LFO/MUTE/SIMUL |
LFO(サンプルの音にビブラートやトレモロの効果を与えます。)
LFO |
PITCH | LFOでピッチにビブラート効果を付けます。 DPTHの値が小さいほどピッチに対しての揺れ幅は小さくなり、大きいほど揺れ幅が大きくなります。 |
FILTR | LFOでフィルターにワウ効果を付けます。 DPTHの値が小さいほど効果が小さくなり、大きくなるほど効果が大きくかかります。 F3(FILITER)でFILTERがOFFのとき、Frequency 80 Resonance 90として働きます。 F3(FILITER)でFILITERが設定されている場合はその値に従います。 |
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LEVEL | LFOでレベルにトレモロ効果を付けます。 DPTHの値が小さいほど効果が小さくなり、大きくなるほど効果が大きくかかります。 |
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PAN | 波形に応じてパンが変化します。 DPTH = 100 R50〜L50まで変化します。 DPTH = 50 R25〜L25まで変化します。 |
DPTH | 選択されているタイプの効果がかかる量を設定します。 | |
RATE | LFOの周期(速度)を設定します。(0.12 - 9.00) | |
DELY | LFOの効果がかかり始めるまでの時間をビートとチックで設定してください。 例えば音が鳴って2拍後からLFOをかけたい場合は2.00と設定します。 |
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WAVE | LFOの波形を選択してください。 |
Retriggrフィールド
このフィールドをOFFにすると最初に押されたパッドに同期してLFOが働きます。(同じタイプのLFOが設定されているパッドのみ)
パラメーターの値は最初に押されたパッドに設定されている値が使われます。(各パッドの値で働かせることはできません)
Q-linkのLFOには働きません。
MUTE(あるパッドのサンプルが再生されているときに、別のパッドを叩いて前に鳴っていたサンプルの再生を止める機能です。)
MUTE/Sの項目で"TARGT"を選択してください。
次にMUTEさせたいパッドを番号の項目で選択してください。
上図の設定の場合、パッドA01が叩かれるかA01のイベントが再生されると、A02、A03、A04のサンプルの再生を止めます。
ミュート・グループで設定した場合のMUTEの働き(一緒に再生されたくないサンプルの再生を止めます)
MUTE/Sの項目で"GROUP"を選択してください。
次に"1"の項目で一緒に再生されたくないパッド同士に同じ番号を設定してください。
上図の設定の場合のMUTEの働き
パッドA01が叩かれるかA01のイベントが再生されるとA01にアサインされているサンプルは再生されますが、同じグループ番号のパッドにアサインされているA02とA03のサンプルの再生が止められます。
A02が叩かれるとA02にアサインされているサンプルが再生され、A01とA03にアサインされているサンプルの再生は止められます。
A03が叩かれるとA03にアサインされているサンプルが再生され、A01とA02にアサインされているサンプルの再生は止められます。
A04が叩かれるとA04にアサインされているサンプルが再生され、A05にアサインされているサンプルの再生は止められます。
A05が叩かれるとA05にアサインされているサンプルが再生され、A04にアサインされているサンプルの再生は止められます。
注:ミュート・グループの機能を使用する場合は、Playフィールドの設定をPOLYにしてください。
SIMUL(サイマル・パッド)
複数のパッドを同時に発音させたいときに使う機能です。
MUTE/Sの項目で"SIMUL"を選択してください。
同時に発音させたいパッドを"1"〜"4"の項目で選択してください。
上図の設定の場合、パッドA01を叩くとパッドA02とパッドA03も同時に発音されます。
録音 | パッドA01を叩いてもパッドA02とパッドA03はイベントとして記録されません。 |
再生 | 録音されているパッドA01のイベントが再生されるとパッドA02とパッドA03も発音されます。 |
注:パッドモードでパターンが設定されているパッドを"1"〜"4"の項目に設定した場合、パターンは再生されません。
この場合パッドにアサインされているサンプルが再生されます。
サイマル・パッドはMIDI NOTEには働きません。