裏「オースティン・パワーズ/ゴールドメンバー」
映画情報誌「プレミア」が公開前に大きなヘマをやった。
カメオ出演のスピルバーグやトム・クルーズの出演シーンを細かく掲載してしまったのだ。
「出る」ことは分かっていたものの、どこで出るかまで載せるのは「やりすぎ」だった。
この映画、相当の予算がかかってるらしいが、このカメオ出演者へのギャラにお金がかかったんだろうか。
毎日宴会で飲みつくしたような気もするが・・・。
ナイジェル・パワーズを演じるマイケル・ケインは007の向こうを張るスパイ映画の主役だったのだから、オースティン・シリーズは既にパロディの枠を超えてしまった。
・・・何か、褒めてるな。
うーん、内容は幼稚園児の発想にお金をかけた状態なんだけどなぁ。
ま、嫌いじゃないし、いいか。
他の映画へのオマージュにガキレベルのお下劣ギャグ、シンプルに笑える世界だもの。
役者的には、マイク・マイヤーズはオースティンにDr.イーブル、ファット・バスターズにゴールドメンバーと4役もこなしてるが、ミニ・ミーの方が好きだな。
残念なのは、「2」ほどのパワーがないこと。
金かければいいってもんじゃないよね。
