2002
新人ボクサーだった芦原太一(加藤晴彦)は、バイク事故で下半身麻痺になってしまう。
ボクシングもできず、車椅子の生活を強いられる太一の生活は荒む。
テキ屋の親分やギャンブル好きのアルバイト巫女との触れ合いを通して、徐々に元気を取り戻していく。
ある日、古武術「合気柔術」に触れた彼は、新たな自分を模索し始める。
いい!
これはいい!
加藤晴彦の自然体の演技、優しい面持ちを崩さない師匠の石橋凌、ハスッパに見えて純なキャラのともさかりえ、どれも高レベルだ。
前向きに生きる力を与えられた!
「大会優勝」とか派手すぎることをしないのが、またよかった。
とにかく真正面から、脊椎損傷という障害と向き合っている。
かっこつけず、いたずらに隠しもせず、真っ直ぐな描写に感動した。
即・買い!!
2002年12月29日 テアトル新宿