています。
それで、読んだとき、確かにそうだと思いました。
「伝統、習慣」は、良い物と悪い物があると私は、思っています。
人の為にならないものは、やはり、なくしていくべきだと思います。
世界をみると例えば、男尊女卑というものも伝統に裏付けられて残っていたりします。
また、祭りで、生死をかけたものがまだ残っていたり・・・
共産党が残っているのも、共産主義の伝統だと思っていますよ、きっと・・・
具体的に考えていくと変えていかなければならないものは、たくさん出てくると思います。
ですので、中川さんのおっしゃるような伝統、習慣を基準にしていくのは、
無理があると思いました。
そして、これは、別の点ですが、中川さんは、やはり、エリートを意識しているのかな
と思われるところも感じた表現もありましたね、学歴のないもので考えの違っている
人を評するときにちょっと下にみるような・・・
彼のラジオ日本での評論を聞いているときでも、自分の立場を学者として
限定してから、発言していたのを聞きちょっとがっかりしたことが
あります。人間としてでは、ないところが、どうも、そのときいやでしたね・・・

こう書きましたが、私も、彼の、該博な知識、論理的な攻め方は、好きですし、
とても勉強になります。そのまま鵜呑みにはしませんが、今後も、いろいろ
読んでいきたいと思っています。
[1999年4月15日 3時12分11秒]

お名前: JUBILOSO    URL
ノストラダムスの予言ですが、個人的には「ヨハネ黙示録」からインスピレーションを
かなり受けられてるのではないかと見ております。ただ、ノストラダムスの予言詩って
様々な解釈が可能なので、私は深入りはしておりません。
「チェルノブイリの原発事故が当たった。スペースシャトルの爆発事故が当たった。」
と研究者の方々は騒いでますが、「過ぎたお話を予言詩にあてはめてどーする?」と私
は思ってしまうのです。
それでは細木数子さんの占いと一緒だと「大予言の嘘」(データハウス)の著者、志水
一夫氏も見てるようです。
「やはり事前に意味がわかって改善、危機回避ができないとなぁ・・・。」(^^;
[1999年4月15日 1時30分20秒]

お名前: JUBILOSO    URL
NAOさん、てんとうむしさん、こんばんは。
話題がノストラダムス論になってきましたね。
ユーゴ空爆が世界大戦になって、恐怖の大王につながらないことを祈ります。

さて、天使の色ですが、さっそく正法者の方からご意見をEメールで頂戴しました。
「ミカエル様=赤、ラファエル様=黄、ガブリエル様=緑、サリエル様=緑ではないか。」
とのことです。このお方はオーラの色のことをおっしゃってるようです。
まぁ、私のは独断・お遊びですから、それはそれ、これはこれということで・・・。(^^;

最近、いろんなお方がご覧になっていらっしゃるんだなと思います。

忍さんからは「ガブリエル様の事績を勉強したほうが良い。」というご指摘を受け、谷田さん
のGメッセージは論外としても、「天の奇蹟・下巻」で岩間先生がガブリエル様に黙示文学の
ことや、レミエル(エレミエル)様が実在のお方か否かという御質問をされてて、ガブリエル
様が「今は明らかにする時期ではなく・・・。」というご回答をなさってるのが実は気になっ
ております。(何かありますよ。これ・・・。もっとも「そんなこと、詮索せずにもっと大事
なことがあるでしょうが。」と注意されそうでもありますが。)

メタトロン様やザクザエル様、カシエル様(預言者ヨセフ様本体)や、このレミエル様といっ
た方々のお名前が「天の奇蹟」には載っていますね。
この中でも、レミエル様は黙示文学に深く関わっていらっしゃるお方のようで、忍さんが御自
身のHPにその黙示文学について詳述されていたのが非常に印象的でした。
忍さんもその辺のところが気になっていらっしゃるのかなと思います。私とは意見、切り口は
違いますけれども。
(もっとも、今はもっと先にせねばならないことがあると思いますから、この辺の探求は私の
場合はほどほどにしておりますが。)
[1999年4月15日 0時52分6秒]

お名前: てんとうむし   
NAOさん
  

>ラファエロの合体者がラファエル様のように、合体者の名前とよく似た名前に
なることは多いそうで。
そう考えると、「ミッシェル・ノストラダムス」の「ミッシェル」は大天使ミカエル様の
ことだから、ノストラダムスの合体者はミカエル様かもしれない。
 ・・・略・・・
この予言は成就されたといえるのではないか。
------------------------------------------
これは、私も可能性あるかもしれないと思います。
ノストラダムスは、化学者(その当時では、錬金術?)でもあったのでしたよね。それで、
ちょっと以前に考えたことを書いてみます。

二見書房から以前に出た本で、ノストラダムスをハンガリー(記憶が薄れているので
違うかも・・)の人がコンピュータを使ってノストラダムスの
詩編を読み説いた人がいて、その内容を読んだとき、なかなか納得したものです。
ノストラダムスは、詩編の中に直接に数字を書き込むときは、その年のことではないと
おっしゃっていて、その例を他の詩編で紹介していました。
この詩編は、すでに1980年前後の出来事だという見方だったと思います。

また、ノストラダムスの詩は、このハンガリーの方の見方では、詩編全体を
1サイクルとして、それぞれの詩編を使い回して、周期表のように使って象徴的な
内容をそれぞれの時代のものに置き換えると、人間の出来事が当てはまるようになって
いる、というようなことをおっしゃっていてこれには、とても興味を持ちました。
つまり、この方法を使うと何年先でも「易」のようにとらえることができる。詩による、
人間の歴史変遷の「法則」のようなものだと思いました。これは、単に予言というより、
もしかしたら、科学的なものの見方なのかもしれないとも思いましたね。
そして、こういったことから、人のためになる視点から、自分なりに考えたのは、
ノストラダムスがこの詩を残したのは、人間の歴史模様は、未来へいっても変わる
ことなく、戦争があったり、また、自然災害もある、つまり、そういう人間模様の
輪廻のなかで生きているのであり、その自然法則は、どうすることも
できない。この事実をしっかり、見定め、今の自分は、どうであるか、どう生きたら
良いのかを考えさせる意味があったのでは、ないかと・・・そんな風に思いました。
ブッタ様の生、老、病、死を見切り、輪廻転生を説いたのと方法は、違うが
そういう見方をさせる事になるのかもしれないと思いました。
ノストラダムスは、この「諸世紀」の詩編を分けて出版し、自分の生きている時代の予言の
詩編は、すぐには、出さず、後回しにしているのもその時代の人に起こる出来事を事前に
知らせる意味では、なかったととれるのでますます、その観を強く持ちました。

実際の所は、判りませんが、私も、NAOさんのおっしゃるように、ミカエル様の
合体の人かもという気持ちは、持っています。
[1999年4月14日 13時53分13秒]

お名前: JUBILOSO    URL
NAOさん、こんばんは。
確かにノストラダムスのお話、予言の成就は鋭いご意見です。(^^)
また、合体されてるお方のお名前を頂戴するケースが、特に西洋人の場合は多いと
いうのもよく言われていることですね。でも、さすがにマイケルジャクソン氏はミ
カエル様とは無関係でしょうね。(^^;
(そう言えば、マイケルで思い出しましたが、MCハマーさんって、どこ行っち
ゃったんでしょうねえ・・・・・?ここ5年位お見かけしてませんが。)
あと、「美少女戦士セーラームーン」の命名法は何だか千乃正法的、天上界的で
すね。
セーラーヴィーナスこと愛野美奈子ちゃんの名前は英語読みすると「ヴィーナス」
になっちゃうんです。(うへ〜・・・。)(^^;
                                  
[1999年4月12日 23時57分19秒]

お名前: NAO   
ラファエロの合体者がラファエル様のように、合体者の名前とよく似た名前になることは
多いそうで。
そう考えると、「ミッシェル・ノストラダムス」の「ミッシェル」は大天使ミカエル様の
ことだから、ノストラダムスの合体者はミカエル様かもしれない。
また、1999年七の月の予言の、「マルスは幸せのうちに統治するだろう」というフレーズ
の「マルス」はローマ神話の軍神であり、これは大天使ミカエル様でもあるそうだ。
すると、「マルスは統治するだろう」は、「ミカエル様は統治するだろう」という意味で、
すでに現在、天上界でミカエル大王として統治している状態から、この予言は成就されたと
いえるのではないか。
[1999年4月12日 14時15分2秒]

お名前: NAO   
(誤)「国が滅ぶ」(徳間書店)→(正)「国が亡びる」

「ハイエク 共産主義を殺した男」(渡辺昇一)
この本はまだ読んでいませんが、良書だと思います。
なぜなら、ハイエクは、「正統の哲学 異端の思想」で、かなり称賛されていたからです。
最近の本だから、本屋ですぐ見つかるでしょう。
[1999年4月12日 14時1分23秒]

お名前: NAO   
参考にどうぞ

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『人の器量(うつわ)を考える』(谷沢永一 PHP研究所)を読む。 
この本は以前に紹介した『人間通の勘どころ』の続編。 
今回も鷲田小彌太が聞き役と編集の黒子役をつとめている(しかし、鷲田氏の執筆量には
驚嘆する。 これも「秀丸」を駆使している成果か(笑) ) 

 痛快である。 相変わらず、気っぷのいい谷沢一流の啖呵が冴えに冴えまくっている。
角栄、橋龍、菅直人 から司馬遼太郎、久米宏まで、持ち上げるべきは持ち上げ、こき下ろす
べきは地べたに這いつくばらせるまでこき下ろしている。 
本当は内容をすべて紹介したいと思うのだが、その思いを抑えて最も読みどころと思われる
所だけ少々ふれておこう。  

 この本で最もページを割いているところは 『正統の哲学・異端の思想』(中川八洋 
徳間書店)の書評である。 
この本を谷沢は 「日本思想史に残る本、エポックメーキングな本」である、とまで評する。
この本がどんな本かというと、 死に絶えたかに見えた共産主義思想、ところがどっこい、
この「思想的サリン」は全世界にそれとは気づかぬ形で残存している。
それを思想史的に掘り下げていくと、フランス革命が高く掲げた「自由・平等・博愛」という
虚構にたどり着く。 
そしてその虚構の創作者の元祖がジャン・ジャック・ルソー、その人である。
この虚構に対抗するために、我々はチェスタトン、バーク、トックビルなどの説いた「正統の
哲学」を学ばなくてはならない。 

 ざっとこんな所である。 さて、この『正統の哲学・異端の思想』、知識として知っておく
のにはぜひ必要な本であると私も思った。 
谷沢曰く 
「......これを読んで、いろいろ反対意見があるだろうけれども、しかしこの論旨という
ものをいっぺん頭に入れた人と、これを読まない人とでは、今後、はっきりと考え方が異な
るだろう......」 

 とまあ、これだけ切れ味の鋭い画期的な本ではあるのだが、どこか物足りない感も拭えな
い。
谷沢の指摘はこうである。 
「....しかし、何を守るかという点、伝統や習慣を擁護することに関して、少なくとも
この本の中では、中川さんが拠って立つ理論的根拠が解明されていません....」 

鷲田もこれに応えて言う
「.....具体的な歴史に対して、感心がない......恐らく中川さんは司馬さんなどは読んで
ないんじゃないでしょうか」 
「私より少し上の西部邁さんも「歴史と伝統」と言いつのるけれど、具体的に何を指してい
るのかわからないし、西部さん自身に伝統感覚など感じられません」 

と、手厳しい指摘が続く。 ただ、中川の能力自体への評価は高いと見えて、 鷲田は 
 「中川さんに質問状つくって、私も出してみましょう。中川さんの舞台を広げたいですね」 
と、大人の意見を出して締めくくっている。 
確かに中川ほどの才気の持ち主と博覧強記を「孤立した狂犬」として放っておくのには惜しす
ぎる気がする。 鷲田の質問状に期待するとしよう。 
------------------------------------------------------------------------------
[1999年4月11日 21時53分41秒]

お名前: NAO   
JUBILOSOさんへ

><図書紹介>「アルマゲドン 聖書の復讐 日本人だけが知らない」山内雅夫著/(株)光文社
>カッパブックスの本ですから、通常の本屋さんで十分入手できます。
>(NAOさんがお読みになられたのは案外この本だったりして。)(^^;
-------------------------------------------------------------------------------
正解!!
立ち読みしました。
ちなみにこの山内氏、「たけしの超常現象バトル」のノストラダムス編で、出演しました。
しかし、ベスビオ火山噴火説の池田氏のキャラがウケているので、山内氏は出なくなりました。
[1999年4月11日 21時42分14秒]

お名前: JUBILOSO    URL
ここで余談ですが、当HPの「元七大天使方ご紹介」のコーナーでのお名前の色分けは
私が天上界の方々に対して抱いております色のイメージです。
ラグエル様のイメージの個人的印象のお話が出ましたので、休憩を兼ねてちょっと書き
ますね。

ミカエル様・・・・赤(勿論「火」の赤であって、共産主義の「アカ」では断じてあり
                    ません。正義を貫き正法を護持されるお方のイメージ。)(^^;

ラファエル様・・・若草色(「風」薫る若草色の優しさと芸術的な格調の高さのイメージ。)

ガブリエル様・・・水色(「水」の優美さ、清潔感、そして正しい問いかけとメッセンジ
                       ャーとしての過去をお持ちになるイメージ。でも、ロジュさん
                       には「ちょっと違うぞ。」って言われそうです。ガブリエル様
                       はもっと硬派だって・・・・・。)(^^;

ウリエル様・・・こげ茶(「地」に足がついた雄渾なイメージ。政治をお語りになるのなら
                       やはりこうでなくては!!私はこのお方はとても男性的で頼り甲
                       斐のあるお方ではないかと思っています。)

ラグエル様・・・紫(典雅、高雅、エキセントリック、聖徳太子・・・・・。)

パヌエル様・・・緑(自然を愛する真の科学者のイメージ。パヌエル様こそが真の「幸福の
                   科学」が何たるかを語るに相応しいお方であると私は思います。)

サリエル様・・・青(清潔な知性の象徴、医学・薬学専門家の鏡のイメージ。メッセージが
                   少ないのが個人的には誠に残念。)

<番外編>
エノク書の説明の流れで、このお方はこの色にいたしました。

レミエル様・・・ピンク色(多分、「神の慈悲」というヘブライ語のネーミングからして
                        とても可愛らしいお方ではないかと?父性重視の千乃正法に
                        は合わないのか、メッセージ集には未登場です。)
[1999年4月10日 14時15分1秒]

お名前: JUBILOSO    URL
てんとうむしさん、NAOさん、こんばんは。

>てんとうむしさん
これはあくまで個人的な意見ですが、ラグエル様のメッセージは他の天上界の方々と比較
してエキセントリックでよく目立ちます。
悪口という訳ではないのですが、文章の構成が他の方々の組み方とかなり異なるといった
印象を私は持っております。(強いて言えば「雅(みやび)」という言葉が似合います。)

これはラグエル様の「地」なのか「演出」なのかは分かりませんが、「突拍子もない。」
といった言葉がよく合い、「異なるものがむにゅにゅにゅっと頭に入り込んでくる。」と
いった珍妙な読後感なのです。(しつこいようですが、悪い意味ではありません。)(^^;

ミカエル様やラファエル様が御公認の上で、ラグエル様のこのようなメッセージを公開され
ているという事実は、他の方々がラグエル様の個性をお認めになっていらっしゃるというこ
とを意味します。

特異な文章です。サンプルを当HPの「天上界メッセージ集」のコーナーに掲載してます
が、他のメッセージも特異です。(パヌエル様も別の意味で特異ですが。)(^^;
中川八洋氏が目をつけられ、マイナス評価をなさった方々がラグエル様の霊系の流れを組
んでいたというのは、なかなか興味津々です。

中川氏はルソーを毛嫌いされてるようですが、私はラグエル様の霊系(ラグエル→ソクラ
テス→ルソー→中江兆民)の舞台裏には、ミカエル様他の方々とはまた異なった役割が期
待されてたのではないかと考えています。(まぁ、容共的にとれる箇所には悪霊の介入も
あったことでしょうが。)

エノク書の記述によると、ラグエル様は天上界において常任監査役的な存在であり、ミカ
エル様のような本流(会社でいうところの取締役→常務→専務→社長の流れ)の存在とい
う訳ではないようで、合体霊となった時に地上界にもたらす影響もミカエル様やラファエ
ル様、ガブリエル様といった方々とはかなり異なった発現(誤解を恐れずに言えば、どこ
か斜に構えたような、一見誤解され易いような発現)をされることを期待されてるのかも
知れません。
NAOさんのおっしゃる聖徳太子へのラグエル様の合体は、恐らくはラグエル様のエキセ
ントリックではあるものの、小粋で典雅なキャラクターが日本の風土、和を貴しとした気
風やまほろばの気や時代の要請に合致した幸福な事例なのでしょう。
ソクラテスは偉大ですが過度にエキセントリックな面が晩年の禍をもたらし、その霊系の
流れを組むルソー、中江兆民は「自然に帰れ」といったいい言葉を残しながらも自然に帰
りすぎてしまいました。
      ・・・
(原始共産制に帰ってもなぁ〜・・・。)(((((((((((((((((((^^;

>NAOさん
フロイトとモーセ様の関係について書かれた本ですが、今はこの本が入手可能なようですね。

<図書紹介>
「アルマゲドン 聖書の復讐 日本人だけが知らない」山内雅夫著/(株)光文社

カッパブックスの本ですから、通常の本屋さんで十分入手できます。(NAOさんがお読み
になられたのは案外この本だったりして。)(^^;
[1999年4月10日 2時37分38秒]

お名前: てんとうむし   
NAOさんへ


私の知っている範囲なんですが、かなり、昔ですが、まだ、ジェイアイが
健全で集いがちゃんと行われている頃ですが、大きな集いを
高次元の方が守護を担当されているというお話があった時で
その時の記憶では、ラグエル様は、非情に厳しい方だということでした。
離れていった土田さんがこわい方ですと確かおっしゃっていたように思います。
その転生の方が悪い方へいくかな、とちょっと思う気持ちが少し、
ありますね。内容が辛辣なのは、ラグエル様のつながりの方ならではかもしれないと
思ったりします。
痛烈なその当時の社会批評をしていた、それを
その時代の全体の流れに利用されたのかも知れません。
天の改革の方向とは、だんだんずれていった、それは、人間のまだまだ
解決できていない人間性が原因であるし、天にいる
サタンの巧妙な操作も加わる・・・その操作の様子は、
中川さんの暴くところの見方で考えることができるのかもしれません。
谷沢さんが、--「人間不平等起源論」は、文明破壊論ではない--と
読んでそう感じたとおっしゃているのに、私は、「おやっ」と思ったのです。
そうか、中川さんの指摘する視点とは、違う見方も出来るかもしれないなと。
ロベスピエールも扉には、書いてありましたが、個人の善の考えが
全体の人間の動きに左右されどんどん違う方向へ動いていった
のでは、ないかと・・・これは、ユングの集合無意識などとも
合わせて考えてみたい問題のような気がします。人間の一人の思想が
全体の悪を呼ぶのではないと思うんですよね・・・


>私は中川八洋氏の「国が滅ぶ」(徳間書店)を持っていますよ。
お、やはり反共主義者の谷沢永一氏とつながりがありましたか。
------------------------------------------------------------
そうでしたですか、私もこの本買いましたが、まだ、読んでいないんです。
「名著の解読学」は、なかなか面白いですよ。
おすすめします。
お二人の考え方がよく判ります。
[1999年4月9日 14時34分48秒]

お名前: NAO   
てんとうむしさん、こんばんは。

>>70歳代にローマに訪れ、ミケランジェロの創作したモーセ像に対面した瞬間から
>>モーセ様へ傾倒しています。
>私は、詳しくは勉強していないので、その時の彼の心の状態などよく判らないのですが、
>NAOさんは、さらに何かご存知でしょうか。
-----------------------------------------------------------------------------
私が知っているのは、ここまでです。
確か去年発行された世紀末大予言関連の著書の中に書いてありました。

>「名著の解説学」(徳間書店)という本の中で、中川八洋さんと谷沢永一さんが
>対談していますが、
-----------------------------------------------------------------------
私は中川八洋氏の「国が滅ぶ」(徳間書店)を持っていますよ。
お、やはり反共主義者の谷沢永一氏とつながりがありましたか。

>とくに転生の表でソクラテスが合体されていることは、私の場合、ちょっと考えてみたい
>気持ちにさせます。ソクラテスの全体像は、プラトンが残したもので実像は、判りません
>が、なにか共通する興味深い点があるかもしれません。また、ルソーの合体者の中江兆民の
>著作をみて、考えてみても面白いのでは、ないでしょうか。
-----------------------------------------------------------------------------
こう考えると、魂の大本であるラグエル様とは一体どういう方なのかと考えますね。
ラグエル様というと聖徳太子でしょう。
聖徳太子というと十七条の憲法での「和を尊べ」ですけど、これって結局、「話し合えば
わかる、みんな平等なのだから」でしょう。
というと、やはりルソーの平等感と聖徳太子がつなかっていると考えられる。
でも聖徳太子は悪者とはなっていない。
それはすでに日本は和という平等感に覆われていたから、聖徳太子が「和を尊べ」と言っても
それは当時の社会風土として当たり前だった。
しかし、ルソーの平等感はやはり人工的でしょう。
そして現在マルクス主義がダメになって、その犯した罪の原因は人工的なルソーの平等感だった
というわけでしょ。
社会や国柄が違ったのが、聖徳太子は善人、ルソーは悪人と分けた原因ではないでしょうか。
[1999年4月9日 9時33分53秒]

お名前: てんとうむし   
下記の書名が違っていました。
------------------------------------
「名著の解読学」-興国の書 亡国の書-
谷沢永一・中川八洋/著
徳間書店
1600円+税
--------------------------------------
でした。
[1999年4月9日 1時30分41秒]

名前: JUBILOSO  
二重投稿の削除を実施(管理人)(^−^)Yブイッ!
[1999年4月8日 3時41分30秒]

お名前: てんとうむし   
NAOさん、JUBILOSOさん


「名著の解説学」(徳間書店)という本の中で、中川八洋さんと谷沢永一さんが対談し
ていますが、谷沢さんは、ルソーの「人間不平等起源論」は、文明破壊論ではないと冷静
にみています。谷沢さんは、---ここには、未開人・野蛮人が平等であった、それなのに
今の社会は平等でなくなってきている。しかし、それをつぶせとは、言っていない。
---とおっしゃるのです。ただ、谷沢さんは、そのかわり、ルソーは、「現代社会を批判し
名誉を求めることを嫌らしいこと」としているのにその名誉を欲してこの論文を「懸賞論
文」に応募している矛盾をうそつきだと笑っています。そして、内容を読んで気分が悪くな
る、後の賛美者が---完全に文明の全てを捨てなくてはならず、男女は、乱交・・---これ
を読んでどうして「ああ、平等がいい」と思う神経が判らないとおしゃいます。

私が、ちょっと面白いと思ったのは、少し、中川さんの視点と違うところが見えるところです。
中川さんの説を詳しく伺いながら、谷沢さんの見方を読んでいるとちょっと中川さんの
捉え方だけでいいのか考えてみる必要もあるのかもしれないと思うところがあります。
殆どは、谷沢さんも、中川さんも同じ否定の立場になってはいるんですが・・・
中川さんが強烈にルソーを悪の元と決め、その著作に対してどう評価するかでその人が
共産主義者かどうかのリトマス試験紙になるとまでおしゃっていますが、その時代の強烈
な人間の考え方の「固執」になにか変革をもたらすための違う視点があるかもしれません。
フランス人は、とくに逆説的に書いたり、言ったりはしないでしょうか。皮肉めいたり、
素直にかかずに逆のことをのべ、喚起するという方法もとるのでは、ないのでしょうか。
谷沢さんが、誰かの論文について書いていたのを思い出します・・・
ある論文に対して、共産主義賛美で書いているがそれは、全て逆説として書いていること
を日本人の保守派の人は、見抜けなかったという事を書いていたときがありましたが、
どうなんでしょう。そういう手法をとっていないのか・・・
とくに転生の表でソクラテスが合体されていることは、私の場合、ちょっと考えてみたい
気持ちにさせます。ソクラテスの全体像は、プラトンが残したもので実像は、判りません
が、なにか共通する興味深い点があるかもしれません。
また、ルソーの合体者の中江兆民の著作をみて、考えてみても面白いのでは、ないでしょ
うか。
彼は、日本のルソーと呼ばれましたよね・・・。中川さんに言わせれば、きっと、中江も
ルソーの「社会契約論」を訳したし、自由民権運動の理論的指導者だったので同じになる
のかもしれませんが・・・
まあ、シリーズでの天の状況を推し量ればサタンは、天にいたわけですから、巧みに、
両面を捕らえる論を組み立てながら実は、中川さんの指摘する、元凶を作り出していたの
かもしれませんね。
今の段階では、自分もまったくルソーの本は、読んでいないのでなんとも中川さんが
強烈に体系づけられるとそうなんだろうな、と認めてしまいますが、天国シリーズでは、
一応、ソクラテス、ルソー、中江兆民とあるので、役割をになったのを考えてみたい気は
しています。
[1999年4月8日 3時27分59秒]

お名前: てんとうむし   
JUBILOSOさんへ

> てんとうむしさん、こんにちは。
フロイトについてのお話、ありがとうございます。
それから、ヴォルテールは確か無神論者でありながら、当時のキリスト教会の多くの教条主
義者の方々(もはや、ファンダメンタリスト・原理主義者と言ってもいいかも知れません)
よりも神の御心に近いお方ではなかったかと私は見ています。
 彼は理性を重んじながらも情の人であったことは見逃せない事実です。
-------------------------------------------------------
こんにちは。「情の人」というのは、大切な点ですね。

>てんとうむしさんも既にご存知のこととは思いますが、ヴォルテールは無実の罪でキリスト
教会により火刑に処された面識無き一人のリネン布商人の名誉回復のために何の見返りも求
めずに駆けずり回って、それでリネン布商人の無実が国王によって承認され、遺族の妻と子
に年金が与えられると聞いた時、涙をながして喜んだのでしたね。
--------------------------------------------------------
詳しくは、知らないのです。詳しくうかがえてうれしいです。
この出来事は、感動しますね。

>私は当時の教条主義的なキリスト教会のお偉い方と人間の理性と感性の調和の中にこそ神性
の片鱗を見たヴォルテールと、どちらがより神の御心に近かったのかと聞かれれば、ヴォル
テールに軍配をあげたいです。
--------------------------------------------------------
ヴォルテールは、ルソーの人格に堪えられなくなり、決別しているそうですね。
ヴォルテールは、きっとおっしゃるように天の意向に近かったのではないかと私も思います。
中川さんの論文は、共産主義の根を追求していく小気味よさがありますが、極端なところもあって、彼の言う、「有害なもの」の中にもその時代での効果的な意識変革の役割を担った者もいるよう
に思うのですが・・・・いろいろ読んで研究していないし、よくわかりませんが、
JUBILOSOさんは、どう思われますか。

>さて、「当時の教条主義的なキリスト教会のお偉い方」は何も昔に限らず、今も存在します。
それも日本国内に「新興宗教の教条主義的なお偉い方」として。
 当時の連中が今の彼等の合体霊をモグリでやってるのかなぁ?なんて勘ぐりたくなってしま
います。まあ、これは冗談ですが。
-----------------------------------------------------
いやー、可能性あるかもしれませんね・・・

>ところで、ヴォルテールが「情の人」でもあったと書いた私ですが、この「情」というもの、
 重視し過ぎると情に流される状態になり、的確な行動ができなくなったり、心的状態がガタ
ガタになったりして望ましくありません。やはり理性と愛と義との自覚が感情との調和をな
していないといけないですね。
 情に流されやすい人も、逆にカチカチになってる頭でっかちで朴念仁な人も、そのことには
まだ気づいていないんですね。
---------------------------------------------------------
おっしゃるとおりだと思います。
おしゃる調和を常に意識しながら、私の場合は、<「愛情」を大切にすること>を最優先にして、
理性と義を見ていく方がいいようです。三つとも大切ですが。
[1999年4月8日 3時22分12秒]

お名前: てんとうむし   
NAOさんへ

>てんとうむしさん、こんばんは。
>>70歳代にローマに訪れ、ミケランジェロの創作したモーセ像に対面した瞬間から
>>モーセ様へ傾倒しています。
--------------
>その話は私も知っていました。
--------------
こんばんは。この件、ご存知でしたですか。
このことは、とても面白ですよね。
私は、詳しくは勉強していないので、その時の彼の心の状態などよく判らないのですが、
NAOさんは、さらに何かご存知でしょうか。

話は、違うんですが、転生の表のそれぞれの合体者の方の伝記などをみていくと
どこかにつながりがあるのを発見できることが多いと思われませんか。
歴史・伝記を学びながらそれを意識し、捜すのは、自分の楽しみになっています。



>>モーセ様は、人間を「理性的思考」へと導き出すためにフロイト思想を助けたので、
もしそれが国家破壊へと導く位置づけが正統なら、きっとびっくりされるのではないで
しょうか・・・
-----------------
>フロイトが説いた、その「理性的思考」には何か問題があったのではないでしょうか?
フロイトの弟子であるユングが、フロイトから離れていったのも問題があったからでは。
ユングは理性よりも情や感性を重視し、霊や魂に興味があったでしょう。
霊魂を軽視した理性思想のフロイトに、ユングは耐えられなかったのでは。
-----------------
そうかもしれないですね。ユングとの関係でいろいろ考えていくとさらに
みえてくるものがあるのでしょうね・・・。ユングもきっと天のどなたかの影響があり、
フロイトとのバランスをとっているような気がします。

ユングの方が無意識層を超心理現象、また、普遍的無意識などの角度から
研究しているのには魅力を感じますし、なかでも、「共時性」や、
「集合的無意識」というとらえ方は、考えてみたい魅力があります。
私はちゃんと勉強していないので、はっきり、いろいろ申しあげられないんですが・・・
フロイトが抑圧の原因を性欲だけで解決しようとしているの対して、ユングが指摘している
「性理論」を信仰のようにしてしまっているという判断は正しいように思えるし・・・

ただ、それまでの性に対する原罪としての捉え方を払拭するためには、フロイトの
捉え方は、一方的ですが必要な主張だったような気はするんですよね・・・
フロイトの方向がかなり偏っていたとしても、彼が残したものは、多くの人を
「理性的」に「思考」する一つの手本として、つまり、現実に起こっている現象を
宗教の方向だけから見るのではなく、原因と結果をとらえ、その原因(精神的外傷)を
明確に意識化することが抑圧から自由にさせる(結果)というように、合理的な考え方を
示す第一歩だった感じがするんですよね。
ユングは、柔軟に、社会的不適応、悲惨な境遇、プライド・・などその原因をさぐって
いますからさらに共同ですすめるのが天の意向だったように思えます。フロイトのせいで
別れてしまいましたが、でも、その後の人の見方を変える役割を二人は、担っていたと
思います。人間性、方向の偏りから、現代から、中川さんのように有害のレッテルは、
どうも私の場合は、貼れないですね。転生の表にも紹介されているので
人類への役割としての面をやはり、研究してみたいですね。

それから、フロイトの人格がどうであったかどうかは、判りませんが、晩年にモーセ様に
傾倒したということは、限界がありながらも何らかの影響をモーセ様が
与えていた気はするのですが、実際の所、どうなんでしょうね・・・。
私は、なんらかの、意識を与えていた感じは、しています。
でも、そこまでで、実際にうかがってみないと当然のことながら何とも言えません。

勉強不足で、今後もこの二人の考え方を始めとして、心理学は、詳しく勉強していき
たいと思っていますので先に行ってまた、はっきりと中川さんのように言えるかも
知れませんが、いまのところこんな見方しかできません。
[1999年4月8日 3時17分21秒]

お名前: NAO   
てんとうむしさん、こんばんは。

>70歳代にローマに訪れ、ミケランジェロの創作したモーセ像に対面した瞬間から
>モーセ様へ傾倒しています。
---------------------------------------------------------------------------
その話は私も知っていました。

>モーセ様は、人間を「理性的思考」へと導き出すためにフロイト思想を助けたので、
>もしそれが国家破壊へと導く位置づけが正統なら、きっとびっくりされるのではないで
>しょうか・・・
---------------------------------------------------------------------------
フロイトが説いた、その「理性的思考」には何か問題があったのではないでしょうか?
フロイトの弟子であるユングが、フロイトから離れていったのも問題があったからでは。
ユングは理性よりも情や感性を重視し、霊や魂に興味があったでしょう。
霊魂を軽視した理性思想のフロイトに、ユングは耐えられなかったのでは。
[1999年4月5日 9時23分44秒]

お名前: JUBILOSO    URL
てんとうむしさん、こんにちは。
フロイトについてのお話、ありがとうございます。
それから、ヴォルテールは確か無神論者でありながら、当時のキリスト教会の多くの教条主
義者の方々(もはや、ファンダメンタリスト・原理主義者と言ってもいいかも知れません)
よりも神の御心に近いお方ではなかったかと私は見ています。
彼は理性を重んじながらも情の人であったことは見逃せない事実です。
てんとうむしさんも既にご存知のこととは思いますが、ヴォルテールは無実の罪でキリスト
教会により火刑に処された面識無き一人のリネン布商人の名誉回復のために何の見返りも求
めずに駆けずり回って、それでリネン布商人の無実が国王によって承認され、遺族の妻と子
に年金が与えられると聞いた時、涙をながして喜んだのでしたね。
私は当時の教条主義的なキリスト教会のお偉い方と人間の理性と感性の調和の中にこそ神性
の片鱗を見たヴォルテールと、どちらがより神の御心に近かったのかと聞かれれば、ヴォル
テールに軍配をあげたいです。
さて、「当時の教条主義的なキリスト教会のお偉い方」は何も昔に限らず、今も存在します。
それも日本国内に「新興宗教の教条主義的なお偉い方」として。
当時の連中が今の彼等の合体霊をモグリでやってるのかなぁ?なんて勘ぐりたくなってしま
います。まあ、これは冗談ですが。

ところで、ヴォルテールが「情の人」でもあったと書いた私ですが、この「情」というもの、
重視し過ぎると情に流される状態になり、的確な行動ができなくなったり、心的状態がガタ
ガタになったりして望ましくありません。やはり理性と愛と義との自覚が感情との調和をな
していないといけないですね。
情に流されやすい人も、逆にカチカチになってる頭でっかちで朴念仁な人も、そのことには
まだ気づいていないんですね。
[1999年4月3日 12時18分35秒]

お名前: てんとうむし   
NAOさん、JUBILOSOさん
長くなりましたが、あとフロイトについてちょっと書きました。


>フロイトの合体者は、モーセ様である。
>合体者であるモーセ様には、フロイト思想への責任がないのであろうか?
--------------------------------------------------------------------
お二人のお話の邪魔にならなければよいのですが、これを拝見していて、
ちょっと思い出し、考えたことを書いてみます。なにか参考になれば幸いです。

フロイトは、晩年に、「人間モーセと一神教」という原稿を書いていたようですが、
亡くなる二年前に書き上げていたんですが気に入らず、ずっと書き直していたそ
うです。70歳代にローマに訪れ、ミケランジェロの創作したモーセ像に対面した
瞬間からモーセ様へ傾倒しています。
それを知ったとき、ああ、やっぱり「天国の証」の転生の表にあるごとく
つながりがあるんだな・・と実感、感動しました。
フロイトは、「宗教は、思考停止をする」と言っていたそうですがその彼がなぜ、
モーセ様にこだわったのでしょうか。これは、たいへん興味深いんですが、
この辺を考えてみると、現代、フロイトの考え方を国家破壊に
位置づける事があっても、その当時は、モーセ様が国家破壊のためでない
影響をフロイトに、責任を持って与えている姿が見えるのかも知れません。

彼は、心の無意識層に着目し、自由連想法をもちいた精神分析を体系付け自己を
客観視させ内省の新たな方法を人間に示唆しました。人間を精神的に抑圧するもの
への探求は、人間への新たな理性的意識の方向づけをしたのでは、ないかと思います。

人間の性に対して聖書が断罪する罪悪感(原罪)に自然の衝動(リビドー)
というとらえ方を打ち出し、生命としての広い捉え方へ導き、健全さを引き出し
たことは、正法と同じ視点を持っているのを感じます。

晩年の「人間モーセと一神教」という著作を書いたことを考えてみると、そこには、
ユダヤ人に対する不当なキリスト教徒の扱いに対する怒りを書いているそうですが、
「人間の野蛮な欲望を昇華して、自分個人のためでなく、ユダヤ民族の為に捧げた
典型」としてモーセ様を描いているそうです。
そして、興味深いのは、「モーセはユダヤ人ではなかった」と説いている
ところです。このころは、ナチスのユダヤ弾圧のでてきたころでこの発言は、ユダ
ヤ人に相当な反感をかっています。
「ユダヤ人でなかったモーセ(敬称略)がユダヤ人の民族の為に働いた」としている
のは、なぜなのか。その書かれた時代背景、また、深い理由があるかもしれませんが、
ちょっと思うことは、ユダヤ人でなかったと判断したのは、古代の民間伝承、ローマ
の歴史家タキトゥス、シラーらの著作などをつぎつぎに研究し、聖書とは、違う
見方をしたためで、これは、聖書に一辺倒になり、とらえることさけ、いわゆる彼が
主張していた「思考停止」をせずに研究しつづけた感じがします・・・。
フロイトの研究の方向は、結局は、宗教の弱点を暴き出すことにあったのでは、ない
かと思います。また、ユダヤ人ではないとしながら、「ユダヤ人の民族の為に働いた」
と主張する彼の心には、宗教、宗派にとらわれない倫理を理性でとらえていく姿勢が
見て取れるような気もします。
数千年に渡ってキリスト・ユダヤ教のそれまでの呪縛から人間を「理性的思考」へ
と導き出そうとしたのでは、ないかと思います。

こういったこと考えてみると、モーセ様は、人間を「理性的思考」へと導き出す
ためにフロイト思想を助けたので、もしそれが国家破壊へと導く位置づけが正統なら、
きっとびっくりされるのではないでしょうか・・・
[1999年4月2日 14時0分36秒]

お名前: てんとうむし   
しかし、この本の「理性主義」信仰の批判から、ジェイアイでは、
「理性」にとてもこだわっていたのを思いだし、自分たちの状態が
中川さんの指摘に重なるのを感じたところがありました。

ガブリエル様が、「義は理性の怒りであり、愛は、理性の抱擁の姿です」
と大変美しい表現で説明されたメッセージがありますが実は、
よく理解をせずに自分を含め、多くの方が「理性主義」信仰に陥って
いなかったかと思いあたりました。
なぜかと申しますと、理性的であろうとするあまりに仲間への思いやり
が欠けていったからです。
それは、ひどいものでした。シリーズの内容にこだわるあまり、人とし
て大切な思いやりの気持ちを忘れ、シリーズをきちっととらえていない
ものに冷淡になりました。自分の経験などから、自分の言葉で
内容を理解せず、すぐ、人に、シリーズを読んで下さいと安易な
言動が目立ちました。
ガブリエル様は、「理性と愛と義は表裏で一枚となる布のようだ」と
おっしゃられましたし、また、「理性というのは、血の通わぬ推測、
氷のような心を言うのでは、ありません、執着をすてた感情もまた理性と
いいます」、ともおっしゃいました。
しかし、これは、理想であり、なかなかそういう状態には、なりません。
「理性」が考え方の姿勢の最優先にあることは、心が豊かに育っていな
いものには、その人の為にならずかえってエゴイズムに走らせます。
むしろ、理性は、一般的な「感情に動かされたりしないで、論理的に考えを
まとめたり物事を判断したりする頭の働き」ととらえ、「血の通わぬ」
方向になりやすいのが普通であり、それを防ぐために思いやりを持つように
「心がける」ことが大切であると考えた方が自分には、良いと
思うようになりました。
感性、知性、理性をきちっと普通にとらえ、理性だけ意識して、自分の
生き方の姿勢にしないことが大切なことに気づきました。
[1999年4月2日 13時48分48秒]

お名前: てんとうむし   
「正統の哲学 異端の思想」についてですが、私も中川さんの
膨大な量の思想を比較研究し共産主義の元をたどった論理には、
納得されられるところがありました。

しかし、思想家を「健全で有益」と「危険で有害」な思想家と
二つに分けているのには、驚きました。そして、いまも、どう
なんだろうという疑問は、あります。
転生の表に紹介されている天の合体者の人が「危険で有害」の
リストに入っていることも驚きでしたね。ただ、以前から、
合体者の人でも歴史上のこっているエピソードで性格が悪かったり
するので、その時代の人たちに役に立つものを引き出すのが主で
あり、完全な指導は、できないんだなと思っていたので、「人間を
合理的思考へ導きだす」ような、人間のレベルを上げるための
方向づけであり、それが中川さんのおっしゃるような後の世から
その元凶をみてとれるものでは、なかったような気がしています。

これを機会にまた読み直してみようと思っていますが、この本で、
意識させられた一つに「理性主義」信仰のとらえかたがありました。
18世紀の啓蒙主義にそういう捉え方もできるのかと驚きました。
とくにボルテールがこの時代に「世界人類共通の道徳原理」の
必要性をとなえていることには、すばらしいと思いましたし、彼の
「私は、その意見に反対だがその反対できる君の立場はまもる」と
いう民主主義の原理のような発言もすばらしいと思っていたので。

この時代は、キリスト教的伝統を理性の光に照らして、容赦なく、
批判する者と自然的で、理性的な宗教を肯定する者、そして合理
的批判という武器で自然宗教の原理、神学を攻撃し、唯物論、
無神論へ達する者の流れがあったらしいですが、そのなかで、
ボルテールは自然宗教の内容は、「世界人類共通の道徳原理」だけで
良いといっているので啓蒙主義は、やはり、天の力が相当に「人間を
合理的思考へ導きだす」働きかけをしていたのではないかと思えます。
[1999年4月2日 13時42分24秒]

お名前: てんとうむし   
NAOさん、JUBILOSOさん


>てんとうむしさん
「正統の哲学 異端の思想」は、前から私も紹介したい本でした。
以前から、下記のような疑問(ラグエル様批判)が起き、みなさんに聞いてみたいと
 思ってました。
>JUBILOSOさん、こんばんは。
なるほど、デカルトやルソーに限らず、完璧じゃない人も多いですね。
そういうことで納得しましょう。
--------------------------------------------------------------------
いまこちら伺ってているのですが、お話もひと段落ついたようで、
用意した文入れようかどうしようか迷いましたが、私のは、大した
内容ではないので何かの参考に読んで頂ければ幸いです。
[1999年4月2日 13時37分25秒]

お名前: NAO   
JUBILOSOさん、こんばんは。

なるほど、デカルトやルソーに限らず、完璧じゃない人も多いですね。
そういうことで納得しましょう。
[1999年3月31日 8時57分26秒]

お名前: JUBILOSO    URL
てんとうむしさん、NAOさん、こんばんは。

>てんとうむしさん
>私も、参加してよろしいでしょうか。

どうぞ、どうぞ。(^^)

>NAOさん
私はデカルトやルソーといった方々の名が載っているのを見て、「ほー、正直じゃのー。」
と感心したクチです。
もっと言えば、偉業を成し遂げたものの、キレると恐い織田信長や同性愛の気があるチャイ
コフスキーや情緒不安定の石川啄木等の名が載ってるのも正直です。
ルソーやデカルトは天のレベルからいくとどちらかと言えば失敗作ですが、それなりの功績
も残されてますね。私はそう解釈してます。
[1999年3月30日 22時57分37秒]

お名前: NAO   
>てんとうむしさん
「正統の哲学 異端の思想」は、前から私も紹介したい本でした。
以前から、下記のような疑問(ラグエル様批判)が起き、みなさんに聞いてみたいと
思ってました。

>JUBILOSOさん
>合体霊の思う通りに被合体者が精神的な成長・発達をとげないことは十分に有り得る
>話です
わかりました、合体者と被合体者は別人格であり、合体者には責任がないと考えましょう。
この場合、被合体者であるルソー、デカルトに責任があると考えましょう。
では、失敗作であるルソー、デカルトの名前が、なぜ「天国の証」の霊魂合体表に載って
いるのでしょう?
霊魂合体表に載っている方々は、すべて素晴らしい方ばかりのはずです。
それなのになぜ表にルソー、デカルトの名前があるのでしょう。
ルソー、デカルトの責任において、消滅されてもおかしくない方なのではないでしょうか。
消滅までは言い過ぎか、デカルトは、数学者として業績も残していますし。
少なくとも霊魂合体表に載せるほどではないと思います。
[1999年3月30日 9時25分11秒]

お名前: てんとうむし   
なかなか、興味深いお話をされていますね。
私も、参加してよろしいでしょうか。
[1999年3月30日 1時2分17秒]

お名前: JUBILOSO    URL
NAOさん、こんばんは。
中川八洋氏の「正統の哲学 異端の思想」は私も良書と思います。
さて、ラグエル様やモーセ様への批判ですが、私はこう解釈しています。
合体における合体霊からの影響はその本人の精神上のキャラを作り上げる上で約50%の
影響を与えていると言われています。(あくまでもジェイアイ出版関係の本によるとです
が。)残りの影響は周囲の他の方々からのものや、遺伝的な形質に基づくものとされてい
ます。
この50%の影響を大きいとみるか、小さいとみるかは意見が分かれそうですが、私は結
構大きいのではないかとみています。しかし、如何に影響が大きいとは言え、それが全て
ではありません。
合体霊の思う通りに被合体者が精神的な成長・発達をとげないことは十分に有り得るお話
ですし、高次の合体霊に合体されていればいるほど、悪魔の類の精神的成長への妨害や迫
害があるかも知れません。そうなると、俗に言う「失敗作」が出る可能性があります。
かつてのサタンルシファーはその典型であったのでしょうね。
結局のところ、私達は高次元の合体霊の指導を受けていようがいまいが、そんなことは関
係無しに正道を歩むことが重要なのではないかと考えます。
「私の合体霊様ってどんなお方なのだろう?」というのは非常に気になることかも知れま
せんが、そのことを知ったからといって精神上の向上がある訳ではないなぁと私は思って
います。
無名の地味なお方だと知ってがっかりしてしまったり、(←これって合体霊様に無茶苦茶
失礼だよね。)逆に我こそはと余計な偽我にまみれた気持ちがもたげたりしてどちらにし
ても良いことはありませんよね。
[1999年3月29日 23時18分45秒]

お名前: NAO   
昨日、「天国の証」を久しぶりに読んでいました。
天上界における最後の審判は、78年の2/2〜2/13の間、起こったそうですね。
そして、2/13にはサタンダビデ夫婦を筆頭に、あらゆる悪霊たちが消滅させられた。
もうサタンは、いないということですね。
もうサタンに脅えることもないんですね。
それでも新たに発生したザコの悪霊たちには気をつけねばなりませんが。
そして、今は3次元の最後の審判が行われているのですね。
恐いですね〜。
78年7月に発表されたミカエル大王を頂点とする新天上界も、2月に起こった最後の審判での
善霊の裏切りに本当に苦労されたようで、現在行われている3次元の最後の審判は非常に厳し
くなったようで。
新天上界も裏切りにはつくづく懲りて、裏切るような善霊などもういらないという気構えなんで
しょう。
2月に起こった最後の審判では、多くの善霊も悪霊と戦って、消えていったそうで。
私の先祖たち、今も消滅せずにいるだろうか。
[1999年3月29日 14時54分54秒]

お名前: NAO   
精神科医フロイトも保守派掲示板では悪者みたいです。

-------------------------------------------------------------------------
国家を破壊するには、国の教育機関を共産主義的空気で席巻し、人々の道徳観念にフ 
ロイト精神分析学を刷り込み、エロス以外の人間関係が存在できないようにして、道徳 
を含むあらゆる価値観を相対主義に陥れることである。そして、共同体という組織の基 
本単位である家庭の連帯感を切り崩すこと、福島瑞穂や田嶋陽子などに象徴される女性 
原理の徹底破壊と家族意識の崩壊を助長することなどによって国民の祖国意識を瓦解さ 
せることである。由々しきことにこれは成功しつつあるのである。 
---------------------------------------------------------------------------

フロイトの合体者は、モーセ様である。
合体者であるモーセ様には、フロイト思想への責任がないのであろうか?

ああ、今度はモーセ様批判になってしまったああああ。
ああ、恐ろしい。
[1999年3月29日 14時26分3秒]

お名前: NAO   
ある保守派掲示板のルソー批判 その2

-------------------------------------------------------------------------
ジャン・ジャック・ルソーの思想の目的は、社会や公的な秩序に対する怨恨、すなわ 
ちルサンティマンです。彼の理想は、公的外的規範を全て否定して、個人の本能的な情 
動、個人の裁量感覚に従えと言っています。ルソーを基本の世界観として同調する人た 
ちは、あのフランス革命の恐怖の実体を知らずに、『フランス人権宣言』を肯定的に見 
ています。なぜなら、フランス人権宣言のテーゼ、『人は生まれながらにして平等であ 
り、自由であることを宣言する』は、ルソーのロジックに酷似しているからです。しか 
し、この宣言は身分制度を廃止せしめたと同時に、倫理や徳目への志向さえも一様に均 
質に貶めて、それまで見られた優れた社会規範を踏みつぶしてしまいました。 

ご存じのようにあのとき、ジャコバン党を率いるロベス・ピエールは、国民総動員を 
かけて、反革命分子の大規模な摘発に着手しました。このとき、どれほど多くの良民が 
ギロチンの露と消えたか分かりません。平等や人権が強く叫ばれる所には血腥い出来事 
が必ず起こります。現今日本の学校教育、家庭教育の理念は、まさにフランス人権宣言 
そのものです。人権教育によって、野蛮な原始感情しか培われなかった「学級崩壊」世 
代が、モラルの低下を突破して社会に敵意を抱き、殺人意志を持つことは避けられない 
ことかもしれません。 

 左翼や反日は、口を酸っぱくして、弱者救済や暴力反対の「生命尊重至上主義」を唱 
えますが、その内実は、公的規範を全く持たない彼ら自身が、率先して他者の命を軽ん 
じるであろうことは目に見えています。人権を究極的に突き詰めて行くと、他者の殺人 
が正当化されます。これは決して極端な帰結ではありません。ジャン・ジャック・ルソ 
ーの哲学は畢竟、社会秩序破壊の哲学です。それはどの時代にも、残虐な殺人をもたら 
す萌芽を秘めています。 

何らかの要因で社会の安定が崩れたとき、真っ先に虐殺を起こすのは、普段、人権や 
平等を強く唱えている輩であることは、フランス革命の先例からも充分に考えられるこ 
とです。私は国家という大規模な枠組みは、人間が、ルソーの言う「自然状態」に陥ら 
ないために、歴史が創出した精妙な統御システムだと思います。我が国は、古来からそ 
のシステムが優れていたために、二千数百年もの時間を、単一民族単一国家としてその 
国体を保持してきたのです。人権と男女同権の名のもとに夫婦の絆を緩め、離婚へ向か 
わせることによって親子関係、兄弟関係までバラバラにしてしまう『夫婦別姓』の奨励 
は、福島瑞穂弁護士などが唱導していますが、その目的は家族崩壊です。それは、マル 
クス・レーニン主義が目指すところの、国家や民族規範切り崩しの先駆けです。家族を 
切り崩し、学校教育を荒廃させることは国家の解体につながることです。 

 今の教育機関の枢要とは、全人格育成教育とはかけ離れた人格崩壊を目指したもので 
す。それは、学校が殺人者養成システムと化した恐ろしい現実を指しています。 
--------------------------------------------------------------------------
[1999年3月29日 14時17分4秒]

お名前: NAO   
ある保守派掲示板のルソー批判

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ルソー的世界観がそもそもの大間違いだと思っています。彼の思想が端的に現れて 
いる「人間不平等起源論」や「社会契約論」は、道徳観や倫理観を破壊する目的で、 
人類が初めて思想的に大系化した試みです。現今の家庭教育、或いは学校教育で言う 
ところの「個性重視」の教育理念とは、戦後の占領政策として General Headquart 
-ers が教育基本法と称して強制的に我が国に与えたものです。 

民主主義とは、ご存じのように啓蒙思想家のジョン・ロックがその基盤を築いたわ 
けですが、それにルソーの考え方や社会ダーウィニズムなどを加えて肉付けされなが 
ら発展してきたものです。その哲学の柱は、民の主体的優位性であり、個人の権利が 
強く唱われております。ルソーが理想とした「自然状態の人間」志向とは、『人間相 
互間には、どんな種類の道徳も義務も存在せず自由な関係にあるから、人間とは善で 
も悪でもあり得ず悪徳も美徳もない』というものです。この精神は、社会に規範とし 
て道徳や倫理が存在しなければならないことを完璧に否定しています。 

 これは人類が幾多の時代を経て培ってきた、人間存在そのものに内包する悪徳の性 
質に対峙し、超克する努力、すなわち道徳性の欣求を認めないものです。大きく考え 
ると、『国家』とは、ルソーの理想とする自然状態の人間の本性に、先験的に内在す 
る悖徳(はいとく)性に起因して、その社会共同体が不定状態にならないように然る 
べき民族規範によって秩序付ける為に必然的に生じた巨大なシステムと考えることも 
できます。 

 従って教育理念の根幹には、国家意識、民族意識の醸成が前提とならなければなり 
ません。その前提を無視して「個性の尊重」、「自主性の発展」、「創造性の養育」 
などを幼児の段階からやると、人間本来の「不定性、無秩序性」が顕在化して他人を 
思いやらない悖徳的な人間が多く輩出することになり、国家は解体します。 

創造性の開発そのものは悪くはありませんが、人間のその部分を目覚めさせるため 
には、その創造性が公、つまり共同体への奉仕として役立つことを優先的に教える必 
要があると考えます。教育とは、個人の日常的な生活感覚に、その生まれた国、民族、 
歴史に対して強固な矜持を持ち、未来に向けて正統な歴史を継続させる意志を培うこ 
とにあります。現今の教育は、バイアスしているどころか、基本的な理念が倒置して 
います。人間が真の自由を掴むためには、自己が選択した職業人としての責務に刻苦 
精励し、呻吟した上からやっと見えてくる地平だと私は思います。それは、叩かれ、 
きびしい生活体験を踏まえてようやく見えてくるものです。ガキに自由を認める教育 
は、民族の韜晦、国家の瓦解を招聘することになります。今の日本は、民族規範を無 
視したところから出発した教育の歴史的な帰結が現象化してきた時代であります。 

 平等を錦の御旗として、国家理念を無視した「個性の尊重教育」は、不毛や荒廃と 
いう言葉を通り越して、犯罪者を析出する悪辣な生産システムに成り下がってしまっ 
たのであります。 
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[1999年3月29日 14時12分11秒]

お名前: NAO   
てんとうむしさんのご推薦の「正統の哲学 異端の思想」。
私も以前から持っています。
なかなか読み応えのある良書です。

ところで、危険な思想家として、ルソー、デカルトなどをあげています。
この二人がマルクス主義の元凶だと批判しています。
ルソーは、保守系掲示板では悪者です。
ところで、実はこのお二人、ラグエル様が合体者です。
マルクス主義の元凶であるこの二人を作ってしまったという、ラグエル様の責任は
無いのでしょうか?

おそれ多くもラグエル様批判になってしまいました。
ああ、恐い
[1999年3月29日 13時56分55秒]


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