2003-050
ANALYZE THAT
マフィアの大物ヴィッティ(ロバート・デ・ニーロ)が、獄中で奇行に走り出した。
かつて彼の精神分析医を担当していたソボル(ビリー・クリスタル)が呼び出され、身元引受人となった。
しかしヴィッティの奇行は出所のための芝居であり、かつての仲間とも接触しはじめる。
ソボルはヴィッティにまともな仕事を勧めるが、マフィアとしての生活が長すぎたヴィッティにはなかなか身につかない。
何とかなりそうなのは映画撮影時におけるマフィアの演技指導くらいだった。
ロバート・デ・ニーロが「ゴッドファーザー」のセルフパロデイかと思わせるコメディの第二弾である。
鑑賞後に不満も満足も残らない、印象の薄い作品だ。
2003年4月5日 渋谷シネパレス