- 171 :通常の名無しさんの3倍:2005/10/18(火) 01:14:21
ID:???
- 単発設定小話 「マユとシホ」
シホ「・・・マユちゃん・・・・・・」
マユ「なーに?シホ姉ちゃん」
シホ「マユちゃん、ミネルバに配属でしょう?」
マユ「そのはずだったんだけど〜・・・・」
シホ「けど・・・?」
マユ「ジュール隊長に呼ばれたのよぉ」
シホ「隊長が?」
イザーク登場
イザーク「おぉ、おまえがマユ・アスカかぁ!いや、写真どおりじゃないか!」
シホ「隊長!なぜミネルバ配属のマユ・アスカがジュール隊にいるのですか!?」
マユ「あのぉ、イザーク・ジュール隊長・・・?」
イザーク「なんだ?」
マユ「なんで私ここに召喚されたのでしょうか?」
イザーク「ふんっ、そんなもの。決まっているじゃないか!」
マユ・シホ「?」
イザーク「姫毛だからに決まっているだろう!」
マユ「・・・・・・(絶句)」
シホ「・・・こんのぉ、大馬鹿隊長がぁ〜!!」
イザーク、シホにボコボコにされる
イザーク「シホッ!痛い!痛い!」
シホ「うるさい!このカッパ野郎!くだらないことで召喚すんな!ロリコンめっ!」
マユ「シホ姉ちゃん・・・」
シホ「マユちゃん、はやくミネルバへお戻りなさい。グラディス艦長へは私から言伝しておくから!」
マユ「・・・うん。じゃ、わたしミネルバに戻るね・・・」
イザーク「あぁ、マユゥゥゥゥ〜」
シホ「まだいうか!」
ディアッカ、扉のすき間より
ディアッカ「う〜ん・・・グゥレイトォだぜ・・・(シホって怖ぇなぁ・・・)」
完・・・ごめん、思いつきで20分で書いてしまった。。。
- 233 :通常の名無しさんの3倍:2005/10/19(水) 23:38:20
ID:???
- 単発設定小話 「議長とマユ」
〜MSハンガーにて〜
議長「やぁ、マユ・アスカ君。元気そうで何よりだよ」
マユ「ハっ!ありがとうございます!」
議長「うん・・・?ああ、そんなに改まらなくてもいいさ。なにしろ君は英雄だからね」
マユ「そんな・・・これまでやってこれたのはミネルバァの、周りのみんなのおかげです!私一人の功績ではありません」
議長「ふふ、それが君の強さか。いやはや、君には驚かせられるばかりだよ。」
マユ「議長・・・」
議長「この戦争も幕はもうすぐ降ろされるだろう。君にも、あと少しがんばってもらわなければならないな」
マユ「それはもちろんです。そのために戦ってきたのですから・・・」
議長「そう、我々コーディネイターは戦う為に存在しているわけではないからね。・・・そこでだ」
ハンガー照明オン
マユ「・・・っ新型のMS?」
議長「君にこのデスティニーを託したい。このMSで一刻もはやく戦いを終わらせて欲しいのだよ。そして・・・」
マユ「デスティニー?」
議長「そして、君がこれからの未来・・・運命を切り開くんだ。その為のMSだよ」
マユ「これを私に・・・?」
議長「・・・そう、君だからこのMSを託したいんだ。」
マユ「あ、ありがとうございます!マユ・アスカ確かに新型MSデスティニーを拝領致しました!」
議長「・・・うん。このMSで早く平和を取り戻したいものだね。・・・彼の為にもね・・・」
マユ「彼?」
議長「・・・名はその存在を示すものだ。ならばもし、それが偽りだとしたら。」
マユ「・・・・・・(ゴクッ)」
議長「それが偽りだとしたら、それはその存在そのものも偽り・・・ということになるのかな?」
マユ「議長!」
議長「・・・彼を偽りの存在にしない為にも、君にはますますがんばってほしいんだ」
マユ「・・・・・・おにい・・ちゃん・・・」
完
- 391 :通常の名無しさんの3倍:2005/10/26(水) 00:41:14
ID:???
- 単発設定小話「ルナとマユとミーア」
ルナ「あら、もう始まってるわね」
マユ「だから急ごうっていったのに〜、ルナ姉ちゃんお化粧遅すぎ〜」
ルナ「あ〜はいはい、私がわるぅござんした。もう、マユはいいわよね〜すっぴんでさっ!」
マユ「へっへ〜すっぴんで平気なのは子供の特権よ!」
ルナ「はぁ〜そうですね。(なんか、もうどーでもいいや)・・・そういえばレイはどうしたのよ?」
マユ「なんかね〜議長に用事があるんだって〜。テラスの方へ歩いてったよ」
ルナ「ふ〜ん。。。あちゃ〜、もう人がいっぱいね〜。遠目でしか拝めないわね〜」
マユ「ルナ姉ちゃん、ちょっとずるいけど・・・ザクにのぼってみない?」
ルナ「マユ!あんた!」
マユ「冗談だよ〜」
ルナ「マユ!なんでもっとはやく言わないの!?さ、いくわよ?」
マユ「・・・・・ぁ、ハイ。。。」
ザクの上より・・・
ルナ「なんか、最近のラクス様ってイメージ変わったわね〜。前戦のときにはもっとしっとりした歌ばかりだったのに」
マユ「・・・・・・(そりゃねぇ〜、偽物だし。)」
ルナ「ま、こんなときだし。明るく元気よくよねぇ〜」
マユ「そうだね。元気なのが一番大事よ」
ルナ「・・・コホンッ、マユはもうちょっとおとなしいほうがいいわよ・・・・・」
マユ「・・・スイマセンデシタ・・・・・・」
ステージ上・・・
ミーア「♪EMOTION!
きっとこの空は夢のかたち〜ときめく この鼓動響いてる〜♪」
観客「ヒューヒュー」(古い表現ダナ・・・)
再びザクの上より・・・
ルナ「・・・・・・ラクス様・・・私より大きい?」
マユ「え?ルナ姉ちゃん??」
ルナ「あ?ああ、何でもないわよ・・・・・」
マユ「歌もそうだけどさぁ〜、なんか衣装もスゴイよねぇ〜」
ルナ「そうねぇ、露出高いわよね〜」
再びステージ上・・・
ミーア「♪RELATION!もっと伝えたいこの気持ちを〜素直に生まれ来る言葉だけ〜♪
観客「ラクス様ー!」
ミーア「♪EMOTION!そっと重ねたい貴方の夢〜静かに目を閉じて抱きしめる〜♪」
観客「ラクス様ー!」
ミーア「みなさーん!今日は本当にありがとうございまーす!楽しんでいますかー!?」
観客「うぉー!ラクス様ー!」
三度ザクの上より・・・
ルナ「どうでもいいけど、この会場、男ばっかね・・・」
マユ「まぁ女性兵士少ないし、いてもラクス様LOVE!とは男の人のようにはいかないよ〜」
ルナ「・・・それもそうね」
マユ「・・・・・・(本当にあんなでよかったのか?ミーア姉ちゃん・・・・・・)」
完
- 493 :通常の名無しさんの3倍:2005/10/27(木) 23:46:10
ID:???
- 単発設定小話「マユとシンと不可能を可能にする男」
マユ「!!おにいちゃん!?」
シン「っ!?おにいちゃん?なんだお前は?」
マユ「え・・・?マユだよぉ、妹の顔を忘れたっていうの?シン兄ちゃんなんでしょう?」
シン「妹だと?」
マユ「本当に覚えていないの?私を?」
シン「くそっ、だからここに戻ってくるのは嫌だったんだ!俺がこんなドジするとは!?」
仮面「おい!そこまでだ!よけいなことはしゃべるな」
シン「大佐・・・」
仮面「やっちゃったもんはしかたがない。・・・お嬢ちゃん、いや、マユといったか?」
マユ「・・・・・・(何、この人?存在が・・・不透明?)」
仮面「まさか、こんなおちびちゃんがあのMSのパイロットとはなぁ。ザフトもえげつないなぁ」
マユ「なんですか!あなたは?動いたら、う、撃ちますよ?」
シン「ふんっ、そんなへっぴり腰で拳銃が使えるもんかよ!」
仮面「おい!いうとおりにしとけって。お嬢ちゃんの目は本気だぜ。まだお前を死なせるわけにはいかん」
シン「っ」
仮面「ところでお嬢ちゃん、どうして俺たちがここにいるとわかった?」
マユ「しゃべるのもやめてください!もうじき人が来ます。あなたがたには捕虜になってもらいます!」
仮面「ん〜質問には答えてもらえないのかなぁ?」
シン「大佐、その質問は俺に対するイヤミですか!?」
仮面「そうじゃない。お前はなにもミスしてないさ。」
シン「!?でも、俺があいつをしとめれなかったからだろう!」
マユ「もう!ほんとに、ほんとに撃ちますよ!静かにして床に伏せていてください!」
仮面「へいへい、ほらお前も言うとおりにしとけ」
マユ「あなた、名前はなんというのですか?」
シン「・・・人にしゃべるなっていっといて、自分から話しかけるのありなのかよ?」
仮面「・・・お嬢ちゃん、ここの施設がなにか知っているのか?」
マユ「あなたには聞いてません!それに、ここがなにかなんて周りをみれば一目瞭然よ!」
仮面「ふーん、じゃ君はいまその被験者を目の前にしてるんだぜ!?」
マユ「!?」
カンカンカンカン(廊下から大勢の人の足音が聞こえる)
アスラン「マユ!大丈夫か!?」
マユ「アスランさん?」
仮面「!いまだ、ずらかるぞ!」
シン「イェッサァー!」
マユ「あ、待ちなさい!」
シン「へへ、じゃあな!インパルスのパイロットさんよぉ!次は絶対にしとめてやるからな!」
仮面「お嬢ちゃん!人ってゆうのは自分の欲する現実しかみてないんだぜ。覚えておけよ!」
マユ「っ、おっさん!」
仮面「うるさい!おっさんじゃない!」
ガタガタガタガタ(通気口を滑りおちる音が響く)
アスラン「マユ、なんだあいつらは?」
マユ「・・・連合の人間・・・なのは間違いないと思います・・・」
アスラン「そうか・・・まぁいい、あとで報告しろよ。それよりも、レイは大丈夫なのか?」
マユ「・・・うん。だいぶ落ち着いてきてるみたい・・・・・・(あの声、あの顔・・・絶対おにいちゃんだわ。それにあの仮面の男、なんて不気味な感覚なの!?)」
完
- 59 :通常の名無しさんの3倍:2005/11/03(木) 01:07:26
ID:???
- 単発設定小話「マユとザフトの鰯」
マユ「あ〜!また副長ったら、こんなところでサボってるんだから〜!」
アーサー「ギクッ!ま、マユじゃないか。や、やぁ〜君もいまから食事かい??」
マユ「違いますよ!こんな遅い時間に食事なんかするわけないじゃないですか、もう」
アーサー「そ、そうか?じゃ、じゃここへは、な、なにをしにきたのかなぁ〜?」
マユ「夕食にときにハンカチをなくしたみたいなんですよ〜。副長、みませんでしたか?」
アーサー「・・・・・・もしかして、この牡丹の花が刺繍されているやつかい?」
マユ「あ!それです!・・・・・・え?ふ、副長?その、黒いシミは・・・・・・?」
アーサー「ハハ、いやなにね。その、あの、しょ、しょうゆがね、あのね・・・・」
マユ「あ〜もう!このハンカチは私の大事なものなんですよ!それを雑巾にしちゃうなんて〜!」
アーサー「ご、ごめん。ほんとーにごめん。ちゃんとクリーニングしてシミひとつなくして返すから」
マユ「え〜?」
アーサー「本当にごめん」
マユ「もう、そんなだからいつも艦長に怒られるんですよ!本当にぬけてるんだから〜」
プツン・・・
アーサー「ちょいちょいちょい、私だって怒られたくて怒られてるわけじゃないよ!・・・う、ひっく」
マユ「副長?」
アーサー「これでもがんばってるんだよ〜。なのにさぁ〜みんなが好き勝手にするから〜その後始末を引き受けてるのに・・・」
マユ「あ〜・・・そうですようね〜みんな結構自分勝手ですもんね〜・・・(しまった〜ブロックワードいっちゃたかな〜?)」
アーサー「うっうっ・・・赤毛の姉妹は好き勝手暴言するし、レイは無視するし、整備の人たちは片付けないし・・・」
マユ「あ、あのさ、ハンカチはいいから。・・・副長明日は早番でしょ?もうお部屋に戻りましょ?」
アーサー「くぅ〜、私だって昔はザフトの鰯という肩書きでパイロット候補生として輝いてた時期もあるんだよ〜」
マユ「ざ、ザフトの鰯ですか?」
アーサー「どうせ私は狭間の世代にコーディネイターですよ!うっうっうっ」
マユ「・・・・・・(誰かたすけて〜)」
完
- 90 :通常の名無しさんの3倍:2005/11/06(日) 22:44:16
ID:???
- 単発設定小話「アスランとラクス」
ラクス「確かに、あなたはアスランなのかもしれません」
アスラン「!?」
ラクス「でも、アスランである前に戦士なのでしょう?」
アスラン「えー!?俺の人格は後回しなのかよ!?」
ラクス「・・・きっと、そういうことなのですわ・・・・・」
アスラン「え、いや、あのさ、え、えー!」
メイリン「・・・・・・(こいつにいてきたの失敗だったかも・・・)」
ラクス「ジャスティスは、あなたのお好きなようにしてくださいな」
アスラン「・・・・・・あの、もうちょっと俺の人格について話し合わないか・・・?」
ラクス「・・・やりたい、と思ったときに力がないのはつらいものですからね・・・」
アスラン「そういうことじゃなく・・・」
ラクス「自爆コードは以前のジャスティスと同じにしてあります」
アスラン「はっ!?」
〜ジャスティスで発進するアスラン〜
アスラン「アスラン・ザラ、ジャスティス。出るぞ!」
ミリアリア「ジャスティス、発進どうぞ!」
〜AAから発進するジャスティス〜
アスラン「もう、マユに泣きつくしかないじゃないかー!」
メイリン「・・・・・・(やっぱこの人ヘタレだわ)」
完・・・「マユが主人公じゃなくても」ということは言わないで。。。
- 130 :通常の名無しさんの3倍:2005/11/09(水) 00:16:13
ID:???
- 単発設定小話「マユとレイとアスランとメイリン」
〜逃げるグフ、追いかけるデスティニー、レジェンド〜
マユ「なんで?なんでなのアスランさん!?なんで裏切るのよー!」
アスラン「っちぃ。マユ!やめろ!」
レイ「マユ!いまのアスランにはなにをいっても無駄だ。油断してるとお前がやられるぞ!」
アスラン「く、レジェンド?レイか!?」
レイ「アスラン!なぜギルを裏切る!裏切り者はどこまでもいっても裏切り者ということですか!」
アスラン「マユ、レイもやめろ!議長の言葉は心地よく聞こえるかもしれない。」
マユ「アスラン!いまならなんとか、わたしがなんとかするから。戻りましょう!」
アスラン「マユ!議長の言うことはお前という人間がいなくなることを意味してるんだぞ!それに気づけ!」
レイ「フン、戯言を言う。じゃあ、あなたは、あなたのお仲間たちは何を示してくれるのですか!?
なにも示そうとしない、導く気もない。ただ嫌だとしか言わない。そんなもの、わがまましか言えない子供でしかありませんよ!」
〜ぼこぼこにされつつあるグフ〜
アスラン「・・・くそ、グフがもたない?メイリン!お前だけでも脱出するんだ。もうグフがもたん!」
メイリン「アスラン・・・いや、いやよ。もうあそこには戻りたくない!」
マユ「!?メイリン姉ちゃんもグフに乗っているの!?」
レイ「アスラン!メイリンまで道連れにしているのですか!」
メイリン「マユもレイも聞いて!議長のプランはアスランの言うとおり、私たちをなくしてしまうのよ?自分がいなくなるなんてもうたくさんなのよ!」
マユ「・・・メイリン姉ちゃん?なにをいっているの?」
メイリン「ミネルバで私は少しずつ自分をなくしていったのよ!お姉ちゃんはマユにとられるし、アスランさんはマユばかりかまうし、
挙句の果てにあんたはフェイスになってインパルスで勝手にでていって私の仕事さえも奪って!・・・わたしのもっていたもの、ほしいもの、やるべくこと。
ぜんぶ、ぜんぶあんたがとってたんじゃないのよ!!」
マユ「・・・・・え?メイリン姉ちゃん!?」
メイリン「あんたなんて、いなくなっちゃえばいいのよー!」
アスラン「(マユの動きが止まった!?・・・メイリンのことはともかく!)・・・・・・そこっ!」
マユ「!?直撃?・・・・・・スラスターが、効かない?お、落ちるっ!?」
レイ「マユ!だから油断するなと!・・・・・・アスラン!」
アスラン「グフもここまでか・・・ええい、あとはどうにでも・・・」
メイリン「う、ひっくひっく、うぇ、ううっ」
レイ「アスラン!俺は許しませんよ!ギルを裏切るなんて!」
〜海に沈むグフ、着水するデスティニー、デスティニーを救出するレジェンド〜
マユ「・・・・・・メイリン姉ちゃん・・・わたしはなにをすればいいの?どうすればもとにもどるの?」
レイ「マユ、大丈夫か?」
マユ「わたしは、わたしはいったいなにがしたいのよー!」
完
- 163 :通常の名無しさんの3倍:2005/11/13(日) 02:00:56
ID:???
- 単発設定小話「マユとトダカ、そしてシン」
〜戦禍から逃げ惑うアスカ一家〜
マユ「はぁっ、はぁ・・・」
マユ母「マユ!がんばって!もうちょっとだからね!」
マユ「っきゃ!あっマユの携帯!」
マユ父「マユ!携帯なんてほうっておきなさい!また買ってやるから!」
マユ「でも、友達のメモリーがいっぱいなんだもの!」
シン「・・・っつ。俺が取ってきてやるよ!(たまにはアニキっぽくしないとな!)」
マユ「!お兄ちゃん!」
マユ父「シン!やめろ。戻ってこい!」
マユ母「離れないで!シン!」
〜上空を滑空するフリーダム。応戦するカラミティ〜
シン「あったあった。これで日ごろのヘタレアニキの面目躍如だぜ」
マユ「お兄ちゃん!!?・・・<キュピーン>・・・!?みんな!そこから早く逃げて!!」
シン「!?」
父&母「!?」
―フリーダムのフルバーストで林一帯が燃えあがる―
―崖から転がり落ちるシン、吹き飛ばされる父&母―
マユ「・・・・・・っ、痛!・・・お兄ちゃん?パパ?ママ?・・・!?」
父&母「・・・・・・(服のこげた切れ端だけが残っている)」
マユ「!・・・ママ、どこ?パパー!どこにいるのー!・・・お兄ちゃーん!」
―マユに走り寄るオーブ軍人―
トダカ「キミ!そんなとこにいては危険だ!早くシャトルへ行きなさい!」
〜強引に抱えられるマユ〜
マユ「いや、ちょっと!パパとママがまだあそこに!」
トダカ「っ知っているさ!遠目だがみてしまっていたからね。ご両親はかわそうだった・・・」
マユ「そんな、まだ生きてるかもしれないじゃない!」
トダカ「あのままあそこで止まっていては君まで吹き飛んでしまうぞ!!」
マユ「!お兄ちゃんは?私の兄は!?」
トダカ「もう一人いたのか・・・おにいさんは確認していない!」
マユ「!?そんな、わたし戻る!お願い、あそこに戻してー!」
トダカ「馬鹿なことを言うんじゃない!もしお兄さんが生きていたときに君がいなければ意味がないだろう!」
マユ「・・・ママ・・・パパ、お兄ちゃん・・・・・・」
〜プラントへ向かうシャトル内〜
トダカ「・・・・・・お嬢ちゃん。もう落ち着いたかい?」
マユ「おじさん・・・うん。。あの時は・・・わがままいってごめんなさい」
トダカ「いや誰だってああなるさ。これからが大変だとは思うが・・・必ずこの戦争は終わらせてあげるからね」
マユ「うん、ありがと。おじさん、お名前教えてよ」
トダカ「わたしはトダカという。見ての通りオーブ軍の者だよ」
マユ「わたしマユ、マユ・アスカです。おじさん、また・・・会えるよね?」
トダカ「・・・もちろんだよ」
〜そのころのシン〜
シン「ハハ、な〜にやってんだ?俺は?ってか、どこだここ?いやいや誰だ俺は?」
完
- 212 :通常の名無しさんの3倍:2005/11/16(水) 00:43:54
ID:???
- 単発設定小話「マユとキラ」
〜夕暮れの海岸、夕暮れに染まる慰霊碑〜
マユ「・・・ママ、パパ。いままで会いに来れなくてごめんね。・・・・・・ここに来る機会はいくらでもあったのに、
勇気がでなくて来れなかった。マユね、いまザフトのパイロットをしているのよ。・・・兵隊さんになっちゃった。
でもね、あの戦争のあと私と同じようにザフトに入隊する戦災孤児は多かったのよ。あのときの私の持ち物
なにもなかったもの。そうあのとき、あのときマユの携帯を拾いに行かなければお兄ちゃんも一緒に来れた
のにね。・・・お兄ちゃんはまだみつからないの。オーブでもプラントでも死んだことになってしまったけれど、
マユはお兄ちゃんが死んだとはとても信じられない。今でもどこかでおちゃらけている気がするの。。」
〜慰霊碑に近づく人影〜
キラ「・・・安らかに・・・・・・?君もお参りかい?」
マユ「あ、うん」
キラ「そう・・・」
マユ「お兄ちゃんも誰か亡くしたの?」
キラ「うん。・・・大事な人をたくさん亡くしたんだ・・・・・・」
マユ「そっか、私もね大事な人を亡くしたの。ママにパパ。二人ともMSの攻撃で吹き飛んじゃった・・・」
キラ「えっ・・・じゃあ今は一人ぼっちなの?」
マユ「ううん。ママとパパはもういないけど、いまは家族同然の人たちに囲まれているもの、一人ぼっちじゃないわ」
キラ「・・・君は強いんだね。」
マユ「一人残されてしまったもの、仕方ないわ」
キラ「そう。・・・・・・君はオーブで暮らしているのかい?」
マユ「いまはプラントで暮らしているの。疎開してそのままプラントへ移住したの」
キラ「なぜオーブに戻らなかったの?」
マユ「・・・わたし、コーディネイターだもの。プラントのほうが落ち着けるとおもったから・・・」
キラ「君、コーディネイターなのか・・・」
マユ「お兄ちゃんもコーディネイターなんでしょ?」
キラ「え、見ただけでわかるの?」
マユ「ふふ、偶然よ。ぐ・う・ぜ・ん!」
キラ「そっか。すこしびっくりしたよ」
マユ「姿をみただけでわかるわけないじゃない。そんなの超能力者しかいないわ。ふふ」
キラ「そうだよね。さぁ、僕はもう行くね」
マユ「うん。あ、お兄ちゃん!お名前教えてよ」
キラ「僕は、キラ・ヤマト。君は?」
マユ「マユ。マユ・アスカよ」
キラ「マユちゃん、またおいでよ」
マユ「そうね。お兄ちゃんがきてくれるならまた来るわ」
キラ「はは、うん。待ってるよ。じゃ」
〜立ち去るキラ〜
マユ「・・・あれがキラ・ヤマト。ママとパパを殺めた人。あの時、あなたも必死に戦ってたんだと思うけど、やっぱり
割り切れないわ。・・・ママ、パパ、そしてお兄ちゃんも怒らないでね。私、あの人だけは許せない。会ってみて
やっと決心がついた。キラ・ヤマトだけは、絶対に許せないっ!」
完
- 221 :通常の名無しさんの3倍:2005/11/16(水) 23:31:29
ID:???
- 単発設定小話「マユとハイネとアスラン」
ハイネ「・・・ここにいたのか」
アスラン「ハイネ・・・ああ」
ハイネ「・・・戦いたくないか。オーブとは」
アスラン「・・・・・・はい・・・」
ハイネ「じゃあお前、どことなら戦いたい?」
〜二人の背後より〜
マユ「ハ〜イ!マユはアスランさんと戦いたいですっ!」
ハイネ「マユ!?」
アスラン「おいおい、マユなにを・・・」
マユ「だって〜、マユまだアスランさんからシューティングで勝ったことないもん」
アスラン「いや、いまそういう話をしてたんじゃ・・・」
ハイネ「っぷ、あっはっはっ。ひぃ〜っひっひっひ」
アスラン「ハイネ・・・」
ハイネ「そうかぁ、マユはアスランと戦いたいかぁ!っくっくっく。あ〜っはっはっはっは」
マユ「・・・ふぇ?」
ハイネ「アスラン、やっぱりマユにはかなわねぇなぁ?」
マユ「ゲームの話じゃないの?」
アスラン「・・・はぁ。・・・いや、そういう話だよ」
ハイネ「いや〜アスラン君!君の悩みなんて無邪気の前にはあまりにもちっぽけすぎるな!」
アスラン「・・・はい。・・・そうですね・・・・・・」
マユ「・・・アスランさん、なにか悩んでいるんですか?」
ハイネ「マユ。アスランはなぁ、愛しい人に会えなくてブルーになってるのさ」
アスラン「ハイネ!?」
マユ「え〜、アスランさん今は会いづらいんじゃないですか〜?」
アスラン「はぁ?」
マユ「ルナ姉ちゃんとはあんなことしてるし、メイリン姉ちゃんともそんなことしてるし。その他の女性クルーとだって・・・」
アスラン「おい、あんなことやそんなことってなんなんだよ!何もしていないじゃないか!」
ハイネ「アスラン。許婚がいるのに他の女性に手をだすなんて・・・いけないぞ!(にやにや)」
アスラン「ハイネまで!?俺はなにもしていませんよ!」
マユ「ふ〜ん。とにかく、アスランさん!言いふらしてほしくなければ、今からシューティングルームで私と勝負よ!」
ハイネ「よし!俺も参戦するぞ。赤服の先輩として、そしてフェイスの実力を見せ付けてやるよ!いくぞ、アスラン!」
アスラン「え?いや、俺は・・・」
ハイネ「いいから!早く来い!」
〜アスランの首に腕をまわすハイネ〜
ハイネ「割り切れよ。じゃないと・・・死ぬぞ」
アスラン「・・・・・・ハイネ」
完
- 289 :通常の名無しさんの3倍:2005/11/19(土) 01:28:41
ID:???
- 単発設定小話「マユとステラとアウルとスティング」
ステラ「h〜♪hfi...fu〜」
アウル「おーい、ステラ!な〜にやってんだよ〜」
スティング「アウル、やめとけ。バカがうつるぞ」
アウル「あっそ。しっかしなんでショーウィンドウに写る自分みて楽しめるかなぁ〜?」
スティング「だからバカなんだろ?」
アウル「・・・スティング・・・そればっかだね」
スティング「別に・・・いいだろ?バカはバカなんだから」
アウル「はいはいっと。さて、そろそろ戻りましょうかねぇ?スティング」
スティング「ん・・・だな。見るべきもんは見たしな。アウル、ステラ呼んでこいよ」
アウル「え〜結局俺にやらせるの!?バカがうつるんじゃなかったの?」
スティング「いいから、呼べよ」
アウル「は〜い・・・お〜い、ステラ〜戻るぞ〜」
ステラ「・・・!?・・・ぁ、うん・・・・」
〜振り返るステラ、そこに路地から飛び出すマユ。ぶつかる二人〜
マユ「きゃ、あ、ごめんなさい!おけがありませんか?」
ステラ「・・・ステラ・・・だいじょうぶ。はい・・・?」
マユ「私のバッグ・・・拾ってくださってありがとうございます・・・本当におけがありませんか?」
ステラ「・・・うん・・・・・・」
アウル「お〜いステラ!なにやってんだよ。スティング、もうおかんむりだぜ?」
ステラ「あ、うん・・・いまいく・・・」
マユ「あ、お連れのかたですか?私の不注意でぶつかってしまって・・・」
アウル「ああ?・・・そうなの?」
マユ「あ、これ私の名刺です。なにかありましたらご連絡ください。すいません、急いでいるもので・・・」
ヨウラン「マユ!急げよ!艦長が怒ってるぜ!」
マユ「いまいくー!すいません(ぺこり)・・・おねえちゃん。ほんとうにすいませんでした。・・・でわ」
〜ヨウランの車に乗り込むマユ、きょとんとするステラ〜
アウル「いまどき名刺ねぇ。。っとステラ!もう行くぞ!」
ステラ「・・・うん・・・?マユ・・・アスカって読むのかな・・・?」
〜その場に捨てられるマユの名刺、それを拾う謎の男〜
?「・・・フン、あいつがインパルスのパイロット、マユ・アスカ。しかも赤服。けっ、な〜にがエリートだよ!」
〜ミネルバに向かうマユ〜
ヨウラン「でさ・・・なんで配属初日に遅刻するわけ?」
マユ「だってさ・・・ジュール隊に至急来いってメールがはいってたから・・・」
ヨウラン「はぁ?ジュール隊って、あのイザーク・ジュールの隊かよ!?」
マユ「うん・・・ほら、ジュール隊のシホねえちゃんってアカデミーでの指導教官だったじゃない?」
ヨウラン「ああ、鳳仙花の鬼教官ね。。」
マユ「配属前になにか言ってくれるのかなぁと思ってさ・・・」
ヨウラン「んで、なにか言ってくれたの?」
マユ「・・・・・・いやまぁ、なんというか・・・あ、あれがミネルバね!?」
〜その頃ミネルバでは〜
タリア「んもう!あのおかっぱ!シホちゃんとエザリア様から連絡なければ銃殺刑ものよ!・・・でそのカメラはなんなの?」
アーサー「いや〜最年少パイロットの姿を写真に収めておこうと思いまして」
タリア「・・・アーサー!あなたも馬鹿なことはやめなさい!」
アーサー「フォンドゥヴァオゥ!?」
完
- 374 :通常の名無しさんの3倍:2005/11/21(月) 00:22:56
ID:???
- 単発設定小話「マユとミーアの日記」
〜コンピュータの前にすわるマユ〜
日記「10月11日、今日やっと包帯がとれた。鏡をみるとそこには本当にラクスの顔が映ってた。
すっごーい!本当に、本当にあのラクス・クラインが目の前にいるのよ!信じられない!・・・」
マユ「・・・ミーア姉ちゃん・・・本当にラクス・クラインのことが好きだったのね・・・」
〜ドアが開き、ルナマリアが入ってくる〜
ルナ「マユー?あら、なにみてるの?」
マユ「あ、ルナ姉ちゃん・・・」
ルナ「・・・日記?」
マユ「・・・うん」
日記「今日はすっごい出会いがあったの。あのアスラン・ザラがプラントに来ていたのよ!写真でしか
みたことなかったけれど、もうかっこいい〜。失神しそ〜。アスランなんて呼び捨てしちゃった〜・・・」
ルナ「!?この声・・・ラクス、いやえ〜とミーアだっけ?ミーア・キャンベルの声?・・・マユ!?」
マユ「うん・・・遺品をもらったの・・・」
ルナ「・・・そう。でも日記なんてマユがもらって大丈夫なの?家族の人たちは?」
マユ「ミーア姉ちゃんね。私と同じだったのよ・・・オーブの避難民だったの。」
ルナ「ミーア・キャンベルってオーブに住んでいたの?」
マユ「私と同じように親を亡くして、友達とも離れ離れになって・・・」
ルナ「ラクスっとじゃない、ミーアも避難民・・・」
マユ「うん。でこれが本物のミーア姉ちゃんの姿よ」
〜黒髪の女性が写った写真を見せる〜
ルナ「これが本当のミーア・・・イイ顔で笑ってるじゃない。・・・なんでラクス・クラインなんかに・・・」
マユ「私もそれが知りたくて、いけないと思いつつ日記を見てるんだけど・・・」
ルナ「けど?」
マユ「そこが抜けてる・・・いえわざと触れていないような内容になっているの・・・」
ルナ「・・・まぁ自分に触れたくない部分もあるってことよ」
マユ「そういうものかなぁ?」
ルナ「そういうものよ」
〜日記は引き続き再生中〜
日記「・・・今日避難シャトルで一緒だった娘に久しぶりに出会った。まだ13なのに特例でザフトの
赤服になったんだって。でも向こうは私が隣にいたなんてわからないよね。だって私もうラクスだもの。
あの娘も私と同じように両親を戦争で亡くされてるんだって。ああやってがんばっている姿をみると、
自分もがんばらなくちゃって気がするよねぇ〜」
マユ「・・・ミーア姉ちゃん・・・私すぐわかってたのよ。あなたがあの時隣にいたお姉ちゃんだって・・・」
ルナ「マユ・・・向こうも、ミーアもあなたを覚えていたみたいね」
マユ「・・・うん」
ルナ「・・・・・・さっ、そろそろ準備しましょ!」
マユ「?ルナ姉ちゃん?」
ルナ「もうこの戦争も終わりが近いわ。生きている私たちはまだやることはいっぱいあるのよ!」
マユ「・・・うん。行こう!ルナ姉ちゃん!」
ルナ「よしっ!いい、マユ?私たちはザフトパイロットである前に、コーディネイターである前に、私はルナマリア・ホーク。
あなたはマユ・アスカなのよ!」
マユ「了解!」
完
- 402 :通常の名無しさんの3倍:2005/11/23(水) 16:57:44
ID:???
- 単発設定小話「マユとカガリ」
カガリ「議長!そもそもなんでそんなものが必要なんだ!我々は誓ったはずだ!・・・」
議長「だから力などいらいないと?」
〜背中越しに聞き耳を立てるマユ〜
ルナ「・・・すっごい剣幕よねぇ、アスハ代表。ねぇマユ?」
マユ「・・・さっすがキレイゴトはアスハのお家芸よね!?」
ルナ「マユ!?」
カガリ「!・・・貴様!」
アレックス「・・・代表!おやめください」
マユ「いいご身分ですよねぇ?先の戦争で自分たちのやりたいようにやって、気に食わなければ子犬のようにキャンキャン吠えてさ」
レイ「っマユ!もうやめろ。失礼だろ!?」
カガリ「貴様!なにが言いたい!?」
〜マユにつかみかかるカガリ〜
マユ「フン!この3年間。あなたよりもっと表に立つべき人物がいたはずでしょう!?」
カガリ「なんだと?」
マユ「気づきもしないのなら教えてあげるよ!プラントの裏切者、ラクス・クライン。父親殺しのアスラン・ザラ。そして・・・私の家族をうばったキラ・ヤマトよ!」
アレックス「・・・っ!?」
レイ「マユ!いい加減にしろ!」
カガリ「・・・・・・ラクスにアスラン、キラまで・・・い、いまはそんなこと関係ないだろ!」
マユ「ほら、すぐに話題は変えようとした!やっぱりオーブなんでキレイゴトで飾った虚構の国なのよ!」
カガリ「・・・っく、わ、私がプラントへ来たのはそんなことを話し合いにきたのではない!」
マユ「まだ逃げるの!?・・・そんなのだから私はもちろん、プラントへ疎開したみんながオーブに戻りたがらないのよ!・・・っきゃ!?」
〜両脇をレイに抱えられるマユ〜
マユ「レイ!?」
レイ「もうやめろ!ルナマリアも、ほら行くぞ。・・・議長、大変失礼いたしました。・・・では」
議長「ああ、すまないね。レイ・・・。姫、とんでもない失礼をして申し訳ない。彼女にはしかるべき処分をさせていただきます」
カガリ「ああ。・・・いや、いいんだ。・・・彼女の言うことも事実なんだろう?」
アレックス「・・・代表、大丈夫ですか?」
カガリ「アス・・・アレックス。つかみかかったのは私のほうだしな。。彼女は私に手をあげていなかったよ・・・」
アレックス「・・・・・・」
カガリ「議長。あの、姫とゆうのはやめていただけないか?」
議長「これは失礼。アスハ代表」
アレックス「議長、よろしいでしょうか?」
議長「・・・なんだね?ええっと・・・アレックスくん?」
アレックス「今の、あの赤服の少女の言動。あれはザフト全体の意思なのですか?」
議長「・・・ふふん、まさか。一個人としての意見だよ。・・・アレックス・・・いや、アスラン・ザラ君」
アレックス「!?」
周囲「!?・・・ざわ・・・・・・ざわ・・・」
カガリ「議長!なんで!?」
議長「もっとも・・・私個人も彼女と似たような意見ですがね」
完
- 405 :402:2005/11/23(水) 17:32:44 ID:???
- 一箇所失敗してました。
「ラクス」ですが、プラントでは「ミーア」がラクスやってんだっけ・・・
う〜ん、どうしようかなぁ。。
後でみんなにつっこまれ、マユの勘違いでした。でごまかした。・・・ではダメ?(汗
- 406 :通常の名無しさんの3倍:2005/11/23(水) 17:37:26
ID:???
- >>405
そこはそれ、なぜかマユはラクスがオーブにいることを知っていたと脳内保管しときますよw
で、後で議長に呼び出されて
「マユ、さっき君はラクス・クラインの名を挙げたね。詳しい話を聞かせてくれないか」
と話が続くんでしょう?
- 5 :通常の名無しさんの3倍:2005/11/26(土) 21:39:33
ID:???
- 単発設定小話 脇話「シンとネオ」
〜ガーティ・ルーのブリッジ〜
ネオ「フフン、まさかザフトもあんな隠し球をもっていたとはなぁ?」
イアン「・・・ふぅー。大佐・・・ずいぶんと楽しそうですな」
ネオ「む、イアンは失敬な奴だなぁ。おされ気味だったのに楽しい分けないじゃないか♪」
イアン「・・・これは失礼しました・・・・・・」
〜扉がスライドし、バイザーをかけた少年が入ってくる〜
シン「おい、おっさん!なんだよ、あのヒコーキは!?」
ネオ「おまえねぇ、いったろ?俺はネオ・ロアノーク、た・い・さ!」
シン「ああ、はいはい。で大佐よぉ。なんなんだよ!あのヒコーキは!」
ネオ「あれはなぁ、こっちの情報にもひっかからなかった機体なんだよ。だから答えとしては、わからん」
シン「はぁ?わからん〜?連合の情報網もたいしたことないよなぁ・・・あ〜ロゴスだっけか?」
ネオ「おい。いったいいことと悪いことがあるぞ。お前はもうちょっと言葉遣いを勉強しろ」
シン「わかったわかった。でもあんなんじゃステラたちもかわいそうだぜ?」
ネオ「まぁな。・・・まぁ幸いにして誰も死んでないし、きっちりと予定のMSは奪取できたわけだし。いいんじゃない?」
イアン「コホン、大佐も言葉遣いを学ばれたほうがよろしいかと・・・」
ネオ「・・・イアン・・・ほんっとにまじめだね」
シン「・・・無事っていってもよ・・・」
ネオ「なに?お前そんなに自分が戦えなくて悔しいの?」
シン「あったりまえだろ!訓練じゃ俺が一番だったじゃないか!なのになんで俺のMSがないんだよ!?」
ネオ「あるだろ?・・・まだ組み立て中だけど・・・・・」
シン「・・・大佐〜。組み立て中ってプラモデルじゃないんだからさ。なんで部品の状態で運んできたのかって聞いてんだよ」
ネオ「そこはお前、いろいろ事情ってもんがあるんだよ。いいじゃないか。組みあがれば連合最新のMSのできあがりだぜ?」
シン「オーブの間違いだろ?っけ、なんで俺があんな国の作ったMSなんかに・・・」
ネオ「贅沢いうんじゃないよ。確かにアストレイシリーズだけどさ」
シン「ったく。なんだっけ?個体名?」
ネオ「ああ、ええっとな。ん〜っと、アプレンティスだって・・・っぷ、くっくっく・・・はっはっはひ〜っひっひっひっひ」
シン「なんだよ、なんか意味ある言葉なのかよ?」
ネオ「っひっひひ〜ああ?ああ、意味な。見習いって意味だよ。。ぷっぷっぷ」
シン「ああ!ほんっとに嫌味な国だな!オーブは!」
ネオ「っひっひいや、だからオーブでもあるけど、っくっく・・・連合のMSでもあるんだって・・・」
シン「もうどっちでもいいよ!そんなの!いいよっどうせ俺は見習いだよっ!!」
〜ブリッジを退出するシン〜
イアン「大佐。心底楽しんでいらっしゃるようで・・・」
ネオ「ああ、でもな。あいつまだ自分の名前決まってないのにさぁ、自分の乗るMSが先に固有名もらってどうすんだよ。っぷっぷ」
イアン「ああ、彼の今の名は仮名でしたっけね」
ネオ「おいおいコード番号なんだから仮名にもならんだろう?ナンバー40な」
イアン「え、いやでもデータシートには”シン”と?大佐もシンとよんでいらっしゃるでしょう?」
ネオ「ああ、あれは仇名だよ。大昔にな数字を使って文章を作るって文化があってな。それにはめると40は”シン”と読むんだと」
イアン「いや、でもなんで仇名がデータシートに?」
ネオ「ああ、おれが書き換えた・・・とすると”シン”が固有名になるのかな?」
イアン「はぁそうですね・・・(もういいや・・・疲れるし・・・)」
ネオ「よし!あいつの名前はシンで決定な」
イアン「・・・はぁ」
完
- 75 :通常の名無しさんの3倍:2005/11/30(水) 00:09:46
ID:???
- 単発設定小話「マユとユニウスセブン落下 その1」
〜ユニウスセブン落下を阻止すべく出撃するジュール隊〜
イザーク「くそうっ!この亡霊たちがっ!」
ディアッカ「まったくだぜ。こんなものいまさら落としてどうなるってんだよ!?」
シホ「隊長!ディアッカさん!ミネルバが応援に!」
イザーク「ミネルバだと!?ということはマユが?俺のために?」
シホ「もう!こんな非常事態にそんなことをいわないでくださいよ!きゃっ!?」
イザーク「シホー!油断してるとやられるぞ!?」
シホ「・・・(あんたのせいだろーが)」
ディアッカ「イザーク!メテオブレーカーがまだ足りない!」
イザーク「このキョシヌケがー!根性でなんとかしろ!」
ディアッカ「・・・グゥレイトゥ・・・」
シホ「はぁ、だめだ・・・。あの娘がくるとこの部隊は非常識事態になっちゃうわ・・・」
〜合流するミネルバチーム〜
マユ「・・・なんか異様な視線を感じるけど・・・・・・」
ルナマリア「マユ。ボギーワン連中もターゲットだけど、ユニウスの解体が最優先よ!」
マユ「了解!ルナ姉ちゃん・・・なんか私いや〜な視線を感じるんだけど・・・」
ルナマリア「ああ、イザーク・ジュールでしょ?どうせ。あのおかっぱむっつりなんだから。あんまり気にしちゃだめよ?」
マユ「うん」
〜そのころのアスラン〜
アスラン「くそ。まだ俺の前に立ちはだかるのか父上!」
ザラ派「貴様たちはわからんのか!パトリック・ザラの思想こそがプラントが生き残る道だということを?」
アスラン「まだ戦争がしたいか!?お前たちはっ!?」
〜次々に倒されてゆくザラ派たち〜
〜ガーティ・ルーでは〜
ネオ「やっと完成したな。お前の機体だ」
シン「ああ、やっと戦えるんだな・・・」
ネオ「まぁ期待せずにまってるぜ?俺はここで指揮せにゃならんからな」
シン「ふふん。ま、みとけよ。」
ネオ「システムの説明は・・・いらないな?」
シン「大佐のエグザスとほとんど一緒だろ?あのシステムは?」
ネオ「まあそうだがな。数は3倍だぜ?そのうえ小さいしな・・・」
シン「まかせとけって。らくしょーらくしょー。それよりも機体そのものの方が不安だぜ?」
ネオ「む、なんだよ?ここの整備連中を疑うのかよ?」
シン「いや、始動テストしてないんでしょ?」
ネオ「だーかーらー!お・ま・え・が、テストしてくんだよ!」
シン「ええ!?いきなり実戦テストすんの?」
ネオ「いいから、ほら。早くしないとユニウス堕ちちゃうぜ?」
シン「なんか・・・大佐って俺に対してすげー適当だよね?」
ネオ「なにいってんの。俺ほどお前のことを気にかけてる人間っていないぜ〜?さ、いったいった」
シン「へいへい。・・・システムっと、オールグリーン。・・・ん?あれ?こっちのシステム独立してんの?」
ネオ「ああ、そうそう。それな、後付だから独立してんだ。ちゃんと起動させておけよ?」
シン「ふーん・・・。システム起動っと。・・・よし、今度こそシステムオールグリーン。・・・・・・アプレンティス、シン出るぜ!」
ネオ「・・・シン、使いこなして見せろよ?オリジナルのドラグーンを・・・でないと、怖いものがお前を殺しにくるからな」
完 ・・・続きは次回?(単発になってないorz)
- 78 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/01(木) 00:34:33
ID:???
- 単発設定小話「マユとユニウスセブン落下 その2」
〜そして、ユニウス表層〜
マユ「・・・すごい。あれがヤキンの英雄達の戦いなの?・・・!?<キュピーン>・・・なに?この感じ?」
シン「っくっくっくっく。見つけたぜぃ?そのMSがインパルスだったとはなぁ!」
マユ「!?なにこのMS?・・・新型?敵・・・なの?」
シン「お前の相手は俺なんだよ!」
マユ「・・・速い!なにあの運動性?・・・ぱっとみはオーブのアストレイみたいだけど・・・えい、そこっ!」
シン「・・・遅い、遅いぞ!インパルス!本番はこれからだっ!いくぜ、散開!」
〜アプレンティスの背からじょうごの形をした物体が多数飛び出す〜
シン「はっはっはっはー!ほらほらほらほら!ドラグーンばっかおってると腹ががら空きだぞ!」
マユ「!下!?しまった。細かいのに気をとられすぎた?こんなものー!」
シン「!?避けた?・・・っち瞬発力はなかなかじゃないか?」
マユ「もう時間が!・・・あの片割れをもっと砕かないと。もう、邪魔しないでよー!」
シン「動きが、速くなった?でもなぁ、まだ見えるんだよ。お前の動きがさぁー!逃がしはしない!」
マユ「もう、もうもうもうもう!早く砕かないと取り返しがつかなくなっちゃうじゃないの!」
シン「目の反応に体がちゃんと反応するのがこんなに面白いとはなぁ!ほらほら!遅いんだよ!!」
マユ「ぐぅ・・・なによ、このビームの雨は!?でも早く、早く行かなきゃ。地上の人たちが!」
〜ユニウスセブンの片割れに着地するインパルス、追いかけるアプレンティス〜
マユ「うーっとメテオブレーカーは、、あそこね。・・・まだ追いかけてきてるわね」
シン「砕くのはぜんぜん構わないんだがなぁ・・・まだ俺のお相手をお願いしようか!」
マユ「っち、あなたを倒さないとこれを砕かせてもらえないってゆーの?」
シン「ドラグーンってゆーのは、まだまだこんなもんじゃないんだぜ!?」
マユ「こんなシステムを聞いたことがあるわ・・・確か確か確か・・・!ドラグーンシステム!?」
シン「気づいてからじゃ遅いんだって知っているか!―<ピキューン>―あたれー!!」
〜インパルスを蜂の巣にするドラグーン〜
マユ「きゃー!っつ、このままじゃインパルスがもたない!?」
〜一方的に攻撃を受けるインパルス〜
シン「しぶとい!早く落ちろよ!」
マユ「撤退する?・・・だめよマユ。ここで砕かないと!いっぱい人が死んでしまう」
シン「ほら!ほら!・・・!?」
〜突如停止するアプレンティス〜
マユ「?動きがとまった!・・・でもこんな状態じゃ・・メテオブレーカーがちゃんと使えない・・・」
シン「なんだぁ!?ドラグーンが?・・・システムダウン!?っちっちっちっち・・・完成してなかったのかよ!?」
マユ「・・・近くの仲間は!?・・・いない?時間がたちすぎた!?どうしよう、あのMSに手伝わせるしか・・・」
シン「機体は!?システム回復している?・・・ドラグーンの方だけがダウンしてるのか。くそっ!不良品よこしやがって!」
マユ「(すぅ〜)そこのMS!もう時間がありません!ユニウスの破砕作業をてつだっていただけませんか!?」
シン「はぁ!?オープン回線?・・・俺に手伝えってゆーのかよ!?」
マユ「聞こえますか!聞こえてますよね!?お願いです!このままじゃいっぱい、いっぱい人が死んじゃうわ!」
シン「・・・っち(カチ)、誰が手伝うかよ!ここでお前が死ねば、俺は次に行くだけだ!勝手に死んでろ!時間切れだ!」
マユ「!!?この声?・・・いや・・・・・・まさか。・・・お願いよー!このままじゃいっぱい人が・・・」
〜離脱するアプレンティス。立ち尽くすインパルス〜
マユ「どうしようどうしようどうしよう。・・・分離するしかないかな・・・よし!」
〜チェストフライヤー、レッグフライヤーを分離させメテオブレーカーに固定させる〜
マユ「これで・・・よし。ごめんねインパルス。でも今これを砕かないと今以上に混乱が生まれちゃうのよ」
〜ユニウスセブンの片割れを破砕し、そして星屑とともに落下するコアスプレンダー〜
完
- 98 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/04(日) 01:10:52
ID:???
- 単発設定小話 脇話「ロゴスとブルーコスモス」
〜グラスを揺らし、猫の背をなでる男〜
ジブリール「さて、ここまでは我らのシナリオどおり。もう一押しするには・・・是非とも力をお貸しいただきたい」
〜複数のTV映像より〜
長老A「しかしザフト連中がうまいことユニウスセブンを砕いてくれたが、それでも被害は甚大だぞ?」
長老B「ふぉっふぉ、そこはほれ私が儲かる番ですなぁ」
長老C「人を助け、戦いを助け。ですかな?」
長老D「ふふ、ですな。いずれにせよ、我らは”助け”を与える立場ですからな」
〜うなずく長老たち〜
長老D「ジブリール、我らの意思は決まった。あとはお前たちの出来しだいだぞ?」
ジブリール「・・・ありがとうございます。かならずや世界をよりよき未来へ導いてみせましょうぞ」
長老D「アズラエルのような醜態をさらさぬようにな・・・忘れるなよ?その地位に後はないのだからな?」
ジブリール「わかっておりますよ。エクステンデットの技術も向上し、新たな技術もございます。お任せください」
長老D「ふん、まぁよかろう。ではな」
ジブリール「では、青き清浄なる世界の為に・・・」
〜映像がロゴス長老からネオへと切り替わる〜
ジブリール「やぁ、順調そうだな」
ネオ「大筋では順調ですがね・・・コード番号40のMSが少々・・・」
ジブリール「ああ。アプレンティスかね。どうかね、少しは使えるのかね?」
ネオ「思っていた以上の力をもってますね。ドラグーンをいきなり全展開で使ってくれましたよ」
ジブリール「ほほぉ、君でも10個が限界だったかな?」
ネオ「そうです。で、そのアプレンティスですがシステムが途中ダウンしてしまいましてね」
ジブリール「なに?・・・そうか。そいつはすまなかったな。オーブには苦言を入れておくよ」
〜突然響く呼び出し音〜
携帯「マユでーす。ごめんなさい、マユはいま電話に出ることができません。なにか・・・」
シン「ああっと。変なボタンおしたか?」
ネオ「・・・おい!ごそごそいらんことしてるんじゃない!暇ならシステムチェックしてこい!・・・ったく」
ジブリール「・・・コホン、大佐。今のが彼かね?」
ネオ「申し訳ありません。落ち着きのないやつでしてね」
ジブリール「かまわんよ。それぐらい余裕があったほうが面白いじゃないか?」
ネオ「・・・はい。話が途切れましたな。・・・そう・・・さて口調を変えさせていただいても?」
ジブリール「フフン、かまわんよ・・・・・・。」
ネオ「あとどれだけだ?あと何が足りない?」
ジブリール「君の記憶のかけら・・・もう少しさ。君がいなくなると思うと残念だがね」
ネオ「よくいうぜ。いいか、くだらないことしたら貴様のその首もらうからな!」
ジブリール「大丈夫さ、約束は守るよ。私はアズラエルほど敬虔ではないからね。・・・ではまたな」
〜途切れる通信〜
ネオ「くそっ!傍観者気取りか!アズラエルよりたちがわるい!」
〜扉が開く〜
ステラ「・・・?ネオ・・・怒ってる・・・・・・?」
ネオ「ああ、ステラか。別に怒ってないよ。・・・どした?眠れんか?」
ステラ「ううん。シンががんばってるから・・・ステラもがんばらなくちゃって・・・・・・」
ネオ「そうか〜。まぁシンなら大丈夫さ。・・・ステラはゆっくり休めよ?」
ステラ「・・・うん・・・・・・おやすみなさい・・・」
ネオ「おやすみ。ステラ達の記憶は今も昔も同じだろうな。・・・シンの記憶は?俺のように戻せられるのか?」
完
- 126 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/04(日) 16:52:51
ID:???
- 単発設定小話「マユとレイ」
レイ「・・・マユ、こことここをひっかけてこうもってくるんだ・・・」
マユ「う〜ん、ここがこうだからこうして・・・こ、こう?」
レイ「違う。そこはそうして、こうやって・・・・・・マユ、やる気あるのか?」
マユ「あるよ〜。ただややこしすぎてうまく出来ないだけだよ・・・」
レイ「ゆっくりやっているだろう・・・なぜできない?」
マユ「う〜ん・・・もう一回教えて!」
レイ「・・・あと一回だけだぞ。次は俺の訓練につきあってもらうからな」
マユ「うん。じゃ、教えて」
レイ「・・・いいか?こことここが引っ掛かっているだろう」
マユ「うんうん」
レイ「この引っ掛かっているところを引っ張ってきて、こことここに引っ掛けるんだ」
マユ「こうやってこうするのね・・・きゃは、でっきたー!」
レイ「そうだ、それでいい。じゃもういいな?」
マユ「うん。これでメイリン姉ちゃんにも自慢できるもんね」
レイ「そうか、それはよかったな。さシュミレーターへいこうか・・・」
マユ「でもなんでレイってあやとりがこんなにうまいの?」
レイ「・・・そんなことはどうでもいだろう」
マユ「は〜い・・・(つまんないの)」
レイ「・・・!っち、マユ、俺の訓練はまた今度でいい。用事ができたから部屋へ戻る」
マユ「え?・・・あっレイ!・・・・・・いっちゃった・・・用事ってなんなのよ?」
完
- 221 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/07(水) 00:41:30
ID:???
- 単発設定小話 脇話「キラとラクスとアスランとミーアと愉快な仲間たち」
〜空に流れる光を見つめる人影〜
ラクス「・・・嵐が・・・くるのですね?」
キラ「うん・・・・・・」
ラクス「・・・ところで、キラ?・・・・・・晩御飯の買出しのおつりなのですが・・・」
キラ「・・・うん」
ラクス「100円足りませんわ・・・また買い食いしましたわね?」
キラ「・・・・・・うん」
ラクス「・・・・・・キラ、素直に認めればいいってものではありませんわよ?」
キラ「・・・うん」
〜連合の核ミサイルと立ち向かう愉快な仲間たち〜
イザーク「ナチュラルの馬鹿者がぁ〜!」
ディアッカ「そうカッカッすんなよ、イザーク。ユニウスセブンの落下は確かにいきすぎだ」
イザーク「うるさい!先般のMS奪取事件といい、やつらは戦争をしたがっているんだぞ!?」
シホ「・・・隊長・・・僭越ながら・・・」
イザーク「なんだ、シホ?」
シホ「現在このジュール隊は私が仮預かりさせていただいております・・・」
イザーク「だからなんだ?」
シホ「・・・(っち)、私の指示でお二方は動いてください!勝手に連携しないの!!」
ディアッカ「まぁまぁ、シホ落ち着けって。肌が荒れるぜ?」
シホ「(カチン)もう!二人ともマユちゃんの一連の件でプロトタイプジンで処分中の身なんですから!」
イザーク「ふふんシホ、だからお前はまだまだなんだ。本当に強いやつってのは機体を選ばない!」
ディアッカ「うんうん、さすがイザークいいこという」
シホ「・・・じゃぁ・・・二人で連合のMS郡へつっこんできなさーい!」
〜イザークとディアッカにビームを連射するシホ〜
イザーク「うっひゃあ!シホ!やめろって、俺が悪かった!」
ディアッカ「ぐぁ、俺なんてイザークのとばっちりで処分うけたんだぜ?や、やめろって?」
シホ「いいからいけよ!ヤキンの英雄でしょ?ちったぁハイネ・ヴェステンフルスを見習いなさい!」
イザーク「んなこといってもぁ。あいつはザクファントムなんだぞ?」
シホ「だ・か・ら!プロトタイプジンになったのは自業自得でしょうが!」
〜プラントへ到着し、議長の面会を待つアスラン〜
アスラン「・・・くそ、なかなか面会させてもらえないな・・・・・・」
ミーア「あ〜!アスラン!」
アスラン「?・・・うぅん〜?・・・えぇ!?はぁ?・・・はい〜?」
〜アスランに抱きつくミーア〜
ミーア「ミーア・キャンベルよ。今は私がラクスなの」
アスラン「えぇ〜?」
ミーア「だめよ。ここではあなたはまだ私の婚約者なのだから・・・」
〜廊下の向こうから歩いてくる議長〜
議長「ん?アスラン君。ああ、君との面会の約束があったね。いやだいぶお待たせしてしまって申し訳ない」
アスラン「はぁ・・・いえ、はぃ」
議長「ん、どうしたね?」
アスラン「いぇ・・・なんでもありません・・・」
完
- 233 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/07(水) 23:02:05
ID:???
- 単発設定小話 ある日の回顧録「シン」
・・・俺は記憶喪失だそうだ。
とはいっても特定の部分のみすっぽりとなくなっているらしい。
・・・断定でしかいえないのは俺には「喪失」という実感がないからだ。
知らないことはどこまでいっても知らない。
喪失しているもの・・・俗に言う「思い出」がぬけているそうだ。
自分の言うこと、人の言うことを理解できる。計算だってちゃんとできる。
そう、生きていくうえで困ることはない程度の教養は失われていない。でも「思い出」はない。
親の顔も、兄弟姉妹がいるのかも、そして自分の名前すら忘れている。
嬉しいこと、怒ったこと、哀しいこと、楽しいことを思い出せない・・・いや、思い出そうと思えるほど実感がない。
・・・気づくと俺は戦禍の真ん中に立っていた。空をたくさんのMSが飛び交い戦争をしていた。
「怖い」という感じはなかったらしい。それが当たり前のようにぼうっと眺めてた。
・・・次に気づいたときは、薄暗い建物のベッドで横になっていた。
俺はMSの戦いに巻き込まれ、吹き飛ばされて意識を失っていたそうだ。・・・そう施設の人は教えてくれた。
それからその施設で検査を長い間受けていた。「コーディネイター」が珍しいらしい。
記憶もなかったし、他に行く場所もなかったから俺はそこにやっかいになっていた。
その施設は地球連合のラボだったようだ。俺はそこでMSのパイロットにならないかと誘われた。
施設の人は、俺に「コーディネイター」であることを隠させた。まぁ当然といえば当然の処置だろう。
そこで1年間、通常の新兵たちと訓練に従事した。
その後は特殊訓練を施され「ファントムペイン」に配属された。
・・・・・・インパルスのパイロット「マユ・アスカ」。あいつは俺のことを知っているような口ぶりをする。
あいつは俺が名乗ってもいないのに俺の名前を口にした。「シン」と。
俺の名前といっても本当の名前は覚えていないから「偽名」、しかもコード番号を読み直した名のだが、
なぜあいつは俺を「シン」と呼んだ?
大方、同じ名前の「シン」という兄弟がいたのだろう。先般の戦争で家族を失ったやつはいくらでもいる。
・・・しかしあいつの名前「マユ」・・・俺がもっている唯一の記憶のかけら「携帯電話」の留守電メッセージも
「マユ」と名乗った。確かめればすぐに同じ人物かわかったのだろう。だがあの時1回なっただけで、
もうならなくなってしまった。もともと壊れていたし、偶然メッセージが流れただけだろう。
エンジニアにみてもらったがメモリーもクラッシュしなにもデータは引き出せなかったそうだ。
・・・それでよかったんだろう。
あいつの名前、あいつの顔、あいつの声を思い出すたびに背筋に寒気がはしる。
っく頭が、頭が痛い。あいつの雰囲気、あいつの感覚・・・くそ!嫌な感じだ。あいつは俺の邪魔をする。
・・・記憶や思い出なんかに興味はない。
そうさ、俺は、いま俺のやるべくことをやるだけだ。
完
- 309 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 21:56:46
ID:???
- 単発設定小話 ある日の回顧録「マユ」
あの日、私は家族を失った。お別れのあいさつもできずに私は宇宙(そら)に上がった。
・・・プラントへ上がったオーブの避難民。私たちはそれぞれの状況に応じて区分けされた。
大人たちはそれぞれの経験を生かした職場を与えられ、子供たちもまたそれぞれの場所を与えられた。
プラントは私たちをオーブの住民ではなく、一プラントの住民として迎えてくれました。
それは当時の私にはわからなかったけど、すごく嬉しいことだったのでしょう。
・・・・・・唯一つ特殊な区分けをされたグループがありました。
戦争で家族を失った子供、身寄りのない子供、広い世界にたった一人取り残された子供。
戦災孤児たちは一旦施設に集められ、三ヵ月間通常とはことなるカリキュラムで教育を受けていたようです。
普通とは違うな?と思ったのはプラントの友達ができてからでした。
三ヵ月後、施設の子供たちはそれぞれの道を歩みだす。
いままで通りの学校へ通う子、専門の学校へ転校する子。・・・私はザフトの付属学校へ通うようになった。
きっとデスティニープランの試用をしていたのだと今は思っています。
私の年でザフトの付属学校へ通う子供は異例だったみたい。
付属学校では一般教育、戦闘・戦術訓練、MS訓練などを受けていました。
・・・付属学校で一番の収穫。家族を奪ったMS、そしてそのパイロットの名前がわかったこと。
キラ・ヤマト・・・・・・。
自分でも信じられないんだけど、私は飛び級を重ね最年少でトップガン・・・赤服に任命され最新のMS
「インパルス」のパイロットになった。
そして再び戦争が始まった。
・・・まさかフリーダムが出てくるとは思わなかった。ヤキンの戦いで大破したと教えられていたから。
そうキラ・ヤマト。この戦争が始まってから、いつか出てくるだろうとは思ってはいたけどあんな身勝手な出方をするとは思いもよらなかった。・・・アスランさん、あなたはどっちの味方なの?
それにオーブのカガリ・ユラ・アスハ、あんな情けない国主に誰が慕うってゆうのよ!
私は二度とオーブには戻らない。・・・といいたいけど、あそこにはママとパパが眠っている。
この戦争が終わったら、今度はゆっくり会いに行くからね・・・。
今、私の心のほとんどを占めているのは兄「シン・アスカ」の行方だ。
あのアストレイに乗りドラグーンを操る連合のパイロット、おそらく兄に間違いない。
・・・でも何故?・・・私が口にするのはおこがましいけど兄は運動神経が悪い。
・・・・・・ナチュラルの運動能力の平均値よりも劣る兄がMSパイロットになれるだろうか?
ナチュラル用のOSでもあんなうまくMSが扱えるものだろうか?
あの仮面の男の言葉が頭に響く・・・「君はいまその被験者を目の前にしてるんだぜ」。
お兄ちゃん、あなたもエクステンデッドにされてしまったの?
私を覚えている?どこで暮らしていたの?何をしていたの?
そうそうあの時約束した私の携帯電話。見つけてくれたの?私は、私は・・・・・・。
完
- 35 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 02:49:40
ID:???
- 単発設定小話 脇話「アスランとカガリ」
〜オーブ、カガリ宅〜
カガリ「ったく、頭の固いジジイたちが!」
マーナ「まぁ〜お嬢様。そんな言葉遣いしてはいけません」
カガリ「・・・ああ、そうだなマーナ。気をつけるよ。・・・・・・ん、アスラン。帰ってたのか?」
アスラン「ああ、ちょっといいか?」
カガリ「?・・・ああ」
〜マーナ、アスランを不振な目でみつつ退場〜
カガリ「キラやラクスたちはどうだった?」
アスラン「ああ、施設の子供たちは導師含めて、バルトフェルドさんたちのところに移ったよ」
カガリ「そうか・・・」
アスラン「・・・・・・まだ、気にしているのか?あの娘の言ったことを」
カガリ「そうじゃない。・・・でも彼女の言ったことはやっぱりその通りあろうと思わされてしまったよ」
アスラン「ふぅ、家老たちは一筋縄じゃいかないか。しかし、お前はオーブの首長だ・・・負けるなよ」
カガリ「そんなことは言われなくてもわかっている!」
〜ドンッ!と壁をたたくカガリ〜
アスラン「やめろよ。・・・カガリ、俺はこれから宇宙に上がろうと思う」
カガリ「!?・・・アスラン?」
アスラン「今一番自由に動けるのは俺だけだしな。それに導師から依頼されたこともある・・・」
カガリ「マルキオ導師が?なにを頼まれたんだ?」
アスラン「・・・インパルスのパイロット・・・マユ・アスカについてだ」
カガリ「彼女がどうかしたのか?」
アスラン「・・・第一世代のコーディネイターの場合、だいたい25年前以降の出生記録は残っているんだ」
カガリ「そりゃあそうだろう。コーディネイターの処置施設はほんの限られたところにしかない」
アスラン「そう、地球上にある施設も何らかの形でプラントが絡んでいる」
カガリ「うん」
アスラン「マユ・アスカ、あいつの出生記録は普通と異なる調整をされていそうだ・・・」
カガリ「普通じゃないって?なんだそりゃ、キラじゃあるまいし・・・」
アスラン「・・・詳しいことはわからないが導師がいうには、そういうことらしい」
カガリ「で、お前は宇宙に上がるわけか?」
アスラン「そうだ」
カガリ「・・・・・・私の、私のサポートはしてくれないのか・・・?」
アスラン「俺がいなくても大丈夫さ。お前は強い・・・・・・カガリ、お前に預けたいものがある」
〜ポケットから指輪をとりだし、カガリの左手の薬指にはめるアスラン〜
カガリ「・・・・・・お前!?・・・こんなの、こんな渡し方って・・・ずるくないか?」
アスラン「俺の母親の形見だ。お前に預けておきたい・・・またここに戻るために・・・」
カガリ「アスラン・・・生きて帰ってこいよ?」
アスラン「・・・そうだな。生きるほうが戦い、だからな」
完
- 74 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/18(日) 23:49:45
ID:???
- 単発設定小話 「マユとSEED」
タリア「アーサー!状況は!?」
アーサー「はぃい!本艦は・・・艦長!囲まれちゃってますぅ!」
メイリン「インパルスは敵MAと、ザクファントム、ザクウォーリアはミネルバ艦橋で交戦中!」
タリア「っちぃ。八方塞!?」
〜ザムザザーと交戦中のマユ〜
マユ「こいつ!?なんて固さなの!」
連合兵士@「隊長!このザムザザーってすっごいすね〜!」
連合兵士A「人型でありゃいいてもんじゃないっすね!」
連合隊長「こいつを量産すればザフトなんざ、屁でもねぇさ!」
連合兵士B「偉い人にはそれがわからんのですよ!」
マユ「固いし早いし、もう!なんなのよ!・・・しまった!・・・つかまれた!?」
連合兵士@「・・・!よし、とったー!」
連合兵士B「このまま海中に引きずり込め!」
マユ「ぐ、・・・きゃー!!」
〜海中に引きずり込まれるインパルス、気を失いかけるマユ〜
マユ「・・・う・・・・・・・・・おにいぃ・・・・・・」
(シン「・・・勝手に死んでろ!・・・」)
マユ「・・・・・・!?お兄ちゃん!?・・・<シュパーン>・・・・」
連合兵士A「・・・ひぃ。なんだこいつ!?・・・隊長!敵MSに逃げられました!」
連合隊長「なにぃい!ええい!早く追わんかー!」
〜浮上し、ミネルバに近づくインパルス〜
メイリン「!?艦長!インパルス、ダメージを受けてます!」
艦長「!?マユがやられたってゆーの!?」
マユ「やれてませんよ!メイリン姉ちゃん!デュートリオン照射を!それとレッグフライヤー、ソードシルエット射出!」
メイリン「・・・艦長!」
艦長「・・・マユの言うとおりに!」
メイリン「了解!デュートリオン照射。続けてレッグフライヤー、ソードシルエット射出!」
マユ「ルナ姉ちゃん、レイはMSをお願い!私はあのMAと戦艦を叩く!」
レイ「・・・了解した」
〜ザムザザーへ向かうインパルス〜
マユ「こんの〜!よくもやってくれたわね〜!!」
連合兵士@「ぐは!」
連合隊長「・・・くそ!人型にはかなわんということか!?」
マユ「よし!ひとつ!・・・・・ふたつ!・・・・・・みっつぅー!」
〜立て続けに戦艦を両断するインパルス〜
アーサー「あぁ、艦長!」
タリア「・・・・・・!?すごい・・・」
ルナ「マユ!?なんなの?」
レイ「・・・・・・やっと覚醒したか・・・」
〜続けて戦艦を強襲するインパルス〜
マユ「次!・・・えーい!よっつぅ!次!次!・・・いつっつぅ〜!」
連合仕官「・・・ザフトの白いやつは化け物か!?」
マユ「ラスト〜!沈めぇー!!もう!弱い人が戦場なんかに出てこないでよー!!」
完
- 122 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/21(水) 23:12:24
ID:???
- 単発設定小話 「マユとアーサーのMS&MA考察」
アーサー「とゆうわけで。どうだろうマユ、第1クールまでの機体はなにが印象に残ってる?」
マユ「・・・・・・それよりも、単発って1クール分もやってないような気がします」
アーサー「・・・それは筆者が脈絡もなく思いつくままに筆を走らせているからだな」
マユ「ちゃんと描いてよ!」
アーサー「いや、筆者に言わせると基本的な流れはTV版どおりだから、異なる点をなるべく書こうとしてるようだよ」
マユ「そうなの!?・・・」
アーサー「大丈夫だって。ラストは各キャラをちゃんといくつくところへいかせるつもりらしいから・・・」
マユ「・・・(ほんとかよ?)」
アーサー「えー、コホン。閑話休題。・・・でどの機体が印象深いんだい?」
マユ「そうですねー・・・ザ、ザムザザー?・・・・・・かな?」
アーサー「こりゃまた・・・って、ぅおい!直近で出てきた機体ぃ!?」
マユ「そりゃぁね。私のSEEDを覚醒させるきっかけを作った機体だもの。当然じゃないですか?」
アーサー「ふむぅ。ま、いいか。ではザムザザーの特徴を」
マユ「はい!・・・ザムザザー、YMAF−X6BDは地球連合軍が開発した巨大なMA、その大きさは
インパルスガンダムの数倍もあり、現状存在する機動兵器の中ではもっとも大型の部類に入る。
爪や大型ビーム砲などその攻撃力は凄まじく、圧倒的な破壊力でザフトにせまる。・・・・・・・
と、公式HPに書いてありました」
アーサー「・・・まぁ確かにそうなんだけど、1点かかれていないことがあるね。わかるかい?」
マユ「えーと・・・・・・ああ、そうそう。陽電子リフレクター!」
アーサー「その通り!むしろこれが一番の特徴であるはずなんだよなぁ・・・」
マユ「タンホイザーをはじいちゃったもんねー。すごいよね、あのリフレクターって」
アーサー「公式HPを見ると陽電子リフレクターはゲルズゲーのほうに書かれているようだね」
マユ「・・・なんだかなぁ」
アーサー「ま、ま・・・・・・ほかの機体はどうだろう?」
マユ「・・・せっかくだからオリジナルでだしてるアプレンティスにしときます」
アーサー「ファントム・・・じゃないボギーワン所属の謎のMSだね」
マユ「ドラグーンを12基装備しるんでしたっけ?・・・数はともかく、じょうご型って描写してるよね?」
アーサー「うん、確かにそう描写してるね・・・」
マユ「・・・・・・ファンネル・・・・・使いたかっただけだろ?しかもキュベレイの・・・・・・」
アーサー「ええぇっ!そ、そんな、わけは・・・・・・つ、次いってみようかぁー!」
マユ「・・・(ち、逃げたか)」
アーサー「あとは、ど、どう?」
マユ「まだフリーダムでてきてない気がするんですけど・・・」
アーサー「フリーダム、フリーダムルージュに期待を寄せる・・・そんな時期が僕にもありました・・・・・・」
マユ「・・・・・・あんな国の代表はどうでもいいんです!もう!それよりも副長はないんですか!?」
アーサー「僕ぅ?僕はもちろんグーンに決まってるじゃないか!」
マユ「は・・・・・・?・・・出てきてないじゃん!だめよ、そんなの!」
〜ブリーフィングルームの扉が開く〜
タリア「アーサー!!あなたでしょ!?勝手にグーンを搬入したのは!」
アーサー「フォンドゥヴァオゥ!」
完
- 164 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/23(金) 09:51:11
ID:???
- 単発設定小話 脇話「ムウとスティング」
〜宇宙に上がったアークエンジェル〜
マリュー「ロアノーク大佐、状況はどうですか?」
ムウ「・・・艦長、俺はムウ・ラ・フラガだよ。まぁ、あんたとの思い出はまだ戻らないがな」
マリュー「いまはまだいいのよ。その辺はゆっくりいきましょう」
ムウ「そうだな・・・。しかしなぁ、またメビウスに乗れるとは思わなかったよ・・・<キピーン>む?」
〜突如現れるエグザス〜
スティング「・・・見つけたぞ!ネオ・ロアノーク!」
ムウ「エグザス?・・・シンか?いや、あの動きはスティングか!?艦長!敵と遭遇した。このまま戦闘に入る!」
マリュー「ムウ!?・・・すぐに応援を送るわ」
ムウ「いや応援はいい。こいつとは俺が決着をつけなければならない!」
〜交戦するエグザスとメビウス・ゼロ〜
スティング「わかってんだよ!お前がそのオレンジに乗ってるのはよ!よくも俺をだまし続けてくれたなー!!」
ムウ「回線オープンっと。・・・スティング!聞こえるか!?なぜお前がエグザスに乗っている!?」
スティング「ネオ!・・・なぜだと?そんなことをお前が聞くか!」
ムウ「スティング!もういいだろう!連合に・・・ロゴスに、ブルーコスモスにどのみち勝ち目はない!」
スティング「はっ!そんなこたぁどうだっていんだよ!誰が勝とうが俺に、俺たちには関係ないさ!」
ムウ「関係なくない!お前にも明日を選ぶ権利はあるんだよ!」
〜互いのガンバレルを展開させるムウとスティング〜
スティング「戯言を言うな!お前が・・・アウルを殺した!ステラを殺した!そして俺も殺すのかっ!!」
ムウ「だからお前だけでも生き抜くんだよ!なぜそれがわからん!?」
スティング「わかんねぇよ!コーディネイターであっても、シンの方が今はよっぽど信頼できるんだよ」
ムウ「シン・・・あいつ生きてたのか!?・・・そうか・・・・・・(まだ希望はあるぜ、お嬢ちゃん)」
スティング「勝手に殺してんじゃねぇよ!シンは俺にドラグーンを教えてくれた。俺に仲間を教えてくれた」
ムウ「シンが・・・?」
スティング「でもなぁ、俺だって何時までも三番手で終わりたくはないんだよ!・・・死ねぇっ!!」
ムウ「ちぃ・・・。スティングゥ!・・・余計に強くなりやがって・・・エンデュミオンの鷹をなめるなよ!」
〜エグザスのガンバレル1基を打ち落とすメビウス〜
ムウ「スティング!もう一回言うぜ!お前にも、シンにも自分で選択できる未来があるってことを知れ!」
スティング「未来だと!そんなものあるわけないだろう!」
ムウ「あるさ!」
スティング「ないっ!記憶を消され、肉体を強化され、薬なしでは生きていけない。俺たちに未来はない!!」
ムウ「スティング!」
スティング「なに!? 全基落とされた!?」
ムウ「スティング!投降しろ!お前ならこれから先も生きていけるはずだ!」
スティング「・・・なめやがってぇぇー!」
〜特攻をかけるエグザスの目の前にビームが一閃する〜
シン「スティング!その辺にしとけ。それの操作方法はだいたいわかっただろう」
スティング「シン!俺は練習するために・・・・・・」
シン「大佐!悪いな、スティングの練習につきあってもらって!」
ムウ「シン・・・」
シン「・・・スティングがいったように俺たちに未来はない。大佐も次にあったときは命はないと思ってくれ」
〜離脱するエグザスとアプレンティス〜
ステイング「・・・おれは結局三番手なのか・・・・・・」
完
- 193 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/25(日) 17:45:17
ID:???
- 単発設定小話 「マユとメイリン」
〜自室で報告書をまとめるマユ〜
メイリン「マユ!マユ!みたみたみた!?」
マユ「・・・メイリン姉ちゃん、どうしたのよ?そんなに慌てて・・・」
メイリン「!見てないの!?TVつけて!」
マユ「あの・・・報告書まとめないと・・・」
メイリン「そんなのあとにして!とにかくTVつけてよ!もう、すっごいんことになってんだから!」
マユ「はぁ・・・ぽちっとな・・・・・・」
TV「・・・本日オーブで催されていたカガリ・ユラ・アスハ オーブ代表首長とセイラン家の
ユウナ・ロマ・セイラン宰相補佐の結婚式でカガリ・ユラ・アスハ オーブ代表首長が
MSに攫われました。・・・さらったMSはフリーダムガンダムと思われアスハ代表の・・・」
マユ「っ!フリーダム!?・・・まさか・・・修復したってゆーの?」
メイリン「フリー・・ダム?なにそれ?それよりもマユ!すっごいロマンチックよねぇ・・・」
マユ「は?・・・え?」
メイリン「きっとあのMSのパイロットはアスハ代表の想い人なのよ・・・ああ、私もそんな風に愛されたい・・・」
マユ「・・・・・・あの、メイリン姉ちゃん?そんな馬鹿な話じゃないと思うんだけど」
メイリン「んもう!マユは夢がないわねぇ・・・。だめよ、女なんだから恋をしつづけないと・・・」
マユ「(なんだこいつ?)・・・戦時下なんですが・・・」
メイリン「そう!そんなときだからこそよ!」
マユ「・・・でアスハ代表どこにいるんだろう?」
メイリン「・・・(これだからお子様は)さぁ?いろいろなニュースをまとめると、どこかに船があるんじゃないかって」
マユ「船?・・・アークエンジェル?それともエターナル?・・・まさか?」
メイリン「でもさ、あのユウナって人も気の毒よねぇ。みた?あのアスハ代表がさらわれたときの顔!」
マユ「はは、そうね・・・すっごい間抜けな顔してたわね・・・(この人なんで軍にいるのかしら)」
メイリン「そうそう。もう馬鹿ウケよねぇ。そりゃ花嫁にも逃げられるわけよねぇ。きゃはは」
マユ「メイリン姉ちゃん・・・」
メイリン「なに?」
マユ「あの、報告書まとめたいから・・・もういい?」
メイリン「ああ、そうね。じゃ私いくね。・・・マユ!これからフリーダムは要チェキよ!」
マユ「・・・うん、またね」
〜部屋をでるメイリン、うなだれるマユ〜
マユ「・・・・・・チェキって・・・これだから年増は・・・・・・あ、通信が・・・」
〜ルナマリアから通信が入る〜
ルナ「マユ!今すぐブリッジにきて!」
マユ「敵なの!?ルナ姉ちゃん?」
ルナ「違うわ。アスラン・ザラがミネルバに着艦許可を求めてるの・・・」
マユ「アスランさんが!?」
完