宿泊施設

ホテルと旅館(りょかん)

有料(ゆうりょう)の宿泊施設(しゅくはくしせつ)は、大(おお)きくホテルと旅館(りょかん)に分(わ)けられる。

ホテルと旅館(りょかん)の違(ちが)い

ホテルと旅館
和風/和式
わふう/わしき
洋風/洋式
ようふう/ようしき
*一般(いっぱん)の家(いえ)と同(おな)じくらいの大(おお)きさ。一般(いっぱん)の家(いえ)の一部(いちぶ)を利用(りよう)していることもある
大きい旅館/日本旅館
りょかん/にほんりょかん
ホテル
hotel
小さい*民宿
みんしゅく
ペンション
pension

宿泊施設(しゅくはくしせつ)のうち、和式(わしき)(日本式(にほんしき))のものを旅館(りょかん)、または日本旅館(にほんりょかん)といい、洋式(ようしき)(ヨーロッパ式(しき))のものをホテルという。

和式:旅館
  • 和風建物(わふうけんちく)/低層(ていそう)のビル
  • 内装(ないそう)は和風(わふう)で畳(たたみ)に布団(ふとん)で寝(ね)る
  • 食事(しょくじ)は和食(わしょく)(日本料理(にほんりょうり))
  • 従業員(じゅうぎょういん)は和装(わそう)(着物(きもの)など)
  • 風呂(ふろ)は共同浴場(きょうどうよくじょう)(部屋(へや)にバスがない)
  • 部屋(へや)にトイレがない場合(ばあい)もある
洋式:ホテル
  • 中(ちゅう)・高層(こうそう)のビル
  • 内装(ないそう)は洋風(ようふう)でベッドで寝(ね)る
  • 食事(しょくじ)は洋食(ようしょく)(西洋料理(せいようりょうり))
  • 従業員(じゅうぎょういん)は洋装(ようそう)
  • 部屋(へや)にバスやシャワーがついている
  • 部屋(へや)にトイレがついている

民宿(みんしゅく)とペンション

自宅(じたく)の一部(いちぶ)を利用(りよう)するなどした小規模(しょうきぼ)な宿泊施設(しゅくはくしせつ)を民宿(みんしゅく)という。また、特(とく)に洋式(ようしき)の施設(しせつ)をペンションという。民宿(みんしゅく)は観光地(かんこうち)に、ペンションはリゾート地(ち)に多(おお)い。

また、宿泊設備(しゅくはくせつび)を備(そな)えたレストラン(フランス料理(りょうり)を提供(ていきょう)する場合(ばあい)が多(おお)い)をオーベルジュという。大半(たいはん)は宿泊施設(しゅくはくしせつ)としては小規模(しょうきぼ)なもので、主(おも)に観光地(かんこうち)やリゾート地(ち)に多(おお)い。

観光(かんこう)ホテル/温泉(おんせん)ホテル

温泉地(おんせんち)などでは、和風(わふう)の内装(ないそう)で和食(わしょく)(日本料理(にほんりょうり))を提供(ていきょう)するが、「ホテル」と名乗(なの)る宿泊施設(しゅくはくしせつ)が少(すく)なくない。このような宿泊施設(しゅくはくしせつ)は観光(かんこう)ホテルや温泉(おんせん)ホテルという。

ホテルについて

洋式(ようしき)の宿泊施設(しゅくはくしせつ)をホテルという。以下(いか)、ホテルやホテルの客室(きゃくしつ)の種類(しゅるい)について説明(せつめい)する。

ホテルの種類(しゅるい)

シティホテル
都市部(としぶ)にある大規模(だいきぼ)なホテル。スタンダードで1人1泊(いっぱく)10000〜20000円(えん)程度(ていど)のところが多(おお)いが、30000〜40000円(えん)以上(いじょう)のところもある(一流(いちりゅう)ホテル、高級(こうきゅう)ホテルなどと呼(よ)ばれる)。
ビジネスホテル
出張(しゅっちょう)などビジネスでの利用(りよう)を想定(そうてい)したホテル。小規模(しょうきぼ)なところが多(おお)いが、比較的(ひかくてき)大規模なところもある。一般(いっぱん)に、シティホテルよりも安価(あんか)で、シングルルーム1泊(いっぱく)5000〜10000円(えん)程度(ていど)のところが多(おお)い。
ターミナルホテル
鉄道(てつどう)の駅(えき)の近(ちか)く、または、通路(つうろ)などで駅(えき)と直結(ちょっけつ)されたホテル。規模(きぼ)やランク(料金(りょうきん))は様々(さまざま)である。
エアポートホテル
空港(くうこう)や飛行場(ひこうじょう)の近(ちか)くにあるホテル。空港(くうこう)とホテルの間(あいだ)を無料(むりょう)のシャトルバスで結(むす)んでいることが多(おお)い。規模(きぼ)やランク(料金(りょうきん))は様々(さまざま)である。
観光(かんこう)ホテル/温泉(おんせん)ホテル
温泉地(おんせんち)などにあるホテル。和風(わふう)の内装(ないそう)で和食(わしょく)(日本料理(にほんりょうり))を提供(ていきょう)するところが多(おお)い。
リゾートホテル
観光地(かんこうち)やリゾート地(ち)にあるホテル。一般(いっぱん)に、洋風(ようふう)の内装(ないそう)で西洋料理(せいようりょうり)を提供(ていきょう)し、家族向(かぞくむ)けの大(おお)きな客室(きゃくしつ)がある。
カプセルホテル
駅前(えきまえ)や繁華街(はんかがい)などにある、ごく狭(せまい)い個室(こしつ)を提供(ていきょう)する簡易宿泊施設(かんいしゅくはくしせつ)。1泊(いっぱく)3000円(えん)程度(ていど)と安価(あんか)なため、主(おも)に経済的(けいざいてき)に余裕(よゆう)のない層(そう)や飲(の)みすぎて家(いえ)に帰(かえ)れなくなった人(ひと)が利用(りよう)する。
ラブホテル/レジャーホテル
(主(おも)に)男女(だんじょ)が特殊(とくしゅ)な行為(こうい)をするために利用(りよう)するホテル。

ホテルの部屋(へや)の種類(しゅるい)

ホテル(カプセルホテルやラブホテルを除(のぞ)く)の部屋(へや)(客室(きゃくしつ))は、部屋数(へやかず)やベッド数(すう)、ベッドの種類(しゅるい)、ランク(料金(りょうきん))などにより、次(つぎ)のような種類(しゅるい)がある。

ホテルの部屋の種類
種類部屋数ベッド数ベッド定員ランク(例)
※トリプル以上(いじょう)の客室(きゃくしつ)があるホテルは少(すく)ない
※客室(きゃくしつ)ごとのランクは、ホテルによって様々(さまざま)な呼(よ)び方(かた)がある
シングル11シングル/セミダブル1エコノミー
   ↓
スタンダード
   ↓
コンフォート/スーペリア/デラックス
   ↓
エグゼクティブ[最高級]
ダブル1ダブル/クイーン2
ツイン2シングル/セミダブル2
トリプル3シングル/セミダブル3
フォース4シングル/セミダブル4
ファミリー2〜さまざま4〜
スイート2〜2〜クイーン/キング2〜セミ/ジュニア
   ↓
スタンダード
   ↓
コンフォート/スーペリア/デラックス
   ↓
エグゼクティブ
   ↓
ロイヤル/インペリアル[最高級]

なお、トリプル以上(いじょう)の客室(きゃくしつ)があるホテルは少(すく)ないため、1室(いっしつ)に3名(めい)で宿泊(しゅくはく)するときは、ツインルームにエキストラベッド(追加(ついか)ベッド)を入(い)れることが多(おお)い。

参考:ベッドの大きさ
名称サイズ(横幅)サイズ(縦の長さ)
シングルベッドセミシングル80〜90cm190〜200cm
200〜220cm(→ロングベッド)
シングル90〜100cm
ワイドシングル100〜120cm
ダブルベッドセミダブル120〜140cm
ダブル140〜150cm
ワイドダブル150〜160cm
クイーンベッド160〜180cm
キングベッドキング180〜200cm
ワイドキング200cm〜

旅館(りょかん)について

和式(わしき)の宿泊施設(しゅくはくしせつ)をホテルという。以下(いか)、ホテルやホテルの客室(きゃくしつ)の種類(しゅるい)について説明(せつめい)する。

旅館(りょかん)の種類(しゅるい)

観光旅館(かんこうりょかん)
観光地(かんこうち)にある旅館(りょかん)。
温泉旅館(おんせんりょかん)
温泉地(おんせんち)にある旅館(りょかん)。
料理旅館(りょうりりょかん)/料亭旅館(りょうていりょかん)/割烹旅館(かっぽうりょかん)
料理(りょうり)の提供(ていきょう)に重点(じゅうてん)を置(お)いた旅館(りょかん)。旅館(りょかん)としてだけでなく、料亭(りょうてい)や割烹(かっぽう)(宿泊(しゅくはく)なし)としても営業(えいぎょう)している場合(ばあい)も多(おお)い。
駅前旅館(えきまえりょかん)/ビジネス旅館(りょかん)
駅前(えきまえ)や繁華街(はんかがい)などにあり、主(おも)にビジネス利用(りよう)を想定(そうてい)した旅館(りょかん)。小規模(しょうきぼ)で設備(せつび)も整(ととの)っていないところが多(おお)いが、安価(あんか)なため連泊(れんぱく)などに向(む)く。

旅館(りょかん)の部屋(へや)の種類(しゅるい)

旅館(りょかん)の部屋(へや)は、旅館(りょかん)ごとに様々(さまざま)な広(ひろ)さのものがあるが、設備(せつび)によっておおよそ次(つぎ)のように分(わ)けることができる。

旅館の部屋の種類
名称床寝具説明
和室
わしつ
畳布団最(もっと)も一般的(いっぱんてき)なタイプの客室(きゃくしつ)
洋室
ようしつ
フローリングベッドツインルームが一般的(いっぱんてき)だが、洋室(ようしつ)のない旅館(りょかん)も多(おお)い
和洋室
わようしつ
フローリング/畳布団/ベッドツインのベッドルームに畳(たたみ)の部屋(へや)がついている場合(ばあい)が多(おお)い

客室(きゃくしつ)はランク(料金(りょうきん))によって、一般客室(いっぱんきゃくしつ)、特別室(とくべつしつ)、貴賓室(きひんしつ)に分(わ)けられる。

一般客室
通常(つうじょう)のランクの客室(きゃくしつ)
特別室
一般客室(いっぱんきゃくしつ)より高級(こうきゅう)な客室(きゃくしつ)。部屋(へや)が広(ひろ)く、内装(ないそう)や調度品(ちょうどひん)が豪華(ごうか)なほか、部屋(へや)に温泉(おんせん)や露天風呂(ろてんぶろ)がついている部屋(へや)もある。また、食事(しょくじ)も一般客室(いっぱんきゃくしつ)より豪華(ごうか)で高級(こうきゅう)なものになる。
貴賓室
一般(いっぱん)に、その旅館(りょかん)の中(なか)で最(もっと)も高級(こうきゅう)な部屋(へや)。

なお、特別室(とくべつしつ)や貴賓室(きひんしつ)は、独立(どくりつ)したひとつの建物(たてもの)になっている場合(ばあい)がある。このように旅館(りょかん)の敷地内(しきちない)にあるが、他(ほか)の部分(ぶぶん)からは独立(どくりつ)しているものを「離(はな)れ」という。

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