記事タイトル:「五体不満足」乙武洋匡(おとたけひろただ)著/講談社刊 |
てんとうむしさんへ
当過去ログのてんとうむしさんの最終投稿文が過去ログ編集作業の
時間とぶつかり、消去されてしまいましたことをこの場にてお詫びいた
します。
続きのスレッドに該当の投稿文がてんとうむしさんのご配慮により転載されてましたので助か
りました。
誠にありがとうございます。
(管理人JUBILOSOより)
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みさおさん、こんばんは。 管理人のJUBILOSOです。 今までレスが返せず誠に申し訳ございませんでした。 みさおさんにレスをなかなか返せなかったのは、やはり当事者としての重みのある実体験を 前にどう語ろうかと迷う日が続いたからでした。 障害を持つ訳ではない私がどう美辞麗句を書こうと、それは嘘で塗り固められた虚飾と偽善 の言葉に成り下がってしまいます。 よって綺麗事は言いません。 しかし、障害をお持ちの方々との明るい未来をいかに築くべきかということまで放棄しては ならないと私は思っています。これは嘘ではなくそう思っております。 乙武さんの本からは、確かにみさおさんのおっしゃる偽善と虚飾に満ちたキャスター他の方々 の裏の姿までは読み取れません。 その意味では私達がする仕事はまだまだいっぱいあります。 その一方で、善意に満ちた方々の勇気もこの世にはあると思うんです。それは否定してはいけ ないですし、手を差し伸べた方々の手首を切り落とすような真似はしてはならないとも思うの です。 みさおさんは正法のことを懐かしいとお話しされてますね。 なぜ、懐かしいのですか?現在進行形ではないのですか? よろしかったら、お話をいただけましたら幸いです。[1999年9月19日 19時21分57秒]
がっかりしました。賞賛、感動、本当の愛・・・ これだけが皆さんの率直な感想、読後感なのでしょうか? なぜこの本がベストセラーに長いこと名を連ねているのか全く理解できません。 私にも障害(ただし知的障害ですが)をもつ娘がおりますが、 世間はけっして、けっして、けっして、乙武さんの周囲にあるような理解や あたたかさに満ちたようなものではなく、もっともっと無理解と無関心、 われがちな自己満足、こころない嘲笑に満ちているものです。 妻も私も外出から帰ったとき、何もわからない娘とともに幾たび、くやし涙を 流したでしょう・・・ こんな事つい書いてしまいましたが、誰かに何かを伝えたい、分かって欲しい という切実な願望などはないのです。ごめんなさい。 私がいいたいのは、いつだったか乙武さんがニュース番組にゲスト出演していた時。 日頃私のことをアゴでつかっているようなきれいなキャスターの方々や、 白髪まじりの解説者然とした方々が、私とさほど歳・格好の違わない乙武さんの、とるに足らない言葉まで丁寧に耳をかたむけ、 丁寧なコメントを返しててた事がとても印象的でした。 「いままで私の言葉にだれがここまで耳を傾けてくれただろう?」と・・・ で、私は思いました。乙武さんのあまりに異様な姿が、逆差別を生んでいるだけなんだと。 結局は差別心の裏返し、にくたらしい言い方ですが、「五体不満足」なんて 一種のウリ言葉。アイドル歌手のキャッチフレーズなどと、その精神性において 本当にどれほどな違いがあるのかな、と思ってしまう。 私はこの世のどこかに美しく安らいだ花園を、 妻と、娘とともに、さがしています。 しかしここにあるのは不毛な議論、 つまらない正法者たちの知識のひけらかしあい、 誰も納得せず、誰も生活を犠牲にせず、 厳しさも鋭さもなく、 アニメおたくの影がみえかくれしています・・・ 子供じみた紳士・淑女のおともだちクラブですね。 おじゃまいたしました。懐かしい正法ばなしを聞かせていただきありがとうございました。 同志たちかと思ったけれど、ついていけませんので、では。[1999年9月11日 7時1分6秒]
JUBILOSOさん >この本でもっとも嬉しかったのは周囲の方々と乙武さんとの関係が過干渉ではなく、 かといって無関心でうち捨てられている訳でもないというのが容易に読み 取れたことです。 (発展途上国の過酷な環境下に置かれている子供達の世界では無関心や飢餓や うち捨てられることによる絶望感の増幅が日常的に起こっているということに 私達は目を向けるべきでしょう。) --------------------------------------------------------------- いい視点ですね。 過干渉でない接し方ができる・・・ここに私が求める倫理観が存在しています。 初期の教育を担当された経験豊富な先生の考え方、教え方や、後半のその先生の やり方を見てきながら、自分の役割をしっかり果たした若手の先生の すばらしさ。そのことを乙武さんもよくわかっておられる・・・ この本のなかに教育で必要な心について全てあるように思います。[1999年7月16日 1時10分31秒]
てんとうむしさん、こんばんは。 この本でもっとも嬉しかったのは周囲の方々と乙武さんとの関係が過干渉ではなく、かと いって無関心でうち捨てられている訳でもないというのが容易に読み取れたことです。 (発展途上国の過酷な環境下に置かれている子供達の世界では無関心や飢餓やうち捨てら れることによる絶望感の増幅が日常的に起こっているということに私達は目を向けるべ きでしょう。) 五体不満足であることで社会から全く抹殺されるというのではなく、また憐れみや見下し や先入観による機会の剥奪といったものもなかったことを私は嬉しく思います。 また、乙武さんは決して悲劇の主人公ではありません。乙武さんご自身もそうお思いのこ とでしょう。 手足がなければ「では自分に何ができるのか。」とか「手足なしでできるようにするには。」 と考える乙武さんの思考の方向は全く健全なものです。程度の違いこそあれ、大部分の人間は 完全無欠ではありませんが、ならばどうすればより自分を生かせられるかという智恵、工夫は なにものにも得難い貴重なものです。 生きる希望、活力はそこから生まれてきます。[1999年7月16日 0時36分47秒]
JUBILOSOさん 書き込みに気づくのがおそくなりました。 乙武さんの本、読まれたのですね。 感動されたそうで、良かった。うれしい限りです。 彼は、まだ、若いので、考え方がどう動いていくのか 気には、なりますが、彼の生き方そのものが周りに感動をあたえ、 大事なことを思い起こさせるので、がんばってもらいたいですね。 彼は、TBSのニュースの森にどうも定期的に出るようです。 以前に見ましたので。身障者の立場での彼の視点からのいろいろな関心を 取り上げていくようです。[1999年7月15日 3時37分1秒]
てんとうむしさん、こんばんは。 今、「五体不満足」読み終わりました。 こんなに読書の途中で何度か涙し、冗談に笑わされた本は本当にひさしぶりです。 私も高田馬場や早稲田近辺はたまに行きますから、ひょっとしたらお会いできる かも知れませんね。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− それにしても、今日はHP更新に、読書に、いろんなことやったなぁ・・・。(^^;[1999年6月21日 0時3分36秒]
てんとうむしさん、こんばんは。 てんとうむしさんの文章を拝読して、ますます読みたくなりました。 「五体不満足」読む時間が欲しいです。(;_;) 演奏会本番は近いし、やることいっぱいあるし、もうちょっと落ち着きましたら 必ず読みますので、その時はこの話題でいろいろお話をしましょうね。[1999年5月13日 1時24分53秒]
JUBILOSOさん 是非、読んでみてください。 彼は、いま、早稲田大学に在学中ですが、自分のやりたいことを悩むときに 地位や名誉ではなく、「他人や社会のためにどれだけのことができるのか。 まわりの人に、どれだけ優しく生きられるのか。どれだけ多くの人とわかり あえるのか。」ということに対する答えを実践していくことにあると 気がつくのは、本当にすばらしい。 そして、面白いのは、彼は、自分の、進む方向を、模索し、新たな方向が はっきりきまると、そのための、働きかけが、偶然のような不思議な形で、 あらわれるんです・・・ 彼が、「自分の障害を生かすような生き方をしていきたい」と考えるように なってから、まだ、一夜しか明けていないにも関わらず、そのチャンスが くる・・・それを彼は、こう書いている。 「・・・ほんの、7時間ほど前のことだ。それが、いきなり、実践という 場を与えられた。この流れは、何なのだろう。恐ろしいほどの力が 働いているとしか思えない。とくに宗教を信仰しているわけではない ボクでも、神の存在を信じざるをえないほどだった。」 これは、天の働きが感じられるエピソードだと思います。 彼が、障害を苦にしてこなかった精神も奇跡のようなものを感じるし・・・ 久々に感動する本にであいました。 >最近読者の方々から様々なCDや本の紹介を受け、管理人としてとても嬉しいです。 「SERAPHIC FIELD」はもはや私だけがつくるHPではないですね。 *********************************** いろいろな方が参加されるということは、すばらしいですね。 JUBILOSOさんの姿勢が皆さんが投稿したくなるのだと思います。 これからも頑張って下さいね。[1999年5月11日 8時21分12秒]
てんとうむしさん、こんばんは。 「五体不満足」のご紹介、誠にありがとうございます。 残念ながら私は現時点ではこの本は読んでいないのですが、是非読んでみたい本です。 最近読者の方々から様々なCDや本の紹介を受け、管理人としてとても嬉しいです。 「SERAPHIC FIELD」はもはや私だけがつくるHPではないですね。[1999年5月10日 1時0分27秒]
友達から、すすめられ、この本を読んでいますが、実にすばらしい本です。 愛という行為は、どういうものかがよくわかります。 そして、魂としての自分と肉体は、やはり、違っているということが よくわかります。 彼の育ち方をみて、日本の教育に欠けているものを考えさせられるところも でてきます。 この本の感想について、お話しませんか。 彼もきっと、インターネットやっているかもしれません。 読み終わったら捜してみたいと思っています。[1999年5月9日 7時25分12秒]