シグマ麹町法律事務所の伊藤 慎也 弁護士
シグマ麹町法律事務所の伊藤 慎也 弁護士は、2022年は腕組みしない写真を使っていましたが、何故か、2023年は腕組みする写真を使っています。
伊藤 慎也 弁護士の経歴
- 2005年11月:司法試験合格(第60期)
- 2007年9月:60期司法修習を終了 第一東京弁護士会登録 シグマ麹町法律事務所入所
- 2013年4月:シグマ麹町法律事務所パートナー就任
- 2023年5月:Live Real Estate株式会社、グランディーネなどの破産管財人を担当する
- 2023年度森林組合監査士試験の試験委員会委員を務める
弁護士大増員時代には弁護士は破産管財人をしないと
2001年に公布された司法制度改革推進法 第五条 二 には「司法制度を支える体制を充実強化させるため、法曹人口の大幅な増加、法曹養成のための教育を行う大学院に関する制度の整備を図ること。」と、書いてあります。その結果、日本の弁護士の人数は、20年間で3倍近く増加してきました。(下のグラフ)
本来の弁護士業務に加えて、破産管財人や本の出筆など副業をしないと、「飢え死にさえしなければ」という経済状況になっているのが、弁護士業界です。
ところが、破産管財人をすると、以下のような問題が生じます。
破産管財人は、裁判所が弁護士の中から選任します。事件数が減り弁護士の数が急増した昨今、こうした仕事は弁護士にとって貴重です。民事訴訟で裁判官から和解案が提案された時、裁判官に抵抗すると、裁判所の自分に対する評価が悪くなり裁判所から仕事をもらえなくなると考えるかも知れません。その結果、依頼人の利益を第一に考えるより、裁判官への忖度が働きます。
シグマ麹町法律事務所内での伊藤 弁護士の序列
シグマ麹町法律事務所のホームページに所属弁護士を紹介するコーナーがあります。下の図のような感じです。序列を示す数字を入れました。
- 2022年のシグマ麹町法律事務所内の伊藤 弁護士の序列は4位で、松尾 弁護士の序列は5位です。
- 2023年のシグマ麹町法律事務所内の伊藤 弁護士の序列は4位で、松尾 弁護士の序列は3位です。
シグマ麹町法律事務所への入所時期は、伊藤 慎也 弁護士が2007年で、松尾 弁護士が20011年です。また、弁護士登録年は、伊藤 慎也 弁護士が2007年で、松尾 弁護士が2009年です。どちらにしても、伊藤 慎也 弁護士の方が先輩です。
この序列が変わったのは、2023年3月に、松尾 弁護士がシグマ麹町法律事務所 代表パートナーに就任したからでしょう。ただ、この時、両弁護士とも、シグマ麹町法律事務所のホームページで使っている写真を腕組みしていないものから、腕組みしているものに変えています。
シグマ麹町法律事務所への入所時期
- 鈴木和憲 弁護士の入所時期は、2002年 1月。(設立者)
- 伯母 治之 弁護士の入所時期は、2002年 1月。(設立者)
- 法師人 久江 弁護士の入所時期は、2006年10月。
- 伊藤 慎也 弁護士の入所時期は、2007年 9月。
- 松尾 浩順 弁護士の入所時期は、2011年。
- 三好 幹夫 弁護士の入所時期は、20017年。(推定)
- 増子 和毅 弁護士の入所時期は、2017年 2月。
- 高倉 太郎 弁護士の入所時期は、2017年 4月。
- 林 誠吾 弁護士の入所時期は、20019年1月。
- 西方 夏樹 弁護士の入所時期は、2020年 1月。
- 関 千瑛子 弁護士の入所時期は、2023年 3月。
2022年のシグマ麹町法律事務所の弁護士の序列は、上の入所時期リストの順でした。2023年の3位~5位の序列は、逆転しました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。