125 :14/13(おまけ):2005/09/11(日) 13:40:23 ID:???
うわいきなり失敗、13分割したのに、間違えて分母を12と書いてしまった(吊

……ってわけで、第一話はオリジナルなイベントからです。
いや本編にあったイベントと繋がってはいるんですが。てか本編が見逃してる問題ですが。


設定変更点・留意点など

マユ・アスカ
 岬の上の屋敷に居候中の少女。年齢を誤魔化し、作業用MSで復興工事に従事している。
 彼女が今の状況になった経緯、MS操縦を学んだ経緯は、いずれ後ほど……。
 なお、今回種割れはしてませんので要注意。ただし視聴者にソレを思い出させる目つきはしてます。

アンディ・バルディ
 コーヒー小売店『タイガーコーヒー』を経営している。と言っても店舗は持たず通販のみ。
 岬の上の屋敷を住居兼店舗兼倉庫としており、一日中家にいる――
 というより、家に居ることのできる仕事を選んでいる節がある。
 どうやら秘密を抱えているようだが……(って、読み手のみなさんにはバレバレでしょうがw)
 ちなみに偽名は適当。「劇中で『適当』という印象を受けるだろうな」という名前をあえて創作。
 彼の『変装』のセンスを考えたら、この程度のふざけた名前で平気で生活していそうだ、ってことで。

マリア・ベルネス
 胸の大きさが目立つ、モルゲンレーテの女性技術者。
 やはり、秘密が多い(まあこっちもバレバレだが)。ちなみにこの偽名は本編でも使われていました。

コジロー・マードック
 工事現場で働いている。マリアとは旧知の仲らしい(っていい加減白々しいかな?)
 偽名は……まあいいでしょこの人は。有名人でもないし。

アッシュ部隊
 本編では未だ明確な説明がないが(果たしてちゃんと説明されるかね?)、たぶん本編とは所属違います。
 おそらく今回一番の設定変更点。彼らのオーブ攻撃の目的については、第二話以降で。

岬の上の屋敷
 本編で、ラクスが暗殺者の襲撃を受けた、あの家。アンディやマリアだけで住むには少し広すぎる家。
 と言っても、微妙に位置が変わってます。間取りや設備も少し変えています。


第一話は、以上です〜。

181 :15/14(おまけ):2005/09/12(月) 22:12:59 ID:??? 

>156様
はい乗りましたw 早速乗りました。
OPがもしあるなら、マユと自由はセットで画面に出てくることでしょう。

>161様
まあ、その辺は見て下さい、としか……。今回少し顔出しましたけどね。
とりあえず、「本編のままが良いとは思ってない」とは言っておきます。
個人的に「初期状態(に視聴者に与えられた情報)」はさほど酷くない、と思うんですよね

設定・補足
マユ
 恐らく「マユ強杉」との感想が出るかと思います……我ながらそう思う(吊
 ただ、ある程度強くあって貰わないと仕方ないので。
 「弱いけど皆に好かれるマユ」が好きな方にはゴメンナサイ。
 ちなみに――単純に「キラを越えた」とは思わないよう、念のため釘刺しておきます。
 強さってのは、単純な不等号で語れるものではない、と私は思ってますしね

アッシュ部隊
 キャラの外見は、ラクスを暗殺に来た部隊の容姿・装備のままです。
 繰り返しますが思想や所属が(おそらく)本編と変更されています。
 あと、ヨップが口にした二つの名前は、本編にも出てきた部下らしい者の名前です。

ロイヤルコード
 勝手に命名したが、要するに「アスハ家ゆかりの者が乗っている」ことを示す識別コード。
 本来、マユが乗ることは想定されていなかったため、この識別コードが設定されていました。


第三話は今週末以降になるかも。気長にお待ちください。では。

276 :15/14(おまけ):2005/09/16(金) 00:25:53 ID:??? 

しまった、途中分数表記間違えた orz
あと、今回、MS戦闘の新規作画ありません。次回も厳しいかなァ……。

今回は、あまり語るべき変更点はありません。
今回は結構な難産でした。半分くらいまで書いたのを、一旦全部リセットして書き直してます。

構成としては、マユ回想パートと、ユウナ調査パートがサンドイッチされてます。
長さにズレが大きすぎるなぁ。文章量の見極め、まだまだ修行が必要なようです。

>ユニウス条約
なんか本編もコレで押し切るつもりみたいですけどね。
いや不備ある条約・紳士協定に過ぎないような条約は現実にも珍しくもないが、せめてお前らツッコめと。

>マユの髪型
え〜っと、過去のマユのように、前でも2箇所、結わえてあるのは同じです。
後ろ髪は、「工事現場で働いてる」ってことで、邪魔にならないように結ぶポイントを上げたのですが……
もし、昔の髪型が良いようなら、今後の話では元に戻します。
でもあの髪型、どう言えばいいのかなぁ……。


次回は、少し「話数の切り方」に悩んだお話です。やっぱり難産になりそうな気配。
時間かかるかもしれませんが、気長にお待ち下さい。では。

330 :14/13(おまけ):2005/09/17(土) 20:39:01 ID:??? 
以下、蛇足でしょうが、設定弄ったりしてる部分について

>クサナギ改
あの分離システム、かえって非効率的だと思うのは私だけでしょうか?
というわけで、分離合体なしに往還できるように改装したことに。
まあ後で使うから、ってのもあるんですが。なお、脱出時に小さな追加ブースターは付きます。

>ジブリール
「メディア王」設定は、オリジナルです。アズラエルと違って「本業が何なのか」が不明瞭だったので。
いずれ、その設定に負けぬ頑張りを見せてくれる……はずです。
私の腕次第だなァ、その辺は……。

>デュランダル議長
予め断っておきます。この話で、一番ワリ喰ってしまうのは議長かもしれません。
まあ、本編のように急にブチ壊れることはないかと思いますが……全般的に能力の低下は免れないかと。
とりあえず、もし声優を一人だけ交代できるなら、彼の声優はシャア以外の人にやって欲しいです。
あまりにもシャアのイメージに引き摺られ杉。視聴者も、そして作り手も。

>ミネルバ組
ルナマリアは、キャラ背景が弱かったので『色々なことに無自覚なプラントの女の子』の延長線、としました。
別にアンチナチュラルではないけれど……という。性格面はさほど弄らないつもりですが。
レイも、たぶん本編とは違う設定・違う背景になりますが、現時点じゃまだ言うべき点はなし。必要になったらまた。
ヨウランやヴィーノのような端役キャラは……出てこれるかどうか疑問……。



私も声優については詳しくないので……そうか、お兄ちゃんはユウナでしたか。
今回冒頭のネタも、実はそれ知る前から用意してたんですが……これも運命ですかねw


では、また次回。
450 :15/14:2005/09/23(金) 15:51:52 ID:??? 

物語の区切り方を見直したために、少しサブタイトル(怒りの空)とズレてしまいました。
前章終了時のプランでは、ユニウスセブンが大気圏突入始めるまで書くつもりだったんですが……。

実際、難産でした。はい。
実はこれ3回ほど、ゼロから書き直してます。
特に戦闘。普通にケンカしたらザフト・オーブ側が強いのが当たり前なんで、物語になりません。
本編スタッフも苦労したろうなァ……などと余計な同情もしたりして。

あと、イザーク・ディアッカ両名のファンの皆さん、すいません。
そういうわけで、ただでさえ強い主人公チームをこれ以上強化するわけにも行かず、彼らの出番はまだ先です。
いずれ必ず彼らの出番も作りますので、ご容赦下さい。
207 :19/18(おまけ):2005/10/02(日) 17:47:12 ID:??? 

はい、今回は前回の反動なのか、長くなりました。
やっぱ政治をやると長くなっちゃいますね。色々と仕掛けを仕込んでるから余計に。
でも流石に長くなり過ぎて、議長サイドの動きは次に回すことに。

この辺から、段々本編の流れから離れてきます。まだ近い所を走ってはいますが。
それにしても……我ながら無茶してますね、今回の展開。核ミサイル攻撃とどっちが無茶なんだ、ジブリールw


設定変更点
・ロゴス
武器屋さんの同業者組合……という設定から、大幅に変更しました。
今時、「戦争すれば死の商人が儲かる」なんてお話は、議長がしたり顔で語るような話ではないと。
いくら陰謀論を導入するにせよ、死の商人だけが政治を操作できるなんてのは、無理がありすぎると。
と、いうわけで……「連合を実質支配する人々の集まり」としました。陰謀論じみているのは相変わらずですが(苦笑)
この設定変更は、同時に「顔の見えづらい『連合側上層部の意思』を露にする」という意図もあります。
ロゴスの会合は、ちょうどプラント側の評議会や、オーブの首長会議と似た位置づけになるわけです。
メンバーの中には、派閥争いもあれば、意見の相違もあります。
この設定変更に伴い、武器屋さんは「有力な一派閥」に過ぎなくなり、他にも官僚OBや財界の大物、そして大手マスコミまで参入しました。

なお、メンバーの容貌や雰囲気、会合の雰囲気などは変わりません。そのままです。
持っている影響力は地球連合の内部に限られ、あとは各メンバーが個人的に持ってるコネだけになります。

・ユニウス条約
設定上は、何も変えていません。ただその解釈と位置づけを大きく変えました。
この条約、実に無理あるものです。NJCの軍事利用禁止、MSの保有台数制限は、あまり大した意味を持ちません。
「開戦前の国境線に戻す」という条項がとんでもなく大きい。
つまりそれって、開戦直前の緊張した情勢下に戻してしまう、という意味なのですから。
すごろくで言えば「ふりだしに戻る」。その先の道は、サイコロの目が変わっても似たようなものです。

・慰霊碑
本編の慰霊碑より、大幅スケールダウンです。再開発地域の真っ只中ですから。
実際、あんなに大袈裟に祭られてるよりは、知らない人は通り過ぎるような扱いの方がドラマ上良いと思うのですが。
と、いうわけでこの規模です。
時々ありますよね、散歩の途中に偶然見つかるような、良く分かんない小さな記念碑って。あんな感じです。



あと、今後の展開で悩んでいるところなのですが……
本編では死んでない重要キャラを、途中で、しかも序〜中盤で殺してしまう展開はアリなのでしょうか?
ファンの反応が気になります。ダラダラ生き残るよりはよほど輝けるかとは思っているんですが。

あとほのぼのさんのハイネ隊、お借りするとしたらもうその運命は大変なことになりそうな悪寒が……ウムム。
それでも許して頂けるなら、是非ドナドナ唄って送り出して欲しいんですが。

では、また次回。
486 :マユ――隻腕の少女―― 第八話『血に染まる海』おまけ :2005/10/09(日) 16:10:26 ID:???
いや思いのほか長くなりました。最初、オーブ沖海戦は手を抜くつもりだったんですけどねぇ


設定補足

・ダガーLとジェットストライカー
 量産機を飛ばせる量産ストライカーは、ザフトにとって脅威です。ってわけで連合側の切り札の1つとして登場。
 ウィンダムの出番はまた今後に……。まだまだダガーLは戦えます。

・シンルナ
 もう少し露骨に伏線見せた方が良かったですかねー。
 微妙にアニメ本編よりも距離を詰めておいたんですが。でも人前でいちゃつく奴らじゃないですし。あれが限界。
 2人の付き合いはアカデミー時代から、という設定です。
 隻腕版シンは携帯拾い損ねて暗くなった分、戦闘力150%増なので、ルナはそこに惹かれたらしいです。最初は。
 まあそれだけじゃありませんが。

・ミネルバ3人組とファントムペイン3人組の因縁
 いずれ、第ゼロ話としてアーモリーワン襲撃事件をやり直そうと思ってます。一種の外伝のような形で。
 主人公がマユであることと、物語の見せ方の都合上、時系列順に示せなかった事件なので……。

・前作キャラの行動
 ちょっと矛盾っぽく見える部分もあるかもしれませんが、まあ気長に待ってて下さい。
 たぶん忘れた頃に再び触れられるかとw


次回は回想メインの総集編です。手抜きです。新規作画少ないです。……ああッ、石を投げないでッ

641 :マユ――隻腕の少女―― 第九話『ユウナ』おまけ :2005/10/11(火) 00:38:03 ID:???

ユウナ祭り(1人踊り)終了。
お話の都合でどうしてもこの先出番が減ってしまうので、ここで頑張ってナレーターもやって貰いました、ハイ。


設定補足
・カガリの計算力
 流石にもう九九も言えますし掛け算もできますw
 ……未だに7の段がちょっとニガテだったりしますが、まあ余計な設定ですね、ハイ。

・カガリの出生の秘密
 この辺、実はウズミもまだ全てを正直に白状してないようですね。
 立場上どうしても告げねばならぬ「実子でなく養子」という事実以外は。

・五大氏族とセイラン家とその血筋
 このお話ではこういう設定で行きます。まあ本編の一解釈ですが。
 少々ヤヤコシイ話で申し訳ない。

・切り捨てた設定
 公式HPには、ユウナは「長い髪の女性を好む」と書いてありましたが、そんなのマジどうでもいい話。
 ディアッカの日本舞踊と同レベルの無駄設定です。あの本編の会話は「あの雰囲気」にこそ価値があったのに。
 ……ま、「あの雰囲気」も泣く泣く削りましたけどね。ちょっとキャラの方向性ズレたのと、展開の都合上。


たぶん次はちょっと時間かかります。いつもどおり1週間前後。
ちょっと視点を変えます。
……マユが主人公のハズなのに、3話連続で出番少ない…… orz
61 :マユ――隻腕の少女―― 第十話『緋色の剣』おまけ :2005/10/14(金) 13:29:03 ID:???

まあガンダムですから、一回くらいはシャワーシーンとか作らんと……。


設定補足
・ミーア・キャンベル
 思わせぶりな展開しましたが、考えてみれば本編見てる人にはバレバレですねw
 『ザフト脅威の整形技術』ではなく、『ザフト脅威のメイク術』としました。
 せっかくの『もう1つの顔』、回想と写真だけというのは勿体無いので。
 もちろん素顔はアレ、ほとんど特殊メイクのようなメイクで変身します。
 いずれもっと出番はありますので、ファンの方は今しばらくお待ち下さい。

・核ミサイル
 本当は、撃墜された核ミサイルが大爆発するのはおかしいんです。
 厳密な考察すると、横から撃たれて核爆発が起こるハズがないんです。
 でも……アニメ的な分かり易さ、お話としての分かり易さを優先するなら、爆発しても良いかと。
 たぶんきっと、同じ核ミサイルでも現在のものとは色々仕組みが違うんでしょう。
 ミサイル迎撃の技術が向上すれば、僅かでもダメージを与えるべく『被弾すれば作動する』ような方法がきっと開発されて……

・『トリックスター』
 アニメ本編では、ウィンダムに乗って核ミサイル撃とうとしていた、あのパイロットです。
 通称、アッヒャー(仮)。ステキなキャラなのに、正式な名前のない可哀想な奴。
 トリガーハッピーな壊れた人物です。コードネームは彼のキャラクターではなく任務上から。ちと名前負け。
 同じくニュートロンスタンピーダーに散った指揮官、ライオン丸(仮)も、いずれ出番作りたいなァ……。

・セイバー
 頭部の類似は偶然に非ず、色合いの合致も偶然に非ず……というわけです。
 セイバーの強みは速度と火力という、相反する要素の両立。フォースとブラストを足して2で割らない性能。
 本当は強いハズなんですけどねぇ、なんでプラモ山積みなんでしょう?

・シホ機
 本編ではっきりしないので、とりあえずノーマルザクヲにブレイズつけて出しておきました。
 ジュール隊のバランス取りのための選択です。こうすれば全ウィザード揃い踏みになりますし。
 ちなみにこの時点では、ザクはウォーリアであっても珍しい新鋭機です。主力はゲイツR。旧式機もちらほらと。


次回は再びマユ主人公です。ちょっと次回は遅れるかもしれません。のんびりお待ち下さい。
では。
292 :マユ――隻腕の少女―― 第十壱話『亡霊の疼痛』はじめに :2005/10/22(土) 15:28:27 ID:???
>>274
ヘルシングネタ嬉しいですねw バレバレでしょうが、私も好きですし。
宜しかったら、今後もネタにして下さい。もうお好きなようにw
こっちはどうしても、お話の都合上あまりギャグに走れない部分もありますので。


お待たせしました、第11話投下です。
今回は完全オリジナルな話です。と言っても、一部『インド洋の死闘』を念頭に置いてますが……。

今回のお話、手元に世界地図を置いて考えると分かり易いかもしれません。
『オーストラリア 地図』あるいは『東インド諸島』あたりでググれば、丁度いいのが出てくるかも。

ちなみに、オーブはソロモン諸島のあたりにある架空の島々らしいですよ。

315 :マユ――隻腕の少女―― 第十壱話『亡霊の疼痛』おまけ :2005/10/22(土) 15:52:12 ID:???

やー長かった。話の都合とはいえ、2回も戦闘するもんじゃないです、はい。


設定変更等

・インドネシア周辺
 『連合・プラント・中立の各勢力圏が入り混じる』という設定はオリジナルです。
 ただ……このあたり、あの世界での国境がはっきりしないんですよね。
 アニメ本編の『インド洋の死闘』も、舞台はスマトラ島かジャワ島かティモールか……ってとこでしょうし。
 当たらずとも遠からず、だと思ってます。
 ちなみに、次の1話もこの辺の混沌としたエリアが舞台になります。

・タケミカズチ
 まるでどこの豪華客船か、って感じになってしまいました orz
 でもまぁ、本編アークエンジェルの天使湯に比べれば……って比較対象が低杉か orz

・ネオの正体
 まだ秘密。

・バビ
 アニメ本編でも不憫な子なのに、やっぱり不憫な子にしてしまいました……
 こういうゲテモノMSって大好きなんですけど、使いづらいですねぇ。

・エクステンデッド
 微妙に設定変えています。例えば……記憶消去が見られないこと、気付いていらっしゃるでしょうか?
 この辺は、おいおい語っていこうと思います。
 ちなみにこれに限らず、設定変更は全て「こっちの方が物語作る上では良いのでは?」と思う点に絞っています。
 また、外見上大きな変化をもたらすような変更は、読者のイメージを考え避けています。
 まだ出すチャンスに恵まれてませんが、あのメンテナンスベッドは意味を微妙に変えていつか出す予定。

次回、ほのぼのさんから譲り受けた(?)ハイネ隊が登場予定です。気長にお待ち下さい。では。


330 :通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 22:09:16 ID:???


お目汚しのお詫びに、次回『偽りの歌姫』の内容を少しだけ『次回予告』風に即興で↓



  アイドル。歌姫。虚像に彩られし偶像。
  それは、誰かがやらねばならぬ役目。誰もが求めた旗印。
  が、しかし、その素顔を知る者にとって、その偽りの仮面の持つ意味とは。
  桃色の仮面憎む少女の手が、桃色の仮面被る者に伸ばされたその時、2人が知るものは。

  次回、マユ――隻腕の少女――、「偽りの歌姫」
  真実の歌、見極めろ! ザクファントム!
408 :マユ――隻腕の少女―― 第十二話『偽りの歌姫』はじめに :2005/10/26(水) 09:27:45 ID:???
他作者のみなさん、ご苦労様です。

>ほのぼのさん
うわー、ユウナがー!w
……でもまぁ、奴はそれくらい痛い目に会った方がいいかもw
妙に策士なトコとか、そのくせツメの甘いところとか、上手いですね。
この先の展開楽しみです。どんどん弄ってやって下さい。

>新作ドナドナ作者様
なかなか楽しみな始まり方ですね。一読者として期待してます。
あ、あと、まとめ人様の手間を考え、「作品全体のタイトル」を明示した方が良いと思いますよ。
……『ドナドナ』は、プロローグのタイトルですよね?w

>『killing ranker』の作者様
基本的に、お互い別の世界ってことだと思います。
ただ、他の作者様から(良い意味で)インスパイアを受けたり、全く別個に考えた設定が被ることはあると思います。
それに、他作者様の世界で『さらにそれの外伝』的な小編を書きたくなることもあるかもしれません。
その辺は、自由で良いんじゃないでしょうか。

私も「ほのぼのマユデス」作者さんのハイネ隊が気に入り、名前と設定の一部を借り受けましたし。
他作者様の世界観や設定を借り受けたいなら、一言断れば十分だと思います。
多くの人は、拒否しないと思いますよ。少なくとも私は、いくらでもOKです。


今回、色んなMSが出てきます。
思い出せないのがいたら、公式ページなど見てあげて下さい。
デスティニーアストレイの方に乗ってる機体もありますのでご注意を。
では。


430 :マユ――隻腕の少女―― 第十二話『偽りの歌姫』おまけ :2005/10/26(水) 09:52:04 ID:???

・今回の舞台
 えーっと、前回は地図まで出して考えてもらいましたが、今回は曖昧です。
 まあインドネシアのどっかだろうな、というくらいで。
 あんまりツッコんでも仕方ないですからね。

・ラクス誘拐
 ファントムペイン戦記さんがやる前から考えていた展開ですが。
 正直あの時は、「やられた!」と思いましたw さてあの神展開に少しでも近づけたかどうか。

・ハイネ隊
 ほのぼのさん準拠。『ミーアは元ハイネ隊』という設定が素晴らしく、そこからお話を広げてみました。
 多少、細かいところで設定を弄ってます。今回は割喰ってしまって申し訳ない。
 隻腕世界ではまだザクは貴重な新型なので、「それ以前は何に乗っていたんだろう?」と妄想した結果がコレ。
 ザクの装備を参考に、色々とバリエーションつけていったらこうなりました。どれが誰だかはよーく読んで。
 全部、基本的にデフォルトカラーで、右肩だけオレンジです。
 彼らの出番は、後ほどまた。少しでもリベンジ……できたらいいんだけど……。

・ミーアの髪飾り
 予備もあるでしょうし、次回登場時には普通に着けて出てくる予定。なくなったりしませんよw

次回、ちと間が開くかもしれません。用事が詰まってたりするんで。
186 :マユ――隻腕の少女―― 第十三話『蒼い秋桜』おまけ :2005/11/13(日) 19:26:54 ID:???

・スティングのブロックワード
こういう二次創作やる場合、彼のブロックワードがないのは大きな問題です。
ですがここは逆転の発想として、「決まってないから好きに決めてよいのだ」と考え直しました。
他2名も含め背景を深く設定しなおし、それに連動するようにブロックワードも設定しました。
>>162 の「破滅」ってのは知らなかったですねぇ。はっきりしたソースが欲しいところ。
ま、もっと詳しい情報が出てきても、このお話のスティングは「化け物の仲間」で通させて貰いますが。
残る2人については、ブロックワードは基本的にそのまま。また出てきた時に詳しく。


・3SAFA(スリーサファ)
会話の中で唐突に出てきた、オリジナル設定。といっても、完全オリジナルなのは名前だけですが……。
実は既に別の呼称で出てきてるのですが。詳しいことはまた今後。


・カガリが「ラクス」に抱いた疑惑
色々推測して下さったようですが、はいその通り、違和感は感じていました。
ただし他の仮説(本物ラクスの変心も含めて)も含め、決め手を持てずにいるのが現状。
ちなみに……温泉に一緒に入ったことはないので(天使湯に入る機会がないので)、胸のサイズは把握してません。
せいぜい「あんなに着痩せするタイプだったのか」くらいでしょう。あるいは「すごいパッド入れてるな」か?w


・地形
 スエズについては、実際の知識から。民族問題とか宗教問題抜きにしても、あそこは戦略的に重要な地形です。
 ガルナハンについては、色々と補完。位置的にビミョーなんですが。


次回については、流石にここまで遅れることはないと思いますが。確約しかねる、というのが本音です。
どうか、気長に……

231 :マユ――隻腕の少女――第十四話『タンホイザーを討て!』はじめに :2005/11/18(金) 02:05:43 ID:???

妙な時間に14話投下。なんか眠れないうちに書き上げてしまいました。

……あらかじめ、宣言しておきます。
今回、ちょっと鬱展開です。
そーゆーのが苦手な方は、注意して下さい。


無事にスエズについたオーブ軍艦隊。
しかし、スエズの北の守りである、ガルナハンのローエングリンゲートが、ミネルバに突破されてしまいました。
スエズに来たジブリールは、「ミネルバを逃がした彼らに責任を取ってもらえ」と無責任な発言。
さて、それから連合・オーブサイドは反攻作戦を練ったようですが、果たして……?

では、続きをどうぞ ↓
248 :マユ――隻腕の少女――第十四話『タンホイザーを討て!』おまけ :2005/11/18(金) 02:27:29 ID:???

・今回の位置関係。

位置関係が微妙かもしれません。
多少、渓谷は入り組んではいますが、乱暴に南北に伸びる直線と考えてもらえば、北側から順に
『ローエングリンゲート(跡)』→『ガルナハンの街』→『タンホイザーゲート』→『コニールたちの検問』
と並んでいます。
ここから北に行けばザフトの勢力圏、南に行けば連合の勢力圏、そしてスエズ基地、です。


・タンホイザーゲート

絵的には、『見るからに急ごしらえのローエングリンゲート』です。
配線が一部むき出しになっている上、ローエングリンゲートのような収納機構はありません。


・コニール嬢

個人的に好きなキャラ、というより、「もっと使いようあったんじゃないの?」というキャラの筆頭でもあります。
両親について明言されてなかったので、連合兵に殺されたことにしておきました。
ひょっとしたら外伝かどっかの資料本でフォローされてるのかもしれませんが……。ま、この話はこれで。
なお、いろいろ展開を考え直した結果、以前公開した「予告」とは、多少セリフが変わっています。


次回はロドニアのラボに絡むお話。
この辺、オリジナルと比べるとお話の順番も弄る予定なので、随時「前回までのあらすじ」などでフォローしたいところ。
ま、順番変えるというより、すっきりまとめて直すイメージではありますが。
では、また次回。
426 :マユ――隻腕の少女―― 第十五話『エクステンデッド』はじめに :2005/11/25(金) 18:53:05 ID:???

人気投票、面白い企画ですね。
後々妙な揉め方しないよう、ルールとかはっきりさせた方がいいかもしれません。
今ちょっと見たところ、ウチのメンツが結構な人気のようで……くすぐったいやら、プレッシャーやら。


さて、投票に関する議論をぶった切って悪いですが、15話投下します。

ガルナハンを再び奪還することに成功した、ファントムペインとオーブ派遣軍。
しかしそこで見た連合兵のヒステリックな態度は、マユたちの心に暗い影を投げかけます。
そしてレジスタンスの少女・コニールに、呪いと復讐の言葉を吐かれ、彼女たちは……?

……と、いう現状を踏まえたところで。まずは今回のお話、前作の回想から始まります。↓

448 :マユ――隻腕の少女―― 第十五話『エクステンデッド』おまけ :2005/11/25(金) 19:15:51 ID:???
……というわけで、実はこれアニメ第26話『罪の在処』の焼き直しでした。
あの一話、連合側・ザフト側双方共に、戦闘に至る経緯に大いに問題アリと見ていたので。
募集キャラも沢山出しましたし、いろんな意味で欲張りな1話になってしまいましたね。

・エクステンデッドたち
 なんか勿体無くて沢山出してしまいました。名前が出たうちの半分くらいは、死んでしまいましたが……。
  ダーボ(カオスに乗ってたが地味に撤退)、レイア(アビスに乗ってたが地味に撤退)、
  ケリオン(ワイルドダガーで戦死)、ミシェル(ワイルドダガーで戦死)、クロス(砲戦ダガーLで戦死)、
  アニー(砲戦ダガーLで戦死)、サニィー(ワイルドダガーで出て生存)、ログ(砲戦ダガーLで出て生存)
  サヤ、ガル(会話シーンで登場するもMSなし)
  他の人々も、今後顔出すかもしれません。

・ヘンリエッタ・ベリーニ/ロッティ・フォス
 この2名、「エクステンデッド」として募集した中から、敗者復活的に「研究員」として抜擢させて頂きました。
 没落貴族風のヘンリエッタは、コーディネーターという設定にしてザフト側の研究者に。
 防菌服に身を包むロッティは、連合側の研究者に。視線恐怖症的な部分は少し和らげました。
 どちらも、実戦で戦わせるよりは会話させた方が面白そうだ、動かしやすそうだ、と思っての処置です。
 両名の提案者さん、勝手に役割変更してしまって申し訳ありません。

・温泉
 ギリシャには結構温泉あるそうです。具体的にどこかは示しませんが、漠然と北ギリシャあたりです

・ブロックワード
 冒頭のステラの夢で分かるように、より積極的な意味を持たせています。
 アニメ本編のような、暴走停止用の呪文であるのみに留まりません(あれだけでは単なる無用な弱点です)。
 その人物のトラウマを一言に集約して封じ込めることで、人間離れした精神力を獲得する手段にもなっています。
 そして、光るベッドによる調整は、そのブロックワードを支える催眠術を維持・補強するためのものです。
 そんなわけで……「調整無用のエクステンデッド」「ブロックワードなしのエクステンデッド」というのは、
他の方法で暴走を避けられたとしても、この設定下では逆に弱体化を避けられないことになります。
 そのような試みを行った失敗作も募集した中から出そうかと思ったのですが、尺の都合上泣く泣くカットです。

・ワイルドダガー
 デスティニーMSVの機体。個人的に好きで出してしまいました。
 元の設定よりも早めに実戦投入されている他は、そのままです。
 蛇足な設定を付け加えれば、ロドニアのラボで訓練機として使いつつ、性能評価を行っている最中でした。
 ラボにあったダガーLの3機も、本来は訓練用です。

次回は本編で間延びした(と個人的に感じた)部分を、かなり詰めてしまうつもりです。ではまた。

99 :マユ――隻腕の少女―― 第十六話『生命の価値』はじめに :2005/12/04(日) 11:32:52 ID:???
他常連職人&新人さん乙です。
Hinaさん、その冒頭はなかなか気になりますね。もっと先まで見たい感じが。
是非頑張って連載を続けて下さい。

さて、隻腕16話投下します。
あー、前回の予告からタイトルちょっとだけ変えます。まあ読みは一緒ですケド
『命の価値』→『生命(いのち)の価値』 に変更。小さなことですが。

温泉で羽根を伸ばすオーブ軍一行。しかしその頭上を、ミネルバが駆け抜けます。
ミネルバの狙いはロドニアのラボ。ちょうど再調整のために訪れていたステラたち。
眠りつづけるスティングとアウルを守るため、ステラは後輩を引き連れ出撃しますが、囚われの身に……
118 :マユ――隻腕の少女―― 第十六話『生命の価値』おまけ :2005/12/04(日) 11:52:58 ID:???

というわけで、今回の中心はレイ。今まで背景にしてしまったのは実に勿体無かったと反省しきりです。
普段は口数少ないから、SSだと相当意識しないと存在感消えてしまいます…… orz

・レイの幼少話
 もうちょっと詳しい設定は伏せておきます。本編のままの部分あり、大幅に変えた部分あり。

・アル・ダ・フラガの過去、デュランダル議長の過去
 かなり手を加えています。と言っても、TVアニメ本編で出てきた設定を、独自解釈で深く掘り下げただけ。
 ひょっとしたら、各種媒体で発表されている細かい設定とは矛盾するところがあるかもしれません。

 レイやネオの詳細も含め、諸悪の根源アル・ダ・フラガについては詳しく扱う1話をいずれ用意する予定。
 しばらくは宙ぶらりんでお待ち下さい。

・カプ話
 あまりカプ厨でもないのですが、しかしまあ全体を見渡して……ゴニョゴニョ


次2話で大きく話が展開する予定。年内には到達したいですね……

189 :マユ――隻腕の少女―― 第十七話『破滅への船出』はじめに :2005/12/06(火) 18:49:52 ID:???

しのはらさん、お帰りなさい。
なんとも気になるオープニングですね。さてここからどう転がっていくのやら。
一応、過去の作品とは頭の中をリセットして読み直す作品なんですよね?
今度も最後まで書き切って頂けることを期待しています。

他職人の方々も、ご苦労様&GJです。
色んな切り口があって、見てて膝を打つことしきりです。みんな上手いなぁ……。

というわけで、続きです。
ロドニアのラボを巡る戦闘でミネルバの捕虜になったステラ。
その彼女を、レイ・ルナマリア・シンの3人が勝手に連合側に返却してしまいました。
ステラの受け渡しを終えたシンが帰ってきたところから、どうぞ。

208 :マユ――隻腕の少女―― 第十七話『破滅への船出』おまけ :2005/12/06(火) 19:25:13 ID:???
……いやビビりました。投下中、ちょっとPCが乱れて。途中間があいてすいません。
この季節は雷が鳴りまくるので色々と怖いです。はい。


・デスティニープラン
 本編のあれからもう一歩発展させています。詳細は後ほど、劇中で。


・キラのやってること
 まだ秘密です。……でもまあ、バレバレですかね?w
 お読みの通り、設定変更する予定ですからあの機体。性能はほぼそのままに、生まれについては。
 てか、本編設定に無理あり杉です

・ルナマリア、メイリン姉妹の両親
 どうも彼女たち、本編見てても「姉妹以外の家族」の臭いが皆無なんですね。
 裏切りの際もレクイエム発射の際も、全然両親を心配してません。ただお互いの心配だけ。
 ……ということで、両親は既にないのだろうと判断しました。
 それも、ユニウスセブンのような象徴的な出来事で失ったわけでもないはず。連合への憎悪がないことを見ても。
 で、こんな形にしてみました。

・ロゴス暴露
 タイミングを少し前倒ししました。23話か28話か、という雰囲気のスエズ沖海戦の直前に。


今回は全然戦闘ありませんでしたが、次回、大戦闘の予定。ご期待下さい。

254 :マユ――隻腕の少女―― 第十八話『散りゆく生命』はじめに :2005/12/11(日) 12:27:21 ID:???

>>218
ご指摘の件ですが、16話でステラの脱出作戦を開始した時のレイの格好は、赤い制服姿です。
文中にも、「赤い服を着た影が〜」の一文を入れておきましたしね。

なにせ舞台は地上です。生身でMSに乗ってもそのままハッチを開閉しても、死にはしません。
そしてパイロットスーツ姿で艦内を歩き回れば、それは余計な人目を引きます。見つかった時の言い訳も困難です。
そりゃ安全を考えればパイロットスーツの方が良いのでしょうが、あの時のレイは戦闘する気はありませんでしたし。
――そんなわけで、意識して私は軍服のままにさせていました。
冗長な解説になってしまいましたが、ご理解下さい。貴方のイメージするレイ像とズレてたら、ご免なさい。



さて、続きです。18話です。少し今回は長くなってしまいました。

以前ザフト軍がガルナハンルートで挑んで落とし損ねた連合軍の要所、スエズ基地。
この拠点を本格的に落とそうと、ミネルバを先頭としたザフト艦隊が地中海から迫ります。
迎え撃とうとしたオーブ軍は、デュランダル議長がタイミングを合わせたロゴス糾弾演説に、大いに揺れます。
さて、スエズを巡る戦いの行方は……?
279 :マユ――隻腕の少女―― 第十八話『散りゆく生命』おまけ :2005/12/11(日) 12:53:08 ID:???

・フォビドゥンヴォーテクス、ノクティルーカ・ザク
 どちらもデスティニーMSV。前者は本編アニメにも顔を出しました。性能も外見もそのまんまです

・マーレ・ストロード
 こいつのヘタレぶりは大好きですw
 まあそれを差し引いても、貴重な水中戦のエキスパート、そしてアビスと因縁ある相手。
 デストレイ本編のこの時期の展開はまだ分かりませんが、傷も治った頃と思い、登場させてみました。

・ハイネ隊の武装
 ゼロとグレイシアはどちらもワイヤー系武装の使い手ということで、同じ拘束用ワイヤーを持たせました。
 アキラは……正直書き手の自分は、彼の得意分野には疎いもので……特に元ネタはなく…… 
 何やら当たったら特殊効果ありそうな大剣を。いかにもそれっぽく。
 これら以外は、ごく普通のザクにグゥルという組み合わせです。

 ともかくこれで、ハイネ隊の残りはゼロとグレイシアだけに……あ、ハイネ本人はまだ無傷か……。


以上。
次回、例の巨大MSが登場予定。鬱展開が続きますが、お付き合い下さい。では。

383 :マユ――隻腕の少女―― 第十九話『凍てつく魂』はじめに :2005/12/16(金) 13:07:31 ID:???

他職人の皆様、ご苦労様です。
読んで下さってる皆様、多大な感想ありがとうございました。

さて、続きです。
スエズ基地を巡る攻防で、オーブ艦隊は壊滅、アウルのアビスは倒され、カガリのストライクルージュも……。
対するミネルバの面々も、オレンジショルダー隊のザクは全て落とされ、ルナマリアも命を落とします。
双方共に深く傷ついた、その後のお話です……。

402 :マユ――隻腕の少女―― 第十九話『凍てつく魂』おまけ :2005/12/16(金) 13:27:22 ID:???

推奨BGM:深海の孤独。デスティニーOSTU収録。17/18の辺りはこの曲で。
……いや、好きな曲をイメージしながら読んで貰ってよいのですけどねw 書きながら聴いていたものでつい。

・メイリンとルナマリア
メイリンって、自己評価が比較的低い人間だと思うのですよ。実態よりも自分を低く評価してしまうタイプ。
実際には、本編のアスラン脱走時の働きを見ても分かる通り、自分で言うほど「何もできない」わけではありません。
また一方で、姉にはない鋭い直感もあるのですが、これも自覚がないようで……。

一方ルナマリアは、ガリ勉タイプの秀才でもないし、体育会系の努力家でもない。ある意味、天才肌の性格です。
(まぁ彼女を上回る才能の人間が多くいるので「天才」という印象もないでしょうが……でも、一応赤服ですよ?)
こういうタイプの人間は、努力の結果何かを勝ち取る、という体験が希薄なので……
たまに天性のセンスでできないことにぶつかると、適切な努力の方法が分からず、いつまでも苦戦してしまいます。
例えば、拳銃射撃の練習。「下手なんですよ」とか言いながら、全然悲壮感がありません。努力も我流な雰囲気です。
沢山撃ってるうちにコツ掴めて来るかな〜? などと漫然と思いながら撃ち続けている、という感じでしょう。
で、ある日本当にヒョイッと出来るようになる、と。

・ドムトルーパー
PP戦記さんのところでは核エンジンのようですが、こちらでは普通のバッテリー機です。
プラモのインストでも本編の中でも、特に何も言及されていませんし。
単に生まれが純正ザフト製になっただけです。ビームシールドも、外して代わりを考えるのが面倒で、そのままに。
3番から9番までの7機のうち、7番は既に殺られています。4番ヘルベルト、9番マーズは今回未登場。
……初戦はもうちょっと活躍させたかったんですけどねぇ。南無。

・デストロイ1号機
性能はほぼそのままですが、1つだけ。
両腕を飛ばす攻撃だけは、まだしてません。腕に備えられた武装そのものは変わりありませんが。

・今回のマユ
最初から種割れです。ドム隊視点だったので描写挟めませんでしたが。


さて、次回、このままベルリン戦……の、予定なのですが。
少しここで、番外編を挟むことも考えています。まだちょっと悩んでいるのですけどね。
詳しくは、次回投下時に。

129 :マユ――隻腕の少女――番外編第ゼロ話『怒れる瞳』はじめに :2005/12/22(木) 16:41:23 ID:???
え〜。本来ならば20話、ベルリン戦となるはずのところ、なのですが……

以前言っていた、番外編を挟みたいと思います。
クリスマススペシャル、と言うにはちと風情もないのが、少し心苦しいのですが。


――時間は大幅に遡って、戦争の始まりの事件。
隻腕マユの第一話冒頭、街灯モニターの向こうで起こっていた、空の向こうの戦争のお話――


148 :マユ――隻腕の少女―― 第ゼロ話『怒れる瞳』おまけ :2005/12/22(木) 17:00:43 ID:???
……というわけで、アニメ本編序盤の展開を駆け足で行ってしまいました。
この後、ミネルバとガーティ・ルーはデブリ帯付近で一戦交えるのですが、残念ながら省略。
あくまでこのお話全体は、マユが主人公ですからね。


・アーモリーワン
設定、微妙にオリジナル混ぜて掘り下げました。
式典の内容も、新型艦のお披露目だけじゃ弱いと思ったので。
人のいない移民前のコロニーは、カオス以下3機のテストには最適でしょう。
で、本編のお話の後半では出てこなかったので……思い切って、壊しちゃいました♪

・ストライクMk−U
このスレではある意味お馴染みのこのオリジナル機体。ガンバレル装備でネオの乗機として登場させました。
ストライクvsインパルス、という構図がやりたかった、というのは正直な動機ですが、それだけではありません。
まあその理由については、本編がもっと先に進んでから、改めて。

・ガンバレルストライカーU
設定画そのものは、元のガンバレルストライカーと一緒です。今回は機首も一緒に折り畳んで背負っていました。
変更点は、カラーリングをMk−Uと揃いの黒に変え、武装をビーム砲に確定させただけです。
(そういえばこれ、元のガンバレルの時点で、レールガンとビーム砲の2つの設定が混在してるんですよね……)


>まとめ人様へ
お手数ですが、この1話、まとめサイトに載せる際には、19話と20話の間に置いて頂けませんか? 1話の前ではなく。
読者は作者の意図に関わらず、好きな順番で勝手に読んでも良い、とは思っているのですが……
その一方で、「作者の推奨する一回目の読み方」としては、時系列順はちょっと避けて欲しいので。色々な仕掛けの都合上。


さて、次回は元の流れに戻って、20話ベルリン戦の予定です。
年内に投下する予定ですが、間に合うかどうか。
1月に入ってしまうと、少し忙しくなるんですよね……
266 :マユ――隻腕の少女―― 第二十話『交差する刃』はじめに :2005/12/27(火) 16:09:03 ID:???

……『選ばれた未来』、酷い内容だったそうで。こちらは放送されない地域に住んでるわけですが。
でもまぁ、見た人のレポートとキャプ詰め合わせで、大体の感じは掴めました。
いくつか、材料としては面白い絵がありますねェ……w


というわけで20話です。
ロゴス糾弾とスエズ陥落の勢いに乗り、東欧からドイツ、北海に至るエリアを占めることになったザフト側。
しかし連合側はデストロイの実戦投入を前倒ししてそれに対抗します。
デストロイに焼かれてゆく街々。ザフトは機動力と戦闘力を兼ね備えたミネルバ隊を、急遽派遣することに……。
284 :マユ――隻腕の少女―― 第二十話『交差する刃』おまけ :2005/12/27(火) 16:27:04 ID:???

……ふぅ。ようやく、ここまで来た、って感じです。
初期の構想とは異なる展開が結構あったりして、自分でも驚いていたりします。
書いてる最中に、時折何か心の内側で囁くものがあって、発作的に変えたりするわけです。
でも不思議なもので、大抵の場合は最初に考えていた展開よりも良くなるわけで。


・ネオの素顔
カガリには見せていましたが、視聴者に対してはこれが初公開。
と言っても、まあ絵としては本編と変わりありません。髪の長いムウの顔に、横に走る傷跡が何本か。

・ハイネ
この人は、いい意味で「いつまで経っても悪ガキ」な人なんだと思います。で、そんなところが魅力で、みんなに好かれると。
本編でアスランに語っていた言葉も、半分くらいは彼自身が常に自分に言い聞かせているようなことなんじゃないかと思います。


これで今年の投下分は終わりです。
1月からはいささか忙しくなる予定なので、来年は投下頻度は下がると思います(それ見越して今年頑張ったんですが)。
2週に1度くらいのペースで投下できるといいな……。

ではみなさん、良いお年を……。
86 :マユ――隻腕の少女―― 第二十壱話『終着点』はじめに :2006/01/08(日) 11:43:31 ID:???
他職人の皆様、まとめ人様、いつもお疲れさまです。

新年1回目の投下をさせていただきます。
前ちょっと顔出した時は、今までのまとめを投下するようなことを言いましたが……
まとめを書いているうちに、自分でも「その先」が「読みたく」なってしまいまして。
結果、こっちが先に出来上がってしまった次第。
後日この1話分も含め、改めて13話からの「今までのまとめ」を投下するつもりです。



――ベルリンでの死闘の末。
ステラの乗ったデストロイは、シンの手によって倒されました。
敵味方双方に大きな被害を出した闘いは、しかし、連合軍の侵攻を前にミネルバが逃走し――

105 :マユ――隻腕の少女―― 第二十壱話『終着点』おまけ :2006/01/08(日) 12:04:49 ID:???

主人公のマユが倒されてしまったので、マユ――隻腕の少女――は、ここで終わりです。
長い間、ご愛読ありがとうございました。次回作にご期待下さい。

……嘘です。まだ続きます。マユの生死はともかく、お話としてはこれじゃ終われません。


てなわけで、本編34話。攻防を入れ替えてみました。あの戦闘、殺陣は大好きなんですよ。
殺陣だけなら、歴代ガンダムの決闘の中でも5本の指に入るかもしれない、とまで思います。
ということで、あの辺の絵は下手に弄らず、素直に色々とパクらせて貰いました。
あの一話、AA側のムラサメ温存の事実と、AAの面々のちょっと困った発言の数々さえなければ…… orz
ああ、でも、一番の問題はそのサブタイトル『悪夢』か……。


・制式スカイグラスパー
 MSVです。デストレイにも出てました。無印種のスカイグラスパーの色違い・量産版です。
 そうである以上、色々なストライカーパックが装備できるわけで……
 ……まあ、スカグラでソード装備は、使いこなせる人間が限られるような気がしなくもないですが。

・ユークリッド
 本編の扱いがあんまり過ぎたので、アークエンジェルの代わりにミネルバと雪上戦をしてもらいました。
 状況さえ噛み合えば、本当は強い子のはずなんですよ。

・フリーダムの『非殺』(回想でのレイの分析)
 蛇足な説明です。これひょっとしたらコメントしない方が良いのかもしれませんが……
 確か2話の頃の感想で、「キラの非殺は設定されたものだったのか!」という感想がありました。
 その時は黙っていましたが……実は、決してそうではなかったのです。
 当時のマユはまだフリーダムに慣れてませんでしたし、照準と着弾に微妙なズレが出るのは実際の銃でもよくあることです。

 ただ、それでもなお初期の彼女が「殺人を犯さずに済んでいた」のは、ある意味偶然ですが、ある意味偶然に留まりません。
 無印アストレイの、レッドフレーム対アマツの対決。あの時の「マシンの意志」みたいなイメージで動かしていました。
 元々の乗り手であった、キラの残留思念のようなものですね。
 最終的に、マユはそんな「フリーダムに遺された思い」を振り切る領域まで到達してしまったわけですが……。

・インパルスの数々の機能
 けっこー強引ですが、なんとか説明してみました。盾のビーム反射とかエクスカリバーの先端ビームとか。
 だってあの殺陣、とってもイイんだもの。何度も繰り返して言いたいくらい、良いんだもの。
 設定と燃える演出がぶつかりあった場合、道を譲るべきは設定の方です(断言)。辻褄合わせが設定屋の仕事です。
 ……まあ、それも程々ですが。
次回、どうしたものですかね。まだ重要な部分を悩んでいたりします。

277 :マユ―隻腕の少女―第二十二話『そしてなお終らぬ世界』はじめに :2006/01/16(月) 23:39:52 ID:???

……まとめだけなのに反応し過ぎです、皆さん……。
あとほのぼのさん、スクール水着先にやってしまって申し訳ありませんw


さて、過大な期待に激しくプレッシャーを感じつつ、運命の22話投下します。

連合の包囲網を脱出にかかるミネルバ。その前に立ち塞がった、新型MAユークリッドと、因縁深いフリーダム。
互いに持てる戦術の全てを尽くし、インパルスとフリーダムはぶつかり合います。
ただ1人兄妹の真実を知るアスランの制止も、間に合いません。
とうとう、シンのインパルスは、マユのフリーダムを深々と貫いて――!
297 :マユ―隻腕の少女―第二十二話『そしてなお終らぬ世界』おまけ :2006/01/17(火) 00:00:08 ID:???

――ということで、マユ生存、シンリタイア。あの桃色の彼女も(多くの皆さんが読まれていた通り)生存確認……。
今回は戦闘なしです。今まで少しハードな戦いが続いたので、小休止ということで。


・水中用ミストラル
 適当な存在がなかったので、オリジナル機を出してみました。ナチュでも簡単に乗れる水中用機体です。
 元のミストラルには、無印種のユニウスセブンで氷塊を回収する際、ヘリオポリスの学生達が乗っていました。
 あるいはアストレイの「キメラ」の素体、と言った方が分かる方もいるかもしれません。
 宇宙世紀の「水中用ボール」同様、推進器を水中用にするなど、マイナーチェンジを施しただけの存在です。

・髭面の海軍士官
 完全オリキャラですが、まぁ連合兵も悪人ばかりではないということで。
 いい人なんだけど……こーゆー性格だと、出世はできんだろうなァ……。

・サイ・アーガイル
 というわけで、ジャンク屋になっていました。何故か本編で出てこなかったので、勝手にその後を設定。
 人当たりが良いので、連合兵とも良好な関係を築いている模様。ちなみに船には他のジャンク屋仲間も居ます。
 色々と設定や背景もあるのですが……話の筋に関係ないので大幅割愛。彼なりに濃厚な2年間を送ってきたのです。

・インフィニットジャスティス
 純正ザフト製という他は、ほぼ本編そのままです。型番の最後だけ、AでなくSにしました。エンジンも違うかな。
 どう考えても、アスランのために用意してあげるならレジェンドではなくこちらでしょう。

・クライン家旧邸
 シーゲルがこの国の出身、というのは公式設定の内です。この旧邸そのものは隻腕オリジナル設定です。
 外見的には、プラントにあったクライン邸をほぼそのまま一面の雪の中に移植したようなものと思ってください。
 細かいところでは、寒さ対策に窓が二重になっていたり、暖炉用の煙突があったりするのですが。
 温室のベッドは元々あるものではなく、後からマユのために運び込まれた代物です。


次回、総集編。といっても、種時代をメインに、ユウナ総集編で取り漏らした部分を中心に。
ある人物の過去、そしてその内面に、独自解釈で深く切り込んで行こうと思っています。

次回こそが、この隻腕マユの物語である意味一番難しい部分になるかと思っていますが……果たしてどうなるやら。
510 :マユ――隻腕の少女―― 第二十三話『彼女の真実』はじめに :2006/01/25(水) 21:32:44 ID:???

隻腕23話、投下します。

予め断っておきます。
今回、かなりの設定の捏造、自作があります。
その全ては、前作(無印種)のアニメ本編には矛盾しないようにしているつもりですが……
ひょっとしたら、小説版や設定本、あるいはスーツCDのような外伝秘話みたいなものとは、矛盾するかも。
(特にスーツCDは、全部はチェックできてないから怖いです……)
そのあたり、お含み置き下さい。


兄シン・アスカの駆るインパルスに、フリーダムを撃墜されたマユ。
彼女は――臨死体験を経た彼女は、何故か、雪の中の温室で目を覚まします。
彼女の目に飛び込んできたのは、桃色の髪の娘と、隻眼の男――



532 :マユ――隻腕の少女―― 第二十三話『彼女の真実』おまけ :2006/01/25(水) 21:55:06 ID:???

……ということで、ラクスについて大胆解釈。
桃色サヴァン、ラプラスの悪魔。ラクス・クライン。
過去かなり設定に手を加えている自分ですが、正直、彼女が一番難しかったです……。

あと、これはあくまでラクス側からのお話。もう1人の当事者については、いずれまた少し……。


・アイシャ
 CVビビアン、のイメージから、元・芸能人にしてしまいました。いやビビアン声でなくて良いのですがw
 あの青いボディスーツは、一般人の着る服ではないと思うのですよ。でも元々ステージ衣装だったならアリかと

・ラプラスの悪魔
 知らない人はググってみて下さい。ちなみに「ラプラスの魔」で検索するとゲームやら小説が出るので注意w
 ちなみに……普通は、自己言及的な計算以上に、ハイゼンベルグの不確定性原理の方が問題視されます。
 量子力学の発展した種世界、虎が知らないはずもないのですが……そこは説明の都合上、意図的なものかと。

・ミーア専用パイロットスーツ
 本編で、ラクスが∞ジャスティスに乗っていた時に着ていた、あのスーツと同デザインです。
 完全にラクスの扮装(ウチのミーアは特殊メイク&カツラ使用です)をすれば、髪飾り以外はあの姿になります。
 ラクスが専用スーツを仕立てているのはどう考えてもおかしいですが、ウチのミーアなら無い方がおかしいかと。

・静かな夜に
 悪い曲じゃないと思います。歌詞やメロディは結構好み。

・オーバーエクス
 なんかもう感想でかなり見通されてますねぇw
 ま、読みやすい伏線から読みにくい展開まで、色々取り混ぜて準備してるので、そういうこともあるでしょうが……

・アスラン
 ラクスから見た彼の話、挿入することができませんでした……(話の展開とか冗長になりそうで)
 これから先の展開で、多少なりともフォローできれば、と思ってますが。


次回、ヘブンズベース戦。ようやく大戦闘。
194 :マユ――隻腕の少女―― 第二十四話『天国は遥か遠く』はじめに :2006/02/05(日) 12:00:41 ID:???

他職人様、ご苦労様です。





では、24話投下です。
ラクスたちに助けられたマユは、そして知られざるラクスの真実を知ります。
一方、ザフト側では、ヘブンズベースへの大規模な反撃作戦が計画されていました。
しかしパイロット不足から、そこには参加しないことになったミネルバ。
出発前、ミーアはアスランに抱きつき、そして……!
217 :マユ――隻腕の少女―― 第二十四話『天国は遥か遠く』おまけ :2006/02/05(日) 12:25:03 ID:???

……ということで、ヘブンズベース攻略戦は失敗に終りました。
デストロイは1機のみ投入、ジブリールやロゴスは、最初っから基地に篭っていません。
あと、ようやくカガリ復活。結構長く意識dでましたね。
ようやく、反撃開始。世界情勢は未だ予断を許しませんが……。

・議長の真意
 まだ秘密です。といっても、もう大筋は分かってしまった方もいるかとは思いますが。
 で……分かってしまったら余計に「???」な方、「ちょっと待て!」な方も中には居るかと思いますが。
 その辺は、もう少しお待ち下さい。……てか、もう少し引っ張らせて下さいw

・隻腕におけるデスティニー・アストレイ(デストレイ)の扱いについて
 アーモリーワン編(インパルス取材編)の途中までは、デストレイ本編にほぼ準拠しています。
 ただし、そこから先は大幅にストーリーが変化しています。原型留めてません。

 ……ぶっちゃけ、デストレイの進行が遅いのが悪いんです。面白いネタはいくつかあるのですが。
 全体の構想を練っていた時期に間に合わなかったので、仕方なくその大筋は無視させてもらいます。
 ロウも樹里も、この時期に地球のこんなとこに居ることができるかどうか、ちょっと怪しいものなのですが。

・アビスインパルス
 感想レスで先回りして予言された時は、本気で焦りましたw

・ニーベルング
 どうやら陽電子砲らしい、というソースの怪しい情報は見つかったのですが、細かい部分はほぼ創作です。

・ロウの作ってるモノ
 現時点ではまだ、組み立て途中のシルエットだけ公開ということで――

・次話タイトル
 感想の文章の中からパクらせて貰いました。あまりに良いフレーズだったので……スイマセン&感謝。


次回、ラクスの「予言」通り、オーブ攻防戦!
……ではなく、1つ別の戦闘を挟む予定です。
418 :マユ――隻腕の少女―― 第二十五話『運命の道化師』はじめに :2006/02/19(日) 11:25:11 ID:???

実生活上の多忙と体調不良が重なり間が開いてしまいました、隻腕です。
いや、他作者様の作品をROMったり、ちょっとした小ネタやる余裕はあったのですが(マテ
お待たせしました、25話投下です。


ザフトの総力を挙げた作戦・ヘブンズベース攻略戦は、失敗に終りました。
偽ラクスの存在も暴露され、ザフトは戦力的にも心理的にも大打撃……。
そんな中、ミネルバは宇宙に上がるため、わざわざオーストラリアのカーペンタリア基地に向かうのですが……


437 :マユ――隻腕の少女―― 第二十五話『運命の道化師』おまけ :2006/02/19(日) 11:46:02 ID:???

HG∞ジャスティス、なんでグラップルスティンガー別パーツにしてないんだろう……。最燃え武装なのに。
1/100無限正義の発売を本気で願う私。あとピカフリ出すくらいなら、運命のビッグスケール1/60を出せと。
……出てもパチ組+墨入れで精一杯ですけれども、ね。

閑話休題、では今回の設定補足です。

・量産デストロイのパイロット
 以前募集した公募キャラの一部、再登場です。
  ガル(エクステンデッド04 死亡)、レイア(エクステンデッド05 撤退成功)
  ダーボ(エクステンデッド06 死亡)、サニィー(エクステンデッド07 撤退成功)
 まとめ人様がまとめサイトに彼らのプロフィールを保管して下さっていますので、気になる方は再チェック。

・コニール
 思いっきり再登場が読まれてましたねw 緑の軍服、スカートのイメージではないので男物を着用です。

・ガイアR(赤ガイア、ガイア改)
 本編のバルドフェルド専用機を、コニール機に転用しました。虎のマーキングがない他は、外見そのまま。
 機能面も基本的にそのままですが、ただ1つ、短時間飛行可能な推力を追加しました。
 本編アニメのダーダネルス海峡戦、ハイネを断ち切ったあのシーンは、どう見ても空飛んでると思うのですよw
 このお話の設定上では、当初の黒ガイアにはない機能であり、回収され改修された時に追加されたものです。

・シンの再登場
 バレバレではありますが、脳内映像的には、顔全体が映るのはデスティニーから降りるシーンまで引っ張ると。
 そこまでは声だけ、あるいは口元だけ、目だけ、後姿だけ。これがアニメならそういう指示出しますw

・マユが分かったこと
 いずれはっきりと示します。某脚本のように投げたりしません。でも今はまだ、もう少しお待ちを。


次回、戦闘に入れるかどうか。副題だけは本編から借りましたが、果たして……?

88 :マユ――隻腕の少女―― 第二十六話『黄金の意思』はじめに :2006/02/28(火) 21:31:07 ID:???
皆様のサイフの中身と、プラモを飾るスペースについての苦情はお受けしておりません。隻腕作者です。

>>前スレ452さん(敵味方の通信について)
ん〜。あまり考えてませんでしたね。
陣営が違っても顔を合わせたMS同士では「会話をすることができる」のは、描写からも確実ですから。
ただ話せるというだけで、別にネットワークに介入なんてできないですよ。それは流石に飛躍が過ぎます。
そんな無茶なハッキング、本編でも例がありませんしね。基本的に会話しかできない代物なのでしょう。
デストレイで出てきた量子ウィルスは、ひょっとしたらセキュリティに穴を開け、会話回線を通じ操作するのかも。

何にせよ、声をかけようと思えばかけることができる、という本編でもあった状況を再現したかっただけです。
他に他意はありませんし、それ以上の使い方はできないことにしておきます。

誤字については確かに。種では副長と呼ぶのでした。指摘感謝です。


では、26話投下です。

ヘブンズベースへの攻撃を跳ね返した連合は、国力にものを言わせてカーペンタリア基地に反撃をしかけます。
ミネルバのアスランとレイも、∞ジャスティスとレジェンドで奮戦しますが、4機ものデストロイの前に苦戦。
そして、デストロイの砲撃がミネルバに放たれようとした、その時――救いの手が。
デスティニーと赤いガイア。連合軍を蹴散らしたそのMSに乗っていたのは、何とシンとコニール。
連合軍は、親連合国家と化したオーブに撤退しました。しかしどうやら、ザフトもさらなる反撃を計画して――!


107 :マユ――隻腕の少女―― 第二十六話『黄金の意思』おまけ :2006/02/28(火) 21:56:44 ID:???

・タイトル
 別にアカツキの存在だけでなく、出てきた多くの人々の意思を込めて……。

・イザークとディアッカの関係
 幼年学校から一緒、ってのは捏造というかオリジナル設定ですが。なんかそんな感じしませんか?

・三隻同盟同窓会(Three-ships Alliance Forces Alumni、3SAFA、スリーサファ)
 俗に「ラクシズ」などと呼ばれている「あのグループ」に組織名つけてみました。
 ちなみに9話と13話で既に組織名が顔を出しています。

・Sフリーダム
 かなり悩んだのですが、結局外見はそのまんま、ストライクフリーダムです。
 外見以外の設定、映像に影響与えない部分はかなり弄りました。次回以降に説明を回した部分もあります。
 名称も悩みましたが、ロウの過去の命名傾向からこのような形に。「S」に込められた意味は多岐に渡ります。
 (Xアストレイ、ドレッドノートH、アウトフレームD……どれもアルファベットの意味は曖昧かつ多義的です)
 ちなみに腹のビーム砲、こちらで設定弄るまでもなく、実は型番と名称が例のモノと一致してまして……

・アカツキ
 こちらも外見はそのまま、設定は少し調整。8話の頃からキラたちが延々作っていたのはコイツです。
 特に大きいのはビーム反射装甲ヤタノカガミの設定変更ですが……これについては後ほどさらに。

・ラストに打ち上げたもの
 これも次回詳しく。

次回、大戦闘の予定。オーブ攻防戦本番です。
4 :マユ――隻腕の少女―― 第二十七話『集結する光』はじめに :2006/03/22(水) 22:10:06 ID:???
I&I&I作者様、ようこそ。そちらのマユも片腕がないようで……。
記憶喪失がどう物語に影響してくるのか、今後に期待ですね。


さて。大変お待たせ致しました。隻腕二十七話です。わざわざ新スレ立てして下さった>>1さんに感謝。
……こう間が空かないよう、書き溜め&小出しにするつもりだったのですけどね。上手く行かないものです。
すっかり忘れてらっしゃる方も少なくないと思いますが、再開させていただきます。


カーペンタリア攻略戦後、オーブにいる連合軍の排除のためにザフトが攻撃を開始。
連合軍との不協和音響くオーブ軍は、動きたくても動けぬ状況。
そこに突如現れた黄金のMS。再び立ち上がったキラ・ヤマトの駆るアカツキ。
ユウナも立ち直り、カガリもマユもそれぞれにオーブを目指しますが、果たして間に合うのでしょうか……?

23 :マユ――隻腕の少女―― 第27話『集結する光』おまけ :2006/03/22(水) 22:28:14 ID:???

というわけで、マユとカガリが戻ってきたところで〆。オーブ攻防戦は3話に渡ることになります。
しかしすっかり悪役な役回りで、コニール&シンのファンには申し訳ないです……


・冒頭の少女
 2話終盤で名無しで出てきた「シャトルの中の女の子」再登場です。

・SDフリーダムのぬいぐるみ
 2.5頭身(BB戦士くらい)でフワフワのぬいぐるみは、ゲームセンターのクレーンゲームの賞品。
 2年前の戦争の時に活躍したMSがほぼ揃ったシリーズでしたが、最近のオーブではフリーダムだけが大人気。
 アッシュの襲撃事件の後、少女がなけなしのお小遣いを注ぎ込んで獲得した、大切な品物でした。
 ……本気でどうでもいい裏設定です。はい。

・Sフリーダム・ブースター
 本編で出てきたストライク・ブースターのブースター部分をSフリーダムに装備させました。
 あれってかなり汎用性ありそうな雰囲気ですからね。

・Sフリーダムの武装
 というわけで、マリューが運んでいたのはあの3つの武装です。
 型番とか厳密に考えるとちとおかしいんですが、そこは試作品ということで1つ。
 (前回アビスと同じ大砲、というネタを使っておいて矛盾した態度ではあるんですが)

・ゴールドフレーム天
 文中では天と呼んでますが、ツムハノタチがあることから分かる通り、俗に『天ミナ』と呼ばれる改修版です。
 なんでも天ミナは読者向けの通称で、劇中的には最後まで天のままだそうですから……。

・カガリ専用ムラサメ
 こちらもガイアR同様、バルドフェルド専用ムラサメ(通称トラサメ)そのままの外見。持ち主変更。
 いきなり出てきたこの機体の由来については、次回少し補足する予定。


次回はこれほど間を空けないようにするつもりですが……確約はちょっとできないですねぇ。
ま、間が空いても続けるつもりですので、気長にお待ち下さい。では。

271 :隻腕27.5話『迷いの残り香』はじめに :2006/04/06(木) 22:08:39 ID:???

隻腕を書いている者です。
本来の予定では、次は28話『新たなる道』だったのですが……

27話と28話の間、27話の補足的な小エピソードを投下します。
28話の流れに上手くはまらず、さりとて独立した1話とするには内容も薄く……
当初、丸ごとカットしようかと思っていたのですが、やはり惜しく。
実験的にこういう形にしてみました。

本編アニメに対するアストレイの1話のようなポジションとしてお読み下さい。
時間軸としては、少し28話の方に食い込んでいます。


ちなみに今回、あとがきなし。28話はもうちょっと時間かかりそうです。では。

97 :マユ――隻腕の少女―― 第28話『新たなる道』はじめに :2006/05/02(火) 21:39:56 ID:???
祝・1/100∞ジャスティス発売決定。グラップルスティンガー別パーツ。……って我ながら遅すぎ。
お久しぶりになってしまいました、パチ組メインのヘタレモデラー、隻腕書いてる人です。
4月は色々と大変だったもので。5月はもう少しマシになる予定ですが、まだ分かりません。
投下頻度が落ちても続けていくつもりなので、見捨てないで下さい。

>>85
うわ、うわわっ……! 感激です!
「並べても被らない」、確かにその視点は考えつきませんでしたね。
GJ&激しく感謝です!


では、27話からの続き。

ジブリールの拘束と駐留する連合軍の排除を狙って、オーブに押し寄せたザフト艦隊。
キラの乗るアカツキが奮戦する戦場に、マユのSフリーダムとカガリのムラサメが到着します。
死んだと思われていた2人の帰還、それはこの戦いの行方をどう変えていくのか……?

125 :マユ――隻腕の少女―― 第二十八話『新たなる道』おまけ :2006/05/02(火) 22:08:01 ID:???

いやはや長くなってしまいました。これだけのボリュームですから仕方ないんですが。
オーブ攻防戦の総括的な話はかなりカット、その一部は次回以降に。
オーブで再会した面々、ミネルバに戻った面々には積もる話もあるはずですが、
全部書いていては何枚あっても足りないので。

・カガリ専用ムラサメ(黄色いムラサメ、トラサメ)
 オーブ軍での色分けはアストレイから。黄色が金色の代用というのはオリジナル解釈です。
 しかしああは書きましたが、金色のストライクルージュ、実現できなくて本当に良かったw
 ちなみにイケヤ・ニシザワ・ゴウの3名はアマギらと共に生存。後から輸送機で追いついています。

・マユの「非殺」
 初期構想では27話と28話を一話にまとめ、その上で批判なり何なりを頂くつもりでした。
 大筋はほとんど最初っから出来てましたが、しかしこんなに間が空くとは……。
 ちなみに既に出ている批判の一部については、ま、仕方ないかなとも思ってます。
 ただこの作中のマユを絶対正義とする気は皆無ですから、それだけはご了解の程を。
 どうやら早速、壁にブチ当たっているようです。

・デストロイのパイロット
 募集キャラ、再登場です。サニィーは生き残りました。
 まだデストロイに乗って出てきてない募集キャラも何人か居ますね。

・ユウナの逮捕
 まあ冷静に考えればカガリに逮捕権なんて無さそうですが、緊急の応対として。。
 この後、正規の手続きと処分に移行します。法廷ではウナトの政治の実態解明が図られるのでしょう。

・デスティニープラン
 ナチュラル総エクステンデッド化計画、それが隻腕版の運命計画です。
 マユの疑問のみならず、ツッコミ所満載の計画です。が、その辺はまた後ほど。


次回、遠い過去のお話。予知能力者ラクスに並ぶ、隻腕版の大幅設定変更の中核に踏み込む予定です。
505 :マユ――隻腕の少女―― 第二十九話『人の夢、人の業』はじめに :2006/05/21(日) 23:47:40 ID:???
時間が空いてしまいました、隻腕を書いている者です。
PP作者様の直後で申し訳ないのですが……こちらも今夜を逃すとまた時間が開きそうなので。
29話、投下させてもらいます。

あ、ちなみに今回、16話『生命の価値』と非常に密接にリンクしています。
すっかり忘れていて、かつお時間のある方は、予め流し読みしておくと分かりやすいかも、です。


オーブをめぐる連合軍とザフトの激突。
ジブリールには逃げられましたが、デストロイの暴走も止められ、オーブは守られました。
最も、その戦後処理こそが問題なのですが……。
そんな中、ギルバート・デュランダルは『デスティニープラン』を発表します。
ナチュラルを全てエクステンデッドにしてしまおう、という突飛なる計画。
世界は大きく揺れますが……

では、29話、どうぞ。
527 :マユ――隻腕の少女―― 第二十九話『人の夢、人の業』おまけ :2006/05/22(月) 00:15:10 ID:???

・クローン絡みの考察
 実は微妙なところで嘘ついてます。でもまぁ、種の設定が根本的についている嘘の延長ですから。
 生物系が苦手な人には、煩雑な話になってしまって申し訳ないです。

・ギル坊
 年表などから計算すると、彼がメンデルに絡むためにはこういう年齢になってしまうのです。
 ちなみにメンデルとデュランダルの関係はオリジナル設定。
 情報面の辻褄合わせだけでなく、彼の人格の説明にもなっていれば幸いなのですが。

・フラガ邸炎上/アル・ダ・フラガ死亡
 実はこの事件、年表などの上には見当たらないのです。いつ起きたのか判然としません。
 回想の中のムウの容姿からある程度想像はできるのですが、解釈にも幅がありますし……。
 ここではヒビキ博士たちが襲撃を受けたのと同じ、CE55年という解釈で行きます。
 もし万が一、どこかに設定があったとしても、こういう風に設定変更した、ということで。

・ネオ・ロアノーク
 彼の話は、まだ不十分です。出生の話はこれで全てですが、ジブリールとの関係とかがまだ。
 マリューに対しては全てを話した彼ですが、読者の皆さんにはまた後ほど……。

・設定のまとめ
 クルーゼ:アルの体細胞クローン+寿命延長(中途半端)+コーディネーター化(中途半端)
 レイ  :アルの体細胞クローン+コーディネーター化(完全版) (研究所崩壊後に誕生)
 ネオ  :ムウの体細胞クローン+寿命延長(完全版)
 キラ  :ヒビキ博士たちの人工受精卵+コーディネーター化+人工子宮
 クローン+寿命延長と、クローン+コーディネーター化は、両立しない。無理やりやると両方中途半端に。
 クローンと人工子宮は、両立しない。人工子宮は、適合する人間がそもそも極めて限られている。


次回、コペルニクス編その1。……月面?!
オーブ攻防戦などでしばらく出番なかった人たち、久しぶりの再登場の予定。