裏「アバウト・シュミット」



主演のジャック・ニコルソン、さすがの怪演だ。
が、しかし!
もっと強烈なキャラが控えていた。
キャシー・ベイツである。
ジャック・ニコルソンを看病するシーンがあるが、別に怖いシーンでもないのに「ミザリー」が思い出されて、背筋が寒くなる。(のは、自分だけかもしれないが・・・)
「笑い」という要素も含めて、いやぁ、怖い存在だ。
ジャック・ニコルソンじゃなきゃ、確実に主役を食ってしまっただろう。

シニカルな展開に、たいそう笑わせてもらった。
が、しかし、明日はわが身かもしれないと思うと、実はホラーだったんじゃないかとすら思えてしまう。