514 :通常の名無しさんの3倍:2006/01/03(火) 02:52:07 ID:???
単発設定小話 脇話「ファントムペインとインド洋」

〜インド洋、ガーティ・ルー内会議室〜
ネオ「よし揃ったな。じゃあ作成会議始めるぞ」
ステラ「うぇ〜い」
ネオ「・・・ステラなぁ、その気の抜けるような返事はやめてくれよ」
ステラ「・・・ごめんなさい・・・・・・」
ネオ「よし。じゃ気を取り直して・・・諸君!我々は先ほどザフトの船、ミネルバを確認した」
アウル「へぇ、やつらもこの海域にいるってことか・・・」
ネオ「うむ。で、宇宙での借りをそろそろ返さないとと考えているわけだが・・・」
スティング「・・・ネオ。やつらはミネルバだけなのか?」
ネオ「さっすがスティング、リーダーはやっぱ違うね。やつらは地球のザフト軍とすでに合流しているようだ」
シン「ふーん・・・俺とスティング、アウルにステラっと・・・ちょっと戦力不足か?」
アウル「シン、ここは海だぜ。やっとアビスの本領が発揮できんだよ。戦力十分さ!」
ネオ「アビスにはもちろん大活躍してもらうがな。今回はせっかくウィンダムの大隊を借りることができたんだ」
スティング「へぇ、じゃぁあまり雑魚にかまわなくてもいいんだな?」
ネオ「そうゆうこと。でもスティング。今回はアウルに主役をゆずれよ?」
アウル「そうそう、これまでシンとスティングばっかだったもんね。今回は俺がしゅ・や・く!」
ステラ「・・・ステラも主役してない・・・・・・」
アウル「・・・ガイアは微妙だからなぁ。まぁサポートも立派な仕事だよ?」
ステラ「・・・仕事・・・・・・わかった。ステラ、サポートする・・・・・・」
ネオ「うんうん、いいねぇこの雰囲気。チームって感じがするなぁ」
シン&スティング「ああ、そうかい・・・」
ネオ「すねんなよ、二人とも。ああそれとなシン、お前はこれから別行動だ。」
シン「!?ハァ?別行動?・・・なんでだよ!?」
ネオ「上からの命令さ。これからすぐにロシア経由でベルリンまで飛んでくれ」
シン「大佐の上って一人しかいないじゃないか・・・くそ、せっかくインパルスと決着つけれると思ったのに」
アウル「っくっくっく。さすが人気者は忙しいね」
スティング「今回は俺たち3人に任せておけよ。メインデッシュは残らないけどな!」
ステラ「・・・シン、風邪・・・ひかないでね?」
シン「おぉうい!もっとこう、シン行くな!とか残ってとかないわけ?・・・なんか俺のけもんじゃん!」
ネオ「まぁまぁお前にはオーブ謹製ムラサメをやるから。な、今回は我慢しろよ」
シン「え?アプレンティスは?」
ネオ「お前がシステムチェックさぼるからいまだ調整中だ!」
シン「いや、もらったものはすぐにチェックしたぜ?まだ調整中ってことはないだろう!?」
ネオ「問題は他人事じゃなくて、お前自身のことなんだよ。・・・要するにお前と機体の相性の調整がまだ
   不完全なの。システム系は成績優秀だったろ?移動中に自分の思うとおりに修正しとけってこった」
シン「・・・・・・へいへい・・・・・・」

〜出発するシン〜
シン「で、なんでまた偵察型なの?」
ネオ「ちっちっち。よ〜く見ろよ。背中の円盤の淵を・・・・・・」
シン「ん〜・・・・・・ネフェルテム・・・か!?」
ネオ「あれのテストもしといてくれよ・・・」
ステラ「・・・・・・シン、がんばって・・・」
シン「・・・ステラ・・・ありがとうな。見送りにきてくれて」


73 :通常の名無しさんの3倍:2006/01/07(土) 01:42:53 ID:???
単発設定小話 「マユとアスラン、ステラと携帯電話」

〜マユのほほをひっぱたくアスラン〜
アスラン「マユっ!自分だけで勝手な判断を下すな! 力を持つ者なら、その力自覚しろ!」
マユ「っ痛・・・アスランさん・・・・・・」
ルナマリア「アスラン!はたかなくてもいいでしょう!」
アスラン「黙れ!マユ、お前はまだ幼いかもしれない。・・・でもお前も先の戦争の被害者でもあるだろう!
     そしていまやザフトのパイロットだ。その力、無自覚ではあるまい!?」
マユ「でもっ!あそこの人たちは強制的に働かされて、罪もないのに捕らえられて、無抵抗なまま殺される
   ことだってあったってゆーじゃないですか!私のしたこと、間違ってますか!?私は戦っている人としか
   交戦してません!・・・やらなきゃ・・・・・・やられちゃうじゃないですか!」
アスラン「俺もかつてはそんなふうにしか戦えなかった・・・でもな、ある人にこう言われたよ。殺されたから
      殺して、殺したから殺されて、それで最後は本当に平和になるのかってな・・・」
マユ「それがなんだっていうんです!?・・・私は、私はそんなに単純じゃありません!!」
〜振り返り駆け出すマユ〜
アスラン「おいっ!マユ!まだ話は・・・」
ルナマリア「アスラン!その辺でいいでしょう・・・」
アスラン「ルナマリア・・・しかしっ!あんな戦い方をしていては・・・・・・」
ルナマリア「あんな戦い方がどうだっていうんです!?あの子だって一生懸命なんですよ!そこをわかってあげてください」
アスラン「っく・・・・・・、あんな戦い方を続けていたら・・・自分を傷つけるだけだぞ・・・・・・」
〜歩きだすアスラン、その場に残されるルナマリアとレイ〜
ルナマリア「ふぅー。アスランがあんなに怒るなんて・・・な〜んかイメージじゃないわねぇ。ね、レイ?」
レイ「・・・俺に振られても知らん・・・・・・」
ルナマリア「・・・・・・いけず・・・」

〜反省会中のスティング、アウル、ステラ〜
アウル「・・・・・・ごめん・・・」
ステイング「・・・ふぅー。アウル・・・」
アウル「・・・はい」
スティング「お前、戦う前になんつった?」
アウル「・・・・・・俺がしゅやく・・・っと」
スティング「ああ、そういった。・・・ミネルバのMS、一機も沈んでないな・・・・・・」
アウル「・・・うん」
ステラ「・・・ステラ、アウルにサポートしろっていわれた・・・・・・」
アウル「・・・・・・すいませんでした」
スティング「まぁいい、もともと俺たちは3人1セットなんだ。それを忘れるなよ!?」
アウル「・・・次は負けないさ・・・・・・」
スティング「で、ステラお前さっきからなにをいじってんだ?」
ステラ「・・・うん、これ。。シンからもらったの・・・・・・」
〜ピンクの携帯電話を見せるステラ〜
アウル「それってシンが分解して壊しちゃったやつじゃん」
ステラ「うん・・・・・・ほしいっていったら、シンくれたの・・・・・・」
スティング「へぇ。けちなやろうだとおもってたんだがな・・・」


168 :通常の名無しさんの3倍:2006/01/09(月) 18:22:40 ID:???
単発設定小話 脇話「シホとヒルダとヘルベルト」

〜ザフト本部〜
ヒルダ「フフン、いよいよあがってきて下さるのかい。いつまでもぼうや達に任せておけないからねぇ」
ヘルベルト「ヒルダ、大きな声だすなよ。あっちに着いてからはしゃげよ・・・」
ヒルダ「はいはい。ヘルベルトは神経質だねぇ・・・。ところでマーズはどうした?」
ヘルベルト「あいつは先にエターナルへ向かったよ。よっぽど新型が気になるらしい」
ヒルダ「・・・そう・・・・・・。ん」
〜廊下の影より〜
シホ「おひさしぶりです。ヒルダ教官・・・・・・」
ヒルダ「あらまぁ、姫さまじゃないの。・・・ディープアームズの件以来かしら?」
ヘルベルト「俺はついこの前あったばっかだけどな」
ヒルダ「なんであんたがあってて私はあってないのよ?」
ヘルベルト「まあ、シホんとこの隊長さんがちょっとな・・・」
シホ「・・・お恥ずかしい限りです・・・・・・」
ヒルダ「ああ、プロトタイプジンにしたんだって?えげつないことするわねあんたも・・・」
ヘルベルト「ま、あそこにはほかの赤服連中もいたし、一般兵でも腕の立つやつがいたしな。冗談だったんだがなぁ」
シホ「・・・おかげさまで。わがジュール隊は大活躍できましたよ」
ヒルダ「さっすが赤服が3人もいる部隊だねぇ・・・ん?ああ、ディアッカは緑に降格されてたんだっけか」
ヘルベルト「俺あいつの担当教官だったんだがなぁ」
ヒルダ「不出来な弟子でねぇ。・・・・・・さて、くだらないことはこの辺にして・・・・・・なんのようだい?姫さま」
シホ「・・・最近クライン派の動きがあわただしいと耳にはいってきましてね。何か情報もっていないかと思いまして」
ヒルダ「クライン派ねぇ・・・ヘルベルト!あんたなにか知ってるかい?」
ヘルベルト「ああ?連中はヤキンの戦い以後、解散したんじゃないのかぁ?大体ラクス様もアイドルに戻ってるし」
ヒルダ「そうよねぇ?デュランダル議長ががんばってるじゃないの。クライン派もラクス様にならってるんじゃないのかねぇ」
シホ「そうですか・・・。それと、最近小惑星帯のファクトリーの動きがおかしいようです」
ヒルダ「小惑星帯・・・。あそこは機密が多いからだろ。昔からおかしいってゆーか怪しいというか・・・」
ヘルベルト「そうだな。まぁ俺たちは仕事柄行くことが多いが、最近になってってゆーのはないぜ」
シホ「噂ではエターナルがどこかに隠れているとも聞いておりますよ・・・」
ヘルベルト「エターナルぅ!?おいおい、そんな巨大なもの近づいてきたら普通にわかるだろ?」
ヒルダ「そうそう、考えすぎだよ。ひ・め・さ・ま」
シホ「・・・ヒルダ教官、その姫さまとゆーのはおやめください」
ヒルダ「あらら怖い顔しちゃって。かわいい顔が台無しだぞ?」
〜シホのあたまをくしゃくしゃいじるヒルダ〜
ヘルベルト「ヒルダ・・・そのへんにしとけって。・・・まぁなんだ、とにかく何かきづいたら教えてやるよ。それでいいか?シホ」
ヒルダ「じゃこのへんで失礼させてもらうよ?」
〜場と立ち去ろうとするヒルダとヘルベルト〜
シホ「そうそう。・・・あのラクス・クラインが本物ではないっていう噂も知っていますか?」
ヒルダ「!?なにいってのよ。あんな目立つ人ほかにいるわけないでしょう!」
ヘルベルト「・・・変な憶測に惑わされるなよ。クライン派はラクス様とともにある」
シホ「・・・・・・そう、ですか」
〜ヒルダとヘルベルトとすれ違いながら返答するシホ〜
ヒルダ「あの娘、大人っぽくなったわね・・・」
ヘルベルト「ああ、お前に似なくてよかったよ・・・」
〜「ガツッ!」鳩尾に一発喰らうヘルベルト〜
ヒルダ「一言多いんだよ!お前はっ!」


396 :通常の名無しさんの3倍:2006/01/18(水) 22:29:01 ID:???
単発設定小話 脇話「シンとぬこたん、キラとラクス」

<ピーピーピー>
〜通信音が響くムラサメコックピット内〜
シン「・・・ん、なんだ?こんな寒地で通信かよ・・・。(がちゃ)はい・・・こちらコウノトリ」
ジブリール「やぁ。君がシンかね?」
シン「!?・・・あんた・・・ジブリール・・卿・・・・・・か?」
ジブリール「そうだ。君と話をするのは初めてかな?」
シン「そう・・・だと思います。・・・無礼な態度、失礼いたしました!」
ジブリール「ふ、はっはっは!かしこまることはないさ。音声しか通じていないのだからね」
シン「はっ!」
ジブリール「さて、簡潔に用件を伝えよう。ベルリンでの例のMSの調整後に渡したいものがある」
シン「渡したいもの・・・ですか?」
ジブリール「そう。君のためのプレゼントだよ。受け取ったらファントムペインと早急に合流してくれ」
シン「了解しました!」
〜通信を切るシン。猫と戯れるジブリール|
ジブリール「いい返事だな。・・・なぁ?ぬこたん?」
猫「ぬぁ〜」

〜アークエンジェル内、休憩中のキラ&ラクス〜
ラクス「キラ・・・フリーダムはいかがですか?」
キラ「え?ああ、どうかな?そんなに違和感はないよ」
ラクス「そう、ですか・・・。私はあなたに再び剣を渡してしまいましたわね」
キラ「ラクス・・・・・・。ラクスが気にすることはないよ。僕が自分で望んだことだし。あの時は違うよ」
ラクス「キラ・・・」
キラ「・・・オーブをあのままにしておけないし・・・・・・」
ラクス「・・・そうですわね」
キラ「それにね、前の戦争でオーブから出て行ってしまった人たちが安心して戻ってこれるようにね」
ラクス「戻られる方々のため・・・。キラ、わたくし用事を思い出しましたので失礼いたしますわ」
キラ「えっ?ああ、うん」
〜小走りに立ち去るラクス。ポカーンと間抜け顔のキラ〜
〜自室で軽快な音楽に聞き入るバルトフェルド〜
バルトフェルド「う〜ん。いいねぇ。実にいい」
ラクス「あら〜具体的にどのあたりがよろしいんですの?」
バルトフェルド「ん〜なんというかこのぉ・・・ってラクス!?何時入った?ここは俺の部屋だぞぅ?」
〜バルトフェルドの部屋に『勝手に』入ったラクス〜

完  ・・・キラとラクスの方は、ラクスのSUIT CDに収録されてるエピソードを続けてみました。
448 :通常の名無しさんの3倍:2006/01/21(土) 01:41:03 ID:???
単発設定小話 「マユとコニール」

〜ミーティングを終えて〜
マユ「まって、コニール!」
コニール「マユ、さんだっけ?」
マユ「さん付けはいらないよ〜。私マユ・アスカ。ねぇ?ちょっとお話しない?」
コニール「・・・私はかまわないけど、これから支度だろ?」
マユ「へへ、今はあなたとお話するのが私の仕事よ。レストルームでお茶しよ?」
〜コニールの手を引くマユ〜
コニール「お。おい。引っ張るなって・・・」
マユ「いいからいいから」
〜レストルームのソファに座る二人〜
マユ「コニール、何飲む?」
コニール「ああ、コーヒーでいいよ」
マユ「OK〜。コーヒーね。じゃあマユは・・・メッコールにしよ」
コニール「ありがとう・・・」
マユ「コニール。砂糖とミルクは?」
コニール「私はブラックが好きなんだ。ところで、マユのそれはなんだ?メ・・・メッカル・・・?」
マユ「メッコールよ。簡単に説明するとコーラの麦茶割りね」
コニール「・・・プラントには不思議な飲み物があるんだな」
マユ「え?普通にあるんじゃないの?オーブでは売ってたんだけど・・・」
コニール「そんな気持ち悪いもの、ここいらじゃ聞いたことも無い・・・」
マユ「う〜ん・・・そういえばルナ姉ちゃんも知らなかったしな」
コニール「やっぱりマイナーな飲み物じゃないか」
マユ「あはは、そうね。メッコールって知ってる人しか知らないみたい。・・・へへ」
コニール「ふふ、あはっはっはっは・・・」
〜ゆっくり瞬きをしてうなずくマユ〜
マユ「やっと笑ってくれたね。コニール・・・」
コニール「?」
マユ「コニールったら、ず〜っとしかめっ面だったもの。そんなにしてたらしわになっちゃうわよ?」
コニール「そうか・・・そうだな。ふふ・・・ありがとう。・・・・・マユ、本当に頼むな」
〜真剣な顔に戻るコニール〜
マユ「うん。まかせてよ!これでもザフトのトップガンよ。アスランさんにはちょっと負けるかもしれないけどね・・・」
コニール「アスラン隊長がお前が適任だっていいっていた・・・信じていいんだよな?」
マユ「・・・あの洞窟はインパルスじゃないと通過できないのよね」
コニール「そうだ・・・」
マユ「だったら、やっぱり私が適任ね。私は誰よりもインパルスを上手く扱えるもの」
コニール「自信・・・あるんだな」
マユ「・・・自分を信じること。悔いは残らないほうがいいもの。・・・だから、コニールも自分を信じていてね」
コニール「わかった。私も自分を信じる」
マユ「うん。・・・へへ、これで私はいっぱいがんばれるね!」
コニール「ふふ。・・・さて、コーヒーご馳走様。私は支度があるから、戻るわ」
マユ「お粗末様でした。・・・じゃね、コニール」
コニール「ああ・・・作戦終了後にまた会おうな」
〜レストルームから立ち去るコニール〜
マユ「自分を信じる・・・か。じゃぁ、あのアストレイのパイロット・・・お兄ちゃんなのかな?」

完   ・・・メッコール・・・知ってる人なんていない・・・・・かな?

477 :通常の名無しさんの3倍:2006/01/22(日) 09:47:23 ID:???
単発設定小話 「ハイネ見参」

〜ディオキアのホテル、ロビーにて〜
マユ「ルナ姉ちゃん。・・・機嫌悪い?」
ルナ「そんなことありません!フンッ!アスランの部屋にラクス様がいたからって私には関係ないです!」
マユ「・・・(メイリン姉ちゃん、ルナ姉ちゃん超ご機嫌斜めだよ〜)ひそひそ」
メイリン「・・・(こうなったらもうだめね。君子危うきに近寄らずよ!)ひそひそ」
ルナ「なに、ふたりでこそこそ話してんのよ!?」
〜マユとメイリンをにらみつけるルナマリア、そこに現れる軽い男〜
ハイネ「お、やっとでてきたな。っと、よぉ!お嬢さん方!グッモーニング!」
マユ「・・・・・・(なんだろ、あの人。)ひそひそ」
メイリン「・・・・・・(朝っぱらからナンパかしら)ひそひそ」
ルナ「・・・・・・(メイリン、マユ。近づいたらダメよ。)ひそひそ」
〜ハイネを無視して通りすぎていく3人〜
ハイネ「・・・・・・ぉおい!無視すんなよ!俺はハイネ、ハイネ・ヴェステンフルスだよ!通達あったろ?」
マユ「!?あ、あなたがフェイスの?失礼しました!」
〜敬礼するマユ、メイリン〜
ルナ「ハイネ〜?ああ、なんか張り紙してあったわね、副長のきったいない字で・・・」
マユ「ル、ルナ姉ちゃん。敬礼して、敬礼」
ルナ「ああ?そうね。<ビシッ>失礼いたしました。ルナマリア・ホークです」
メイリン「メイリン・ホークです」
マユ「マ、マユ・アスカです」
ハイネ「うんうん。じゃ改めて、ミネルバに配属になったハイネ・ヴェステンフルスだ。宜しくな」
マユ「はい。ハイネ隊長!」
ハイネ「ちっちっち、ハイネって呼んでくれよ。お堅いのはなしでいこうぜ?」
マユ「はぁ・・・」
ハイネ「お前がマユ・アスカかぁ。噂は聞いてるぜ。大活躍だってな」
マユ「いえ、そんな言われてるほどでは・・・」
ハイネ「フフン、謙遜すんなって。よし、お前ら朝飯は食ったか?俺の歓迎も含めて一緒に食おうぜ?」
ルナ「申し訳ありませんが、私達はこれから出かけますので・・・」
ハイネ「じゃ俺も一緒に・・・お嬢さんたち。俺も混ぜてくれよ?」
ルナ「いや、あの女の子だけで話したいこともありますので・・・」
ハイネ「大丈夫だって。俺着任したばっかりだし、いろいろミネルバのこと教えてくれ」
ルナ「あの、だから・・・女の子だけで・・・・・・」
ハイネ「いいじゃんいじゃん、なんでも聞いてやるぜ。どーんとこいよ!」
ルナ「<プチッ>しつこいわね!女だけっていってんだろが!気持ち悪い横わけしやがって!!」
ハイネ「えぇぇえぇぇー!?」

〜ディオキアのホテルのある一室で〜
アーサー「まさか、あいつがミネルバに配属されるとは・・・我が生涯のライバル。ザフトの黄昏・・・ハイネ!」
〜「コンコン」ドアを叩く音〜
アーサー「あ、は〜い。開いてますよ〜?」
タリア「アーサー!!唐突だけど、あなた明日からハイネ直属の部下よ!グーンの肩をオレンジ色にペイントしといたから!」
アーサー「えぇぇえぇぇー!?」


548 :通常の名無しさんの3倍:2006/01/26(木) 01:49:08 ID:???
単発設定小話 脇話「それぞれのディオキアの休日」

■アスランとミーア
アスラン「ミーア・・・お前まだそんなことをっ!」
ミーア「ちょっと!大きな声ださないでよ。ここでは私がラ・ク・ス!なんだから」
アスラン「・・・お前は本当にそれでいい・・・・・・のか?」
ミーア「昨日のライブ見てくれたでしょう?ここが今の私の全てなのよ!私はプラントへ恩返ししたいの!」
アスラン「恩返し?・・・ミーアお前・・・・・・」
ミーア「私はオーブからの移住者よ!あなたが無為に過ごしてきた国の元国民よ!」
アスラン「っつ。お前もオーブに戻りたくないコーディネイターの一人なのか・・・」
ミーア「アスランだって、ザフトに戻ってきたじゃない!?・・・あなたこそオーブに戻りたくないんじゃないの!?」
〜次の仕事のためホテルをあとにするミーア〜
アスラン「・・・・・・ラクスはもう動き始めてるんだぞ。・・・議長はどうするおつもりだ・・・・・・?」

■ハイネとサラ
〜ルナマリアにキレられて落ち込むハイネ〜
ハイネ「・・・あ〜あ、難しいねぇ。今の女の子は・・・・・・」
サラ「あんたが強引すぎるのよ。ほんっと成長しないわねぇ?」
〜ハイネの背後から声をかける女、振り返るハイネ〜
ハイネ「!?サラ!・・・お前もここに来ていたのか」
サラ「ご無沙汰ね。ハイネ?まだ女の子のおしりを追いかけているのかしら?」
ハイネ「・・・っち、お前も変わって・・・るなぁ。熟してきたってゆーか・・・」
サラ「年取ったっていいたいのかしら?ザフトの黄昏さん?」
ハイネ「・・・懐かしいな、そう呼ばれるのも・・・。なぁ、ザフトの西風。なんでここに居る?」
サラ「議長の勅命でね、ラクス様のガードナーをしているのよ」
ハイネ「ラクス〜?あの女の護衛かぁ。・・・なぁ、あいつ偽者だろ?」
サラ「やめなさい、そういう物言いは。余計な手間を取らせてしまうわ・・・・・・」
ハイネ「おぉ〜、怖いねぇ」
サラ「じゃ、仕事に戻るわ。・・・・・・そうそう、アーサーに愛してるって伝えといて」
ハイネ「へ〜いへい」
〜立ち去るサラ〜
ハイネ「なんであんな美女がとっろいアーサーなんか好きなのかねぇ・・・・・・?」

■マユとルナマリアとメイリン
ルナ「ふ〜。たっくさん買ったわねぇ・・・・ちょっと買いすぎたかしら?」
メイリン「いいんじゃない?買い物なんてめったにできないんだし・・・。マユはほとんど買ってないわね?」」
マユ「あ、うん。ルナ姉ちゃんに圧倒されちゃって・・・」
ルナ「あらら。ダメよ、圧倒されてちゃ。そんなことじゃショップのバーゲンや、福袋戦争を乗り切れないわよ?」
メイリン「お姉ちゃんは極端なのよ!それよりさ、お腹すいっちゃった。どこかでランチにしない?」
ルナ「そうね。マユ、なにか食べたいものある?」
マユ「ルナ姉ちゃん。私、海岸沿いへ行ってきていいかな?」
メイリン「私は別にいいけど・・・お昼食べてから行ったら?」
ルナ「・・・そうね。私とメイリンは夕方からシフトが入ってるし一緒に行けないわよ?」
マユ「へへ、このあたりって景色きれだし気分転換にいいかなっておもって・・・」
ルナ「うん了解。行き先は私が変更連絡しておくわ。とりあえず、ランチに行くわよ?」
マユ&メイリン「は〜い!」

完  ・・・・・・ディオキア編はもうちょい続く。。。
24 :通常の名無しさんの3倍:2006/01/28(土) 17:40:10 ID:???
単発設定小話 「マユとステラ」

〜ディオキア沿岸、崖の先端。水平線を眺めていたマユ〜
ステラ「fhhu〜n...fufufyu〜ruru,rururyu〜♪」
マユ「ん・・・あの人・・・・・・」
ステラ「fufu〜fhh・・・―――」
〜崖の先端から突然姿を消したステラ〜
マユ「わぁ!?お、落ちたっ!!・・・え、え〜!!えっとえっと・・・あ、助けに行かないと・・・」
〜とりあえず下を覗くマユ〜
マユ「わ、やばいじゃん。あの人溺れてるよ!」
ステラ「ん〜!!わっぷ、ごぼごぼ・・・ぶく・・・・・・わぷ!!ひゃ〜ひゅひゅ・・・・・・」
〜崖を下り、海に飛び込むマユ〜
マユ「ちょっ、大丈夫ですか!?あ、ちょ、暴れないで!くぅ、あっぷ・・」
ステラ「んん〜!ごぉぅふっ、うぷっひゃ、ひゃ・・・」
マユ「暴れないでって・・・死んじゃうよー!ねぇ!ちょっ」
ステラ「<ギュビィン>あ、あ、死・・・ぬ?・・・イヤーー!死ぬの・・いやぁぁぁ!!」
マユ「!?えっ!なに?あ、暴れないでよっ!!・・・もうちょっとで岸辺だ、だからね!」
〜なんとか岸辺にたどり着いたマユとステラ〜
マユ「・・・この人・・・・・・なんだろ。コーディネイター・・・じゃないわよねぇ。なんか、違和感が・・・」
ステラ「・・・ん、・・・・?ここ・・・。あなた・・・だれ?」
マユ「あ、気がついたのね!大丈夫ですか?」
ステラ「うん・・・ステラ・・・溺れた・・・・・・の?」
マユ「ステラさんね。もう大丈夫よ。さっきエマージェンシーコールしておいたから。すぐ私の友達がくるから」
ステラ「ステラ、戻らなきゃ・・・」
〜焚き火にあたるマユとステラ〜
アスラン「あそこか。ったく、なにをやってるんだ。マユは・・・」
〜迎えにきたアスラン〜
アスラン「お〜い。マユ!大丈夫かぁ?」
マユ「アスランさ〜ん!ステラさん!行きましょ」
ステラ「うん・・・・!?あ、スティング!」
〜同じくステラを探しにきたスティングとアウル〜
アウル「ステラ〜!無事かぁ?」
スティング「ザフトの隊員さん。すいませんね。うちのがご迷惑おかけいたしまして・・・」
アスラン「ん、ああ。いやお互い様です。とにかく無事でよかった」
〜小走りにかけよるマユとステラ〜
マユ「ふふ、じゃここでお別れね。ステラさん」
ステラ「・・・うん。ありがとう・・・・・・」
アスラン「マユ!帰るぞ」
〜アスランの車に乗り込むマユ〜
アウル「ステラ〜。カフェに忘れ物しちゃダメだぞ?」
ステラ「あ、シンの携帯。・・・うん、アウルありがと・・・」
〜アウルの言葉に反応するマユ〜
マユ「!!・・・あの携帯!?それに、シンって言った?・・・ステラさん、あなた・・・・・・まさか・・・ね。」


109 :通常の名無しさんの3倍:2006/01/29(日) 18:54:10 ID:???
単発設定小話 脇話「シンとネフェルテム、サラとミーア」

■シンとネフェルテム
〜シベリア上空のシン〜
シン「・・・ベルリンに着く前にネフェルテムをテストしておかないとなぁ。この辺でいいか?」
〜林に着陸するムラサメ。発射準備に取り掛かるシン〜
シン「半径50km圏内に施設は特になしっと。適度に視界は開けてるな。じゃ、さっさとデータをとってベルリンへ向かうとするか。・・・発射は3度、初発と2発目は30度角度を変えて、3発目は回転しながらだな」
〜<ピィシュュュゥゥゥィィイィーン>初発を放つネフェルテム〜
シン「立ち位置移動、2発目・・・・・・」
〜<ピィシュュゥゥィイィゥィーン>2発目を放つネフェルテム〜
シン「一旦休止。機体自動チェック開始。・・・どれ、外に出てみるか」
〜ムラサメの肩へ上るシン〜
シン「これは・・・すげぇな。3km先まで道ができちゃったよ・・・・・・3発目いくか」
〜コックピットに戻るシン〜
シン「・・・ネフェルテムの出力に機体が持っていかれないようにしないとな。・・・ラストォ!」
〜<キュィィーンピィシュュゥキュゥゥィィーン>回転しながら放つネフェルテム〜
シン「ッく!これはっ・・・機体が・・・とっとっと・・・・・・」
〜ネフェルテムにより焦土と化したツンドラの大地〜
シン「こんな小さい機体でこの威力。やっぱ核エンジン!・・・いいなぁ。アプレンティスに欲しいな。・・・さて、データも取れたし。早いとこベルリンにいってファントムペインに戻るとしようかねぇ!」
〜何事もなかったように飛び立つムラサメ〜
〜どっかの宇宙ステーション〜
?「あれがネフェルテムの光・・・・・・」

■サラとミーア
〜車に乗り込むミーア〜
サラ「ラクス様。昨日はお疲れ様でした。ラクス様の歌声で隊員たちの士気が高まりましたわ」
ミーア「ありがとう。私にはこれしかできないもの。素直にうれしいわ」
サラ「ふふ、ご謙遜なさらないでください。お疲れのところ申し訳ありませんが・・・」
ミーア「大丈夫。新曲のデモディスクも持ったし、全然疲れていませんから・・・」
サラ「今日は各艦への慰問が中心になりますから、艦の名称等々覚えておいてくださいませ」
ミーア「わかりました。今日も宜しくお願いします」
〜動き出す車。イヤホンを耳につけるミーア。カーステでデスメタルを大音量にしてかけるサラ〜
ミーア「・・・・・・っ・・・・・・あの、サラさん・・・・・・」
サラ「〜♪」
ミーア「・・・サラさん!」
〜カーステレオのボリュームを下げるミーア〜
ミーア「・・・あのボリュームをもうちょっと下げてもらえませんか?」
サラ「うっさい!ボケ!あんた下心が丸見えなんだよ!少しはインパルスの嬢ちゃん見習って気張ってみろ!」
ミーア「・・・・・・はい」
サラ「声が小さいっ!」
ミーア「はい!」
〜再び大音量で流れ出すデスメタル。半泣きのミーア〜
ミーア「・・・う、うぅ」
サラ「・・・・・・(本当に根暗な娘ねぇ。大切なのは容姿じゃなくて、気持ちなのに。いつ気づくのかしら?)」


161 :通常の名無しさんの3倍:2006/02/03(金) 00:30:24 ID:???
単発設定小話 脇話「トダカとユウナ、キラとカガリ」

■トダカとユウナ
〜スエズへ向かうタケミカヅチ〜
ユウナ「ふぅ〜。いやぁ〜、連合の大佐さんはいかつかったねぇ?」
トダカ「はぁ・・・」
ユウナ「ふふん、オーブもああゆう仮面を導入してなめられないようにしないといけないかな?」
トダカ「確かに見た目は強面になりますが・・・」
ユウナ「ぷ、ふっはっはっは!ごめんごめん、君たち軍人に聞いた僕がばかだったよぉ〜?」
アマギ「・・・っく」
ユウナ「君たちも僕をみならってユーモアてものを磨かなきゃ。ねぇ?鼻ポットくん」
アマギ「っく、あ、あなたという人はー!!ご自分の立場がっ」
ユウナ「!?っひぃ!・・・」
トダカ「止めたまえっ!アマギ一尉!!持ち場にもどれ!!」
アマギ「しっかしトダカ一佐!連合などと協力体制をとるとは!?オーブの理念はっ!?」
トダカ「大ばか者!われわれ軍人が規律を守れないでどうする!?貴様はブリッジから立ち去れい!」
アマギ「一佐!!」
ユウナ「・・・そう、そうだよ!僕はオーブ軍最高司令官だよぉ!?僕が命を危険にされしてまで来てるんだから、君たちは僕を全力でまもらなきゃ!お、お前なんか軍法会議で裁いてしまうぞ!!」
アマギ「っ!!」
〜敬礼するアマギ〜
アマギ「申し訳ありませんでした!自分は独房室にて自省してまいります!!」
〜ブリッジから退出するアマギ〜
ユウナ「ったく。あんな奴ばかりだから連合なんかに僕がなめられるんじゃないか!!一佐!!スエズに到着する前にみんなに再教育しておいてくれよ!!さっきのような事態になったら君は降格だっ!!」
トダカ「・・・承知いたしました。全ての艦へ再教育を徹底させます。」
ユウナ「頼んだよ!!じゃ、僕は自室で休んでいるからね!!」
〜自室に戻るユウナ〜
トダカ「・・・フリーダム・・・・・・カガリ様を頼むぞ・・・・・・」
〜ブリッジより水平線を見つめるトダカ〜

■キラとカガリ
〜アークエンジェル内〜
キラ「カガリ!本当に大丈夫なの?」
カガリ「ったく、お前は本当に心配性だな。弟一人を危険な場所に放り出すわけにはいかないだろ?」
キラ「でも、前の戦争からほとんどMSのってないじゃないか。いきなりは危険だよ」
カガリ「それはお前も同じだろ?大丈夫大丈夫。お前はピンクのお姫様を心配しろよ」
キラ「カガリ・・・」
カガリ「・・・オーブは虚構の国なんかじゃない。そしてお前もラクスもアスランも無為に過ごしきたんじゃない」
キラ「・・・カガリ?」
カガリ「ああ?ああ、と、とにかくだ!私はルージュででるからな!足引っ張るなよ!?」
〜強がるカガリ〜


238 :通常の名無しさんの3倍:2006/02/05(日) 22:12:28 ID:???
単発設定小話 脇話「シンと記憶」

〜ガーティ・ルー〜
ネオ「リー。現状を報告してくれ」
リー「オーブ艦隊はおおむね順調に目標地点へ移動中。本艦隊もほぼスケジュールどおりです」
ネオ「・・・不確定要素はどうだ?」
リー「不確定要素?・・・ああ例のやつらですか。いまだ発見できず・・・と連絡をうけております」
ネオ「ガーティ・ルーのセンサーはどうだ?」
〜首を横にふる、リー〜
ネオ「そうか・・・鉢合わせになると厄介なんだがなぁ。・・・・・・リー、シンと通信できるか?」
リー「少尉ですか?ベルリンにいれば可能かと思いますが」
ネオ「よし、つないでくれ」
〜ベルリン、連合基地〜
シン「・・・じゃあ調整は完了ってことですね。あ、はい」
研究員A「お疲れ様、少尉。これでこの子も運用できるわ」
シン「はは・・・どうですかね。使われないことを祈りますよ、俺は」
研究員A「まぁ?ロアノーク大佐の腹心ともあろうお方が、そのようなことを・・・」
シン「戦いは・・・互いがぶつかり合うから楽しいんですよ・・・・・・」
〜<トゥルトゥルトゥル>電話の呼び鈴が鳴る〜
研究員A「はい。D研です・・・はい、おりますが・・・変わりますね。・・・少尉、ロアノーク大佐から通信ですわ」
シン「え、大佐から?・・・」
ネオ「(よぉ!調子はどうだ?)」
シン「大佐。調整は終わったよ。これから戻る」
ネオ「(そうか!悪いがな、急いで戻ってきてくれ。)」
シン「!?・・・早まりそうなのか?」
ネオ「(う〜ん・・・というよりはなぁ、敵さんだけなら急かすようなことはしないんだが・・・)」
シン「・・・アークエンジェルか」
ネオ「(そういうこと。あのムラサメなら、とばせばすぐに合流できるだろ?)」
シン「ネフェルテムを外したしな・・・大丈夫だと思う・・・」
ネオ「(!?外したのか?・・・あちゃ〜どうすっかなぁ・・・・・・)」
シン「何かほかの武装探して持っていくよ。じゃ、切るぜ?」
ネオ「(すまんな。待ってる)」
シン「了解」
〜受話器を置く、シン〜
シン「・・・聞いてたよね、今の会話?」
研究員A「ええ。武器はいいのがあるわよ。お姉さんが無理やりにでもムラサメに引っ付けてやるわ?」
シン「ネフェルテムの代わりだぜ?そんなレベルの武器あんのかよ?」
研究員A「ふふ。・・・シュトゥルムファウストをあなたにあげるわ。武器にもなるし、補助ブースターとしても使えるわよ」
シン「・・・マジで?」
〜うなづく研究員A〜
シン「・・・こりゃムラサメのOS書き換えないとダメだな。・・・・・・アプレンティスのOSをもってきといて正解だったな」
研究員A「・・・それと・・・・・・待たせたわね。これがジブリール卿からの贈り物よ」
〜シンに黒いディスクを手渡す研究員A〜
シン「このディスク!?・・・エクステンデット用の規格?・・・・・・2枚あるけど」
研究員A「中身は聞いてないわ・・・。1枚はあなたに、もう1枚はロアノーク大佐に渡してね」
シン「・・・大佐にエクステンデットのディスクを・・・・・・?」

完  (・・・・・・アニメもわざわざJPジョーンズに乗り換えんでもよかったのになぁ。とおもった今日この頃)
274 :通常の名無しさんの3倍:2006/02/07(火) 02:31:24 ID:???
単発設定小話 脇話「ミネルバ艦長 タリア・グラディス」

〜ミネルバ艦長室〜
タリア「・・・・・・これで三人目のフェイス・・・か」
ハイネ「形式的ですが・・・」
〜敬礼するハイネ〜
ハイネ「特務隊所属、ハイネ・ヴェステンフルス!着任いたしました!」
タリア「はい、ご苦労様。こちらも形式的にいくわよ?」
ハイネ「ふふん。どうぞ」
タリア「本艦の指揮権は艦長に一任されるものとし、常時及び非常時においても絶対的優先権を有します」
ハイネ「・・・ただし、特務隊に属するものは議会からの直接指揮を除いた全ての指揮権を超えて、考えうる全ての最善策を講ずる権利を有す」
タリア「そういうことね。一応私もフェイスなのよね。・・・常時のときは私に従ってもらっても?」
ハイネ「もちろん」
〜肩をすくめるハイネ。息を吐くタリア〜
タリア「フェイスが三人も揃うなんて、異常よ・・・」
ハイネ「ハハ。フェイスっていっても何も変わりませんよ。フェイスの先輩として言わせてもらえるのであれば・・・」
タリア「あれば?」
ハイネ「気を負うな。ですね。意識することは何もないですよ」
タリア「そうね。私もアスランもまだまだ新米のフェイスだから、あなたからいろいろ学ばさせてもらうわよ」
ハイネ「学ぶところがあればいいですが。・・・さてっと、しかしこの艦は若い連中が多いですね。訓練艦かと思いましたよ」
タリア「そうねぇ。アスランでもまだ10代だしねぇ。ブリッジ要員、技術スタッフ、パイロット・・・みんな若いわよねぇ」
ハイネ「そうそう、マユ・アスカですか・・・。彼女がインパルスのパイロットだとはね」
タリア「ええ。若いというよりは幼いって感じでしょ?」
ハイネ「ふっふ、はっはっは。そうですね。幼い、まさにその通り」
タリア「でも腕は確かよ。アスランともいい勝負だと思うんだけど」
ハイネ「ええ。聞いた限りではその通りだと思いますよ」
タリア「そういってもらえると保護者としてはうれしいわね。・・・さてと、まだ自分の荷物ほどいてないんでしょ?」
ハイネ「その前に一つお願いしてもよろしいですか?」
タリア「・・・なにかしら?」
ハイネ「アスラン、レイ、ルナマリア、レイ、マユ・・・それぞれのデータを見せていただけませんか」
タリア「・・・いいわよ。あとで電算ルームへ案内するわ」
ハイネ「ありがとうございます。・・・・・・そうそう、もう一つフェイスの大事な心構えを教えますね」
タリア「もう一つ・・・?」
ハイネ「生者は勝者。生き残ることが勝ち抜くことなんですよ」
〜艦長室をあとにするハイネ〜
タリア「生者は・・・勝者・・・・・・か」

完   (・・・・・・やっとタリアがまともにしゃべった。いままでアーサーのツッコミ役でしかなかったからな。。。)

334 :通常の名無しさんの3倍:2006/02/12(日) 03:01:49 ID:???
単発設定小話 「シンとキラ」ダーダネルス海峡編@

〜ダーダネルス海峡で交戦中のミネルバ〜
マユ「もう!本当にだらしのない国ね!オーブは!!」
ハイネ「マユ、レイ!お前たちは左側を頼むぞ!ルナマリアと俺は右側だ!」
ルナマリア「了解!っでも数が多いですね!」
ハイネ「泣き言うなよ!?ここを踏ん張れば、まだ次へ行ける!」
レイ「マユ。ブレイズで援護する。お前は仕留めそこなった奴の息の根をとめろよ」
マユ「OK、レイ!アスランさんは?」
ハイネ「セイバーは一番機動力が高いからな。遊撃をお願いしたよ!」

〜ガーティ・ルー〜
ネオ「さて、オーブ軍のお手並み拝見といこうか・・・」
リー「奴は間に合いませんでしたなぁ」
ネオ「ふむ。ま、いいさ。まだ、あいつらは出てきていないしな」
リー「大佐。まだ彼らは出撃させないのですか?」
ネオ「オーブの状況をみて判断するよ。急かすなよ?」
〜ガーティ・ルー MSデッキ〜
アウル「あ〜あ、まだ出番来ないのかねぇ?」
スティング「おい、アウル。この前の落とし前はきっちりつけるんだぞ?」
アウル「・・・っち。わーってるよ!・・・・・・負けない・・・さ・・・・・・」
ステラ「・・・シン・・・・・・まだ来ない・・・」

〜ミネルバ〜
タリア「・・・なんとか突破しないと・・・・・・!?右舷が開いた!?アーサー!」
アーサー「右舷、敵艦隊がら空きです!!」
タリア「タンホイザー照準!右舷オーブ艦隊を薙ぎ払う!一気に突破するわよ!!」
〜エネルギー充填を開始したタンホイザー〜
〜タケミカヅチ〜
オーブ兵士A「!?敵艦、陽電子砲エネルギー充填確認!左翼艦隊に照準!」
トダカ「!!回避行動!射線エミュレート!」
ユウナ「え・・・?なに?ねぇどうしたんだよう?」
〜ミネルバ〜
アーサー「タンホイザー充填!」
タリア「タンホイザー、撃てぇっー!!
〜<シュバァーン!>タンホイザーと撃ち抜く二つの光線〜
タリア「!?なに?タンホイザーが撃たれた!?っく!!一体どこから!?」

〜フリーダム&ムラサメ〜
キラ「えっ!?僕以外に・・・?」
シン「なっ!?俺以外に撃った奴がいるっていうのか!?」


348 :通常の名無しさんの3倍:2006/02/15(水) 00:47:48 ID:???
単発設定小話 「カガリ」ダーダネルス海峡編A

〜タンホイザーを同時に射抜いたシンとキラ〜
シン「っつ!!おいしいところを独り占めできると思ったのによぉー!!」
〜シュトゥルムファウストをムラサメの背中に戻るシン〜
キラ「黒い飛行機がムラサメにドッキングした?・・・なにあのMS?」
シン「機体照合!・・・フリーダムだとっ!・・・ふふ、はは・・・そうか・・・お前がスーパーコディネイター、キラ・ヤマトかっ!」

〜タンホイザーを破壊されたミネルバ〜
アーサー「タンホイザー、完全に破壊されました!もうちょっと遅かったら艦ごと爆発するところでした!」
タリア「アーサー!!敵を褒めてどうするの!?っもう。バカなんだから!ますます逃げ道がなくなったわ・・・」
アーサー「艦長〜!所属不明艦が現れました!・・・照合結果では・・・・・・アークエンジェル級です・・・・・・」
タリア「アークエンジェル・・・・・・大天使様のご登場ってわけね。体制を立て直す!MS隊と通信!」
〜ハイネ以下と通信を開くミネルバ〜
ハイネ「艦長!あれが敵か味方かわからんが、俺たちはこのまま行くぜ?ミネルバの援護は・・・そうだな。アスラン!お前に頼む」
アスラン「え・・・あ、了解した」
ハイネ「おいおい、集中してくれよ?なんか知らんが今が絶好のチャンスだ!」

〜フリーダムの横につくルージュ〜
キラ「・・・カガリ、本当にいいんだね?」
カガリ「今の私にどれだけの力があるかわかならいけどな・・・やるしかないだろう?」
キラ「わかった。・・・でも聞き入れてくれなかったら・・・いいね?」
カガリ「ああ、次の機会を待つさ。じゃ、回線オープン。」
〜通信、拡声器でカガリの声が戦場に響く〜
カガリ「私はオーブ連合首長国の代表首長、カガリ・ユラ・アスハだ!オーブ艦隊へ通達する。オーブ軍は直ちに撤退だ。これは命令だ!・・・(すぅ〜)オーブの理念を忘れたか!!大ばか者達!!」
キラ「・・・カガリ・・・・・・最後のは余計だよ」
〜アークエンジェル内ブリッジ〜
マリュー「あ、やっちゃった・・・」
バルトフェルド「・・・はぁ、あのガキ。親の顔が見てみたいぜ・・・・・・」
ラクス「カガリさん・・・わたくしにはとても真似できませんわ」
ブリッジ内全員「真似せんでいい!」

〜オーブ艦隊〜
ユウナ「・・・はは、なんだありゃ?一佐、説明してみたまえ・・・・・・」
トダカ「・・・あの声は、カガリ様に間違いないでしょう。後ろの艦はアークエンジェルでしょうな」
ユウナ「僕はそんなことを聞いているぅんじゃないんだよ!ああ、もう!あいつらになんて弁明すればいいんだよぉう・・・」
〜ガーティ・ルーより通信〜
ネオ「・・・司令官殿、ご説明いただけるんでしょうな?あれもオーブ軍なのかね?もっとわかりやすく言おうか?あのMS、艦は味方か敵か、どちらですかな!」
ユウナ「えぇ・・・ぼ、僕たちが撤退なんかするわけないだろう?そう、そうだよ。あいつらは裏切り者。て、敵に決まってるじゃないか!」
ネオ「・・・そう。でしたら戦意をなくすような戯言は止めていただきたい!」

〜フリーダムを見つめ続けるマユ〜
マユ「フリーダムなのね?・・・パイロットもキラ・ヤマトなのよね?・・・ねぇ、フリーダム・・・・・・」

完  ・・・あと2話ぐらいでダーダネルス海峡編を終わらせられるかな?

378 :通常の名無しさんの3倍:2006/02/17(金) 01:16:01 ID:???
単発設定小話 「フリーダム」ダーダネルス海峡編B

〜ムラサメ(シン)&ガーティ・ルー〜
シン「ガーティ・ルー!聞こえるな?俺はこのまま戦闘に入る。かまわないよなー!」
リー「大佐。よろしいので?」
ネオ「フフン。よろしいもなにも・・・こちらもMSだすぞ!カオス、ガイア、アビス、出撃!」
スティング「やっと出番ってわけだな!カオス出るぞ!」
〜ハイネたちに襲い掛かる3機のガンダム〜
ハイネ「あれが強奪されたガンダムたちかよ。とにかく道を切り開くぞ!」
ルナ&レイ「了解」
マユ「・・・フリーダム。ふふ・・・きれいなシルエットね。なんて、なんて憎たらしいのかしらー!」
〜フリーダムへ突進するインパルスの前に立ちふざがるグフ〜
マユ「どいてよ!ハイネー!!」
ハイネ「そこまでだ!マユ・アスカっ!!気持ちはわからんでもないが・・・今は順番が違う!」
マユ「そんな、私は・・・私はっ!」
ハイネ「今はミネルバを脱出させるのが先決だ。ただでさえ戦力がないんだからな!余計なことをさせるわけにはいかんのよ!わかるな、赤服ならば」
マユ「・・・了解」

〜アークエンジェル&フリーダムの介入で戦場は一層混乱に陥る〜
シン「フリーダム!お相手してもらおうか!」
キラ「!?なに?この感覚・・・また黒い飛行機が分離した。あの動き・・・厭な感じだ。君は・・・君はいったい?」
〜シュトゥルムファウストを操りながらフリーダムに切りかかるムラサメ〜
キラ「っく。君は・・・それにこのパワー、スピード。君のムラサメは・・・」
シン「ここが宇宙なら、もっと面白くできるんだけどなぁ!」
キラ「君だけを相手にしていたら・・・・・・!?接近する機体?」
〜フリーダムとムラサメの戦いに介入するセイバー〜
アスラン「止めろ、キラ!お前の、お前のしていることは戦場に混乱を与えているだけだ!なぜ今頃のこのことでてきた!?」
キラ「・・・アスラン。カガリは、今泣いているんだ!こんなコトになるのが嫌で、今泣いているんだぞ!何故君が、それが分からない!?」
アスラン「キラ!」
シン「・・・あんたらは一体なんなんだー!俺を無視してんじゃねぇぞ!両方沈んでしまえー!!」
〜フリーダムに切りかかりつつ、シュトゥルムファウストでセイバーを狙い撃ちするムラサメ〜
アスラン&キラ「お前こそ、一体なんなんだー!」
シン「なにっ!?」
〜フリーダム&セイバーのコンビネーションでムラサメの腕は落とされ、シュトゥルムファウストは沈められる〜
キラ「アスラン!僕は戦いを終わらせたいだけなんだよ!どいて!」
アスラン「キラ!俺にお前を撃たせないでくれ」
〜セイバーを振り払い、格闘戦へ移行するフリーダム〜

〜その間のミネルバ〜
タリア「ハイネたちはよくやってくれているわね。混乱に乗じて道が開けつつあるわ・・・」
アーサー「艦長!オーブ艦隊左翼、開きました!」
タリア「よしっ!全速前進、MS隊は敵を牽制しつつミネルバに続くこと!今度こそ駆け抜けるわよ!!」



478 :通常の名無しさんの3倍:2006/02/19(日) 23:27:09 ID:???
単発設定小話 「ハイネとフリーダム」ダーダネルス海峡編C

〜ミネルバMS隊〜
ハイネ「ミネルバは・・・こっちにむかってるな。アスランは・・・!?あいつ!ミネルバを援護しろっていったのに」
〜フリーダムを追いかけるセイバー〜
アスラン「キラ・・・武装を狙っているのか?くっ、殺さないってのは立派だが、そういう問題じゃないだろっ」
キラ「それでも、僕は・・・僕は・・・・・・」
〜フリーダムのフルバースト連射〜
アスラン「キラァァー!!」
〜再びハイネ〜
ハイ「っち。うっとしぃな・・・レイ、ルナ!お前たちはミネルバの護衛に回れ!マユはそのまま戦線を維持。俺はフリーダムを黙らせる!」
レイ&ルナ&マユ「了解!」
〜スティングたち〜
スティング「おいおい、なんだよあいつは!それにしてもオーブ軍ってやつぁ弱いな!」
アウル「ねー、どっちにしても敵さんを逃がしたらだめなんだろ?だったら俺らがやることはひとつなんじゃないの?」
スティング「だな。それでも邪魔されるのはごめんだぜ。俺とアウルはミネルバを足止めさせる!ステラはあの頭がイカレてるやつの鼻っ柱を抑えろ!」
ステラ「・・・わかった・・・・・・」
〜フリーダムをけん制にかかるハイネ〜
ハイネ「お前がキラ・ヤマトなんだな!?スーパーコーディネイターだがなんだか知らんがなぁ!そんな独立愚連隊でなにができるっていうんだよ。戦うなっつといてお前が一番攻撃してるじゃないか!」
キラ「!あのオレンジ色のMS、僕の攻撃を避けている?」
ハイネ「アスラン、お前ってやつは・・・もういい、ここは俺がやる!お前はマユを応援にいけ!」
アスラン「しかし・・・」
ハイネ「しかしもくそもない!お前はザフトに戻ってきたはずだ!今の状況は理解できているだろう!こいつは俺が抑える!」
アスラン「!・・・わかった・・・・・・」
〜オーブ艦隊前線へ向かうセイバー〜
ハイネ「ふん、強いっていってももう型番落ちの機体じゃないか!おれのMSはザクよりも新しいんだよ、ザクとは違うんだよ!ザクとは!」
〜スレイヤーウィップがフリーダムの腕に巻きつく〜
ハイネ「ハッハ、捕らえたぜ。フリーダム!観念するんだなー!」
〜フリーダムを距離を縮めるグフイグナイッテド・・・の後方から二兎を得ようとするガイア〜
ステラ「・・・捕らえた・・・ふふ、あはは・・・あーはっはっは!捕らえた、捕らえた。ステラ、捕らえたー」
キラ「黒いのが迫ってくる!?この鞭みたいなのを解かないと・・・外れない?・・・オレンジのを盾にするしかないのか?」
ハイネ「ほらほらフリーダム!解けないだろう?っくっく・・・そんで俺を盾にって考えているんだろう?わかってんだよ」
ステラ「ふふ・・・捕らえたってゆってるのー!」
〜フリーダムの腕からスレイヤーウィップを解き、上昇しその場から離れるグフ〜
キラ「えっ!?だめだっ間に合わない」
〜反転し離脱を図るフリーダムの片翼に、ガイアのビームブレイドが喰い込む〜
ステラ「きゃーっはっはっは!だから捕らえたってゆったのよ!」
キラ「っが!・・・まだ、まだ翼は落とされてない」
〜ビームサーベルを抜き、その場で回転するフリーダム、はじかれるガイア〜
ステラ「!??っく・・・まだ動くの?・・・・・・」
キラ「これが・・・精一杯かな・・・?」
ハイネ「まだ敵っていう判断は出てないから殺しはしないけどなーっ!今は黙ってってもらおうか」
キラ「上!?」
〜フリーダムを真上から海上へ蹴り落とすグフ〜
キラ「うわー!!」
ハイネ「よし、次!ミネルバは?」

完  ・・・4話じゃ終わらんかった。(WF行ってきました。C3じゃないからガンダムないけどね・・・)
517 :通常の名無しさんの3倍:2006/02/22(水) 01:45:23 ID:??? 
単発設定小話 「アスランとハイネ」ダーダネルス海峡編D

〜アークエンジェル〜
バルトフェルド「な、キラがやられただと!?ここいらが潮時か・・・アークエンジェル、一旦引いたほうがよさそうだ。キラを拾って帰還する」
マリュー「そうね・・・まさかキラ君がやらててしまうとはね・・・・・・」
ラクス「キラ・・・」
カガリ「そ・・・んな。キラが・・・」
〜フリーダムを救助しつつアークエンジェルへ帰還するトラサメ。そして撤退するアークエンジェル〜
〜一方、ガーティ・ルー〜
ネオ「なにやってんの!腕がにぶったか?シン!」
シン「そんなんじゃねぇよ!後でたくさん反省してやるから、アプレンティス出すぜ!」
ネオ「わかった。あとでいびってやるからな!いってこい!」
〜その頃のミネルバ〜
タリア「よし!オーブ艦隊を通り抜けできたわね。後は振り返らずに逃げるわよ!MSが隊へ帰還命令を!」
アーサー「了解!・・・ハイネとアスランが本艦から離れすぎています!」
タリア「・・・とにかく本艦は全速前進!あの二人ならなんとかするでしょ・・・(なんとかしなさい。フェイスなら・・・)」
〜フリーダムを蹴散らしたグフに見入るアスラン〜
アスラン「ハイネ!?・・・キラ?帰還命令がでてるのか・・・・・・っく、俺は・・・」
〜飛行形態に変形し戦場から離脱、ミネルバへ向かうセイバー〜

〜ガーティ・ルーから飛び出すアプレンティス〜
シン「くそ、もうあんな遠くかよ!・・・ん?赤いのが遅れているのか・・・ええい、あいつでもいい。一機でも沈めないと気がおさまんねぇよ!」
〜セイバーを猛追するアプレンティス、それに気づき変形を解くセイバー〜
アスラン「なんだ、あいつは?灰色のアストレイだと?・・・そうか!あれがマユのいっていた奴か」
シン「さっきはよくもこけにしてくれたなぁ!」
〜ビームサーベルを抜き、競り合うセイバーとアプレンティス〜
アスラン「っく、これがアストレイの動きか?こいつは・・・一体?」
シン「その赤いMS・・・アスラン・ザラだな。ふん、拍子抜けだぜ。連合のデータベースは誇張しすぎだなぁ!」
アスラン「くそ、押されている?セイバーよりパワーもスピードもあるっていうのか!?・・・ハイネ!?」
〜セイバーに追いつくグフ〜
ハイネ「追いついた。アスラン!ぼけっとしてるなよ?目の前の敵に集中しろ!」
アスラン「ハイネ・・・すまん」
シン「フリーダムを蹴散らしたやつかー!」
ハイネ「飛び道具はないようだなぁ。格闘戦こそグフの見せ場なんだよ!アスラン!」
アスラン「了解!」
〜アプレンティスを両サイドから同時にけしかけるグフとセイバー〜
シン「こ、こいつら・・・コンビネーションだと!?オレンジの奴か・・・くそ、赤いのまで調子付きやがった」
ハイネ「アスラン、はじくだけでいいぞ!ミネルバに置いてけぼりにされるのはごめんだからな!時間はかけたくない」
アスラン「そうだな、ハイネ!」
〜グフのスレイヤーウィップがアプレンティスを牽制し、セイバーのサーベルがアプレンティスに切りかかる〜
ハイネ「腹ががら空きだぜ、灰色のー!」
〜アプレンティスにショルダータックルを喰らわせるグフ、海面に叩きつけられるアプレンティス〜
シン「ぐっ・・・うわぁー!」
ハイネ「アスラン!さっさととんずらするぜ」
アスラン「・・・ああ」
〜無事にミネルバへ帰還するハイネとアスラン〜

完  ・・・次回、それぞれの反省会編へ突入?
554 :通常の名無しさんの3倍:2006/02/24(金) 01:30:08 ID:???
単発設定小話 「ハイネとマユとアスラン」マルマラ海編@

〜ミネルバ内MSデッキにて〜
ハイネ「ミネルバもだいぶ傷ついちまったな・・・ここで修理が間に合えばいいがな・・・」
ルナ「ふ〜ん・・・珍しいですね。ハイネが感傷的になるなんて」
ハイネ「おいおい、俺だって人間さ。誰かが傷つけば心配もするさ・・・」
レイ「・・・・・・さすがフェイスですね。あなたがあそこまで強いとは思いませんでした」
ハイネ「・・・へ?っくっく、おい聞いたかマユ!レイが俺をほめてくれたぜ。く〜っくっく、こいつぁ傑作だ」
マユ「もう!私は不満いっぱいですよ!!もちろん状況はわかってましたけど〜・・・ハイネも私の過去を知った上で私からフリーダムとの交戦権を取り上げたでしょう!?」
ルナ「マユ・・・」
ハイネ「そうだな。お前たちの履歴を見させてもらったのは事実だし、それに対して俺は責められてもかまわない。フェイスの仕事は常に最善の策を講じていくことだ。それができないようならフェイスになってはだめだ。
・・・あのときマユがフリーダムを必要以上に気にすることは容易に想像できた・・・だから俺はマユとフリーダムを引き離し、逃げ道の確保に全力を注がせたんだ」
レイ「確かに、少ない戦力を余計なことに取られるわけにはいきませんからね」
ルナ「そうね。・・・マユ。あなたは自分の役割を十分まっとうできたのよ。それを誇りにするならともかく、自分を責めてはダメよ?まだチャンスはくるわよ」
マユ「ルナ姉ちゃん・・・。そうね、ねぇハイネ・・・。チャンスが巡ってきたら・・・邪魔はしないんでしょ?」
ハイネ「・・・邪魔はしないさ。でもそのときはきっちり相手を沈めろよ?それができるんなら、誰も止めやしないさ」
マユ「うん。約束よ!なら私の不満はお終い。ルナ姉ちゃん、お外でミーティングしましょ?」
ルナ「そうね。では、私とマユはここで失礼いたします・・・では」
ハイネ「そういうのには俺も混ぜてくれって!」
マユ「ダメよ。女の子ミーティングなんだから。男の人ははいってきちゃダメなの!」
ハイネ「あ〜はいはい。じゃな。ちっとは体も休めろよ・・・」
〜小走りに立ち去るマユとルナマリア〜
レイ「それでは、自分も休憩に入ります」
ハイネ「ん、ああ。・・・レイ、お前まだ大丈夫なのか?」
レイ「え・・・なにがですか?」
ハイネ「・・・いや、なんでもない。忘れてくれ。・・・たまには外の空気も吸ってこいよ」
レイ「お気遣いありがとうございます」
〜自室に向かうレイ〜
ハイネ「・・・はぁ・・・・・・さてと、一番の問題児と話してこようかね」
〜ミネルバ甲板〜
アスラン「・・・キラ、カガリ。なんでお前たちは・・・・・・」
ハイネ「よぉ、アスラン。お疲れだな」
アスラン「ハイネ・・・ふ、疲れてるのはお前のほうだろ?」
ハイネ「ああ、俺はもうくたくただ。年には勝てんさ」
アスラン「なにを年寄りくさいことをいっているんだか・・・」
ハイネ「ふふ・・・そうだな。なぁアスラン、お前あいつらともう一度じっくり話し合ったほうがいいんじゃないか?」
アスラン「あいつら?」
ハイネ「わかってんだろ?アークエンジェルのやつらさ。」
アスラン「キラたちとだって?」
ハイネ「そうだ。やつらが出てくるたびにお前があんな戦い方をしているなら・・・俺は、俺はお前を殺してしまいそうだ。おそらくそれが最善策となるだろう・・・」
アスラン「ハイネ!?」
ハイネ「俺には同胞を殺める趣味はねぇからな。頼むぜ?ヤキンの英雄クン」
〜アスランの肩をポンっと叩き、場を立ち去るハイネ〜
アスラン「・・・・・・っく」


578 :通常の名無しさんの3倍:2006/02/25(土) 03:06:23 ID:???
単発設定小話 脇話「キラとバルトフェルドとラクス、ふゅーちゃりんぐコジロー・マードック」

〜傷ついたフリーダムに駆け寄るラクス、コックピットから降りるキラ〜
ラクス「キラ!無事なのですか?」
キラ「ラクス・・・うん。僕は大丈夫だよ。でもフリーダムが・・・・・・」
マードック「なーに、任せとけって。坊主が何回やられてきてもここに戻ってくる限り俺が生き返らせてやるからな!」
〜キラの髪をがしがしとこねくりまわすマードック〜
キラ「マードックさん、すいません。お世話になります・・・」
ラクス「・・・キラ。本当に大丈夫なのですか?検査を受けたほうが・・・・・・」
キラ「本当に大丈夫だよ、ラクス。あ、バルトフェルドさんが呼んでる。じゃあ、あとでね。ラクス」
ラクス「キラァ・・・・・・」
〜休憩室へ向かうキラ、その場に立ち尽くすラクス〜
マードック「嬢ちゃん。あいつは大丈夫さ。落ち込んでいるわけじゃなさそうだし。男の子ってのは嬢ちゃんが思っているほどやわじゃない」
ラクス「コジローさん。そうですわね。男の子がやわではいけませんわね」
〜マードックに微笑みかけるラクス、照れるマードック〜

〜休憩室では〜
バルトフェルド「さてと・・・キラ。大丈夫だったか?」
キラ「なんとかですね。・・・すいません、手間取らせちゃって」
バルトフェルド「まぁ、死ななかっただけよかったとは思うが俺はちょっと安心したよ」
マリュー「なにが安心したんです?」
バルトフェルド「ふふん、キラでも負けることがあるんだなと思ってな」
マリュー「まぁ。そんなことに感心しないでください。バルトフェルド隊長?」
バルトフェルド「ああ、別に悪気はないんだがな。・・・今回は状況を含めて相手に分があったな・・・」
キラ「あのオレンジ色のMS。あのパイロット・・・強かったですよね?」
バルトフェルド「ああ、そうだな。格闘戦のプロフェッショナル。特務隊フェイスのハイネ・ヴェステンフルス、ザフトの黄昏だな」
キラ「ザフトの黄昏?フェイスってなんです?」
バルトフェルド「フェイスってのはな、議会直属の連中でかなりの裁量権をもった奴らのことさ。人数はそうだなぁ、10人いるかいないかぐらいだろ」
キラ「その一人が、彼ってことですか・・・」
バルトフェルド「ああ。で、ザフトの黄昏ってのは奴の仇名だ。たいした意味はないんだがな。かなり成績優秀なやつでなぁ、そんな仇名がついたんだ。
・・・たしかザフトの西風ってのもいたな。ハイネの同期で、こっちは女だったはずだ。実際にみたことはないが、ザフトの西風ってのは結構な美人だそうだぞ」
マリュー「コホン。隊長さん?話がそれてますわよ?」
バルトフェルド「へ・・・ああ、すまんすまん。いずれにせよ、フリーダムは修理せんとにっちもいかんし。キラ、データの整理とフリーダムのOS改修をしてみないか?」
キラ「OSの改修ですか?必要ないと思いますが・・・・・・まさか、バルトフェルドさん・・・」
バルトフェルド「うむ・・・ドラグーンの訓練が必要だろ?」
キラ「もう完成してるんですか?あれは・・・?」
バルトフェルド「それは実際にいって確かめてくるさ。フリーダムにはとりあえず・・・ガンバレルのシステムをドラグーンに移行したものを使えるようにしておこうか」
マリュー「ガンバレル・・・」
バルトフェルド「艦長には申し訳ないが・・・使えるものは使わせてもらいたい」
マリュー「いいのよ。あれは私のものではないし・・・持ち主も今いないのだから・・・・・・」
キラ「マリューさん・・・」
バルトフェルド「決まりだな。じゃ、俺はラクスのレッスンに付き合わんといかんからここいらで失礼させてもらうよ?」
キラ「レッスンってなんです?」



84 :通常の名無しさんの3倍:2006/02/28(火) 01:46:28 ID:???
単発設定小話 番外編「機動戦士ガンダムSEED Destiny Astray 〜If Mayu is a heroine.〜」

〜アメノミハシラ〜
ミナ「・・・起きなさい。起きなさい・・・マユ・・・・・・私のかわいいお人形さん」
マユ「・・・ぅ・・・もう、朝?なの・・・・・・?」
ミナ「そうよ。・・・寝坊するのはあまり好ましくないわね」
マユ「・・・っ・・・!?ミナ様!」
〜ベッドから飛び起きるマユ。床にひざまずく〜
ミナ「おやめなさい、そんな態度は・・・。あなたは私の妹のようなもの。それにそんなにかしこまれては私はあなたに何も言えなくなってしまう」
マユ「はい・・・ごめんなさい・・・・・・」
ミナ「さ、朝食にしましょう。今日は忙しくなるわ・・・・・・」
マユ「はい。すぐに支度いたします」
ミナ「ふふ。今日は私が準備しておいたわよ。あなたちっとも起きてこないんだもの。ふふふ・・・」
マユ「・・・ごめんなさい」
ミナ「いいのよ。たまにはこういうのもないとねぇ。・・・とはいうもののトーストとサラダとコーヒーだけよ」
〜ミナの略装に対し、パジャマのまま食卓へむかう二人〜
〜そして朝食を終えた二人はいつもどおりミーティングルームにて今日のスケジュールを確認する〜
ミナ「・・・さてと今の情勢のおさらいを」
マユ「はい。ザフト軍の新型MS・・・ガンダムタイプを強奪した集団は現在も逃走中とのことでしたが、新しい情報によるとザフトの新造艦ミネルバと接触。戦闘に突入したようです。ミネルバは追い詰められていたようですが、からくもその事態を打破。敵艦と痛みわけした模様」
ミナ「ふむ。強奪した連中をマユはどうみている?」
マユ「ガンダムタイプを強奪したのは連合の仕業と考えます。それにここまで強引なやり方はまっとうな人間のすることではありません。私には戦いをもて遊んでいるように見受けられます。おそらく・・・ブルーコスモスにかなり近い部隊の仕業だと思います」
ミナ「・・・そうね。私もそう思う・・・・・・でも」
マユ「でも?」
ミナ「その裏側がもう一つあるような感じがするわね・・・」
マユ「ブルーコスモスの裏にさらにもう一つですか?」
ミナ「うん。・・・まぁ、そのあたりはおいおいみえてくるでしょう・・・。それよりも重要なことがあるわね」
マユ「はい。ユニウスセブンの件ですが、安定軌道から外れつつあるのは間違いありません。ここの観測所でも確認できました」
ミナ「地球に堕ちつつあるのね?」
マユ「・・・はい。このままいくと間違いなく地球に降下を始めます。地球に甚大な影響をあたえることは必至です。たとえ細かく砕いたとしても大きな被害がでることに変わりはありません」
ミナ「それでも砕かないよりはましね・・・」
マユ「はい」
ミナ「・・・それで覚悟はできてる?」
マユ「はい。私はそのために訓練していたのですから・・・」
ミナ「よろしい。では・・・」
〜椅子から立ち上がるミナ〜
ミナ「マユ・アスカに命じる。これよりユニウスセブンの地球落下を全力で阻止せよ。オーブへの被害を最小限にとどめよ。その後はそのまま大気圏内へ突入しオーブへ降りよ。その後の命令はおって指示する」
マユ「はっ!マユ・アスカ、命令を承りました!」
ミナ「オーブへ降りてからはこの人物を尋ねよ。わが国主カガリ・ユラ・アスハを支えよ」
マユ「コンディションブルーからイエローに移行します!」
〜足早にミーティングルームから去るマユ。残されたミナ〜
ミナ「かわいい子には旅をさせろとはいうものの・・・まだ幼すぎかしらね?」



85 :単発屋 :2006/02/28(火) 01:51:36 ID:???
えー最近まじめに続けすぎたので、ここいらで本当に単発小話をば書いてみました。
アストレイを軸としたマユの話もあってもいいのかなと思いまして妄想してみた次第です。
この続きはまったく書く気ありませんので、適当にあしらってくださいませ。

235 :通常の名無しさんの3倍:2006/03/04(土) 16:09:07 ID:???
単発設定小話 脇話「カガリとキラ、withノイマン&チャンドラ」

〜ダーダネルス海峡でやっちゃったカガリ〜
カガリ「あ〜!!やっちゃったーっ!あんなこと言うつもりなかったのにー!!」
〜両腕で頭を抱え込むカガリ。後ろからカガリの肩をポンッと叩くキラ〜
カガリ「・・・キラ・・・・・・」
キラ「カガリ・・・・・・オツカレサマ・・・・・・」
〜同情した目でカガリを見下ろすキラ〜
カガリ「うっ、うわっー!そんな目で、私を見るんじゃないっ!ど、同情するならIQをくれー!」
〜あさっての方向へ走り出すカガリ〜
キラ「・・・なんて不憫なんだ・・・(ほろり)」
ノイマン「キラ君・・・君もひどい男だな・・・・・・」
キラ「ノイマンさん。でも、あの子は一回追い込まれたほうがいいいんですよ。僕の片割れなんだから・・・」
ノイマン「追い込むって、ぅおいっ!」
キラ「追い込まれなきゃ強くなれない。それを乗り越えて次が見えてくる人間だっています」
ノイマン「・・・・・・」
キラ「カガリに必要なのは才能とか知能じゃなくて、覚悟なんですよ」
ノイマン「覚悟・・・」
〜立ち去るキラ。給湯室へ向かうノイマン〜
チャンドラ「よぉ〜お疲れさん」
ノイマン「ふぅ。最近の若者ってのは切ないねぇ・・・ん、サンキュ」
チャンドラ「はは、キラ君とカガリさんかい?」
ノイマン「そうそう。やっぱり姉弟なんだね、あの二人。性格がよく似てるよ」
チャンドラ「ふ〜ん、そうなの?キラくんは控えめで、カガリさんはでしゃばりって感じだけどね」
ノイマン「・・・鳥海さ、もといチャンドラも二人と話してみればわかるよ」
チャンドラ「そうなの?千葉く・・・いやいやノイマンさんは観察眼するどいからな〜」
ノイマン「そういやピンクのミニスカはどうしてるんだ?」
チャンドラ「ピンクのミニスカって!?千葉くん!いままで出番なかったからってダメだよ、そんなこといっちゃ!」
〜とりとめのない会話が続く給湯室〜

〜カガリ自室にて〜
カガリ「わたしは、わたしは飾りなんかんじゃないんだ・・・」
(マユ「やっぱりオーブなんてキレイゴトで飾った虚構の国なのよ!」)
カガリ「飾りなんか・・・じゃない・・・・・・」
〜うなだれるカガリ〜


277 :通常の名無しさんの3倍:2006/03/05(日) 20:59:50 ID:???
単発設定小話 「シンとネオ」

〜ガーティ・ルー〜
ネオ「・・・まあ、あれだ。相手が悪かったかな?」
シン「俺の力不足だ・・・くそっ!」
〜ブリーフィングルームの机を叩くシン〜
ステラ「・・・シン・・・・・・」
アウル「そうだぜ。シンだけじゃないさ。俺だってそうだし。なぁ?」
スティング「お前は負け続けだろ?」
アウル「っ!!」
〜スティングにつかみかかるアウル〜
スティング「ああ?なんだよ、本当のことだろ?フン、詰めが甘いんだよ!お前は!」
アウル「くっそー!!」
ネオ「もういい!二人とも止めろ!!あとで今回の総括を送信するから、それを読んでおけ!解散だ!」
〜ぞろぞろとスティング、アウル、ステラの3人は部屋へ戻る〜
ネオ「・・・お前も何か言いたいことがあるんだろ?」
シン「やられちまってすいませんでした・・・」
ネオ「う〜ん、お前に改まって謝られるとはなぁ・・・どうしたものか・・・・・・」
シン「フリーダムにやられ、ザフトの連中にも遅れをとっちまった」
ネオ「休息なしで戦闘に突入したんだから、その影響もあったんだろう」
シン「大佐!」
ネオ「そういうことにしとけ!次も戦っていたいなら・・・・・・で、まだあるのか?」
シン「ああ、これを・・・」
〜ベルリンで受け取った黒いディスクを取り出すシン〜
ネオ「エクステンデット規格のディスクか・・・?」
シン「ああ。こっちが大佐宛で、これが俺宛のもの」
ネオ「お前のディスクだと?なんでお前宛のディスクがスクステンデット規格の必要がある?」
シン「知らねぇよ・・・。大佐のはなんなのさ?」
ネオ「中を見てみんことにはわからんがなぁ・・・おそらく、スティングたちのパッチファイルだろ?」
シン「はぁ・・・・・・」
ネオ「ん、どした?」
シン「パッチファイルって・・・あの3人はやっぱり生体機械でしかないってことですか?」
ネオ「しかたないだろう。忘れているかもしれんが、俺もお前も戦うための道具でしかないんだぞ?」
シン「・・・忘れてなんかいないさ。俺はそのおかげで運動能力をもらえたんだ。受けた恩を忘れるほど落ちぶれちゃいないよ」
ネオ「そいつはよかった。まだ兵器でいてくれて幸いだよ」
シン「っち・・・」
ネオ「さて、どうだ俺のディスクと一緒にお前のディスクも中身をチェックしてみんか?エクステンデット規格はラボでしかみられんし」
〜ラボへ向かうネオとシン。ラボのコンピュータにディスクを挿入するネオ〜
ネオ「どれどれっと・・・・・・これは・・・」
シン「ん、なになに?」
ネオ「・・・・・・これは・・・俺の記憶・・・だ・・・・・・」
シン「大佐の?なんで大佐の記憶なんかはいってるんです?」
ネオ「・・・ジブリール・・・・・・どういうことだ?」
〜搾り出すように声を発するネオ〜


332 :通常の名無しさんの3倍:2006/03/09(木) 00:00:39 ID:???
単発設定小話 「ハイネとアーサー」

〜ミネルバ、艦長室〜
タリア「ふ〜ん・・・あなたにばかり頼りたくはないのだけど・・・・・・」
ハイネ「そうですねぇ・・・・・・あ、こんなのが適役なやつがこの艦にいるじゃないですか!」
タリア「ルナマリアのこと?それともレイ?マユ?」
ハイネ「いやいや。パイロット候補生出身者のアーサー・トラインが!」
タリア「アーサーですって!?・・・あなた本気なの?アーサーになんかまかせられないわよ」
ハイネ「大丈夫ですって。俺が保障しますよ。なんてったって俺はあいつのクラスメイトだったんですから。あいつのことはあいつの両親以上に知っていますよ」
タリア「う〜ん・・・。わかったわ。この件はあなたに一任します。アーサーにはあなたから言って」
ハイネ「了解。はは、あいつの本当の力をみさせてあげますよ」
〜疑いの目でハイネを横見するタリア。満面の笑みを浮かべるハイネ〜
〜アーサーの自室へ向かうハイネ〜
ハイネ「おい、アーサー!入るぞ」
アーサー「ハイネ!入るときはノックしろって昔からいってるだろ?」
ハイネ「あーはいはい。・・・お前まだそのゲームやってんのか?『機動新世界ガンダムグーン』だっけか?」
アーサー「いいだろ、今は非番なんだから。・・・ところでなんなのさ?」
ハイネ「ふふん・・・シ・ゴ・ト。持ってきてやった」
アーサー「君が僕に頼むってことは・・・」
ハイネ「ご名答。密偵さ」
アーサー「久々に君とあったと思ったら・・・そんなことか・・・。艦長はご存知なのか?」
ハイネ「Oh〜Yes!大丈夫、大丈夫。俺がバックアップにつくからさ。いいだろ?」
アーサー「・・・・・・わかったよ。ターゲットはなんだい?」
ハイネ「アスラン・ザラ」
アーサー「!?アスランだって?」
ハイネ「っそ。あいつ、俺の助言を真に受けて敵さんに会いに行きやがった。っくっく、単純だなぁ?」
アーサー「・・・相変わらずだな。」
ハイネ「やるべきことはやらないとな。それが俺の仕事だ」
アーサー「わかった・・・・・・」
ハイネ「んじゃ、30分後にな。・・・ああ、そうだ!忘れてた」
アーサー「?」
ハイネ「サラからの伝言だ。『愛してる』ってさ」
アーサー「・・・・・・え、へへ」
ハイネ「はぁ〜。なんであの美人さんはこんな間抜け面が好きなのかなぁ・・・・・・?」
〜アーサーの部屋から退出しつつ、腕組みをし首をかしげるハイネ〜

〜時間はかなりすっとんで、アスランとキラとカガリの会話と盗聴するアーサー〜
(キラ「・・・あのラクスはなんなの?」)
(アスラン「キラ・・・)
アーサー「ええぇぇえぇー!?」
〜グーンで待機するハイネ〜
ハイネ「アーサー!いちいち大声出すんじゃない!お前の叫び声を録音しにきたわけじゃねぇぞ!!」


392 :通常の名無しさんの3倍:2006/03/12(日) 02:50:49 ID:???
単発設定小話 「ファントムペイン」ロドニアのラボ編@

〜ガーティ・ルー〜
リー「なにっ!?ロドニアのラボが敵の調査を受けているだと?」
スティング「ラボ?」
アウル「ロ、ロドニアのラボ・・・う、ううわぁぁー!」
〜突然暴れだすアウル〜
リー「!?なんなんだ!」
スティング「!?やばいぜ!くそっ!おい、アウルやめろ!落ち着けって!」
アウル「ラボが、。あぁぁああぁぁ!ママ・・・ママがぁっ!死んじゃうよっ!」
ステラ「!・・・死ぬ・・・の?死ぬの・・・やあぁっ!」
〜ステラも暴れだす〜
スティング「くそっ!ステラにまで感染にしやがった!」
リー「だから私は反対したんだよ!中途半端な生体兵器なぞっ!軍曹!なんとかしたまえ!」
スティング「なんとかしたいのはやまやまですがねぇ!おいっ!ステラが逃げたぞ!?」
〜MSデッキへ走るステラ〜
兵士「艦長!ガイアが艦外へ!」
リー「何!まったく、こんなときに大佐も少尉もいないとは!」
〜ロドニアへ一直線に向かうガイア〜
ステラ「いやぁー!はぁはぁはぁ・・・うっ。いやいや、死ぬの・・・死ぬの・・・・・・いやぁぁあー!!」

〜ミネルバでは〜
メイリン「艦長!本艦に接近する機影あり!シグナル・・・ガイアです!」
タリア「ガイアですって!?アーサー、艦に残ってるパイロットは?」
アーサー「マユとアスランです!」
タリア「よし。両名ともMSにて緊急発進!ガイアを捕縛すること!やむをえない場合は撃破も認めます!」
〜ミネルバ、艦内廊下。MSデッキに急ぐアスランとマユ〜
アスラン「マユ!出撃、大丈夫か!?」
マユ「はいっ!いけます」
アスラン「とりあえず、相手の出方をうかがうぞ」
マユ「了解!」
〜ミネルバ、ブリッジ〜
メイリン「セイバー、発進どうぞ!・・・コアスプレンダー発進どうぞ!つづけてレッグフライヤー、チェストフライヤー発進。装備はフォースシルエット、発進どうぞ!」

〜出撃するセイバーとインパルス〜
アスラン「連中の狙いはなんなんだ?まさかガイア一機ではあるまい?」
マユ「・・・なんかむちゃくちゃに動いているだけのように見えますが?」
アスラン「・・・そうだ・・・な。まあいい。マユ!なるべくダメージを与えないで捕らえるぞ!」
マユ「ええっと・・・なるべく致命傷を与えない程度にがんばります!」

〜コックピットで一瞬物思いにふけるマユ〜
マユ「(生きて捕らえる!あれには・・・絶対、絶対お兄ちゃんの手がかりがある・・・はず!)」

完   


えー、この話の前には、以前投下した「マユとシンと不可能を可能にする男」2005/10/27(木)が入ります。
396 :通常の名無しさんの3倍:2006/03/12(日) 11:16:01 ID:???
単発設定小話 「ピンクの携帯電話」ロドニアのラボ編A

〜戦闘場面はとばして、地面にたたきつけられたガイア〜
マユ「!あのパイロット・・・・・・ステラ姉ちゃん?」
アスラン「・・・結局ガイア一機だけだったか。マユ、近づくのはいいがまだ油断するなよ?」
マユ「はーい。・・・あなた連合のパイロットだったの?」
〜ガイアにのりかかるように着地するインパルス〜
マユ「よしっと、これでガイアも動けない。・・・生きているよね?」
〜銃を構え、コックピット前面へ降りる〜
マユ「動かないで!やっぱりステラ姉ちゃんなのね?・・・大きな外傷はないみたいだけど」
ステラ「・・・ぅ・・・・・・」
マユ「ガイアに乗せたままでは・・・まずそうね」
〜インパルスの横に降り立つセイバー〜
アスラン「マユ。どうだ?・・・・・・この娘は!?」
マユ「ええ、ディオキアで私が助けた人です・・・」
アスラン「・・・そうだよな。なんでガイアなんかに乗っている?」
マユ「ということは向かえに来た人たちも・・・」
アスラン「連合・・・とゆうか、ボギーワンの連中だろうな」
マユ「そうですよね・・・」
アスラン「詮索は後にしよう、マユ。パイロットの怪我は?」
マユ「・・・アスランさん。目だった外傷はありません。・・・でもガイアに乗せたまま搬送するのは」
アスラン「だめそうか。・・・メディカルパックをもってこい」
マユ「メディカルパックですか?」
アスラン「搬送途中で目覚められてもこまるからな・・・鎮静剤を打っておこう」
マユ「りょーかい」
〜インパルスのコックピットへメディカルパックを取りに戻るマユ〜
マユ「持ってきました」
アスラン「うん・・・これでよし。」
マユ「アスランさん、この人の搬送をお願いします。私はガイアを持っていきます」
アスラン「ああ。じゃあ先に戻ってるぞ」
〜コックピットにステラを乗せ発進するアスラン〜

〜ガイアのコックピットに潜り込むマユ〜
マユ「・・・何か、何かないの?お兄ちゃんの手がかりは?」
〜操縦桿付近をさばくるマユ〜
マユ「・・・なんで携帯電話なんか?・・・この機種、わたしの持っていたやつと同じだわ。でも壊れてるじゃない・・・」
〜何気に携帯電話を分解しはじめるマユ〜
マユ「そういえばバッテリーの裏側にくまさんのシールを・・・・・・シール・・・貼ってあるなぁ。わたしの携帯電話!?」


425 :通常の名無しさんの3倍:2006/03/15(水) 01:45:54 ID:???
単発設定小話 「エクステンデット」ロドニアのラボ編B

〜ガイアを抱え帰還するインパルス〜
ヨウラン「よーし。ガイアはここでいいぞぉ、マユー」
ヴィーノ「やっと一体強奪されたMSが戻ってきたってわけか・・・」
ヨウラン「だな。やられてんのコックピットぐらいだし、直せばすぐに使えるぜ」
ヴィーノ「パイロットがいないけどな・・・」

〜艦長室にて〜
タリア「報告ご苦労様。あのパイロットの容態は?」
アスラン「今は落ち着いているようですよ。もちろん拘束ベルトはつけさせてもらってますがね」
タリア「・・・それは仕方ないわね。どういう経緯でここに向かったのかはわからないし」
〜艦長室の扉が開く〜
マユ「マユ・アスカ、ただいま戻りました」
タリア「マユ、お疲れ様。今アスランから聞いていたけど、あなたがディオキアで助けた女性ですって?」
マユ「えぇ、はい。それは間違いないと思います」
タリア「そう。やはり、あの研究所となにか関係があるのかしらね?」
アスラン「あのパイロットはいわゆるエクステンデットじゃないでしょうか・・・」
マユ「エクステンデット?」
タリア「連合が狂気の沙汰で生み出した、身体能力などを人工的に強化した人間のことよ」
アスラン「前の戦争で連合がすでに実用化して投入していたんだ」
マユ「それって後付のコーディネイターってことですか?」
アスラン「ああ。遺伝子操作ではないがな」
タリア「その研究をあそこで行っていたわけね。で、何か問題が発生し連合はあそこを破棄せざるをえなくなったわけね」
アスラン「・・・おそらくは。まぁそれはハイネたちの報告を待って話し合いましょう」
タリア「そうしましょう。マユ、通常シフトにもどってちょうだい」
マユ「了解しました。通常シフトに戻ります」
〜艦長室をあとにするマユ〜
マユ「エクステンデット・・・まさか・・・ね。・・・・・・それよりもこの携帯直んないかなぁ?ヴィーノ兄ちゃんに相談してこよ・・・」
〜MSデッキに戻るマユ〜

〜再び艦長室〜
タリア「あなたは私に用があるんでしょ?」
アスラン「ええ。・・・艦長はどこまでご存知なのでしょうか?」
タリア「・・・どこまでってどういうこと?」
〜顔を曇らすタリア〜
アスラン「・・・議長のこと、ラクス・クラインのこと。そしてマユ・アスカのこと」
タリア「待って待って。前の二つはまだわかるんだけど、三つ目のマユのことってなによ?」
アスラン「ご存じないのであれば、それはそれでかまいません・・・デスティニープランという考えをご存知ですか?」
タリア「・・・知らないわよ。そんなプランなんて」
アスラン「そうですか・・・」
タリア「二つ目の質問には答えてあげれるわよ。あなたはもう知っているようだから隠しても無駄でしょう。あのラクス・クラインは本物ではないわ」
アスラン「いつそれを知りましたか?」
タリア「そこまで答えなきゃいけないの?・・・そんなの・・・・・・秘密よ。さる情報筋からってことにしておいてほしいわね」
アスラン「そうですか」


474 :通常の名無しさんの3倍:2006/03/19(日) 22:13:59 ID:???
単発設定小話 「ラクス 宇宙への脱出編@」

バルトフェルド「ラクス・・・レッスンの集大成をみせろよ?」
ラクス「はいっ!ぴっちぴちのきゃっぴきゃぴですわね」
バルトフェルド「よぉーし。行くぞ!」
〜サングラスにカツラを着用するバルトフェルド、比較的露出の多い洋服のラクス〜
バルトフェルド「あーいや、はいはい。まぁ皆で抑えんでぇなぁ。頼むでほんま。さ、ラクス様」
ラクス「はい、ありがとうございます」
ザフト兵A「タケダさん。予定より早い到着のようですが・・・」
バルトフェルド「ああ、前の仕事が予定よりはよう終わりましてなぁ。せっかくやから早めに切り上げさせてもろうて、ラクス様にお休みいただこうと。こう思うたわけですわ」
ザフト兵A「そうでありましたか。ただいま奥のほうへご案内いたします」
バルトフェルド「おおきに。頼むで?」
〜奥の特別待合室へ通されるバルトフェルドとラクス〜
〜ラクスにささやくバルトフェルド〜
バルトフェルド「ラクス。もっとオーバーに笑いかけろ。手も振るんだぞ?ポップに、キュートにだぞ」
ラクス「ええ、わかっていますわ。・・・・・・みなさーん!ありがとうございます!プラントへ戻ってからも応援をお願いいたしますわー!」
愚民ども「わー!」
バルトフェルド「そうそう、それでいい」

〜一方その頃の本物のミーア達〜
タケダ「いやぁーほんまよかったでぇ。完璧やな!」
ミーア「地球ではこれが最後だったわよね?」
サラ「ええ、ラクス様。14時までは休憩をお取りいただきまして、16時30分のフライトでプラントへ帰還いたします」
ミーア「わかったわ。ふぅー・・・なんだかひっさびさな休憩ねぇ。・・・あの娘は私以上に大変よねぇ」
〜ソファに深く沈み、くつろぎだすミーア〜
〜タケダとサラは小声で会話を交わす〜
サラ「チーフ。私は先に空港へ向かいます。くれぐれもラクス様を宜しくお願いいたします」
タケダ「はいな、おまかせしてちょーや」
サラ「・・・いいこと?くれぐれもあの娘にボロをださせないこと。それがあなたの役目なんですからね」
タケダ「サラはん、わかってまんがな・・・」
サラ「・・・あなた、そのイントネーションなんとかならないの?」
タケダ「無理いわんどいてくださいよ。これはもう遺伝子に刷り込まれてしまってますんやさかいに」
サラ「・・・ああ、そう・・・・・・。まあいいわ。じゃ、先に行ってますからね」
タケダ「はいは〜い」
〜のんきに手を振るタケダ〜
サラ「もう。これだから地球人って人種はっ・・・・・・」
〜バッテリースクーターで空港へ向かうサラ。騒々しい空港〜
サラ「ん・・・やけに騒がしいわね?・・・ねぇちょっと、何かあったの?」
空港職員「いやぁ申し訳ございません。ラクス様が空港にいらしておりまして・・・ただいま混雑している次第です」
サラ「!?・・・ラクスですって?・・・ちょっと!どきなさいよ!」
空港職員「あ!ちょっと〜ここは駐車禁止ですよー!!」
〜その場でスクーターから降り、空港ロビーへ駆け出すサラ〜



475 :通常の名無しさんの3倍:2006/03/20(月) 00:27:43 ID:???
単発設定小話 「ラクス 宇宙への脱出編A」

〜ゲートを飛び越えるサラ〜
サラ「まさかっ!本物のラクス・クラインなの?・・・」
ザフト兵「そこの女!止まれ!」
〜サラの前に立ちふさがるザフト兵〜
サラ「ったく、いちいちまじめなんだから!・・・ほら、このピンでわかるでしょ!?」
ザフト兵「!そのピンバッジ・・・失礼いたしました!しかし、なぜゲートを飛び越えるなど無謀なことをする必要が!?」
サラ「あ〜・・・もうっ、ここに来ているラクス様は本物ではないのよ!わかったらどきなさい!」
〜サラの前から退くザフト兵〜
ザフト兵A「ラクス様が本物じゃないだって?」
ザフト兵C「あ、そういえば髪飾りが以前のものに戻ってなかったか?」
ザフト兵D「普段は元に戻してるんじゃないのか?」
〜どうでもいいことで悩むザフト兵たち〜

〜サインに対応中のラクス〜
ラクス「あら〜なにか騒がしいですわね?」
バルトフェルド「ああ・・・!まずいな。ラクス!シャトルに移動するぞ!」
〜ラクス達に迫るサラ〜
サラ「まちなさい!偽者のラクス・クライン!」
バルトフェルド「なんて脚の早さだ。もう追いついてきやがる。ラクス、先に行け!ここは俺が引き止める!」
ラクス「はい!バルトフェルドさんも急いでください!」
バルトフェルド「わかってるよ!」
〜バルトフェルドに追いついたサラ〜
サラ「まさかこんなことをしでかすなんてねぇ!どきなさい!」
バルトフェルド「若い女性がこんな乱暴しちゃいけないな?」
サラ「わけのわからないことを!なにをたくらんでる!?あのラクス・クラインはっ!!」
〜バルトフェルドのづらとグランサンが床に落ちる〜
サラ「!その顔・・・バルトフェルド・・・・・・隊長!?」
バルトフェルド「久しぶりだな。まだ覚えていてくれるとはな。なぁ、ここは元上司の顔を立てちゃもらえないかね?」
サラ「っぐ、何をくだらないことを!売国奴がっ!」
バルトフェルド「ダコスタもお前と会いたがっているんだがな!」
サラ「あんなガキと一緒にしないでほしいわねっ!どきなさいっ!」
〜二人の格闘戦に銃声がわってはいる〜
サラ「きゃっ!」
ダコスタ「隊長!急いで下さい!このままでは空港が封鎖されてしまいますよっ!」
バルトフェルド「ダコスター!」
サラ「あいかわらず邪魔が得意ね!あんたはっ!」
バルトフェルド「余所見してちゃだめだって前もいったろ!?」
〜鳩尾に一発、そして後頭部から地面に叩きつけられたサラ〜
サラ「ゥゴフッ!」
〜ダコスタと一緒にシャトルへ急ぐバルトフェルド〜
ダコスタ「いまのってサラ先輩じゃないですか!?」
バルトフェルド「ああ、そうだ。・・・・・・女を殴るのは不本意なんだがな・・・状況が状況だ。仕方あるまい」
〜なんだかんだでフリーダムに護衛され宇宙へあがるシャトル〜


485 :通常の名無しさんの3倍:2006/03/21(火) 22:19:41 ID:???
単発設定小話 番外編「STARGAZER」

〜地球に降るユニウスセブンのチリの中で〜
マユ「あのMS・・・あの声・・・おにいちゃんなの・・・?生きているの・・・?でも、でもあんなに優しいおにいちゃんが・・・人を、私を見捨てるなんて・・・・・・」
〜落ちてゆくコアスプレンダーを見続けるアプレンティス〜
シン「っち、取り逃がしちまった。あ〜あ、スウェンにまた馬鹿にされちまうぜ・・・くそっ。まぁいいや、あとはザフトに任せて被害を最小限にしてもらうとするか」
〜再びチリとともに地球へ降下するコアスプレンダー〜
マユ「・・・これが重力に引かれる力なのね。・・・・・・って感傷ににひたってる場合じゃないのよ、マユ!とりあえず生き残らなきゃねっ!やれることはやっとかないと」
〜比較的大きいチリの裏に移動し、緊急降下体制に移るコアスプレンダー〜

〜地球に降るチリを冷たい目で見続ける男〜
スウェン「きれいなもんだな。さすがはコーディネイター、俺たちナチュラルではとてもできない芸術だよ。・・・シンは仕留められなかったか。ふん、オーブの作ったポンコツに乗ってるから仕留められないんだよ」
〜「ピーッ!」スウェンのMSに通信が入る〜
スウェン「ストライクノワールだ」
リー「中尉!我々はこのまま地球へ降下する。戻るなら一緒に載せていくがどうする?」
スウェン「地球・・・か。いいだろう、いつまでもこんなコーディネイター臭い空間に居たくはないしな。艦長、すぐにガーティ・ルーに合流する」
リー「了解だ。降下後は君の任務をまっとうしたまえ」
〜ガーティ・ルーに合流するストライクノワール〜
ネオ「よぉスウェン。ノワールの調子はどうだ?」
スウェン「ああ、悪くはない。少なくともシンのポンコツなんかよりもな」
シン「あれは俺のせいじゃねぇだろ!システムダウンなんてさっ!」
スウェン「いやいや、運の無さがそういうのを招くんだよ」
ステラ「シン・・・・・・運悪い・・・?」
アウル「ほんっと運ないよねぇ」
スティング「まあな。組み立て前のMSなんて初めて見たぜ・・・」
スウェン「スティングとステラはよくがんばってたな。あんなもんだろ。アウルは・・・」
アウル「なんだよ〜」
スウェン「・・・お前は地球でがんばれ・・・・・・」
アウル「なんだよそりゃ・・・」
ステラ「・・・・・・アウルのは・・・お水の中がすきなのよね・・・・・・?」
ネオ「そういうこと。はいはい、お前らは持ち場に戻れ。かいさんかいさん」
〜スティング、アウル、ステラの3人はブリッジから退出する〜
スウェン「大佐・・・これからどうなる?」
ネオ「ん・・・ザフトと・・・オーブの出方しだいだろ」
〜首を横に振るスウェン〜
スウェン「そうじゃない。俺にはまだ星は動いていないように見える」
ネオ「星・・・?」
〜地球へ降下を始めるガーティ・ルー〜

〜DSSD技術開発センター〜
セレーネ「ちょっとちょっと!発射台はどうなのよ!?」
技術スタッフA「セレーネ!外は危険だぞ、研究所の中に戻るんだ!」
セレーネ「なにいってんのよ!私のスターゲイザーが打ち上げられなくなったらどうすんのよっ!!星が、星が動きだしたのよ!」

完   ・・・こんなSTARGAZERのプロローグはいかがでしょうか?