愛と恋と好きの違いへ戻る
結婚した翌年、1年遅れの新婚旅行も北海道でした。8月初旬、6泊7日で、北海道に行ってきました。
これで、北海道は2回目。下風呂温泉→小樽→美瑛→ウトロ→屈斜路湖→函館。
東北自動車道を八戸へ。
恐れ山の麓をとおって、下北半島の下風呂温泉泊。
万年副操縦士は気楽なもんだ。760Kmの道のりでした。
運転手さんお疲れ様。・・・と、自分で言う。
港まで、二人でお散歩。イカつり漁船のランプが5つ。
足湯につかって、疲れを癒す。
←私はどっち?
夕食のイカは、関東で食べるものと全然違って、コリコリ。
肩がぁ・・・・。
下北半島の先端、大間をフェリーは11時に出港。
1時間半で函館へ。
←函館港
世界で最古の漆製品って、どこで、発見されたか。知ってる?
函館の北東、南茅部町という所です。
9千年まえのもの?。
そこには、よれず、ただひたすら小樽へ。
途中、ニッカウィスキーのふるさと、余市で夕立。
夜は小樽で回転寿司。おいしかったかって?
味の事は私に聞かないでください。とにかく安かったです。
ついでに、世界最古の土器ってどこで、発見されたか。知ってる?
エジプトではないですよ。九州です。1万2千年前のもの。教科書には書いてないですが。不思議。
小樽から高速道路で旭川へ。全国一の入場者数を誇る旭山動物園。そのうえ、この日は日曜日。
ディズニーランドのような行列。で、オラウータンだけ見て、撤退。
旭川空港のレストランで昼食。北海道の一部地域では、レストランがなかなか見つからないのです。
奥さんの友達の住む美瑛町へ。奥さんの友達は、去年、ご主人と北海道に引っ越したのだそうです。
荷物をおいて、十勝温泉(標高1500mぐらい)へ。露天風呂
←十勝温泉から見た十勝岳
途中、キタキツネがたくさんいました。
みんな、やせてて、かわいそうなんですが、エサをやってはダメです。
んー。二人で (ToT) (T_T)
←近づいてくるんですよ!
写真取るから、こっち向いて。
子ギツネ?子キツネではなく、子ギツネと濁るのは?
「雨だれ」のように、二語を重ねた時、二語目の先頭が濁るのを『連濁』と言う。
奥さんの友達の家は、美瑛町のはずれ。
山の方には家が一軒もない。
左:車が通らないので、道路のヒビには草がはえている。
←根性草はめずしくない。
右:お庭には可憐な花が。
←この花の名は、ミヤマビエイスミレ? トカチエゾツユクサ?
生物の先生は植物の名前知らないから、本気にしないでね。アハ
←お友達のご夫婦と4人で、
ラベンダー畑へ。
「拓真館」で美瑛の美しい写真を見て感激。
そして、私たち二人は旭川に戻りました。
旭川の「三浦綾子記念館」に寄る。
ウトロまでノンストップのはずだったのにー、
層雲峡のロープウェイにのっちゃって、大雪山の展望台に寄り道。
←漁船。
宇登呂は知床半島の中程にある漁港。カモメがいっぱい。
←ピンぼけクリオネ
←逆立ちクリオネ
ウトロから船にのって、知床半島の先端、知床岬を往復。知床岬は道路がないので、船でしかいけない。
♪知床の岬にハマナスの咲くーころ。思い出しておーくれ、俺たちのこーとを。・・・
丘に登ればー、はるかクーナシリに、白夜は明ける。♪北海道は緯度が高いから、夜が短いのです。
ウトロから知床岬まで往復4時間。屈斜路湖のアイヌ民族資料館へ。そこで見た物は?
針。矢じり。森でないもり。やり。桐でなく霧でないキリ。くり。
なんだか、わかる?みんな、「り」で終わる言葉。みんな、先がとがっている。
民族資料館で見た物は、小刀と、網を修理する時に使う道具。ともに、先がとがっている。
それぞれ、アイヌ語で「マキリ」、「アバリ」と言うそうだ。
次にアイヌのおみやげ屋さんに行った。『むっくり』という楽器のようなものがあった。
それを口にあてて、はじくと。『うぃーん』という音が出ます。
私「なんだっけ、モンゴルの・・・」。店のおじさん「ホーミー」。で、買ってきました。
そういうのを『口琴』と言うんですが、アジアには、いろんな所にあるんですよ。『口琴』が。
「り」で終わる大和言葉と、アイヌの言葉について話したら、
おじさん「どっちが、先だろうね」私「共通の祖先があるんじゃないんですか。」
屈斜路湖のクッシーは最近、話題になりませんが、一応、湖をながめてきました。
尻はとがっていませんが、シリはさきっぽという意味があります。どん尻。へりもさきっぽ。
針はつりに使う。矢じり、やりは狩りに使う。これは、こじつけ。
←阿寒湖と雄阿寒岳
屈斜路湖からマリモで有名な阿寒湖へ。
マリモというのは、単なる藻なんです。
元々は丸くないんです。
ところが、阿寒湖は波と湖底の状態が特殊で、
藻が湖底でコロコロ転がり、丸くなるのです。
手で丸めてもマリモはできます。
マリモは天然記念物なので、自然のものを取ってはいけないのですが、今は養殖マリモがあります。
とにかく、丸めてやれば、マリモになります。
小さいのを三つ買ってきました。
涼しくなったら教室で飼います。
適温は20度だそうですから、10月の初めぐらいでしょうか。
阿寒湖からは帯広へ。
帯広駅前の「ぱんちょう」という店の豚丼は有名。
グーグルで「帯広 豚丼」を検索すると2番目に出てきます。
でも、この日は定休日だったので、違う店で、豚丼を食べました。
函館まではノンストップ。函館山(標高300m)に登って夜景を見ました。
「百万ドルの夜景」がうたい文句。
←普通にとったもの。
←携帯のカメラの設定を変えたらこんなふうになりました。
肉眼では、灯の色が、もっとオレンジできれいなんですが。
一人で来る所ではないですね。
地元の人の話では、夜7時頃だと、人の頭越しでないと見られないほど、混むそうです。
私たちが頂上についたのは9時近かったと思います。ロープウェイの最終は夜10時です。
5時に起きて、函館の朝市へ。
フェリーは7時半、出港。青森までは4時間ぐらいですが、ほとんどオネンネ。ふがぁ。
青森から高速道ですが、途中、寄り道して、八幡平へ行きました。
家についたのは8時すぎでした。ふぅー。
「お米」と「ご飯」。「お仲人」と「ご結婚」。「お嫁さん」と「ご主人」。
「お」を付ける場合と「ご」を付ける場合の違いを知っていますか?
「ともだち」「こめ」「なこうど」「よめ」は訓読み。つまり大和言葉。
「ふうふ」「はん」「けっこん」「しゅじん」は音読み。つまり中国読み。
「お友達」と「ご友人」。・・・
ところが、「お豆」(訓読み)と「お豆腐」(音読み)。というのもあります。
たぶん、「豆腐」という言葉は昔から使われていて、身近な日本語になっているからだと思います。
ちなみに、果物のなかで、「お」をつけるのは「りんご」と「みかん」ぐらいでしょう。
「おバナナ」「ごバナナ」はない。「おぶどう」はひょっとして、あるか。
八戸は有名ですが、一戸、二戸・・・九戸。全部、青森にあります。
で、そのあたりに「戸来」村というのが、あります。
「ヘライ」と読みます。
「ヘブライ」って知ってますか?古代ユダヤの事です。
聖書は元々、ヘブライ語で書かれていました。
で、その「戸来」村に「キリストの墓」があるんです。25年ぐらい前に奥さんと見に行きました。
不思議な事って、大好きです。ナスカの地上絵とか。パレンケの石棺だとか。
「世界最古の土器」「世界最古の貝塚」
などを検索すると、M君のHPが5位以内でHITすると思います。
「世界最古の貝塚」も日本にあるんですよ。
貝を食べる習慣は昔から世界中にあったと思いますが、
古代の日本人は貝殻をポイ捨てしないで、埋葬したんですね。
自然への感謝の気持ちを込めて。
←こっち向いてくれました。